山姥

山姥が僕はあなたが好きだ

あなたは文句垂れて

乳たれて

気の合う仲間たちとしか連まない

呆れてしまう

さらに好きでたまらない

裏表のない

強欲で端から欲しいものを全てうばう

食す

夜のオカズはなんですかと問う

それはお前だよと

迷わず言われた

それは昨日の事

思わず頬を染める僕

耳を疑ったよ

山姥が僕を見ていてくれた

好きだよ

ゾクゾクする

危険な恋の始まり

どっちの身震いか分からない

身体が震えて来たよ

明日また会えるかな

山姥

山姥

  • 自由詩
  • 掌編
  • ファンタジー
  • ミステリー
  • SF
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-11-12

Copyrighted
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