を読み終えて
振り返ってみると
そこにあるのは

だったり

だったり

だったり
いろいろなのだけれど
それが

だったとき
悲しいかというと
実はそうでもなくて
殴り甲斐のある壁や
舐め甲斐のある壁も
たくさんあるのです。
そもそも
詩を読み終える
なんてことは

さまにしか
できないことなのです。
神さまはいつも
退屈しているので

に次々と
詩を書かせているのです。

詩誌『月刊ココア共和国 2020年12月号』(電子版)に佳作として掲載された詩作品です。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-11-27

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