3年生

嘘も本当も全て嘘

私はよくbarに行く。酒を飲むとその時は全て忘れて
心地よい形で寝れるのだ。それに酒を飲んだ時に話す会話は大体が愚なものである、今日はどんな人と話せるのか楽しみだ。大体いつも頼んでいる酒を飲みながらカウンターで一人本を読む、隣に座ってきたのは二十代後半の女性だった、一人かと聞かれたので一人でしおらしく飲んでますと返したらお姉さんの話聞いてくれないと言われた
酒の肴になるぞと思いながら僕でよければお聞きしますと
返した。お前は女性だからとか女だからとかで差別されると言うので私は、ポジティブに考えましょう。
女性として見られているだけよいのではないでしょうか
例えばあまりに女らしくない人には女として扱わない
ならば女として見られていると言うことは女として扱われる。そしてその差別をしている人間は下らない者ですと返すと女性が若いのに話し方が上手だねと褒めた。
今何歳と聞かれたので何歳に見えますか?と聞いたら
大学生くらいかなと言われたのでこれはまた老けたものだと思って、年は秘密ですと返すと気になるらしく
連絡先を交換して欲しいとのことだったので連絡先だけ交換してその場を去った。店を出た瞬間私は彼女の連絡先を消した。

3年生

これは禁忌だと思います。

3年生

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-11-25

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