汚染列島
東日新聞社勤務の橘亮介は事件記者で、毎日特ダネと事件を求めて奔走している。
亮介には最近女子大生の恋人、長谷川一美と付き合い初めて仕事に力が入っていた。
亡き父の後輩が兵庫県警の捜査一課長、安藤で可愛がって貰っている関係で事件記者に興味を持つ。
そんなある朝、六甲山中の比較的発見されやすい場所で、全裸の女性の死体が発見された。
死因は麻薬中毒によるショック死の様で、大きな特徴は身体に一本の毛も残っていなかった。
身元確定に時間を要する為かと考えられたが、解剖の結果性的な整形が身体の各所に見受けられた。
麻薬中毒死に麻薬捜査官が兵庫県警を訪れて、自分達の捜査中の事件との接点を模索していた。
女潜入捜査官美貌の篠田綾子が、M組織の中枢に潜入するが、、、、、
M組織の目的は、芸能界、スポーツ界、財界、政界の富裕層に麻薬汚染を拡散する事だった。
組織の裏には大手美容整形病院が絡み、SEXドールを次々製造していく。
その女性を使って誘い込む事も多々有る。
全裸死体発見
汚 染 列 島
作 杉 山 実
61-01
朝から慌ただしい兵庫県警に、東日新聞記者橘亮介は大阪支社から取り急ぎやって来た。
「若い女性の死体が六甲山中で発見されたと聞きましたが?」
「流石早耳だな!」捜査一課長の安藤司が亮介の質問に答えた。
記者会見の場所に向う安藤課長は「もう直ぐ発表する!」と足早に会見場に向う。
しばらくして安藤課長が記者の前で事件の経緯を発表した。
「発見されたのは女性で、年齢は二十五歳から三十五歳程度!死後二日程度で身元は全く不明だ!死因も今解剖中だが所持品も何も無いので、身元も不明で衣類も着けていない」
「そ、それって全裸って事ですか?」一人の記者が驚いて質問した。
「その通り、遺棄されて直ぐに発見された様で、殆ど身体に損傷は無いが、、、、、」
「どうされたのですか?」
「実は身体に一本も毛が無いのだよ!頭も陰部も無毛状態だ!剃られている」安藤課長は言った。
「変質者の犯行ですか?」
「そうかも知れないが、違うかも知れない!今解剖中だからもう直ぐ簡単な解剖結果が判明されると思われる」
その時、係の人が一枚の紙を安藤課長に手渡して、その用紙を目で追う課長の顔色が大きく変わった。
「何が判ったのですか?」
「はっ、先ずこの女性は薬物中毒で薬物の過剰摂取が死因の様で、麻薬の使用が検出された!それと性行為の回数が非常に多い、売春婦の様な仕事をしていたと考えられる」
「ソープの女性ですか?」
「それは判らないが、避妊手術も施されている事が判明した」
「顔写真は有るのですか?」
「頭髪も眉も剃られているので、人相が大きく変わっていると思われるので、後日修正して発表します」
「性行為が多いのも変質者の可能性も否定出来ませんね!」
「否定は出来ない様だ!」
会見が終ると記者達は夕刊に間に合わせる為に解散に成ったが、橘だけは安藤課長を追い掛けて「他に何か有りますね!」笑顔で安藤に尋ねた。
「見抜いたか?実はこの死体の女性、アナルの開発もされていた様で、変態SEXの常習者かも知れない」
「課長は詳しいのですか?」
「昔その様な変態野郎の事件が有っただろう?その時勉強した!橘君も知っている様だが?」
「私も変態野郎の事件を担当した事が有るので知っていますが、今回は殺しですから少し違う気がします!」
その時橘の携帯が鳴って、親しそうに話し始めるのを見て「かのじょ?」って声に出さずに尋ねると安藤課長はその場から立ち去った。
「一美!今仕事中だよ!急用か?」
「今夜の映画の約束忘れて無いかの確認よ!」
長谷川一美は橘亮介の恋人だが、まだ付き合いだして二ヶ月程度で、女子大生で来年就職予定だ。
編集記者志望で来年は週刊誌の出版会社に既に就職は内定している。
その為新聞記者の亮介に興味を持って付き合い始めたのだ。
三月初めで寒い時期で、遺体がそのままの状態で残ったのか?それとも誰かに見せる為だったのか?安藤課長は身元の確定を遅らせるだけが目的だったのか?不自然な部分が多い事件だと思っている。
比較的簡単に発見出来る場所に放置した事、全裸の女性で色々特徴が残っている。
性行為が多い、麻薬の常習者、アナルSEXもしている。
避妊手術を施されているので、売春行為を常としているのだろうが、それだけでは無い様な感じだ。
その日の夕方、解剖所見の追加が安藤の元に届いて、解剖医の志水喜美代医師を訪れてもう少し詳しい事を聞く事にした。
板垣刑事を伴って志水医師の大学病院を訪れると、五十代の志水医師が「驚かないで下さい!」と前置きして、全裸の女性の解剖所見を話し始めた。
「性行為が多い女性だと既に説明しましたが、整形を受けている事が判明しました」
「顔のどの部分ですか?」
「顔では有りません!性器です!」
「男が女に!ですか?」
「いいえ、女性ですよ!避妊手術、小陰唇切除手術、クリトリス包茎手術、Gスポット感度上昇施術がされて、完全にSEX人形状態ですね、それに麻薬投与ですからSEXする為に改造されているのです。勿論アナルも尿道も開発されています」
「変態野郎の仕業でしょうか?」
「これ程の完璧な手術をするには、美容整形の優秀な医者が居ると考えられます。手術の痕跡が中々判らない程でしたのでね」
「今おっしゃった手術は一般的には行われているのですか?」
「趣味の世界ですね!亡く成られた女性はペットの様にSEXをしていたでしょう?」
「相当好きな女って事ですか?」
「好きに成る様に改造されたが正しい表現だと思いますね」
「先生が考えられる犯人像は?」
「組織的な犯罪の臭いもしますね!もしもこの殺人が同様の人に対する訓戒の意味が有ったのなら、直ぐに発見される場所に遺体を放置した事も納得出来ますね」
「この女性の職業はソープ嬢では無いのですか?」
「違いますね!この身体でソープ嬢をしていたら、身体が持ちませんよ!」
「それはどうしてですか?」
「感じ易い身体に改造されているので、一人の男の相手だけで疲れてしまうでしょうね!」
安藤課長は解剖医、志水女医のアドバイスで犯人は組織的な売春組織か、大金持ちの趣味の世界だと思い捜査を始める事にした。
麻薬捜査官
61-02
「悪い悪い!事件が発生して、取材で忙しいので遅れた!」
「もう直ぐ始まるわ!早く入りましょう」
大阪駅前の映画館に飛込む橘亮介と長谷川一美。
席に座ると直ぐに一美は「六甲山の事件でしょう?テレビで見たわ!女性は全裸で殺されて居たのでしょう?死んでも裸は嫌だわ!身元は判ったの?」
週刊誌の記者志望の一美は事件に興味を持っていた。
ベージュのスプリングコートを映画館の中に入ると脱いで膝に載せる。
ブラウスの上に薄手のセーターを着ているが、コートを脱いだ一美の胸の膨らみが亮介には眩しい。
背中の中央まで伸ばした長い髪から、良い香りが亮介の鼻に漂う。
映画を見るより一美を眺めていても良い気分に成っている亮介。
東日新聞社の就職説明会に行ったのが切っ掛けで、二人は知り合った。
亮介は既に三十三歳、結婚の機会も有ったのだが、何故かいつも最後の詰めが甘いのか別れが待っていた。
今回は年齢差も有って、亮介の好みの黒髪ロングの美人だから、是非結婚まで進めたいと内心考えていた。
確かに一美は涼しい瞳と清純な顔立ちと服装、一番気に入ったのは白い綺麗な歯だった。
今夜の服装で判った事は胸もDカップ程度は有る様に思えた事だ。
冬の間に交際が始まったので、厚着のスタイルが多くて胸の曲線が判らなかったのだが、今夜は比較的薄着なので新発見をしたのだ。
映画の上映前のCMが流れ出して、場内が薄暗く成ると一美の横顔が一層亮介には美しく見えた。
「新聞社は仕事がきついから、俺が知り合いの雑誌社紹介してあげるよ!」これが交際の始まりだった。
「身元とか職業は判ったの?」興味が有るので再び尋ねる一美。
「何も判らないよ!」
「何故?写真も公開されていなかったわね?どうして?」
「それは、、、坊主にされていて人相が判らないから、復元している様だ」
「えっ、坊主?」
「そう!身体中に一本も毛が無いのだよ!眉も身体も!」
「きゃー」と言って慌てて自分で口を押さえた一美。
映画が始まったが、一美は殆ど映画を見ていない気分だった。
自分がもしもその様な事に遭遇したら耐えられるか?と想像しているだけで頬が暑く成ってくる。
食事から映画の予定は亮介が遅れたので、映画のみで終ると遅く成るので一美を送ってJR六甲道まで行く亮介。
流石に電車の中では話せなかったが、駅を降りて歩き始めると一美は「その女の人の職業は風俗嬢では?」
「事件に興味を持つね!流石新聞社を就職先に選ぶ筈だね!兵庫県警の安藤課長から夕方聞きだした感じでは、風俗では無い様で組織的な犯罪の臭いがするらしい!それに整形をしていたらしい」
「整形美人なのね!」
「う、うん!その様だね」としか答えられない亮介。
性器を整形してアナルの開発も進んでいるとは、一美には話せない事だった。
しばらく歩くと住宅街の一美の自宅に到着して、亮介は自宅には入らずに別れて帰った。
須磨まで帰らなければ行けないので、ゆっくりは出来ないのと続報を聞き出す為に安藤課長に電話をする必要が有った。
安藤課長は亮介より随分年上だが、亮介の父親と安藤課長は同じ兵庫県警で先輩後輩の関係で、安藤課長が新人の時コンビを組んで捜査をしていた経緯が有るので、今も亮介は懇意にしているのだ。
亮介の父は停年と同時に病気で他界したので、一層安藤課長は亮介を可愛がる様に成っている。
翌日麻薬取締官が兵庫県警を訪れた。
麻薬取締官は、麻薬及び向精神薬取締法(以下、麻向法)により、特別司法警察職員としての権限が与えられている。
ただし俸給は、公安職でなく、行政職のものが支給され、職務に対する特別手当が付されている。麻薬取締という危険な職務であるため、司法警察員としての職務を遂行する場合に限り、「小型武器での武装」(拳銃・特殊警棒等の携帯)が認められている他、警察官と同様の逮捕術の訓練も受けている。
麻薬取締官の逮捕術は、少林寺拳法を基にしている。
また、麻向法第58条とあへん法第45条の規定に基づき、麻薬取締官及び麻薬取締員は厚生労働大臣の許可を得て犯罪捜査において違法に流通している麻薬やアヘンを譲り受けるおとり捜査が可能と明記されている。
麻薬特例法に基づき違法薬物の流れを把握する為の泳がせ捜査によって首謀者や密売組織の実態を解明し、薬物の密売収益の没収等による摘発、検挙及び壊滅に繋げている。
これは、密売流通ルートを遡る為に必要不可欠な突き上げ捜査であり、そのために麻薬取締官は私服を着用しての公務やカラーやパーマをかけた長髪が認められている。
麻向法第54条により、麻向法、大麻取締法 、あへん法、覚せい剤取締法、国際的な協力の下に規制薬物に係る不正行為を助長する行為等の防止を図るための麻薬及び向精神薬取締法等の特例等に関する法律に違反する罪、刑法第二編第十四章に定める罪、又は、麻薬、あへん、覚せい剤の中毒により犯された罪につき、刑事訴訟法の規定による司法警察員として職務を行う。
その他の犯罪については、私人としての現行犯逮捕か他の捜査機関への告発を行うこととなる。
先日の全裸の女性が麻薬の大量摂取による死亡の記事に反応したのだ。
「報告書は見せて頂きましたが、私達が追っている事件と関連が有るのではと思いまして来ました」畠課長が挨拶をした。
「私は課長の部下の麻薬捜査官、篠田綾子です!宜しく!」美しい女性が笑顔で挨拶をした。
「お若い方ですね、それにお綺麗だ!」安藤課長は名刺を受け取りながら、綾子の美貌に驚いていた。
薬の種類
61-03
「潜入捜査も行いますので、彼女の様な容姿端麗な捜査官が必要なのです」
「今、捜査中の案件とは?」
「詳しい事は秘密なのですが、日本に海外の麻薬組織と組んだ大規模な密売集団の存在が見つかりまして、私達はその集団の解明と撲滅を行うのが任務です」
「テレビ等で最近多い覚醒剤、大麻、MDMA,コカインで逮捕されている芸能人、スポーツ選手も多いと思いますが、その様な人もその組織の関係ですか?」
「今回の組織は富裕層を狙って、芸能人を中心にスポーツ界、財界、政治家等も含まれている様です」
「えっ、財界、政界もですか?」
「そうです!女を使って巧みに薬の魔力に誘い込んで、常習者に仕立てる様です。芸能人と異なって派手では無いので中々表面には出ませんので逮捕も困難です」
「すると畠課長は今回殺された女性は、その様な財界、政界の常習者と関係が有るのでは?とお考えですか?」
「事件の所見からは可能性が極めて高いと思っています」
「今回の女性は身体中の毛が剃り落されていて、比較的発見し易い場所に放置されていましたが?この手口もそのグループが使う手法ですか?」
