悪夢 ⑨
「勘弁してくれ・・・」
その時、俺の目に飛び込んできたものは、
チョコレートに書かれた「黒木」という文字だった。
「おおっ やはり これは、メイサからの贈り物か」
再び俺の妄想は、始まった。
メイサからもらったチョコレートだ。
温めてドロドロに溶かし体に塗ってしまった。快感~~。
その時、俺は気づかなかった。
溶け出したチョコレートに「香」という文字があったことを・・・。
「SMっぽいのが好き」という呪文に導かれた行動だったのだ。
*注 「黒木 香」というタレントがいました。
悪夢 ⑨
文中に登場する団体・個人は、実在したとしても 本作品とは一切関係ありません。
あくまでも 作者の悪夢を書き綴ったものです。