哀れ尖ったくん

哀れ尖ったくん

君は人の心をたくさん突き刺さした

何度も数えきれないぐらい

拒まれるのは当たり前

刺激を欲するあまり

感覚が麻痺している

それじゃあ満たされないよ

いつまで経っても報われるない

尖ること本当は止めたい

証拠に君はもう串刺じゃあないか

キズだらけじゃあないか

自分をいたわってやりなよ

刺激に依存なんてしないでいい

それだけじゃないんだ

快楽を求めたきゃ

尖った先を丸めりゃいい

哀れ尖ったくん

哀れ尖ったくん

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-11-03

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