「財界とか政治家には変態趣味の常習者が多いので、女性を辱めたり虐めたりするのに異常な興奮を覚える連中も多いので、有り得る事ですね!今回発見し易い場所に放置したのは、同じ仲間に見せる為だと考えられます」
「相当組織が大きいのですね!」
「一度遺体を見せて頂けないでしょうか?」
安藤課長は板垣刑事を伴って、二人の麻薬捜査官を志水女医の元に案内をした。
「東京から麻薬捜査官が来た様です!」
「予想はしていたが、意外と早かったな!畠課長か?」
「そうです!」
「引き続き情報を頼む!」
組織の男に連絡をしていたのは、兵庫県警の刑事で逆に警察の情報が筒抜けに成っていた。
暴力団白兎会と中国マフィアが設立した麻薬拡販組織、マザース略称M組織の中核を担う男、吉永竜次は色々な拠点にスパイとして配置している。
兵庫県警の刑事も竜次の命令に簡単に従うのだ。
有力政治家も多数コネクションが有るので、どんどん勢力を伸ばしている。
大阪の大きなビルの一室に事務所を構えて、表向きは竜プロダクションと云う比較的大きな芸能事務所を経営している。
所属タレントは裏の顔は一応知らない。
古参のタレントは薄々とは感づいているが、感づいたタレントも薬の常習者に既に成っている。
「この事件で、気が引き締まったと思う!今後も拡販の為に頑張って貰おう!」
部下に訓示を行って、今回の事件をテコに一段の拡販を計画していた。
*MDMAは、本来は白色粉末ですが、様々な着色がされ、文字や絵柄の刻印が入った錠剤の形で密売され、俗に「エクスタシー」等と呼ばれます。
MDAは、白色粉末で、俗に「ラブドラッグ」等と呼ばれています。
MDMAとMDAの薬理作用は類似しており、視覚、聴覚を変化させる反面、不安や不眠などに悩まされる場合もあり、使用を続けると錯乱状態に陥ることがあるほか、腎・肝臓機能障害や記憶障害等の症状も現れることがあります。
*コカインは、南米産のコカの木の葉を原料とした薬物で、無色の結晶又は白色の結晶性粉末で、無臭で苦みがあり、「麻薬及び向精神薬取締法」で麻薬として規制されています。
コカインは、鼻粘膜からの吸引のほか、経口による方法で乱用されています。
コカインには、覚醒剤と同様に神経を興奮させる作用があるため、気分が高揚し、眠気や疲労感がなくなったり、体が軽く感じられ、腕力、知力がついたという錯覚が起こります。
しかし、覚醒剤に比べて、その効果の持続時間が30分程度と短いため、精神的依存が形成されると、一日に何度も乱用するようになります。
乱用を続けると、幻覚等の症状が現れたり、虫が皮膚内を動き回っているような不快な感覚に襲われて、実在しないその虫を殺そうと自らの皮膚を針で刺したりすることもあります。コカインを大量に摂取すると、呼吸困難により死亡することがあります。
*LSDは、合成麻薬の一種で、「麻薬及び向精神薬取締法」の規制の対象とされ、水溶液をしみこませた紙片、錠剤、カプセル、ゼラチン等があり、経口又は飲み物とともに飲むなどして乱用されています。
LSDを乱用すると、幻視、幻聴、時間の感覚の欠如などの強烈な幻覚作用が現れます。
特に幻視作用が強く、ほんのわずかな量だけで物の形が変形、巨大化して見えたり、色とりどりの光が見えたりする状態が8~12時間続きます。
また、乱用を続けると、長期にわたって神経障害を来すこともあります。
*ヘロインは、けしを原料とした薬物で、けしからあへんを採取し、あへんから抽出したモルヒネを精製して作られ、「麻薬及び向精神薬取締法」で麻薬として規制されています。
純粋なヘロインは白色粉末ですが、純度の低いものに灰色や灰褐色のものもあり、粉末のほかに棒状、粒状等さまざまな形状のものがあります。
一般的には無臭ですが、中には酢酸の臭いのするものもあります。
ヘロインは、静脈注射のほか、火であぶって煙を吸う方法、吸引具により吸引する方法、経口による方法で乱用されています。
ヘロインには神経を抑制する作用があり、乱用すると強い陶酔感を覚えることから、このような快感が忘れられず、乱用を繰り返すようになり、強い精神的依存が形成されます。
さらに、強い身体的依存が形成され、2~3時間ごとに摂取しないと、体中の筋肉に激痛が走り、骨がバラバラになって飛散するかと思うほどの痛み、悪寒、嘔吐、失神などの激しい禁断症状に苦しむこととなり、あまりの苦しさから精神に異常を来すこともあります。
また、大量に摂取すると、呼吸困難、昏睡の後、死に至ります。
*乾燥大麻(「マリファナ」、茶色または草色)、大麻樹脂(「ハシッシュ」、暗緑色の棒状又は
板状等)、液体大麻(「ハシッシュオイル」、粘着性のある暗緑色又は黒色のタール状の液体)
があります。通常は乾燥した葉等をキセル、パイプ、水パイプ等を使用して吸煙しますが、
そのまま食べる、溶液として飲むなどがあります。
一般的には、気分が快活、陽気になり、よくしゃべるようになるといわれていますが、その一方、視覚、聴覚、味覚、触覚等の感覚が過敏になり、変調を来したり、現在、過去、未来の観念が混乱して、思考が分裂し、感情が不安定になったりします。
このため、興奮状態に陥って、暴力や挑発的な行為を行うことがあり、さらには、幻覚や妄想等に襲われるようになります。
主に白色の粉末や無色透明の結晶。無臭でやや苦みがあります。俗に「シャブ」、「クスリ」、「S
エス
」、「スピード」、「ヤーバー(錠剤型の覚醒剤)」等と呼ばれています。
覚醒剤の水溶液を注射する方法が一般的ですが、粉末を火であぶって煙を吸う、飲物に入れて飲むといった方法もあります。
神経を興奮させ、眠気や疲労感がなくなり、頭が冴えたような感じになります。
しかし、効果が切れると、激しい脱力感、疲労感、倦怠感に襲われます。
覚醒剤は、特に依存性が強く、使用を続けると、”壁のしみが人の顔に見える”、”いつもみんなが自分を見て悪口を言っている”、”警察に追われている”、”誰かが自分を殺しに来る”などといった幻覚や妄想が現れるほか、時には錯乱状態になって、発作的に他人に暴行を加えたり、殺害したりすることがあり、このような症状は、やめても長期間にわたって残る危険性があります。
また、大量の覚醒剤を摂取すると、急性中毒により、全身けいれんを起こし、意識を失い、最後には脳出血で死亡することもあります。
クラブジュピター
61-04
四人は志水女医の説明を聞いて、遺体を調べて間違い無く自分達が追っているM組織の仕業だと断言した。
「今後は逐一私達に連絡を頂きたい!北新地のクラブ(ジュピター)の女性で行方不明者が居ないかを調べればこの女性の身元が判明するかも知れません!」
「はあ!敵のアジトですか?」
「いいえ、違いますね!以前にこのクラブの女性が一人覚醒剤で逮捕されました!それで何か関係していると思い潜入させたのですが、収獲は有りませんでした。もしジュピターが関係していたら、今回は彼女を潜入させる予定です」と指名された綾子が微笑む。
直ぐにでもクラブでナンバーワンに成れそうな容姿だ。
「では早速クラブを調べてみましょう!」
翌日には、女の色々な髪型の写真が作成されて、大阪府警の協力で身元と名前の判明に全力を注いだ。
だが中々身元が判明しなかったが、兵庫県警が意外な情報を掴む事に成った。
同じ歓楽街の三宮東門通りでスナックを経営している女性が「この顔、大阪のクラブに五年程前勤めて居た洋子ちゃんに似ているわ」
「そのクラブって(ジュピター)ですか?」
「違うわ、私のクラブの近所でブラックスワンって店よ!でも今はその店無い筈よ!」
それ以上名前とか生まれた場所は聞いた事が無いと証言した。
元々美人で当時二十五歳位、栗色の長い髪をしていて時々店の始まる前に簡単な食事に行ったと付け加えて話した。
その情報を麻薬捜査の畠課長に伝えると「繋がりましたね!その店は暴力団白兎会の経営していた店ですよ!」と話した。
「白兎会は関西の暴力団ですが、どの様につながるのですか?」
「中国マフィアが日本での薬の販売に共同で設立した組織に、白兎会が絡んでいる様なのです。通称M組織と呼ばれています」
「クラブ(ジュピター)は白兎会の経営では有りませんね!」
「隠れ蓑ですね、これで決まりましたね!もう一度ジュピターに潜入させます!」
麻薬捜査官は決めた様に言ったが、安藤課長には未だ女性の身元も何も判明されてないので、事件の全貌は全く見えない。
数日後、モンタージュ写真をスナックのママの協力で再現させて、記者発表をする事にした。
「ようやく発表ですね!」亮介は発表前の安藤課長に話した。
「苦労したよ!大阪の北新地のクラブ(ブラックスワン)のホステスで洋子って名前までしか判らない」
「そのクラブは白兎会の経営ですよね!」
「おおー良く知っているね!」
「それと情報なのですが、大阪の大手の美容整形が秘密で例の手術を請け負うとの噂です」
「流石は東日の大阪支社の敏腕記者だな!情報ありがとう!ところであの女の子とは順調か?」
「一美ですか?美容整形は必要が無い美人ですよ!」
「気合いが入っているな!」
冗談の後、安藤課長は記者発表を始めた。
「本日の情報です!東日新聞の記者で橘と云う男と話をしていました」兵庫県警の刑事が吉永に電話をした。
「どの様な話だ!」
「大阪の美容整形の話と、一美って女の話をしていました」
「先日の麻薬捜査官の動きから考えると、潜入捜査を考えて居る様だな!その一美の情報を集める様に頼む!麻薬捜査官は我々でも中々見抜けないので情報を頼む」
「はい、判りました!また明日連絡します」
連絡を聴き終わると、直ぐに吉永は携帯電話で別の処に電話をした。
「宮崎院長!兵庫県警が大阪の美容整形に探りを入れている様だ!気をつけて下さいよ!」
「大丈夫だ!明日も女優の金森えりの手術をする事に成っている」
「好き者に変身させるのですね!」
「本人は乳房の形を整えると思っているがね!」
「女優も三十を過ぎると色々手直しが必要だな!えりはもう薬無しではSEXはしないだろう?」
「明日の手術で、本当に好きに成りますので次々男を咥え込んで、薬を使ってくれますよ!」
「それがまた男から女へ汚染されていくのだよ!まあ気を付けて下さいよ!警察には充分!」
金森えりは最近充実して、色々なテレビドラマとか映画で活躍している。
若い時からヌードシーンも積極的に出演するので重宝されている女優だ。
美容整形は若い時から施していたが、最近はお金も出来て有名に成ったので、大きくて秘密厳守のミヤザキ美容クリニックに変更したのだ。
明日が二度目の入院手術で、前回は顔の手直し手術を半年前に受けて満足していた。
VIPルームに入院して手術を受けられるので、秘密は守られるので安心だった。
だがこのミヤザキ美容クリニックは、M組織の中核を支える病院で吉永の要望を叶える場所だった。
北新地のクラブ(ジュピター)は大野澄子がママをしていて、矢作周作店長、マネージャーに五島、鮫島、横田の三人の男性が店の経営と秘密の仕事も行う。
表向きは高級クラブだが、薬の密売に向く上客が来店すると密売体制に入る。
今も大企業の専務、公務員、芸能人、スポーツ選手と罠に填まっている上客が数人居る。
「澄子ママ、あの洋子が始末されたのだな!」
「社長さん!何処にスパイが潜んでいるかも知れませんよ!」
「そうだった!また同じ様な女性を頼むよ!」
「横山社長の趣味に合わせる女性は簡単には見つかりませんよ!」
「薬も沢山使って居たのに、惜しい事をしたな!」
「仲間を売ろうとしたので、仕方が有りませんわ!偶々仲間の刑事が聞いたので良かったのですが、他の刑事に聞かれていたらM組織の崩壊に繋がったと思いますよ!」
「薬が切れると比較的正義感の強い女だったな!」
その時、店の女の子が席に来て話は中断に成った。
その時、携帯に明日の手術の見学申し込みの、大手銀行の次期頭取候補の重役西村が確認の電話をしてきた。
潜入開始
61-05
西村は金森えりのファンで、明日ミヤザキ美容整形で行われる金森えりの手術の見学の権利を買った男だ。
不特定多数の人には売らないし、絶対に口外する事は無い。
西村も既に薬の常習者で、MDMAを常用してSEXをする様に成っている。
金森えりも同じ薬の常習者で、今度美容整形を行うのですが一度見学とSEXをしませんか?と持ちかけられて権利を買ったのだ。
この西村は変態プレーをそれ程望まないが、横山健三郎社長は変態プレーが好きなのだ。
エスカレートすると、先日の様な剃髪プレーを行うのだ。
でも簡単には剃髪プレーは出来ないので、受けないのだが先日洋子の行動に吉永が英断を下したのだ。
洋子の死は同じ仕事をしている女達に衝撃を与えて、服従を誓う様に変わっていた。
横山社長は大いに興奮したが、洋子は薬を過剰に摂取させられて殺された。
