詩(5)

最低だった 毎日に
再生 感化 さておいて
すれ違いざま 目を細める
蒸す アスファルト 傘させず
過ぎ行くひとを 送り行く
青を溶いた 彼は誰
肺の奥まで満たされて
知る由もなく 零れ落ち
傲慢すぎたね ほくそ笑む
曖昧にした これまでさ
過ぎ行くだけの 毎日を

詩(5)

詩(5)

  • 韻文詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-07-09

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