【超短編小説】金魚屋

六井 象

「面白いものを見せてあげるよ」と金魚屋の親爺はおもむろに地球儀を取り出し、水槽に沈めると、そこへ金魚たちが一斉に寄ってきて、ある一カ所を狂ったように突っつき始め、数分後、ぼろぼろになったその箇所をしげしげと眺めつつ、指さしながら、「次はここで何かあるよぉ」と親爺はにたりと笑った。

【超短編小説】金魚屋

【超短編小説】金魚屋

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2020-09-11

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