大きな山を教科書の隅っこに小さく描く

かたかな

拡大って簡単だけど、縮小って難しい

最初から最後まで、何言ってるのか良くわからないです。

小学校・中学校が一緒だった親友の夢は「大きな山を教科書の隅っこに小さく描く」だった。
よくわからない。あいつ以外の誰にも理解できないはずだ。そうであれ、なんか負けた気がするし。
あいつは高校卒業の6日前に「お前の教科書貸して。ありがと!」と言って走ってチャリを押して帰ってから一度も会っていないし見かけてすらいない。一応、卒業認定はされていた。噂では親すらもどこにいるのか知らないらしい。月に一度送られてくるハガキで生存確認ができているだけだって。そんなあいつに比べて俺は今、25歳になり社会人3年目の平社員。2度の昇進で今では課長になり、その辺の同い年よりも稼いでいる。ちなみに、去年結婚してかわいい過ぎる女の子も生まれた。
嫁さんとの出会いは高校2年生の頃同じクラスになった時だ。友達の彼女の冴えない女子高生の居眠りしている寝顔に惚れた。高嶺の花とは程遠い、どちらかというと人のプランターに咲いている小さな花だった。だからいいかな(笑)くらいの気持ちでプランターごと持ち帰ってかわいがっていたら、いつの間にか結婚していた。まあ、その元カレも結婚式に来ていたし別に罪悪感とかはない。むしろありがたすぎるくらいありがたい。仕事を頑張れるのも彼女のおかげだし、心の支えだ。今の僕の夢は「小さな花をニット帽にぎちぎちに詰める」だ。

大きな山を教科書の隅っこに小さく描く

言葉足らずではありますが、クソガキながらにほんの少しのメッセージ性を込めています。
は?こいつ何言ってんの?と思っていただけると嬉しいです。
少しだけちょっとだけ深く考えてみてください。
あれ?意外とわかりやすい文章だった。って思われたら恥ずかしいです。

大きな山を教科書の隅っこに小さく描く

「ちょっと何言ってるのかわからない」

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 恋愛
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2020-07-22

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted