どうでもいいや 花野 尋 腐ったわたがしが空を覆ってしずかに今日を閉じこめたさっき降った雨がアスファルトの上で、まだ泣いてる子どもたちが駆ける冷たい風をすりぬけてどうでもいいやベランダでそれを眺めながらわたし深呼吸してみた どうでもいいや