空を見上げて

足にぽつりと雨粒が垂れた
空を見上げると雲一つない晴天

少し日が沈みかかり夕日で空が薄化粧
どこからか金木犀の匂いがしてきて
もうそんな時期かと一人黄昏る

次の瞬間一粒だった雨粒が大泣きし始めた

空は相変わらず雲一つなかった

空を見上げて

空を見上げて

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-10-07

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