Planet~僕のプラディアナ~ ①
第一話 プロローグ
「君は知っているかい?」
「え?」
「この惑星(ほし)の真の姿だよ。」
僕は知っている。誰も知らないこの惑星(ほし)の姿を・・・。
現在、2100年。
僕は15歳。
普通の人とは違う・・・らしい。
僕が生まれてから世界の科学技術は進歩した。
それの伴い、宇宙へエスカレーターが伸び、10万ほどで宇宙へ行ける。
これは僕が生まれる前から実施されていたことだ。
週に一回は宇宙へ行き、無重力を楽しんでいる。
10万もかかるのにか!?って?10万なんて100年前の1/10の値段でしかない。それに未成年は3割引さ。
ところで“プラディアナ星”という惑星を知っているかい?
実は僕の惑星なんだ。
僕のしか見えない。
僕しかまだ知らない。
信じてはもらえないだろう。
この惑星には不思議な力と秘密があるんだ。
Planet~僕のプラディアナ~ ①