天明学園物語 第6話

琴美は病院に戻ったあと、すぐ勉強した。
「あー、もうちょっと学校にいたかったなー。」

翌日琴美は、朝早くに起きた。
「今日は早く起きすぎたな。どうしようか、今日は休日なのに。」
そこへ琴美の母親が来た。
「琴美、おはよう。調子はどう?」「まずまず。今日も来るのが早いね。」「会いたくて早く来すぎたかな?」「うん。早すぎるよ。」「まあ、今日は様子を見に来ただけだからもう帰るね。」「うん。お母さんバイバイ。」

その1年後、琴美はまだ病院で過ごしていた。ある日の午後、クラスの女子がお見舞いに来た。
「琴美、久しぶり!元気にしてた?」「うん。この頃は少し回復してきたの。」「よかったじゃん!その調子で早く学校へ来てね。」「うっ!」「琴美大丈夫!?呼ぼうか?」「うん・・・。」「すいません!琴美が!」「わかりました、すぐ行きます。」
その直後、医師が来た。
「どうされましたか。」「琴美が急に胸を押さえて苦しみだしたんです。」「わかりました。琴美さん大丈夫ですか?」
その後、医師が出てきて、
「一命は取り留めましたが、意識不明の状態です。」「わかりました。琴美の治療法はないんですか?」「今のところはないんです。部屋に入ってあげてください。」
部屋に入った。
「琴美・・・。なんでそんなことになったの?」「ねえどうする?」「琴美のお母さんに伝えよう。」「それじゃあ、琴美の家に行こう。」「そうだね。琴美、お母さんを呼んでくるね。」
クラスの女子全員は琴美の家に行った。
「すいません。琴美の友達です。」「どうしたの?」「早く病院に来てください!また琴美が心臓発作を起こして今は、一命を取り留めていますが意識不明の状態で。」「わかった。ありがとう。皆はもう家に帰ったほうが良いよ。」「わかりました。明日も学校が終わったら病院に行きます。」
琴美の母親は、急いで病院に行った。
「琴美。」「琴美さんのお母様ですか。」「あっ、先生ですか。」「琴美さんは意識不明の状態で数日続くかもしれません。」「そうなんですか。琴美の病気は何ですか?」「その病気がわからないのです。」「なら早く原因究明してください。」「わかりました。」

天明学園物語 第6話

天明学園物語 第6話

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2012-11-13

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