ハム太郎電鉄 第1話

ハムスターの挑戦

ハム太郎電鉄第一話 1年目が始まった。
目的地は湯布院。
ハム太郎はスコッチを片手にPS2の◎ボタンを押した。
サイコロが転がる。 出た目は2。
ハム太郎はスコッチの入ったグラスを二回まわした。
「ハム太郎さん」
「ぐっ……ふふこの物件買いなのだ!」
コウシ君がハム太郎の背後に立ちハム太郎の気道を塞いでいるが、ハム太郎は気にせず山梨の果樹園を 買っていた。
「キングボンビーに比べたらまだまだ可愛いのだ! ……ブホッ!?」
ハム太郎はかっこよく決めたつもりだったが、言葉尻に口に含んだスコッチを吐いてしまった。
なぜなら、コウシ君がハム太郎の性感帯である耳たぶをはみはみしだしたから。
これには、さすがのハム太郎も動揺。
「キングボンビーが王様なら、僕は奴隷です。王様 の対極の位置にある奴隷なら被害の王様ですよ! ?」
「!?」
ハム太郎はひどく狼狽した。
コウシ君のペースにまんまとはまってしまったのだ。

こうして1年が経ち決算の日…
1位えんま社長34億
2位あしゅら社長23億3000万
3位がきおに社長1億8000万
4位ハム太郎社長-434億6000万


さて2年目はどうなる?
ハム太郎の戦いは始まったばかりだ。
行け、ハム太郎!残り98年!


つづく

ハム太郎電鉄 第1話

つづく

ハム太郎電鉄 第1話

とっとこハム太郎×桃太郎電鉄

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 青春
  • サスペンス
  • 青年向け
更新日
登録日
2012-11-16

Derivative work
二次創作物であり、原作に関わる一切の権利は原作権利者が所有します。

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