鮮明 / 生命 / 土曜日に降る

 選択肢の先にあるものの不確かさに透明度の高い君の心血を注いで鮮明な祈り。嗤っている表情(かお)に取り囲まれる週末の夢を忘れるように酷く甘いフレンチトトーストを焼いて。海。終着点の見えない道をただ歩くばかりの行為に浅はかな野心は左脚から消滅してゆく。僕にしか見えなかった世界の正体。星の細胞が奏でる悲鳴は音色。赤。土曜日の朝にうまれる空白。

鮮明 / 生命 / 土曜日に降る

鮮明 / 生命 / 土曜日に降る

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2020-11-14

CC BY-NC-ND
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