もやもやとした

丸目葉湖

もやもやとした嫌な気分だ
人の悪意に触れた時は
言わなくても良い事つぶやいて
自分のほうが賢いぞ
お前を下に見てやるぞと
ふん反り返る馬鹿がいる

そういう馬鹿に出くわすと
必ず、もやもやとした気分になる
最初は、その馬鹿の事考えて
最後は、自分も馬鹿だったと
忘れていたように思い出す

こんなのよくある話だし
ありきたりな言葉にしかならないが
何度も悪意にさらされて
その度、自分を思い出す

偉そうに人に意見して
あなたの為だと思う馬鹿
相手によっては下に見て
自分は賢いと思う馬鹿

どうせ自分は馬鹿だから
やさしい馬鹿になりたいが
そんなの私には難しく
とてもじゃないが、なれやしない

あぁ、でも出来ればもう少し
まともな何かになれたらと
何もできない手を合わせ
目を閉じ頭を垂れたけど
それから私はただ一人
何を思えばいいのだろう

もやもやとした

もやもやとした

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2020-11-16

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