『僕と彼女』

肌に触れる瞬間

僕は思った

このまま触れたら

この子はどうなる?


痛がるか

苦しむか

それとも溶けてしまうのか


僕は恐くなって

息を止めた

なにもできなくてただ

目をつぶった


そして

僕の身体は

彼女の頬に触れた

なのに君は

溶けも

苦しみも

痛がりさえもしない


そして僕は

君の中へと

染み込んでいった

『僕と彼女』

『僕』というのは、雨の一粒を指していたんですが…
わかりにくかったかもしれませんねw

もっといいものが書けるようがんばります!

『僕と彼女』

  • 自由詩
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-11-14

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