渇き

渡逢 遥

愛する方が愚かであっても

愛される方が愚かでなければ

それははじめから 底の抜けた空き瓶に

ひたすら水を 流しつづけるようなものだ

その瓶が倒れるか 持っていかれるかするまでが

おまえのみている 幸福な夢だ

渇き

渇き

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2020-09-15

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