【超短編小説】落書き

六井 象

 通勤途中にある高架下のコンクリートの壁に、スプレーで「笑うな 呪う」という落書きがされている。特に気にも留めていなかったのだが、今日の帰り道に何気なく落書きに目をやると、「呪う」の文字が「呪われてしまいました」に書き換えられていた。とても丁寧な文字だった。誰が書いたのだろうと思った。

【超短編小説】落書き

【超短編小説】落書き

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2020-11-23

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