【超短編小説】舟

六井 象

 雨の降りしきる粗大ゴミ置き場に、地球儀が捨てられていた、何気なく目をやると、何か違和感を覚えた、よく目をこらすと、陸地がほとんどなくなっている、今降っている雨を吸ってしまっているようだった、わずかに残っていた陸地に、たまたま持っていた油性ペンで舟を描きこんだ、……間に合うかな。

【超短編小説】舟

【超短編小説】舟

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2020-11-15

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