理想郷

四十万 三月

色に溺れ慰め合う獣。10グラム弱の鉛。肉が詰められた麻袋。消えた21グラム。死体を食い漁る野良犬。

泥水を口に含んでも、紫煙で顔を隠しても逃げられはしない。
(誰かがこちらを見ている)

「正しさ」は、カラスの餌に成り果て、アルカディアの鐘は人々の嘆きを無視して鳴る。

理想郷

理想郷

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日 2020-06-24

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