吉永には一石二鳥で、M組織の引き締めと統率に使い、横山社長からはお金を頂いていた。
その時、黒服が「ママ、面接の女の子が来ましたが、、、」
「どうかしたの?店の雰囲気を見せて欲しいと言ったから、早い時間なら良いと言ったけど何か?」
「それがとびきりの美人で驚きました!」矢作店長の驚いた顔。
「そうなの?そこのボックスに呼んで頂戴!変な服装?」
「いいえ!スーツを着ています」
「横山社長!この席なら面接の女性が見えますよ!社長に判定して貰おうかしら?」
しばらくして綾子が座ると「ママ、本当に美人だ!スタイルも抜群だ!ミニのスカートで長い足、モデルの様な、、、、」涎が出る様な顔に成っている。
その顔に驚いた澄子ママが「どうされました!」と尋ねた。
「丁度、この角度からスカートの中まで見えそうだ!」
「社長!それじゃあ面接に行って来ますわ!若い子呼びますか?」
「、、、、、、」何も言わずに手を振って、ママを向こうに行かせる横山社長。
一目見ただけで美人と判る程際立つ綾子。
潜入捜査の為に、早速入店を申し込み今夜早速面接に成っていた。
「澄子です!綺麗な方ね!お幾つ?」
「二十五歳です!綾子です!篠田綾子と申します!」
「経験は?」
「銀座のポルシェビルの上のクラブで一年程です」
「経験が有るのね?お酒は飲めるの?」
「付き合い程度なら飲めます」
「美人で経験も有って、文句は無いわね!」澄子は直ぐにこの店でナンバーワンに成ると確信した。
だが、問題はこの店の裏の仕事が出来るか?させる事が出来るか?一応履歴書の身元調査を行ってからだ。
今夜考えると言うと、多分他の店に面接に行くだろう?すると採用は確実だから、即決する必要が有ると思った。
面接での質問を一応して「採用よ!いつから働けるの?」即決した。
「明日からでも大丈夫ですわ」
「そう、それなら明日から働いて貰おうかしら、今夜この店の常連客でMNM電気の横山社長さんが来られているのよ!挨拶だけして帰りなさい!」
「えっ、あの大企業のMNM電気の社長さんが?」
「そうよ!丸菱銀行の重役さんもよく来られるわ」
既に自分の下半身を見ている男の視線は、ボックスに座った時から感じていた綾子。
流石に麻薬捜査官、既にこのクラブ(ジュピター)に潜入する前に、準備は三ヶ月前から整えていた。
マンションの中に住む捜査官が異なるだけで、マンションも準備していつでも潜入の準備は完了していた。
M組織でも麻薬捜査官の存在は熟知されていて、色々なタイプの捜査官を揃えているのは把握していた。
男性も格闘家タイプ、知的なタイプ、サラリーマン風とか色々なタイプの捜査官が居るが、女性の方が様々なタイプを揃えている。
熟女、水商売、タレント、清純な学生風、綾子の様な美人でモデルタイプと敵の中に潜入する為に、訓練を経て任務に就く為に待機している。
今回のM組織撲滅の為に投入されている捜査官の数は相当多い。
それ程世の中に蔓延している事を痛感している政府だが、既に中枢にもM組織の魔の手が忍び込んでいたのも事実だった。
全国の主要な警察にも、内通者が配置されて逐一情報が流れて来る様に成っている。
「横山社長さん!明日から来て頂く、綾子さんです!」
「綾子です。宜しくお願いします」お辞儀をすると、黒目の栗色の長い髪が前に大きく垂れ下がって、横山社長の好奇心を一気に刺激した。
「おお!澄子ママ、この子は美人だな!直ぐにナンバーワンに成れるぞ!」喜ぶ横山社長。
「ありがとうございます。もういいわ!明日からお願いね!」
広い店内にはまだ横山社長しか客は居ない。
従業員のホステスも数人が出勤しているのみ、正式な開店時間にはまだ十分程時間が有った。
「良い子が入ったな!裏の仕事をさせるのか?」
「まだ調査が終っていませんから、調査が終了してから様子を見て薬漬けにすれば自然と闇の仕事をする様に成るでしょう?」
「その時は是非私に遊ばせて欲しい!」
「社長は直ぐに坊主にしたがるから、駄目ですよ!使い物に成らないでしょう?」
「沙紀子は鬘で頑張っているぞ!」
「でも高く成りますよ!費用がかかるし、鬘も複数必要ですからね!」
そんな話をしている最中に、沙紀子がやって来て「社長さん!いらっしゃいませ!」そう言って横に座った。
「沙紀子のライバルが来たぞ!」横山社長は早速先程の綾子の話をした。
手術台のえり
61-06
この横山社長と趣味の似た男が民進党の重鎮、山脇巧美代議士で六十歳だが党内では大きな力を持っている。
山脇代議士は横山社長と異なる点は、女を犯す時に誰か女性に見ていて貰いたいのだ。
時には犯す女の母親に見せながらSEXをする本当の変態趣味の男だ。
SMプレーが好きで、横山社長と共通して毛フェチなのが難点だ。
しかし、政界には強い影響力を持っているので、吉永も山脇代議士には横山社長以上に便宜を図る。
勿論MDMAの常習者で、薬の効果で一層変態方向に拍車がかかって異常に成る。
過去に提供して一番喜ばれたのは処女の大学生で、母親を椅子に縛り着けてその目の前で娘を強姦する山脇代議士の目は狂気に満ちていた。
全てを金で解決するのは敏腕秘書、鎌田寛は弁護士資格も持つやり手の男だ。
今では議員仲間が数人、地元の有力者が数人、山脇の口利きで女を世話されて薬の常習者に変わっていた。
その翌日、畠麻薬課長から安藤捜査一課長に、潜入に成功したのでクラブ(ジュピター)に捜査員を近づけない様にお願いしますと連絡が有った。
安藤捜査一課長は、殺人事件の捜査でクラブ(ジュピター)の取り調べを考えていた矢先で、困惑の表情に成った。
その矛先は丁度ニュース探しに訪れた亮介に向った。
「麻薬捜査官が潜入に成功したので、兵庫県警の捜査はお預けに成った!今日は何か用か?事件はそう言う事で進展無しだ!」機嫌が悪い。
「実は今日、彼女を紹介しようと思いまして連れて来ました」
「おお!紹介するとは二人の関係は相当進んでいるのか?」
「ぼちぼちですが、彼女来春から週刊文化の記者に成るのですよ!ですから紹介しようと思って!」
「あの恐い週刊誌の記者さんか?だがまだ一年有るのに?」
「彼女事件に興味が有りまして、今から記事の練習をするらしいです」
「それで俺に紹介するのか?まいったな!」
そう言いながら、二人は部屋を出て一美の待つ休憩ロビーに向った。
窓の外を眺めている一美の姿を見た安藤課長は、思わず心で可愛くて綺麗な女の子だ!と呟いていた。
長い黒髪を手で掻上げる様にして「初めまして長谷川一美と申します!宜しくお願いします」とお辞儀をしながら言った。
「美人さんだね!亮介が惚気るのは判る気がするよ!」
微笑みながら話す安藤捜査一課長。
「時々事件の事を聞かせて下さい!」
「この様な綺麗なお嬢さんなら、いつでも歓迎だな!」
「安藤課長!僕に教えない事まで教えてしまいそうだな!」笑いながら上機嫌の亮介。
亮介はその日の夕刊に早速、殺人事件の裏に麻薬犯罪が潜むと記事を書いていた。
半分は自慢をする為に一美を連れて行った様な亮介だったが、M組織のスパイ刑事はこの様子に目を光らせていた。
ミヤザキ美容整形の特別室で、金森えりは手術の為に着替えをしていた。
「こんなの着ても殆ど意味ないのにね!」微笑みながら言う。
「一応手術着に成っていますので、着替えて貰えますか?」我が儘なえりに困り顔の看護師達だ。
「院長先生が手術してくれるのよね!」
「はい、金森さんの手術は院長自ら執刀されますよ!」
その頃西村は既に手術室の奧の部屋で、白衣を着て準備をしている。
白衣の下には下着は一切着けず、勃起薬を飲んで金森えりの到着を待っている。
院長の宮崎と雑談をしながら時計を見て「そろそろ、薬が効果を表わす頃だな!」
「えりには特性の麻薬から作った薬を準備しますので、普段MDMAを使っているので、判らず燃えると思いますよ!でも普段の数倍効きますから重役は楽しめます!」
「私にはえりとSEXをするのが夢だったから、興奮するよ!」
「もう直ぐ来ますよ!MDMAも準備して下さい」
「もう飲んだよ!」嬉しそうに言った時、えりが看護師と一緒に隣の手術室に入って来た。
セミロングの髪をネットに包み、化粧の雰囲気が無い顔は病的に見える。
化粧をしてスクリーンに映る顔とは相当な違いを感じた。
えりは若い時からセミヌードの作品にも出演して肌の露出は結構多く、その為役柄には幅が有って使う方は重宝していた。
だが一度露出をすると、そのプロポーションの保事に神経を尖らせる様に成った。
ニケ月前関係の有る男性から「えり!最近乳首大きく成って垂れてきたな!」MDMAでのSEXの最中に、言われた言葉が頭に残り今回の手術に繋がった。
だが今回の手術は胸の形を整えるだけでは無く、本人には内緒で性的な感度を異常に向上させるGスポット肥大施術を行う事に成っている。
勿論、えりは美容整形の大手がM組織と繋がっている事も知らないし、自分が買っている合成麻薬がM組織から売られている事も知らない。
売人からえりのSEXフレンドを通じて販売されているのだ。
「ガウンを脱いで手術台に上がって下さい!」
えりはガウンを脱ぐと、躊躇無く手術台に上がって横たわる。
乳房の手術だが、上着は左右に直ぐに広げられる手術着に短い丈のスカート。
下着は一切無い状態なのでガウンを脱ぐと、下半身が異常に涼しい感覚に成っているえり。
「何分程ですか?」
仰向けに横たわって、消えている無影灯を見ながら言う。
「手術自体は一時間程度ですね!今回は特殊な麻酔を使いますので、麻酔が無い様な気分がするかも知れませんね!」看護師長の安住佳枝が準備をしながら言った。
「そうなのですね!全身麻酔は好きでは有りません!」
えりが話している間にカーテンの様な布が首の部分に垂れ下がり、視界が完全に遮られる。
看護師が躊躇いも無くえりの手術着の胸を左右に大きく広げる。
何故手術の必要が有るのだろうと思う程の美しい乳房が飛び出した。
既に手術台の後ろには白衣を着た二人の人物、宮崎院長と西村が既にその様子を見ている。
手術台での強姦
61-07
亮介は兵庫県警に行った後、一美とデートを楽しんで昼食を共にしていた。
事件に興味の有る一美は亮介に色々聞きたい。
亮介も調子に乗って、一美に大阪の北新地の高級クラブ(ジュピター)に、麻薬捜査官が潜入捜査をしている様で兵庫県警が捜査を遠慮していると教えた。
自分もジュピターの事は簡単に調べたが、それ程怪しい感じのない高級クラブだったと話した。
もう少し内部の人間とお近づきに成れたら、取材が出来るのだけれど難しいと考えこむ。
「店のホステスの誰かに近付けば良いのでは?」
「そうだね、一か所店の女の子が使う美容室が近くに在るのだけれど、女性の客以外入れない店だったよ!毎日必ず数人はその美容室(黒い薔薇)に行く様だけれどな!」
「変な名前の美容室ね」
「でも結構大きい店だったよ!」
「そうなの?」
「一美!行こうとしてないか?」
「行く訳無いわ、私は記者の卵だけれど潜入捜査は出来ません!」
「この事件は相当大規模な麻薬密売組織の全容を掴む捜査の様だ!芸能人、財界、政界、スポーツ界にも蔓延している噂も有る程だ!」
「相当大きな事件なのね、亮介さんもスクープ狙いね!頑張って!」
二人は和やかに食事をしているが、亮介は近い間に関係を持って結婚まで進みたいと思っている。
今日までキスを一度軽くした程度で、それ以上の関係には進んでいなかった。
えりは両手を固定されて手術の始まりを待つ。
布が体に被せられて、乳房だけが切り抜かれた布の中央に飛び出した。
乳首が勃起しているのが?大きく隆起している様に見える。
それがえりには不満で、同時に垂れている乳房に張りを蘇らせるのが今日の手術だ。
「特殊な麻酔をこのマスクから吸い込んで下さい」
えりの顔に酸素マスクの大きな物を近づける看護師。
横で師長安住佳枝が西村の為に待ち構えている。
大銀行の次期副頭取の地位に居る男とは思えないが、SEXの趣味は人それぞれだ。
ガスがえりの体に吸い込まれると同時に、えりは雲の中に一気に登って行った。
MDMAの改良版で製造したガスは、えりの思考能力を完全に奪い夢遊病者の様に成った。
「金森さん気分はどうですか?」
「いい、、、、、き、、ぶ、、ん」
直ぐにカーテンを取り払い、身体に被せていた布を取り除く。
もう一人の看護師が手術着のスカートのマジックテープを毟り取る様に外して、尻の下から引っ張り出した。
腕を固定されて、無影灯に照らされたえりの素肌は、流石に若い時にセミヌードを撮影した姿を残して美しい。
将来ヘアーヌード写真の出版も視野に入れているので、アンダーヘアーはそれ程さわっていないが形は綺麗に整えている様だ。
「おお、これが金森えりの裸か?」早速近づく西村。
手術台のえりの両足を台に載せた状態で大きく広げる。
