これをやったら、死のう

あれだけ愛でた植物も、これで終わり
涙すら枯れたのさ

ああ、今日は晴れたのか
そのまぶしさがいつも、羨ましかったよ

なんの変哲もないパーカーに
袖を通す、洗剤の香りが鼻をかすめる

人混みには近づかない命がたくさんある

だれを愛しても、あいされてもいない

あれだけまぶしかった太陽が沈んでいく
いつも世界の終わりみたいに

慣れてしまったんだな、慣れてしまったのさ

いつもおもう

これをやったら、死のう

それがみつかるまで

これをやったら、死のう

これをやったら、死のう

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-12-03

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