遁走

渡逢 遥

寂れた電車でゆく果ては、
果たして寂しい場所なのか
永きに搖られて着く果てに、
人のすがたは見えるのか
窓に張りつくおれの頭を、
見ている者はおれだけなのか
何時かのこんな寂れた電車に、
似た様な奴は居たのだろうか

遁走

遁走

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2020-07-29

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