股間が左右に広げられて、西村はその間に入り込むと直ぐに白衣の前を広げる。
既に勃起薬の効果でペニスは勃起状態で、興奮している西村。
「あっ、あっ」股間に屈んで陰毛を両手で掻き分けると、剥き出しにしてしまう。
長い舌を伸ばしてクリトリスをぺろりと舐めた。
「良い反応だ!」宮崎院長が手術台の横に来て、これから手術をする乳房を右手で揉み始めた。
「あっ、あっ」声が出ると西村が流れ始めた愛液を、舌で吸い取る様に舐め始めた。
「気持ちが良く成ってきた様だな!師長!えりの口に西村さんの物を咥えさせたい」
「はい、判りました」
えりの顔の処に行くとバイブを手に持って「口を開きなさい!」そう言いながらえりの鼻を摘まむ。
苦しく成って口を少し開くとバイブをねじ込む様に口に入れた。
「舐めて!」そう言いながら動かし始めると、えりはペニスと思ったのかバイブを舐め始めた。
「西村さん、準備が出来ましたよ!」宮崎院長に言われて、えりの股間から離れて顔の方に移動する西村。
今度は宮崎院長がイボの付いたバイブを持って股間に移動すると、直ぐに愛液と西村の唾液で汚れた膣口を指で押し広げて、挿入してゆくバイブ。
「うぅー」仰け反る様に頭を反らしたえりの口からバイブを抜き取ると、頭を持って白衣からはみ出したペニスを咥えさせる。
そしてえりの頭を押さえつける様にして動かす。
股間のバイブが唸り刺激を与えると、えりは自分から西村のペニスにしゃぶりつく。
「おおー、いいぞ!えりにフェラをして貰えるとは思わなかった」
「西村さん逝ったら駄目ですよ!」
「あっ、そうだった!」我に返る西村はえりのフェラに逝かない様に我慢をする。
しばらくして「院長もう場所を空けて欲しい!」西村はえりの口から唾液まみれのペニスを引き抜き、直ぐにえりの股間に急ぐ。
隆起したペニスは六十歳の男のペニスとは思え無い力強さが有る。
愛液で汚れた陰部はえりの陰毛が岩海苔の様に、白い肌に付着して異常な雰囲気だ。
膣口は先程迄バイブが入っていたので、緩んで小さくピンクの肉片を見せている。
勢いよく挿入するペニス、その後腰に力を入れて奥まで押し込むと「うぅ、うぅ」頭を仰け反らせるえりは、頭に被っていたネットが外れて、カールされた長い髪が大きく広がって仰け反って「ああーああーーいいーーいいー」と声が大きく出る。
手術室に「ああーああーああーーーいいーいくーー」
額に汗が光り、ペニスの勃起は有っても、年齢の影響で体力が続かない西村。
「ああーーーーううーだめーーいいーだめーー」
仰け反って燃えるえりは自分から腰を動かそうとしている。
「ああーああーだめーーいっちゃうーーー」
その声に一層興奮した西村は、一気に膣内で射精をしてしまった。
師長は西村が股間から退くのを待って、直ぐに乱暴に膣内洗浄を始める。
麻酔の注射がえりの腕に、間髪を入れずに打たれて暴れる姿が直ぐに収まった。
黒い薔薇
61-08
膣の洗浄が終ると大きく広げて、Gスポットに薬を注入して大きくする作業に入った。
ヒアルロン酸を注入される事で、Gスポットが大きく成って刺激が今まで以上に伝わる様に成る。
「Gショット」という施術をご存じだろうか?膣入口から3~4cm入った膣壁上部にあり、膣内で最も敏感な部分とされるGスポットにヒアルロン酸を注入し、Gスポット全体を隆起させるという施術だ。
局所麻酔を使い、膣壁から4~5mmの深さに皮下注射する。
通常の状態より膨らみを持たせることによって、ペニスとGスポットの摩擦を増やすことができ、快感の増加へとつながる。
ヒアルロン酸は体内に徐々に吸収されるため効果は半年から1年ほどしかもたないが、費用は相場で15万円超と高額だ。
それでも効果は絶大で、実際に施術を経験した女性が「術後、三度ほどセックスをする機会を持ちましたが、すべてオーガズムに達することができました。
Gショットの効果がなくなった後も、セックスの感度が増したような気がします。
体がオーガズムに至るコツのようなものを覚えこんだのかもしれません」この様に効果は抜群なのだ。
えりは何も知らずにこの手術をされて、乳房の整形手術に入った。
一時間程の手術が終ると、病室に運ばれて夕方麻酔から目覚めて「変な夢を見た様です」と看護師に語った。
だがその後この手術の影響が意外な処で現われて、驚きの事態に成る事を病院関係者も吉永も予想をしていなかった。
潜入捜査の篠田綾子の身元調査に一週間を要した矢作店長達は、篠田綾子の実家も調査して怪しい事は無いと結論付けた。
兵庫県警はクラブ(ジュピター)に近付け無いので、捜査が難航していた。
安藤捜査一課長は畠課長にその後の状況を尋ねたが、今潜入が完了した様で一味が捜査官の身元調査を行った様だと教えた。
予め偽の身分証明が出来る様に、充分準備を重ねているので簡単に綾子の身元が判明はしない。
週に二回は必ず兵庫県警に顔を出す亮介も、事件の進展が無い事に苛立ちを隠せない。
一美とのデートの時は事件の事を忘れるが、逆に一美が興味を持って進展状況を尋ねる。
「本当にそのクラブ(ジュピター)が怪しいの?」
「麻薬捜査官はその様に考えて、潜入捜査官が忍び込んだ様だ」
「へーそうなの?勿論女性よね!」
「美人だから、店も直ぐに採用したのだろう?」
「見たの?その美人捜査官さん?」
「見てないけれど、安藤課長が話していた」
一美はその美人捜査官に嫉妬していた。
どれ位美人なのか?興味と好奇心が渦巻いていたのを、亮介は気づかなかった。
数日後一美は大阪の北新地に見学に向っていた。
どの様なクラブなのか?美容室(黒い薔薇)はどの様な店なのか?
新聞記者志望なので、好奇心と興味は人一倍強い。
昼間の北新地は夜の景色とは雲泥の差で、クラブ(ジュピター)も薄汚い店に見えた。
通りを隔てた処に美容室(黒い薔薇)が見つかる。
一美は近くに行って、どの様な店なのか?看板の様な物を見ていた。
クラブの女の子の様な女性が一人、一美を横目で見ながら店に入って行く。
美容室と一緒にネイルサロン、女性の顔剃りが併設されていて、理容師と美容師が居る様だ。
三階建ての二階にネイルサロンと、顔剃りの店が入って居る。
丁度その頃三階の部屋では、今夜からの桜祭りの為に着物の着付けと、セットが忙しく行われていた。
「三時にはあの子が来るから、身体を調べて頂戴!一応身元は大丈夫だから、吉永さんが一応調べて使えるか報告する様にと言われたわ」
澄子ママが美容室の責任者、黛亜沙子に言った。
「吉永さんはあの子を仕立てる準備に入るの?私はあの子は少し恐い気がしているのよ!」
「何故?凄い美人だから、客は喜んでいるわ」
「確かに美人だけれど、先日髪を整えている時に思ったのよ!筋肉の付く場所が少し違う様な?」
「それは?」
「筋トレとか相当激しいトレーニングをした身体だと思うの」
「本人は陸上をしていたって話していたわ」
「まあどんな女でも私に調教されたら、従順な奴隷に変わるけれどね!」
その様な事を話している処に沙紀子が入って来て「こんにちは、少し早かった?外に若い美人の女の子が様子を伺っていたわ」
「どんな女の子?吉永さんから麻薬潜入捜査官が探っていると連絡が入っているのよ!」
澄子ママが携帯の画像を見せて「この子だった?」
沙紀子が覗き込んで「この子だったわ!でも捜査官には見えなかったけれどね!」
「潜入捜査官は色々な職業に変わって潜入するから、気を付けなければ!」
「いよいよ、この美容室も怪しいと思い出したのかも?」
「外からは判らないから、いずれは入って来るわね」
その時、綾子がやって来て全員が話を変える。
「綾子さん着付けをしてから、髪をセットしますからね!」
「お願いします!」
「それじゃあ、和服用の下着に着替えて貰えますか?」
袋に入った下着とバスタオルを手渡す澄子ママ。
「下着から着替えるのですか?」
「下着の線が出るでしょう?Tバックのパンティと和服用のブラよ!隣の部屋で着替えて来て下さい」
この日から篠田綾子を仕立てあげて、新しい売人ルートの構築を考えている吉永達だ。
えりの逮捕
61-09
「な、何?」小さく声が出て居た綾子。
Tバックのパンティは前面も細い布で、両脇はレースに成っているので殆ど陰毛が見える物だ。
麻薬密売の拠点に成っていると考えて潜入してから、十日目意外な着物の着付けに戸惑う綾子。
この催しは、黛亜沙子が新しい女として、篠田綾子の調教に先立って身体を調べる事が主な目的だった。
長年の勘で、女がマゾ気質なのか?どの様な調教を行えば良いのかを決める。
サド気質の女なら、初手からその様に調教する必要が有るからだ。
着物を着付けして綾子が美容室に向うと、黛は「素晴らしいスタイルだわ、色も白い、胸もDカップ、感度も良い様だわ!良いドールに育てられそうだわ」
「マゾなの?」
「サド系ね!でもその様な女程マゾに変われば従順に成るのよ!M組織の重要なお客様向けに調教を行いましょう!楽しみだわ」
黛亜沙子は澄子ママに嬉しそうに話した。
その頃一美は既に北新地を少し離れていたが、スマホで色々な写真を写していたので分析を自分でしていた。
その中で美容室(黒い薔薇)に興味を持ってしまった。
クラブ(ジュピター)の女性が殆ど毎日髪をセットに行く様で、この店で誰かと接触すればクラブの内部事情が掴めると思い始めていた。
その後、一美は夜のクラブ(ジュピター)を外から見学に行ったが、流石に中に入る勇気も無いし、店で働く事も出来ない状況で戸惑いながら一週間が過ぎ去った。
金森えりは手術を施されて、数週間後ボーイフレンドのミュージシャンとのSEXで今までに無いエクスタシーを感じてしまった。
その影響はいつもより早い感覚で、次々と男を漁り始めていた。
勿論その為にMDMAの購入が早く成り、相手の男も同じ様に薬を求める状況に陥った。
以前から金森えりには目を光らせていた麻薬捜査官が一気に動き初めていた。
吉永の耳にも情報が入り、一斉に密売行動を停止して様子を見る状態に成った。
だがえりの男漁りは急には止らない。
映画の撮影後、麻薬捜査官の尋問を受けて自宅に隠し持って居たMDMAを発見されてしまった。
世間は緊急ニュースで金森えりが麻薬の常習者で、緊急逮捕された事実を流した。
M組織では吉永が、当分自粛する様にして行動をひそめる事に成る。
しばらくして山脇代議士から、金森えりの逮捕とプロダクション解雇で収拾する様に手を廻したぞと連絡が入った。
その代償は高く付くと仄めかす。
「山脇さん良い女を一人手に入れています。丁度調教に入ろうと準備をしていた矢先に今回の事件が起りましたので、自粛しています」
「何処に居るのだ!クラブで働く男慣れした女はもうひとつだ!出来たら男を知らない美人が欲しい!」
「でも中々の美人ですよ!一度大阪に見に来て下さい!」
「吉永がそこまで言うなら、一度見ても良いが私の趣味は知っているだろう?」
「はい、この埋め合わせは必ず致します。今回は申し訳有りませんでした!あの様に好き者に成るとは思いませんでした」
連日の様にマスコミがえりを叩いて、CM、映画、テレビで大きな損害を被ったプロダクション。
更に一ヶ月後
「金森えりの事件で、M組織は完全に動きを止めた様です」畠課長が兵庫県警に電話をしてきた。
「それは私達が捜査を始めても良いと云う事ですか?」
「我々の捜査は時間を要すると云う事です!引き続き潜入を続けていますのでもう少しクラブ(ジュピター)には手を出さないで頂きたいのです」
「その様な事を態々!」怒る安藤課長。
「その代わりあの全裸で殺害された女性の名前を教えましょう!綿貫葉子と云います。出身と詳しい住所は送りますので、その線は調べて頂いて構いません!」
「御礼を言うべきですな!」渋々礼を言う安藤課長。
送られて来た資料には九州の長崎出身の綿貫葉子の身元説明と経歴が書かれていた。
これが送られて来たと言う事は、このルートからM組織に近づけ無いと云う意味だと直ぐに判った安藤課長。
だが身元が判明して、翌日記者を集めて発表したが、送られて来たFAXの内容をそのまま発表するしか術が無い安藤課長だった。
「課長!暴力団系のソープで働いていたって発表ですが、本当ですか?」
亮介が会見の後、安藤課長の処に来て詰め寄った。
「まあ、半分は正解だろう?」
「暴力団白兎会ですか?」
「多分そうだろう?だがあの女はソープの女では無い!麻薬の密売に関連した仕事をしていたと私は考えているが、麻薬捜査官がクラブ(ジュピター)に潜入しているので、遠慮して欲しいって依頼だ!」
「その潜入捜査は成果が出ているのですか?」
「それが、金森えりの逮捕で大人しく成ってしまい、情報が掴めない様だ!」
「芸能界に激震が走りましたからね!」
「少し落ち着くまで組織は動かないだろう?」
