自由律句 39

西川 真周

自由律句 39

バス停に置かれている雨ざらしのソファー


よく見るとアゴがうっすら割れている


ここまで来てカレーライスでいいのか


自分を自分の名前で呼ぶタイプの子


母にはノックをするという概念がない


家に下巻が二冊ある


凍らせたポカリのペットボトルを叩く真夏


他校の応援の掛け声が独特


大スクリーンに映されて恥ずかしがるおばはん


生乾きの服で来やがった


けっきょく笑笑にいる


またスティーブンセガールの映画だ

自由律句 39

自由律句 39

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2020-09-13

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted