ころな


軽はずみな優しさの、上積みを掬う

ふわり、と飛んで
太陽の下敷きになる

温かいと思うことはあっても
それが何度かわからない

曖昧で、無頓着

マスクに隠れて

今日も微笑う

ころな

ころな

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-06-29

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