「じゃあ、麻薬捜査官の動きを助ける為に、このまま静観ですね」
「そうなるな!今日の発表は全く出鱈目では無いからな!」
二人の話はその後のデートで一美の耳に入ってしまった。
一美は亮介に内緒で、美容室(黒い薔薇)でクラブ(ジュピター)のホステスに近づく事を考えていた。
好奇心と亮介に特ダネをもたらす為だったが、二人の様子を県警のスパイ刑事が尾行していた。
「何か指示が出された様です!お気を付け下さい!」と吉永に報告したのだ。
美容室へ
61-010
吉永を初めクラブの重要な人には既に一美の写真が行き渡り、潜入捜査官がクラブに近づいていると連絡が行き渡っていた。
えりの騒動が収まる迄は、活動の自粛も徹底されているM組織。
安藤課長の側近にM組織に買収されて、県警の情報を全て流されている刑事が居る事を県警内部の人は知らない。
一美が兵庫県警に行った事と、亮介に頻繁に会って居る事が連絡係だと思われていた。
その為、逆に綾子はM組織にマークされていない結果に成っていた。
既にえりの逮捕から二ヶ月以上が経過して、山脇代議士がクラブ(ジュピター)を明日訪れると連絡をしてきた。
吉永は自分も店に行くが、お互いに客として会いましょうと事前に断りを入れる。
近くの店で食事をしてから、偶然大阪に来たので寄った事にして、吉永の推薦する女を見るのが目的だ。
翌日、事件の進展に苛立っていた一美は、一大決心をして美容室(黒い薔薇)に夕方乗り込んで、ホステスと顔見知りに成ろうと向った。
初夏の装いは清純な一美を一層引き立たせて、長い黒髪を風に靡かせて颯爽と歩く。
ボイスレコーダーを持っている以外は何も持ち物も特別持っていない。
店の人に聞いても良いし、客で来ているホステスに機会が有れば話を聞きたい一美だ。
この美容室が悪党の巣だとは全く考えても居なかった。
偶然にも沙紀子が店の前で、携帯で話す為に立ち止まっている。
「あっ、ホステスさんに間違い無いわ!」小さく口走る一美。
その横を「おはようございます」そう言いながら、潜入麻薬捜査官の篠田綾子が軽く会釈をしながら美容院に入って行った。
その姿を見て、スタイルの良い美人でホステスさんに間違い無いと思って、慌てて後を追って店に入る一美。
「あの?クラブ(ジュピター)のホステスさんですか?」いきなり綾子に後ろから声をかけた一美。
「そうだけど!何か用?」
「あっ、そう働きたいと思って、仕事の事教えて下さい!」
「貴女学生さん?」
「は、はい!」一美は振り向いた綾子の美しさとスタイルの良さに、驚く程だった。
「面接に行くの?」
「まだ決心が出来なくて、勤めて居る人に様子を聞いてから決め様かと思っています」
「美人のお嬢さんですが、感じではクラブは不向きだと、、、、」話している時「綾子さん!おはよう!」黛店長が綾子を見つけて挨拶をした。
その時一美の姿を発見、眉を顰めたが笑顔に戻って「お客様かしら?」一美に尋ねた。
「は、はい!初めて来たのですが、毛先を揃えて貰おうかと思いまして?」笑顔で取り繕う一美。
「じゃあ、こちらへ!何方かの紹介ですか?」
「いえ、噂で来ました」
先程の美人は何処に行ったのだろう?キョロキョロしていると「どうしたの?」
「大きな店ですね、先程の美人はクラブ(ジュピター)のホステスさんですか?」
「そうよ、知り合い?」
「いいえ、入り口で会ったのです」
黛店長は早速クラブの人間に近づこうとしていると思う。
「この方、今日初めてのお客様です!向こうの個室にご案内して下さい!」
若い女性が店長に代わって一美を案内する事に成ると「個室ってお高いの?」
「いいえ、同じ料金ですよ!初めてのお客様は個室に案内する事に成っています」
「そうなの?」高い料金は困ると思う一美は「シャンプーして毛先を揃えると幾らなの?」と尋ねた。
「一万円程度です!」と答えたので安心顔に成る一美。
「吉永さん!今、ここに例の一美と云う潜入捜査官がやって来ました!」
「何を探ろうとしている?」
「綾子に話しかけていましたね!どうしましょう?清楚系の女子大生ですね!捕らえますか?」
「潜入するのはクラブの方だろう?そこでは警戒をしていないので容易に捕まえられるだろう?捕まえたら地下に放り込んで、持ち物を調べて発信器とかが有れば誤作動させ様!」
「行方不明に成る訳ですね!」
「クラブに潜入前に消えたのなら、そう成るだろう?まだ潜入したと報告はしていないだろう?」
「判りました!油断した時に捕らえてしまいましょう!中々清楚な女性で山脇代議士が涎を流しそうな逸材です」
「それは面白い!今晩来られるので見せてやろう!麻薬捜査官とは言わずに対面させれば面白い事が起るかも知れない!」
「山脇代議士の弱みを握れますね!」
「その通りだ!国会の実力者が麻薬捜査官を強姦したら、将来我々の切り札に成る!」
「この部屋でお待ち下さい!」女性が案内した部屋は仕切りで区切られた半個室の様な部屋で、中央に大きな鏡と美容室用の椅子が置かれて、横には洗髪用の椅子が別に設置されている。
普通は洗髪ブースに行くのだが、この部屋では洗髪からカット、パーマの設備も整って居る。
リッチな造りの部屋だわ!そう思いながら見ていると「椅子にお掛け下さい」先程の黛店長が入って来た。
「豪華な個室ですね!」
一美は今日の為に美容室に行くのを待っていたので、毛先が伸び放題で前髪も少し伸びて居る。
「どの様に致しますか?」助手の女性が大きな鏡を持って、一美の後ろから背中に伸びた黒髪を前方の大きな鏡に映した。
「ロングが好きなので、揃えて頂いてシャンプーをお願いしたいのですが?」
「判りました!今の長さのままで揃える様に致しましょう」
助手の女性が一美に隣のシャンプー台の方に座る様に言った。
何も警戒していない一美は、シャンプーが終るとクラブ(ジュピター)の事を聞こうと思っていた。
捕らわれた一美
61-011
「仰向けにお願いします!」助手の女性に言われるまま仰向けにシャンプー台に横たわる一美。
長い黒髪がシャンプー台から広がって流れる。
「綺麗な髪ですね!お若いので艶と張りが有りますね」黛店長が褒める。
気分は悪くない一美の身体に布を被せて一層リラックスする。
麻薬捜査官だと思っているので、二人の動きは慎重で押さえ込んでも一撃で倒される危険を感じている。
黛は一美を見てとても麻薬捜査官には見えないが、最近潜入捜査官は学生風から主婦まで多彩に成っているのは事実だから油断はしていない。
クラブに潜入する前に、内情を探りにこの店に来た事は間違い無いと思っている。
潜入が成功すると上司に報告されて、その後様子を逐一麻薬捜査課に連絡されるシステムに成っているのは知っている黛店長。
この店で行方不明に成れば、潜入する前に失敗した事に成り、見捨てられるのが潜入捜査官の宿命だ。
「このお店にはクラブ(ジュピター)のホステスさんが沢山来られますか?」
「はい、沢山来られますよ!今頃の時間から開店前まで多い人は毎日ですね!それで特別料金にさせて貰っているのですよ!」黛店長が答えながらマスクをしている。
助手の女性もマスクを着けるが、不思議な光景には見えない。
お客の顔に息とか口臭で不快な思いをさせない為に、シャンプーの時マスクをする店も少なく無い。
助手の女性がタオルを持って一美に「タオルを被せますね!」そう言って一美の顔をタオルで覆った。
黛店長がクロロホルムを染み込ませた布を袋から取り出して「失礼します!」と言うといきなり一美の鼻と口を覆うと同時に両腕を押さえる二人の助手。
「うぅ、うぅーー」暴れる一美だが、クロロホルムを吸込んでぐったりと動かなく成った。
準備しているクロロホルムの布が入ったマスクを、一美の口に着ける助手。
「上手く出来たわ!持ち物を調べなさい!」
黛店長は直ぐに吉永に捕獲が成功したと連絡をした。
助手の女性が一美のバックの中身を調べると、携帯電話、ボイスレコーダー、学生証と定期券等が出て来た。
助手の二人が車椅子を持って来て一美を乗せると、エレベーターホールに向う。
「これって市販のボイスレコーダーだわ!身に何か着けていないか地下で調べて!」
黛店長はこの持ち物から、潜入麻薬捜査官には思え無い。
しばらくして、助手の女性が「何も持っていません!」と連絡をしてきた。
黛店長は直ぐに一美の学校に電話をして、学生証を拾ったのですが?と尋ねる。
しばらくして本学の学生に間違い有りません!との返事が届いた。
「吉永さん!今日捕らえた女の子は潜入麻薬捜査官では無い様です」
「何!正体は?」
「大学生ですね!」
「大学生が何故?潜入捜査官の様な事をするのだ!それを聞き出せ!」
「はい、判りました!でも中々清楚で綺麗な女の子ですよ!」
「まあ、どちらにしても捕らえてしまったので、間違いでしたでは解放は出来ないだろう?」
「判りました!一応何故?を聞き出します!」
「後程、そちらに行く!それから金森えりだが、今日竜プロダクションで預かる事に成った」
「判決が出れば執行猶予でしょうね!」
「初犯だから、刑務所行きは無いだろう?全てが終ったらヘアーヌード写真集でも撮影して売り出せば有名女優だから、商売には成るだろう?」
「今のプロダクションは大きな損失でしたね」
「それも我社が肩代わりしたとえりには伝えて、問答無用で働かせる予定だ!判決が出れば直ぐに撮影に入るぞ!」
二人の話は既に金森えりの事件を逆手に儲ける事を考える。
当分は裏の仕事をさせてえりを利用する事に成る。
一度薬の味を覚えて、SEXの良さを味合えば身体が覚えているので、直ぐに元に戻る事を知っている。
電話が終ると黛店長は地下室に向う。
地下室には檻が隅に見えて、防音設備は完璧にされて上の階には全く聞こえない。
店内には絶えず音楽が流れて、もし呻き声が聞こえてもかき消される様に成っている。
檻の中にはベッド、トイレ、シャワーブースが在り生活が出来る様に成っていた。
過去にここで調教され、手術を施された女性も多数居るが、その一人が全裸死体の葉子だった。
特殊な車椅子に乗せられて、マスクをされて項垂れているので、顔は長い髪に隠れて見えない。
両腕はベルトで手首を固定されて、両足も足首が固定されて動かせない状態の一美。
「尋問するわ!麻薬捜査官では無い様だけれど、何を目的に潜入したのか聞き出しますから、マスクを外して頂戴!」
「はい!」
「一応電気バリカンを準備して、素直に喋らない場合は脅かしてあげるわ」
助手の女性が一美の顔を上に向かせて、髪を横にしてマスクを外す。
マスクを外すと無意識で大きく息を吸込む一美。
しばらくして薬が切れて目を開いて、部屋を見ながら焦点を合わせて「あっ、何を!」身体が動かない事が判ると「ここは?」尋ねる一美は、恐怖の表情に成っている。
「長谷川さん!何を調べに来たの?」黛店長が尋ねる。
「、、、、、、離して下さい!警察に言いますよ!」
「警察に知り合いが居るのね?兵庫県警」
「、、、、、、、、」
「図星の様ね!警察に今の状態では連絡出来ないわね!美容室に来た目的は?このボイスレコーダーで何を録音する予定だったの?」
「、、、、、、、、」
「クラブ(ジュピター)の事を探りに来たの?何が聞きたいの?もしかして殺人事件?」
顔色が変わる一美が「貴女方が犯人なの?」
「そうなら?どうするの?警察には連絡出来ないわね!ここは電波が入らないからね」不気味に微笑む黛店長。
獲物獲得
獲物獲得
61-012
「正直に何を探りに来たのか言わないと、あの子の様に明日六甲山に棄てられるわよ!」
「貴女方が犯人なのね!」
「そう言う事に成るわね!何を目的に来たの?麻薬捜査官では無いでしょう?」
「麻薬捜査官も行動を起こしているわ!逮捕されるのも時間の問題よ!諦めなさい!」
「気の強いお嬢さんだわね!女子大生の貴女が誰に頼まれてここに来たの?早く言わなければ本当に明日の朝六甲山に棄てるわよ!」
「、、、、、、」
「これが何か判るでしょう?その綺麗な髪を刈り上げてあげましょうか?」
電気バリカンを右手に持ってスイッチを入れる黛店長。
「ガーガー」
一美の顔に近づけると、助手の女性が頭を押さえる。
「いゃーーやめてーーー」恐怖の表情に変わる一美は必死で頭を後ろに反らせる。
「正直に言えば助けてあげるわよ!どう!」一層近づけると目を閉じて「やめてーーーーーー」大きな声で叫んだ。
「可愛い顔も坊主ではね」一層近づけると「話しますーーーたすけてーー」一美は大声で言うと、スイッチが切れて大人しく成った。
「素直に正直に話すのよ!」
一美は彼氏が新聞記者で、クラブ(ジュピター)の情報を得る為に、ホステスが多く来店するここに来たと説明した。
「彼氏に特ダネを提供する為に?素晴らしいわ!でも秘密を話してしまった以上、それでは帰ってとは言えないわね!しばらく泊って貰う事に成るわね!」
「そんな!何も言いませんから帰して下さい」
「彼氏はここに来た事を知っているの?」首を振る一美。
行方不明に成っても直ぐには判らないと思う黛店長、目の前の一美は若くて可愛いのでサドの黛店長には格好の餌を与えた事に成った。
「彼氏とは?SEXを週に何度かするの?」
顔を赤くして首を振る一美の胸をいきなり掴む黛店長の手「きゃーー」驚いて声を発する一美を見て、この子まだ男を知らないのかも?と思い始めて益々興味が湧く。
今夜やって来る山脇代議士には最高の餌に成るのでは?黒髪でロング、清楚で処女ならこれ以上の逸材は無い。
「そこに放り込んで置きなさい!」檻を指さす黛店長。
「いゃーーやめてーーー」恐怖の表情に変わるが、車椅子のまま檻の中に運び込まれる。
「大人しくしなければ、坊主にして六甲山行きだわ!それでも良いの?」
そう言われると急に大人しく成る一美。
地下から出ると直ぐに状況を吉永に話した黛店長。
吉永も山脇代議士の弱みを握るには最高の機会が訪れたと喜ぶ。
一方、潜入捜査官の篠田綾子は自分に話しかけた可愛い一美が、美容室の中の何処にも居ない事が気に成っていた。
ネイルサロンに行って戻っても美容室には居ない。
「一時間程前に可愛い子来たけれど、帰ったの?」美容師に尋ねると「見ませんでしたよ!」と答えた。
不思議に思ったがそれ以上探ると、自分が怪しまれるので控える綾子。
綺麗に着飾って店に入る前の食事に知り合いに成ったホステスと向った。
その様子を黛店長が既に見ていて、美容師に尋ねたが何も気に成る事は無かったと答えたので黛店長はそれ以上聞かなかった。
綾子は徐々に友人を増やして、クラブの裏の仕事を探る準備をしていたが、迂闊に敵の仲間に聞いた時には自分の正体が見破られて、六甲山に棄てられる恐れは充分有るので慎重だ。
徐々に馴染みの客も増えているが、最初に会ったMNM電気の横山社長はその後一度も来店が無い。
直ぐにでも綾子の馴染み客になりそうだったのに、不思議な現象に戸惑う。
えりの事件で自重しているので、横山は綾子の調教が始まってから店に来る予定にしていた。
「いつまでここに?貴女方が本当にあの女の人を殺したの?」
地下室に見張りの様に残っている女性に尋ねる一美。
「私は葉子の殺しには加わっていないわ!店長も関係無いのよ!でも殺した人は知っているのよ!恐い組織だからね!逆らうと本当に殺されるわ!」
「ここは何処なの?」
「美容室の地下よ!しばらく大人しくしていた方が良いわよ!」
話をしていると、もう一人の女が食事を運んで来て「今夜はこの料理でも食べて過すのね!」
檻の中に食事のトレイを置く場所が在る。
これまでにもこの檻に何人か閉じ込められたのだろうか?比較的清潔に掃除がされて檻の様には感じない造りに成っている。
中央には比較的大きなダブルベッド、シャワーブースとトイレ、テレビも設置されて小さな冷蔵庫も在る。
ビジネスホテルの様な造りだが、鉄格子がその気分を完全に疎外する。
「食べて無いと身体が持たないわよ!」意味不明の事を言うが女は直ぐに地下を出て行った。
残った女も同じ事を言って、檻の前のカーテンを半分以上閉じて一美の姿が見えなく成った。
檻に閉じ込めているにしては、普通の弁当では無い少し高級な食事を運んでいた。
パンの欠片に牛乳だと思っていた一美には意外な料理だった。
脱出するにしても体力を整えなければ難しいと思ったら、急にお腹が鳴った。
その様子を監視カメラで見ている黛店長。
「薬が入っているのも知らずに食べ始めたわ!」
「店長!良い女が飛込んで来ましたね!」助手の一人が言う。
「これからの調教が楽しみよ!先ずは特性の媚薬を飲ませて身体を作る!」
黛店長は久々の獲物を獲得してほくそ笑んでいた。
次期幹事長
61-013
食事が終って身体が火照る様に感じる一美だが、別段変わった気分には成らない。
初めから毒を盛られたら二度と食事をしないので、体力が落ちて使い物に成らないから慎重に進める。
「山脇代議士の次期幹事長就任が決定した様だ!今夜お祝いに綾子と捕まえた女を見せる事にする」吉永が電話を掛けて来た。
「幹事長就任のお祝いですね!どちらを選ばれるでしょう?」
「趣味から考えれば当然捕らえた女だろう?綾子はまだ調教も始めてないので、希望された時は困るな!」
「その時はクラブを辞めさせて、強姦から調教でしょうね!若い女の子の方はもう世間には戻せません!」
「当然だ!彼氏の新聞記者の名前は橘と云う、東日新聞の記者だ!いずれは探しに来るかも知れない!間抜けな刑事の失敗で良い女が転がり込んだから、瓢箪から駒だったな!」
「今回は良かったですが、兵庫県警の刑事は今後考え物ですね!」
「そうだな!間違った情報を流す様では役に立たないな!別の奴を準備する必要が有るな!」吉永はスパイの刑事を始末する事も視野に入れていた。
夕方秘書の弁護士鎌田を連れて大阪にやって来た山脇代議士。
吉永は竜プロダクションの社長として出迎えて食事に向う、北新地の高級寿司店の個室に入る三人。
早速ビールを飲みながら話始める三人。
「えりの事では大変お世話に成りました」
「本当だ!少しやり過ぎたな!好き者に成る度合いを予知出来なかったのか?」
「はい、申し訳有りません!今後は気を付けて使います」
「処で君のプロダクション所属に成る予定だが、えりの今後は考えているのか?一応手を廻して三ヶ月で結審させる事に成ったぞ!」
「結審しましたら世間には出さず、ヘアーヌード写真集でも撮影して、海外にでも行かせる予定ですが?」
「金森えりは良い身体をしているから、写真集は多少売れるだろうが?普通ではインパクトが無いぞ!」
「と申しますと!」
「多額の借金を肩代わりした事に成っているだろう?」
「一応はその様に致しましたが、実際は骨を拾った程度です!本人は芸能界引退を仄めかしていますが、借金問題が有るので難しいと伝えて有ります」
「どの様に言っている?」
「社長にお任せしますと、えりは神妙です」
「それならばこの様な企画はどうだ!結審して謹慎に成れば直ぐに撮影を始めるのだ!」
「どの様な企画ですか?」
「鎌田!例の物を見せてやれ!」
ノートの様な物をテーブルの上に置く鎌田。
ページを開くとイラスト画が飛び出して、女性の顔はえりその人だった。
「これは?」吉永が尋ねた時、料理が運ばれて来て話が止った。
仲居が出て行くと直ぐに続きを見せる鎌田。
二枚目の絵はえりが着物姿で、縄で縛られている画が現われた。
「これは金森えりが、麻薬で事件を起こして懺悔をする写真集とビデオの撮影をするのです」山脇代議士が嬉しそうに話す。
「緊縛写真ですね!話題に成りそうですね!」
「これだけでは懺悔に成らないでしょう」そう言いながらページを開く。
ヘアーヌードの緊縛写真の画で、股間も露わにえりの表情が完全に薬の目に成っている。
「次の画からが懺悔ですよ!」
そう言った山脇の言葉で、吉永は大体の予想が出来た。
山脇の趣味からすれば、と思った時ページが開かれて、えりの陰毛を剃り上げる画が現われた。
「成る程面白い企画ですね!」
「吉永君!これだけでは面白く無いだろう?懺悔だよ!懺悔!」
そう言うと自らページを開く。
そこには坊主頭にされたえりの無惨なイラストが描かれて、満足そうに「これだよ!これが懺悔だ!来月の初めには判決が出るので、直ぐに撮影を始めてくれ!私も見に来る!」
「早い結審ですね!」
「裏から手を廻した!えりが上告しなければそれで終りだ!説得してくれ!」
自分の話が終ると刺身を食べながらビールを飲む山脇代議士。
「先生!沢山お飲みに成ると、、、、、」
吉永が言うと「何か有るのか?」
「はい、先生には大変お世話に成っていますので、御礼と幹事長就任のお祝いとして美女を準備していますので、お酒は程々に!」
「幹事長にはまだ就任では無い!来月の改造内閣で決まるのだ!」
「それでは前祝いと言う事で!」
「例の美人ホステスか?本人は納得しているのか?」
「いいえ、納得はしていませんが、先生のお好きな方法で、、、、」
「何をしても良いのか?」
「坊主は困りますが、それ以外なら結構かと、、、、」
「そんなに美人か?」
「はい、えりよりは数段美人だと思いますが?」
「そうか!えりより綺麗なら上玉だな!」
「今夜はそのホステスとは別に女子大生を捕まえています」
「捕まえている?どう言う事だ?」
「実はクラブを探りに来たのです!」
「それは潜入麻薬捜査官か?」
「それが違いまして、彼氏が東日の記者で特ダネを捜す為に、美容室の方に潜入したのです」
「中々、活発な女子大生だな!例の事件の事だな!」
「しかし、六甲山の事件の事を黛が喋ってしまったので、もう解放は出来ません!」
「美人か?」
「はい、清楚で黒髪ロングで美人の女子大生です!」
山脇代議士は自分で想像しているのか、急にグラスを反対にして飲むのを止める仕草をした。
アクシデント
61-014
「吉永君!どちらかに決められなかったら、どうすれば良い!」
しばらくして急に口走った言葉に驚く二人。
「その時はまた日を変えて遊ばれたら如何でしょう?二人共調教はされていませんので、初心な感じですよ!特に女子大生は未だ男を知らないのでは?と黛が申していました!」
「何!処女か?」身を乗り出す山脇代議士。
「確かめてはいませんが、黛の見立ては確かです!」
「そうか!それは辱めて犯すには最高だな!髪は黒髪で長いのだな!あそこの毛は?」
「それは存じません!黛も未だ見ていない様ですよ!」
「おおーそれだけで興奮するな!薬準備しているか?少し酒を飲んだので冷まさなければ!」もう張り切り過ぎている山脇代議士。
鎌田も呆れる程の性欲の持ち主で、度々この様な場面には遭遇するので慣れてはいたが、今夜の山脇代議士は少し異なると思った。
しばらくして三人は別々にクラブ(ジュピター)に入って行く事にしている。
まだ開店して数分の八時過ぎ、山脇代議士と鎌田秘書が入った。
事前に連絡は届いているので、澄子ママと店長が出迎えてVIPルームに案内をする。
その頃、吉永は美容室(黒い薔薇)を訪れて黛店長に、先程貰ったイラスト画を手渡した。
「これは?」
「金森えりの復帰作だと!先生が持って来た!来月判決が出たら直ぐに撮影して準備する様に言われた!」
ページを広げて見る黛店長が「これは、完全な懺悔ですね!えりの復帰作には良いかもです」
「お前も変態だな!理容師でも美容師でも出来るので、簡単だろうがな!」
「撮影の日にちが決まったら、望月さん呼ばなければ緊縛はプロで無ければ撮影出来ませんよ!」
「望月間一郎か?今何処に居るのだ!」
「福岡のアングラ劇団で働いていますね!」
「一応打診して置いてくれ!来月中頃だろう?山脇代議士が見学に来るらしいから、裁判が終ったら直ぐだぞ!」
「変態の絶倫親父の考えそうな写真集ね!でもえりもこれ位の写真集を出版しなければ、話題にも成らないでしょう?セミヌードは若い時に有ったでしょう?」
冷静に分析する黛店長だ。
「捕らえた女を一度見て見るか?」
「一応媚薬は飲ませて置いたから、強姦されてもガスさえ吸わせれば適当に悶えるでしょう?先生が喜ぶ処女だと思うから、楽しまれて帰られるわ!」
「ばっちり顔を映して、今後の切り札にするのだぞ!」
「勿論その様に考えていますわ!でもあの先生変態だから、いきなり髪でも切りたいと言い出すかも知れませんが?」
「それはもう少し調教を重ねてからと云う事にしなければ、使い物に成らないだろう?美人だろう?」
「清楚で可愛い女子大生って感じだわ、あの様な清楚な女を雌豚に育てるのが楽しいのですよ!」
「店長には呆れるが、その女子大生の顔を拝みに行くか?」
二人が地下に向う頃、VIPルームに綾子が呼ばれて入って来た。
「先生!この子が新人の綾子さんです!美人でしょう?」
「いらっしゃいませ!綾子と申します!民進党の山脇先生ですよね!」笑顔で言う綾子。
「こりゃ、驚いた!私を知っているのか?」
「勿論ですわ!民進党の実力者で将来の総理候補ですから、存じていますわ」
その言葉に満面の笑みに成る山脇代議士。
「綾子は顔が綺麗で世辞が上手だな!」
セミロングの黒に近い栗色の髪に目を細める山脇代議士、心の中ではこの綾子も棄てがたいと思い始めている。
酒が注がれても一杯薄いのを飲むだけと決めている。
地下に入った吉永が、檻の中の一美を見て「本当だな!店長の言う通りだ!」
「貴方が親分さんなの?早くここから出して下さい!私の知り合いには県警の課長さんも居ますから、逃げられませんよ!」
「檻に入れられても気丈なお嬢さんだな!我々の犯罪を知ってしまったお嬢さんをここから帰す筈は無いですよ!諦めなさい!」
「殺すの?」
「その様な勿体ない事はしませんよ!働いて貰います」
「クラブで?学校には行けないのですか?」
