水色のパオ

ドライブ(ということにしておいてください)してたら、タイヤのリズムで言葉が出てきて、単純に作りたいな、と感じて書きました。

 青い空  ちぎって ちぎって
 あの雲に近づけるかな
 走って 走って あの小さな雲が
 目の前に迫ってくる
 ギュンギュン飛ばして 青いパオが見つけた
 あの子に会って言おう あの雲の居場所はここだって
 そうして笑うんだ

 青い空 蹴って 蹴って 
 小さな雲 独り占めにして
 走って 走って 君を抱きしめたい
 頑張れる自分 誇っていいかな
 ああ 君のためなら 言っていいかな
 胸を張れる自分でありたい
 ああ、いつもさ 助手席はいつもあいてる
 
 相手は待ってなんかいないよ
 向かってくるんだ
 あんなに小さかった 雲がもう 真上だ

 青い空  ちぎって ちぎって
 あの雲に近づけるかな
 走って 走って あの小さな雲が
 目の前に迫ってくる
 ギュンギュン飛ばして 青いパオが見つけた
 あの子に会って言おう あの雲の居場所はここだって
 そうして笑うんだ

水色のパオ

お読みくだすった方へありがとうと、震災にあわれた方々の健康をお祈りいたします。

水色のパオ

家から店を三つハシゴしたら、ガソリンが半分以下になってて、さすがパオ、と思いました。

  • 自由詩
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-04-04

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