朽ちゆく華~二輪ノ華~
もう少しだけ…………貴方と一緒に居たかった
だけど、俺とお前はもう二度と会えないんだろ?
なら、僕は苦しみを残したまま逝かないといけないの?
俺はお前と一緒に逝ければ本望だ。
だけど
その願いは
叶ワナインダロウ………?
一章~紅ノ血~沖田総司side
ゲホッゴホッ
はぁ、僕ももうじき命は尽きる。
人間だから当たり前のこと。
でも………怖いよ。
怖くて仕方ないんだよ…………
僕は弱虫だ。死ぬことに怯える弱虫だ。
戦場ではそんな事は気にしていなかったのに……………
貴方だったら、なんて言うかな。
「歳さん…………死にたくないよ……」
もう少し貴方と
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一緒二居タイヨ
二章~戦火ノ中デ~土方side
ドオオオオオン
「グハッ!!」「うわああああ!!」
クソッ....完全に圧されちまってるぞ…
このままじゃ、攻撃部隊が足りねェ…
「総司…………」
ふと声に出たのは、アイツの名前。
アイツが元気だったらこの戦場に立てただろうに………
そんな事を思うと、目の中に熱いものが込み上げてくるのが分かった。
「クッ…総司…………」
とうとう目から涙が溢れてきた。
どうしてだ………たくさんの隊員達がいるのに…戦場なのに
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「涙ガ………止マンネェヨ………」
三章~アノ時~
作成中
朽ちゆく華~二輪ノ華~
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