憂鬱のひとひら

嗄鳥鳴夏

屍から咲いた桜の花びら
好きだよ 私はね
そっと呟いた 気怠い 春の日

干からびた陽射し
西洋の太陽は満面の笑み
君にしか聞こえない声で

雰囲気だけでも伝わって
分からず屋で結構
憂鬱をひとひらを千切って

虹色したネイルで生きるの大変
好きだけど 仕方ない
そっと許した 約束 裏切り

皺だらけの幸せ
島国の文化は唯一の救い
ここにしか有り得ない全て

雰囲気だけでも伝わって
変わらず嫌で結構
憂鬱のひとひらを千切って

憂鬱のひとひら

憂鬱のひとひら

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2020-07-03

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted