妥当性について
やっつけ仕事。
妥当性について
いい加減にしてくれないか。それがぼくの本心だった。
社会とかの話題にいち早くレスポンスするだけの、くだらない脳みそをつけてくれればそれでいい。パッチワークみたいな、結論から言えばパクリとか愛とかそういうもの。極限、そんなものなかったのかもしれない。倦怠感の中間地点。糸が切れたみたいにからだから力が抜けて、でも内臓にはまだたましいが三割くらい残っていて、服についたままほったらかしにしていた血のシミみたいな茶色にくすんでいた。反復、だけどきれいに往復はしていなかったね。ぼくの人間性、きみの将来性みたいに適当で、妥当じゃなかった。眠気と、いやな夢と、俯瞰している自分の像。死とか死ぬとか死ねとか死にたいとか、中二病めいた、ばかばかしい発想力にからだを預けてしまって、ほんとうのくるしみは三割になってしまったたましいに残しておいたままで。
妥当性について
やっつけ仕事。