自由律句 22

自由律句 22


よそでは違う名前で呼ばれている猫


店員への態度がデカいのが難点


水族館でイルカの説明をしてくる一般客


怖そうな人がエレベーターを開けてくれている


昔あった遊具がほとんどない公園


こんなので本当に店員を呼べるのか


出るの何が白いのが幽霊かそう


アクセサリーとして数珠をしている


大道芸人がまた火を食べている


ポスターの裏側に逃げたゴキブリが出てこない


鴉に狙われている気がする


犬が吠えてみんな黙る

自由律句 22

自由律句 22

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-07-16

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