純白のユーリ 〜Yuri the Pure White〜 1-1(パート1)

Oumi’s Novel Writing Association (ONWA)

  1. 不定期更新中!
  2. 第1章: 機械街レド ※1-1

【ここを必ずご一読ください】

あるところに、近代的な技術とお伽話のような幻想が融合した、フューアランドと呼ばれる大陸があった。そこでは現実世界と同じように人間が住み、また人間以外の様々な種族も暮らしていた。ある時、その大陸にあった機械街レドで、戦闘用の機械を生産する工場が爆破される事件が多発した。機械街の調査当局は、中央地区からの援助の中、厳戒態勢を敷き、犯人検挙に向けて励んでいた。犯人は亜人族、『黒角族』の少女であることがわかっている。——少女の名前は、ユーリ。二つ名を『純白のユーリ』といった

お読みいただきありがとうございます。純白のユーリ、パート1です。読むのに途中で飽きても、また戻ってきて続きを読み継いでもらえれば嬉しいです。純白のユーリとオオウミ(ONWA)をよろしくお願いします

オールインワン版 https://slib.net/101130
パート2

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第1章: 機械街レド ※1-1

「侵入者発見! そちらの部隊も、見つけ次第ただちに応戦し、撃退せよ!」
 銃を持った、中級層と見られる兵士がそう無線機に叫ぶのが聞こえる。
「我々も見てないで戦うぞ! 行け、行け!」
 その声と同時に、後ろから銃弾が飛んでくる。……粗い照準でほとんどは外れたが。
「……あぁ、もう、うざったいなぁ!」
 私は、逃げるのをやめて、腰に差してあった一振りの刀を抜く。白いボブカットの髪がさらさらと揺れた。
「そんなに構って欲しいのなら、ホラ、来いよ!」
 そして、後ろを振り向いて、兵士たちに刀を構えた。
「……!」
 兵士たちも走るのをやめて、銃を構えながら様子を見ている。どうした? そんなにたじろいでいるのはどうしてだ? ……なに、銃が怖くないのかって? ……ああ、もちろん銃撃がモロに当たれば重傷だし、怖いさ。だがな、この身体を覆う魔法壁があるうちは、そんなのはおもちゃ同然なんだ。だからこうして、銃を持った兵士とも、面と向かって戦える。
 私が一人思案問答している間も、兵士たちはじっと様子を見ている。……なんだ、こないのか?
「……折角先手を打つチャンスだったのに……こないなら、こちらから行かせてもらうぞ!」
 そして私は走った。
「……! く、来るぞ、撃て撃て!!」
 ようやくはっと気が戻ったのか、兵士たちはまたも粗い照準で私を銃撃する。だが、当たらない。
「下手くそだなぁ、もっと……そうだな、FPSでシュミレーションしたほうがいいと思うぜ、もう!」
 私はみるみるうちに兵士たちに肉薄し、懐を取る。三人いたが、一人は心臓部分を一刺し、もう一人は首元をスパッといった。
「……がぁ……は、はやい……」
「最後の言葉がそれかよ、人生損したな」
 倒れた死体からは血がドバドバと溢れる。私は刀を一振り、刃についた血を払ってから、もう一人に向かおうとしたが?
「ひ、ひぃいいい!!」
 もう一人は銃を捨てて逃げて行ってしまった。……敵対勢力だが、武器を捨てたのなら邪魔になることもあるまい。あいつは無視でいいだろう。

純白のユーリ 〜Yuri the Pure White〜 1-1(パート1)

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パート2

純白のユーリ 〜Yuri the Pure White〜 1-1(パート1)

あるところに、近代的な技術とお伽話のような幻想が融合した、フューアランドと呼ばれる大陸があった。そこでは現実世界と同じように人間が住み、また人間以外の様々な種族も暮らしていた。ある時、その大陸にあった機械街レドで、戦闘用の機械を生産する工場が爆破される事件が多発した。機械街の調査当局は、中央地区からの援助の中、厳戒態勢を敷き、犯人検挙に向けて励んでいた。犯人は亜人族、『黒角族』の少女であることがわかっている。——少女の名前は、ユーリ。二つ名を『純白のユーリ』といった

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • アクション
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2020-07-30

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