とんかつ 新たなる希望

衝動的かつ計画的に
【とんかつ定食】
食べてきました。

とんかつ以前に
お米を食べること自体が
数ヶ月ぶりです。

お店は
以前にちょっと書き込んだ
まったくの新規開拓店。

わたしは、ね。

お店そのものは
もう軽く
30年くらいはやっている感じでした。

こちらは
ランニング中に見つけたのですよ。

行こう、行こう、
と思いながらも

やれ血糖値が
やれコロナが


なかなか行けなくて。

今晩は
機会と体調に恵まれ
ようやく念願叶いました。

ランニング中に横を通るたびに

━━━佇まいが良いなぁ

と感じてまして、
細い細い裏通りの…そうですね、
隠れ家的に
あるのですが…
こざっぱりしている。

ちょっと
そういった
古い街にありがちな
お寿司屋さん風な店構え。

では

レポート

お店には
先客がお一人
居られたようですが

私の入店と入れ違いで
食べ終わったようで
丁度
会計を済ませ
暖簾をくぐって行かれました。

と、いう訳で
お店には私ひとり

うん、
かなり小さなお店です。

外から見た以上に
中はもっと小規模。

10人、いや
14人くらいはギリギリいけるかな。

ひと区切りだけ座敷もありました。

小さな四人掛けのテーブルがふたつと
カウンターは五席。

私は
ご年配の恰幅の良い
おかみさんに案内され
カウンターの真ん中へ。

お品書きはない。

壁にとんかつ店定番のメニューが幾つか
かなり色褪せた紙に達筆で書かれております。

○ロース
○特ロース
○ヒレ
○海老フライ

◯カツ丼
○特上カツ丼

丼はともかくとして
上の四品は定食にも単品にも出来るようですね。

その他に
枝豆とか塩辛など
お酒のアテになりそうなものが幾つか。

では、
本来わたしは
とんかつ定食ならロース派ですが

今回は
身体の事情もあり

せめての…ヒレかつ定食

待つこと暫し

カウンターからは
調理する親父さんの様子が丸見え

なんていうんでしたっけ?
こういうスタイル。

へえ、
大きなヒレ塊を冷蔵庫から取り出し
切り分けるところからですか。

あっ、
そのままで良いのに
親父さんは
わたし分のお肉の端々を整え
切り落とし始めております。

どんどんと整形され
小さくなっていく。

もういーよ。

やめてよ。

そう言える訳もなく
綺麗にダイエットされた
私のヒレ肉が
手慣れた仕草で
衣を着付けられると

ジュワー

と、揚げられております。

どうでも良いけど
この席
少し暑い。

いわば砂かぶりではあるが
私はあまり
調理人のパフォーマンスには
興味がないほうなので。

わたしは、なのですけど
仕事してるとこ
ジッと見られるの嫌なんですよ。

やられて嫌なことは
したくないので。

そもそも別に見たくもないですし
向こうはプロなのだから
こちらが確認しなくとも
ちゃんとやってくれている、と。

ねー、また少し話が逸れちゃいますけど
たまに
職場見学とか
新人研修とかで
団体で来たりすると最悪。

まして同僚の子供とかが
何気なく混じってたりして
愛想悪くも出来ないし。

一回
わたし
おとなげ無く
お仕事体験学習みたいなので来た
女子中学生を
怒鳴りつけたことありますからね。

━━━危険だから触らないでね!

っていったそばから
触ろうとしたので。

あはは本当に馬鹿なんだな。

本物だな…ならいっか、って。

その後の本人の為にも。

それはともかく
そんな事を考えているうちに
私のもとへ
頼んでいた品が持ち込まれました。

小振りに丸く揚げられたヒレが3個
それぞれ
真ん中から切られております。

絵つきの平皿に
ヒレカツ唐竹割り、キャベツ千切り、レモン。

そちらに
白ごはん
しじみのお味噌汁、タコときゅうりの酢の物
それに
ナスときゅうりの糠漬けですね。

わお!
スタンダード。

【ザ・とんかつ定食】(ver,ヒレ)

以外のなにものでもない。

別になにも変ではないが
あえていうなら
タコときゅうりが少し高級。

この季節で
この御値段なら
きゅうりとワカメあたりになりそうな
気もしますが。

ああ、そうそう
気になる御値段は¥1500でした。

この¥1500は
1300の300に線が引かれ
500と横に記入されていました。

なかなかの達筆なのだし
木札などではなく
紙1枚なのだから
新たに書き直したほうが良いと思いました。

いかにも

ごめんやけど値上げしましてん感が凄いので。

味は
長年
とんかつを揚げ続けてきた親父さんが
今回も丁寧に揚げてくれた味がしました。

ヒレらしく柔らかく
味も悪くない。

充分に美味しい。

その他のサイドも
ちゃんとお店の味です。

うん、ふつう!!