「学校には行けませんよ!諦めて下さい!」
意味不明の二人の会話、一美はクラブ(ジュピター)で働かされるのだと思っている。
それだけ話すと吉永は黛と地下室を出て行って「本当に可愛い女の子って感じだな!山脇先生に見せたらもう我慢が出来ないだろうな!」
二人は微笑みながら話して、吉永はクラブに向った。
クラブに入ると矢作店長を呼んで、山脇先生の様子を尋ねる。
「あの綾子さんは世辞が上手いので、すっかり気に要ってしまって上機嫌ですね!」
「じゃあ、綾子で良いのだろうか?」
その様な話をしている時、秘書の鎌田がVIPルームを飛び出して来て、携帯で緊急の話をしている様子だ。
電話が終ると「大変です!急遽東京に戻らなければ成りません!」悲痛な表情で言った。
「どうされたのですか?」
「総理のお母さんが亡くなられた!先生に葬儀委員長の大役が、、、、、直ぐに先生に話してきます」VIPルームに戻る鎌田秘書。
しばらくして山脇先生が出て来て「大変だ!直ぐ帰る!」吉永に告げた。
「はい、残念です!」とお辞儀をすると「顔だけ見てから帰る!」急に思いだした様に言った。
そう言うと吉永に案内を指示して、店を出て美容室(黒い薔薇)の方に二人は歩き出す。
「先生!急ぎませんと最終の新幹線に間に合いません!」
「車を準備しておけ!タクシーで帰る!」そう言うと二人で美容室に向った。
仕掛けられた罠
61-015
「おお!中々可愛い子だね!」地下室で一美を一目見て好色の眼差しに成った山脇代議士に「貴方は、山脇代議士ね!クラブの客なのね!悪い顔しているわね!」一美が檻の中から睨み付ける。
「気は強いが、いつまで続くかの?」嬉しそうに笑う山脇代議士。
「私に薬を使って服従させる気ね!麻薬を蔓延させている悪者の親分が国会議員のお偉い人?笑えるわ!」
「口が達者なお嬢さんだ!お望み通り麻薬漬けにして貰いなさい!いつまでも正義面が出来れば良いがな!」
「貴方方の命運ももう直ぐ終るわ、既に麻薬捜査官が潜入しているから逮捕も目前よ!」
「何!口から適当な事を言うな!」吉永が急に怒る様に言う。
「おじさん!馬鹿じゃないの?既に潜入捜査官に入られているのに、呑気な事を言っているのね!」一美の言葉は潜入捜査官、篠田綾子の運命も左右するのに喋ってしまった。
その言葉に急に三人は地下室を出て「今の話は本当の様だった!」
「確か兵庫県警に出入りしているから、情報は本当かも知れませんね!」
「私が厚生労働省の麻薬課に探りを入れて調べて見よう!高く付きますよ!」
「お願い出来ますか?どの様な潜入捜査官が入ったか判れば対応出来ます」
「あの地下の女の子は手付かずで、私の為に置いて下さいよ!あの子は私の理想の様だ!」
「判りました!次回来阪まで大事にしますよ!本社の貴賓室に閉じ込めましょう」
「竜プロの最上階か?あそこなら気が滅入る事も無いだろう?高級ホテルだからな!」
芸能人を雲隠れさせる為に造った部屋で、高級ホテルの貴賓室の造りに成っている。
「今夜の内に連れて行け!衣類も彼女に合う物を直ぐに準備させてな!」
「服は膨大な数有りますから大丈夫です!」
山脇代議士はタクシーを乗り継いで、その日の間に東京に帰って行った。
一美は竜プロのビルに眠らされて、早朝移動させられた。
地下の檻とは異なって、高級ホテルの様な造りの部屋だが、外部との接触は全く出来ない。
エレベーターのスイッチにはカバーが付けられて、鍵が無ければボタンを押す事も出来ない。
生活するには全く支障が無い特別な部屋に成っている。
特別な部屋が今は別の用途で使われている。
夕方に成って鎌田秘書が「昨日の話は本当でした!顔とか名前は判りませんでしたが、既に潜入に成功したとの連絡が届きました!早急に調べて対処されたしと先生がおっしゃっていました!」
「ありがとうございます!至急関係者を集めて対処致します」
夕方から澄子ママと矢作店長、黛店長が集まって会議を始めた。
最近入ったクラブのホステスと黒服の男性と会わせて六人、美容室に入った美容師とネイルの女性は全部で四人。
この十人の中の誰かが潜入麻薬捜査官の可能性が有ると絞る。
履歴書を見ながら一人、一人吟味していくと、黛店長から「二つの店が繋がっている事は多分知らないので、クラブの六人が怪しいと考えられます」と話した。
「では黛店長が見て怪しいのは誰だ!」
「はい、ずばり篠田綾子でしょう?変な部分の筋肉が有りましたので、最初の時に不審に思いました!」
「私は黒服の中田とホステスの美紀が多少怪しいかと思いますが?」矢作店長が発言した。
それぞれが話して、持ち物検査をして怪しい品物を持っていたら捕まえる事で一致した。
一美の一言で潜入していた篠田綾子が窮地に立たされる事に成っていたが、当の綾子は全く警戒をしていない。
えりの事件で動きを自粛していたので、油断が生じていたのも事実だった。
澄子ママが店の始まる前に「大阪府警から、最近合成麻薬を使っている女性が増えたので、持ち物検査をする様に言われました!皆さんのロッカーの点検をさせて頂きます」不意に言い始めた。
仲間のホステス達はこの言葉で潜入捜査官を調べる事は知っていた。
過去にも同じ様な検査をして潜入捜査官を翻弄した経緯が有った。
「えー、合成麻薬なんてしていません!」沙紀子が先んじて持ち物をテーブルに並べた。
「さあ!みんなも出して下さい!ロッカーは店長達が調べています!」
綾子が苦々しい顔に成ってロッカーの方を気にしている。
着てきた服にブローチ型の位置情報発信器が付けて有ったのだ。
緊急事態の時にオンにすれば仲間が大阪府警に連絡して、直ぐに急行する連絡用の道具だ。
簡単には見つからないと思うが、不安は顔に表われていた綾子。
その顔色を見逃さないのが澄子ママで、既に顔で笑って目で店長に合図を送っていた。
しばらくして矢作店長から「ロッカーに合成麻薬を隠して居たホステスさんが居ます!誰とは敢えて言いませんので、本日を以て退店して下さい!」
店内がざわざわしてお互いが顔を見ると、首を大きく振るホステスも居た。
安堵の顔に成ったのは綾子で、自分の持ち物が発見されなかったと思っていた。
綾子は直ぐに気持ちを切り替えて、このホステスの中に麻薬の常習者が居ると捜す気分に変わっていた。
それが罠とは知らずに綾子は、ホステスの動きに目を光らせていた。
沙紀子が綾子に罠をしかける様にメモ書きを手渡す。
(合成麻薬を持って居たのは、果穂さんらしいわ!)メモにはその様に書いて有った。
読むとそのままトイレに向いゴミ箱にメモを棄てる。
矢作店長と黒服の五島、鮫島、横田の三人は既に綾子を捕らえる準備をしている。
店が終ると必ず綾子が果穂を尾行して、合成麻薬の入手経路を探ると考えていた。
全く店から離れた場所に綾子を誘い出して、一気に決着を考えている吉永達だ。
美人の綾子の使い道は沢山有ると思っているのが、吉永達M組織の幹部だ。
店から離れた場所で行方不明に成って貰わなければ、店に警察が突入する可能性も有るからだ。
閉店後、果穂の動きに目を光らせる綾子。
澄子ママに挨拶をしてから、マネージャー五島が車で送る様な行動に成った。
綾子はタクシーを拾うと尾行を初めて、高速道路を京都方面に走って行った。
眠る綾子
61-016
タクシーに乗り込むと、畠課長に事情を連絡する綾子。
タクシーの運転手は会話の内容に「刑事さんですか?綺麗な方ですね!驚きました!」ミラーを見ながら驚く。
「悟られない様に尾行して下さい!」
しばらくして車は茨木インターチェンジで高速を出て、茨木川の辺のマンション駐車場に止った。
「ここで待っていて貰えますか?」真夜中でタクシーを呼ぶ事は不可能のなで頼み込む綾子。
運転手は好奇心も手伝って「良いですよ!頑張って下さい!」とエールを送る。
綾子はタクシーを降りて駐車場を見ると、送って来た五島の車が駐車場を出て行く。
マンションのロビーに入る果穂の後を追って、エレベーターの停止した階を確かめる綾子。
既に臨戦態勢の綾子の前にエレベーターが降りて来る。
それ程大きく無いマンションの五階に果穂が行った事は間違い無い。
果穂のマンションは新大阪だから、ここは麻薬に関係の場所だと綾子は察していた。
五島と果穂は仲間?そう考えた時、エレベーターの扉が開いた。
誰も乗ってないと思ったのに、老婆が中に乗っていて綾子は慌てて前を開ける。
入れ違いに綾子が乗り込むと、横から二人の男が乗り込んで来る。
老婆も振り返ると同時に後ろから、綾子の背中にスタンガンを押し付けた。
「あっ、うぅーー」その場に項垂れる綾子に男が布袋を頭から被せた。
老婆の姿に変装していたのは黛店長で、上手く捕らえられたと微笑む。
ブローチ型の位置情報発信器を綾子の衣服から毟り取った。
布袋に入れられた綾子を、鮫島と横田の二人が抱えて荷物の様に台車に乗せて駐車場に止めた車に運んだ。
その時、黛店長が吉永に捕獲の連絡をして、直ぐに発信器を発動させる黛店長。
この発信に一斉に大阪府警が出動を開始したのは、僅か十五分後だった。
覆面パト三台に刑事が分散して乗車、別の覆面パトも二台麻薬捜査官が乗車して、合計五台が茨木のマンションに急いだ。
吉永がクラブとは全く異なる場所で、事件が発生した事にしたのは別の場所に目を向ける為だった。
綾子は既に畠課長に事情を話していたので、密売組織の摘発が成功だと信じていた。
タクシー運転手は事前にお金を貰っていたので、のんびりとラジオを聞きながら美人が戻るのを待っている。
黒のワンボックスに乗せられて綾子が連れ去られると、もう一台の車に黛店長は乗って去った。
しばらくしてマンションに赤色灯を点灯した乗用車が五台到着。
続けてトラックも到着して、数人の武装警官もトラックから降りてマンションに向った。
「位置情報ではこのマンションだが?」
「場所は五階の様です!」
「みんな取り逃がすな!」
「完全に通路は封鎖しました!踏み込みましょう!」
総勢三十人程の警察関係者がマンションの出入り口から、踏込んでいった。
タクシーの運転手も騒然とした雰囲気に車を降りて、マンションに近づいていた。
綾子を乗せたワンボックスは、一時間程でミヤザキ美容整形の従業員通用口に到着していた。
「麻酔を打ちましたので、もう暫くは目覚めません!」横田が言うと安住師長が「兎に角早く運び入れて!」
「院長は?」
「もう直ぐ起きて来るでしょう?吉永さんから段取りは聞いています。幾ら美人でも麻薬捜査官を調教して売春の様な事に使えますか?」
「黛店長は自信を持っていました!」
布袋を二人で院内に運び込むと、ストレッチャーが院内には準備されていた。
袋から綾子を出して乗せると、少し明るい通路に移動させる安住師長。
「本当ね!殺すには勿体ないわね!スタイルも顔も最高ね!院長も喜んで手術をするでしょう?」
「もう一人警察関係の美人を捕まえているらしいですよ!その子は既に山脇先生の売約済みですがね!」
「あの変態議員ね!あの色呆け親父に見初められると、坊主にされるから女は嫌がるわよ!」
「でも吉永さんは世話に成っていますからね、今回の金森えりの事件も殆どもみ消したようですからね!」
ストレッチャーに乗せられて綾子は、VIP階に運び込まれる。
二人の男が病院を後にした頃、宮崎院長が漸く目覚めて「まだ眠っているのなら、もう少し眠らせて置け!助手が居なくては手術が出来ない!」そう言って内線電話を切ってしまった。
確かに今の時間自分と院長しか院内には居ないので、手術は手間なのは確かだ。
昨日の八時過ぎに電話で頼まれたので、安住師長と院長は宿直していたが、朝の四時前に連れて来るとは考えても居なかった。
森田美保、上山昭子、酒田貴代子の三人の看護師が、特別室の秘密を知って居るので、彼女達が来てから始める事を黛店長に連絡をした。
麻薬漬けにして、性器の手術を施してSEXドールに変えるのが吉永の命令だ。
これだけの美人なら客は沢山呼べるが、SEXドールに出来るか?それが問題だが、黛店長は自信を持っていた。
その自信に賭けたのが吉永だった。
無理なら殺せば良いので、賭けは上手くいけば万々歳との考えだ。
綾子はそのままストレッチャーに乗せられて、酸素マスクの様な物を付けられて眠った状態。
安住師長も仮眠に就いて手術室に放置された。
「面白い獲物が捕らえられましたよ!今日からSEXドールの施術を始めるのですよ!ご覧に成りますか?」吉永が状況を朝聞いて、新たな誘いを行っていた。
黒い陰毛
61-017
朝、安住師長が黛店長に昨夜予定より遅く成り、人員が揃って無かったので手術は行えていないと連絡をしてきたからだ。
黛店長が吉永に、折角ですから見学させては如何でしょう?と話した。
直ぐに思い付いて元プロ野球の大迫司に早朝電話で勧誘した吉永だった。
