死なきゃいけないのに
今日という日に乾杯、
人生終わったと嘆く私、
歌を紡ぐこの私は馬鹿だといって、
床を叩く、
割れた蓋は、
もう戻りはしない、
憂さ晴らしに詩を作るが、
晴れることはない、
逃げてることには変わりはない、
描きたい気持ち、
書きたい気持ちは
有り余って、
残酷に木霊する。
誰かに理解してもらいたいと、
本当は叫びたいけれど、
理解されないのが世の常さ。
あるとしたら、
服毒自殺が一番か、
そんなこんなことさえ泣けりゃ
いいのにな。
誰かの曲を
聞いて、今日も、生きたいって思うのは、
残酷なようなのか、
身勝手なものなのか、
分からないが、
水を求めて、
私は学問の窓を開く。
私なりの固有概念を、
展開させつつ……
死なきゃいけないのに