悪夢 ⑨

「勘弁してくれ・・・」
その時、俺の目に飛び込んできたものは、
チョコレートに書かれた「黒木」という文字だった。

「おおっ やはり これは、メイサからの贈り物か」
再び俺の妄想は、始まった。
メイサからもらったチョコレートだ。
温めてドロドロに溶かし体に塗ってしまった。快感~~。

その時、俺は気づかなかった。
溶け出したチョコレートに「香」という文字があったことを・・・。
「SMっぽいのが好き」という呪文に導かれた行動だったのだ。



   *注 「黒木 香」というタレントがいました。

悪夢 ⑨

文中に登場する団体・個人は、実在したとしても 本作品とは一切関係ありません。
あくまでも 作者の悪夢を書き綴ったものです。

悪夢 ⑨

  • 小説
  • 掌編
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-11-17

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