完全にとんかつ屋さんのとんかつ定食。

と、しか言いようがない。

ほかにどう言えと?

って感じのお店でした。

やっぱり
エッセイ
【とんかつ】
みたいなお店はなかなか無い。

こちらのお店が悪いわけではない、
キチンとしたお店でした。

あー、そう
いま
食事制限中のたまのご馳走で
もし、あそこに行けたら…

なんて。

どれだけ
ご馳走のなかの【ご馳走】になるだろうか。

あそこは
味もさることながら
それ以上に【ハレ感】が半端なかった。

まー、
そんな食レポでした。

ここには
前にも書き込みした
とんかつ連中は連れていけない。

私がお邪魔させてもらうには
充分に良いお店ですが
あいつらでは
絶対に何かケチをつける。

そして
それが何故か私の責任になる。

とんかつ好き女のニの轍は踏まない、
リサーチって大事ですね。

ではでは。


□□□

はい、では翌日のご報告
追記分です。

ヒレカツとはいえ
そこはやはり
カロリー爆発のとんかつ定食。

あちらの豚カツ店は
完全な個人店でしたので
チェーンなら当たり前の
そういった表示は無かったのですが

【ミサキアイ-スカウター】

を発動した測定値によると

おそらく
カロリーは小鉢も含め1200~1500
糖質は久々の白米付き130はくだらないかと。

ふう、
恐ろしい敵です。

フリーザ様程では無いにせよ
ザーボンさんくらいはある。

食事制限してからは
おそらく最強ですね。

制限中に倒した強敵としては
天婦羅、ステーキ以来のお相手。

しかしそのどちらも
脂質はともかく
糖質はかなり押さえた筈

今回は
まったく抑えていません。

ガチガチセメント真っ向勝負。

もちろん食べる前に
一度
体組成計に乗り測定。

そして爆食。

で、
食べる前と食後すぐにも
また走りましたが。

不安を打ち消すように必死で。

昨日1日で50㎞くらいは
いってると思います、
しかもいつもよりペース上げて。

久々に足全体と腰が痛いですもの。

まー、昨日帰宅直後には
計りませんでしたが。

はい、では今朝の結果発表。

・・・・・

減っております、体重ともに体脂肪さえも。

まあ微量ですが。

なんだ!
大丈夫なんじゃない!!

心配して損した!

なんて考えるほど
わたしは楽天家ではない。

こういうのは
本当にたまにだから。

気を抜くその先に(リバ)とし(ウンド)がある。

大きくジャンプするには
一度
大きく屈む必要があるようなもの。

ご用心しなければ。

しかし
久々の白米でしたが
感動するほどに美味いというほどでも無かった。

いやいや!
美味しいのは美味しいですよ。

炊き方も質も良かったし。

それでも
泣くほど旨ぁい♪

とかでは無かった。

トンカツ自体がご馳走ですから
それで魅力が分散して
良かったのかもしれません。

これがむしろ
シンプルな
【たまご掛けごはん】等であったら
この先かなりピンチに陥った可能性が
あります。

うん、これなら
まだまだ詰められますね。

もう少しだけ
頑張ろっと。

逆にいえば
やっぱりたまになら
贅沢出来るってことです。

それを楽しみにすれば
生きていける。

もし
節制している御方が居られるなら
一緒ですよ。

想いは同じ!
見えない手と手を繋いで
歩いて行きましょう。

とんかつ 新たなる希望

新しく作った
弔辞用の礼服のウエストサイズが
4?㌢です。

履く前に
広げて上から除くと
こんなん履けるのか?!

ってくらいの輪っかですよ。

自慢でもなんでもなく
そろそろ
いい加減にしないと
逆にヤバいかもしれません。

でも
大丈夫、

私には物語の主役を張れるような
与えられた
チートスキルも運も無い

しかし
これまでの逆境で培い育て上げてきた

【 分析し 積み重ね 正解へ向かう 】

ピンチになるほどに加速を増し
強度を上げていく
この無敵のちからがある。

私だけではなく
本来、誰にでも備わり
目覚めることさえ出来れば掴めるちから

これこそが
人類史のちから

私は他の人より
そういった機会が多かったのか
それだけ成長し強くなっているのかも
しれません。

時間さえ許してくれれば
どんな事にも敗けはしません、
絶対の自信があります。

初手で倒せなかった
厄難達の負けです。

とんかつ 新たなる希望

追記、食べて一晩経過…結果報告。

  • 随筆・エッセイ
  • 短編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-07-11

Copyrighted
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