この大迫も変わった事に興味を持つ男で合成麻薬の常習者だが、医療系のSMに異常な興味を持つ事が最近判明したのだ。
深夜の間に手術が行われていたら、この様な事を考え付かなかったが状況が変わって余裕が出来た。
茨木の事件が完全に空振りに終って、篠田綾子の消息だけが消えた。
タクシー運転手の茂木は警察に連行されて事情を聞かれたが、前金を貰って待っていただけで美人のホステスだと思ったが、刑事さんだと聞いて驚いたと話した。
畠課長はクラブ(ジュピター)に事情を聞く為に署員を派遣するか苦慮していた。
潜入捜査が完全に敵に知られてしまうので、踏み込めない状況で綾子の消息を捜す術は限られたと思った。
潜入捜査官は正体が敵に知られると、既に死が待っていると常々話していた事が現実に成ったと思った。
もう一人困っている人物が、橘亮介だった。
早朝から一美の母親から連絡が有って、娘が帰らないし携帯が繋がらないと言った。
両親は日頃から亮介の事を聞いていたので、もしかして一緒に居るのかと連絡してきたのだった。
亮介は直ぐに兵庫県警の安藤課長に、彼女が行方不明に成った。
日頃からクラブ(ジュピター)の事を聞きたがっていたので、近づいた可能性が有りますので調べて下さいと電話で訴えた。
安藤課長は、取り敢えず捜索願いを出して貰うしか術は無いと答えると落胆の亮介。
しかし安藤課長は昨夜何か事件がクラブ(ジュピター)関連で発生していないか?を調べた。
その中で昨夜、茨木で麻薬密売の摘発に大勢の警官が向った事を突き止めた。
その事件に関連するのか?そう思いながら詳しい情報の提供を求める為、畠課長に連絡をした。
だが、畠課長からは自分の部下の篠田綾子が巻き込まれて、行方不明に成っているが、その様な女子大生の事は今回の事件には関係が無いとの返事だった。
直ぐに亮介に事件の詳細を伝えると、感謝の言葉を述べる亮介。
仕事を放って一美の行方を捜し始める亮介は、先ず美容室(黒い薔薇)に足が向っていた。
夜にはクラブ(ジュピター)にも乗り込む予定にしているが、不安が大きく心に広がる亮介だった。
森田美保、上山昭子、酒田貴代子の三人が病院に来ると、早速安住師長が事情を説明して、特別室の手術室に向った。
酸素マスクの様な物を付けられて眠る綾子を見て「本当だわ!美人だわ」マスクを外して言った。
「スタイルも抜群だわ!」
「今日も見学者が来る様だわ!」
「潜入麻薬捜査官だって?こんな美人の人が刑事って信じられないわ」
三人は各自綾子の美貌とスタイルの良さに呆れながら、ストレッチヤーから手術台の移動する為に、衣服を脱がし始めた。
俯せにしてワンピースのファスナーを降ろして、腕を抜き取ると仰向けに戻す。
下着はブラジャーのみだが、Dカップ程度の膨らみが谷間に細い身体とバランス良く見える。
「腕の筋肉とか、足に付いているわね!流石鍛えた身体だわ!」
「でも女の部分は鍛えて無いから、これから鍛えて貰う事に成りそうだわ」
そう言って笑う三人は下着姿の綾子を抱え上げて、多目的手術台に運び上げる。
宮崎院長は時計を見ながら安住師長に「大迫って元プロ野球に選手が見学に来るから、少し待てと吉永さんが言ってきた」
「えっ、あの大迫選手が?」
「医療系のSMプレーが好きらしい!最近では薬漬けらしいぞ!」
「本当ですか?私現役時代好きでした!それで離婚したのですかね?」
「変態趣味の亭主には付いて行けないだろうな?十時過ぎには来て貰わないと、午後は女優の五十嵐さんの手術が待っているからな!」
「もう歳だから諦めれば良いのに、まだするのですか?」
「良い金ずるだ!文句を言うな!」そう言って笑う宮崎院長。
大迫が来るまでの時間を待っている二人。
手術台に載せられて、両手を固定される綾子はまだ眠った状態で、全く目覚める様子は無い。
「足も固定して、本人には病院に運ばれた事にするから、気が付いたら暴れるかも知れないので急いで!」
三人の看護師が慣れた手つきで、両足を膝の部分で固定する。
多目的の手術台は時には女性の性器の手術に使われ、お尻の手術にも使われるので、組み合わせで俯せも仰向けも自在に成る。
首の下をカーテンで遮って、綾子から自分の姿も医者の顔も見えない様にすると、漸く薬が切れてきたのか無意識の状態でも反応を示す綾子。
その様子をモニターで見ていた安住師長が「先に行きますので!」そう言って宮崎院長に軽く会釈をして部屋を出て行った。
「下着を切り取って頂戴!」
酒田看護師がハサミを持って、ブラジャーの中心に刃先を入れると容赦なく切り裂く。
肩紐も同じ様に切って綾子の白い乳房が飛び出してきた。
「綺麗な乳房しているわ!羨ましい程だわ」そう言いながらハサミの先で乳首を突く。
「うぅ」綾子が言葉を発して、慌てて腰の部分のパンティを引っ張ってハサミで切る。
右の腰を切って左側に移動すると、同じ様に引っ張って切る。
布切れに成ったパンティを引っ張って抜き取る様に力を入れた。
「捜査官さんは剛毛だわ!手入れは全くして無いわね!」
白い肌に黒い陰毛が密集して生えているので、普通より多く見えた。
手術台の綾子
61-018
「準備出来ましたか?」安住師長が手術室に入って来て言った。
「はい大体終りました!」
「予想通りの綺麗な身体だわ!手入れして無いわね」綾子の股間を見て言う師長。
「予定通りの手術まで行いますので、用心をして下さい!感づかれると相手は捜査官ですから手強いと思います!」
「病気治療と云う事で調教を進めるのですね!」
「その通りです!SEXドールに育ててしまえば、これ程の美人ですから組織の役には立ちます!今日から頑張りましょう!」
そう言うと綾子の顔の処に行って様子を見て「もう直ぐ目覚めるわ!」と気を引き締めた。
「特性媚薬注入と、合成麻薬のSを吸わせて準備を終らせて!」
軽めの合成麻薬で、何をされているのかとか喋っている事は有る程度理解出来るがぼんやりとした感覚に成る。
特性媚薬は逆に異常に感じ易く成って、性的興奮を高める効果が有る。
手術台が上昇して綾子の両足が左右に大きく広げられた。
「師長!特性媚薬の注入の準備が整いました!」
安住師長が綾子の広げられた股間に入って、綾子の陰毛を指で掻き分ける様にした。
「包茎ね!手術の追加だわ!」クリトリスを指で剝きだして言った。
「SEXの回数は少ない様だわ、色素の沈着も少なくて綺麗、でもクリトリスは完全包茎ね」
指で剝いても赤い豆は出現しない。
シャレーに乗せられたプラスチックの注射器を右手に持って、左手で綾子の小陰唇を広げると注射器の先をピンクの肉片に差し込む。
直ぐに特性媚薬が膣の奥深くに注入されて「直ぐに効くわよ!気が付いたらずんずん感じるわ」嬉しそうに空に成った注射器を抜き取った。
宮崎院長は未だ来ない大迫を苛々しながら待っていた。
「もう時間だ!先に行くぞ!客が来たら案内して連れて来い!」受付の女性に連絡をして、部屋を出る宮崎院長。
美人の麻薬捜査官を今から、医療調教をすると思うと興奮は隠せない。
顔を見るまで疑心暗鬼だったが、モニターで綾子の裸体を見て一気に気分が盛り上がったのだ。
美人は自分でも作れるが、この麻薬捜査官は本物の美しさだと思った。
この様な美人を集めて捜査に送り込んで来る麻薬捜査官を、或る意味恐いと思う宮崎院長。
だがM組織は政府の実力者の後ろ盾が有るので、安心だと言う吉永の言葉を信じている。
事実、政界の大物山脇代議士を後ろ盾にしている事実は、宮崎院長を安心させていた。
部屋を出様とした時、大迫司が大きな身体を部屋の中に息を切らせて入って来た。
「現役時代でもこんなに走りませんでしたよ!間に合った様ですね」嬉しそうに宮崎院長の顔を見て言った。
「初めまして、こうして見ると大きな身体ですね!」
「院長今日は宜しくお願いします!」スポーツマンらしく礼儀は正しいが、医療SM趣味とは意外な一面だ。
「この白衣小さいかも知れませんな!でもこれが一番大きいのですよ!」
早速上着を脱いで白衣を羽織ろうとするので「SEXされるのでしょう?全部脱がれては?」院長が尋ねると「いいえ、見せて貰えればそれで良いのです!でも自分で逝くかも知れませんが、その時はお願いします」
「は、はい!」意外な話に驚く宮崎院長は白衣を着た大迫を伴って手術室に向った。
「可愛い顔して寝ているわね!これを吸うと気持ちが良く成るわよ!」
酸素マスクの大きな物を綾子の顔に被せて「ガス!」と酒田看護師に指示をする。
腕時計を見ながら約一分で吸わせるのを終った。
手術室に身体の大きい大迫と宮崎院長が入って来ると、会釈をしてマスクと眼鏡を手渡して変装する様に指示をする安住婦長。
野球を知らなくても大迫の顔はマスメデイアに露出が多いので、綾子に知られると上手く運ばない。
「今なら顔を見る事が出来ますよ!」
カーテンの向こうは見えないが、綾子の顔に近づく事は出来る。
「おお!美人ですね!何をしている人ですか?女優さん?タレントさん?」
綾子の眠る顔を見ながらたずねる大迫に「麻薬捜査官ですよ!」
そう言われて「えっー、警察?」怯える表情に成った大迫。
「潜入捜査官と呼ばれる女性です!既に捕らえて今から調教に入って麻薬漬けのSEXドールに仕上げます!初めてですから今日は治療と云う名目で女を目覚めさせますので、そこの椅子でゆっくりご覧下さい!」
「こんな美人なら、直ぐに興奮してしまいますよ!」
「カーテンの向こうをご覧に成ると、暴発するかも知れませんね!既に全裸で大股開きにしていますからね!」
驚きの表情に成って綾子の身体が見える方に向う大迫。
「あっ、これば綺麗ですね!乳房もしゃぶりつきたい気分です!」
「後程ご馳走に成って下さい!」その言葉に股間に手を持って行く大迫。
手術台の右斜めの椅子に座る様に指示されて、座るが落ち着かないのか股間に再三手を持って行く。
四十過ぎの大迫には強烈な刺激に成るのだろう。
綾子の顔が見えて、身体も見える場所に椅子が置かれているので、表情も辛うじて見る事が出来る。
動き始めた綾子を見て安住師長が「目覚めますよ!会話は止めましょう」
薄ら目を開くが焦点が定まっていない綾子が、身体が動かせないのを確かめる様に手を動かす。
「篠田さん!気が付きましたね!」安住師長が覗き込む様にして言った。
その姿が目に入ったのか「ここは、病院ですか?」
「はい、病院に運ばれて来たのですよ!昨日の夜茨木のマンションで麻薬の密売組織に捕まって、二時間程前に救出されてここに運ばれたのですよ!」
「は、スタンガンで、、、、」一生懸命思い出そうとしているが、ぼんやりとして記憶を手繰り出せない綾子。
「残念ながら、密売グループに麻薬を使われた様で、身体に残っています」
「それで、、、、、」
「麻薬を使った物で身体をいたぶられていますので、股間が暑く無いですか?」
「、、、、、は、はい!凄く暑く感じます!」
「今から、治療を始める所でしたが、気が付いて良かったです。一晩遊ばれていた様ですよ!元の身体に戻す様に頑張りましょうね」少し理解が出来たのか、頷く綾子だった。
凌辱
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「ごうか、、んされた?」
「残念ながら強姦もされていますし、体内に麻薬の痕跡が多数残っています!救出が遅れたら廃人に成る寸前でした。何も覚えていませんか?」
「は、はい!逮捕出来たのですか?」はっきりしている言葉と曖昧な部分が有る話し方をする綾子。
薬が効果を表わして、思考回路を疎外していると思う安住師長。
この会話で綾子が素直に治療を受けるかが決まるので、安住師長は慎重に話をする。
「残念ですが、篠田さんを救出するのが一杯だった様ですね」
「畠課長は?」
「先程までいらっしゃいましたが、有力な情報が入って出向かれました!今後の事も有るので充分身体を治して欲しいとの伝言で、当分麻薬捜査官としての連絡はしない様にとの指示を残されました」
「当然です!潜入捜査官として失敗をしたのですから、仕方が有りません!」
「身体に入った麻薬を抜いてしばらく療養をして下さい!少し苦しいでしょうが頑張って!特に性器を中心に侵されていますので大変でしょうが少しの辛抱です!」
「は、はい」
「では先生に治療を初めて貰いますが、恥ずかしい事苦しい事も有りますが我慢して下さいね!」
「は、はい!お願いします!」
宮崎院長が股間に座って早速両手で、陰部を両手で持って押し広げる様にすると「あっ」と小さく声が出る綾子。
目を閉じて両手は手術台の横のパイプに固定されて動かせない様にパイプを握らされている。
宮崎院長の指先が陰毛を掻き分ける様にして、クリトリスを人差し指で弾く様に触ると「あっ、あっ、いゃ!」と声を出して反応した。
「どうしましたか?」
閉じていた目を開いて「な、何でも有りません!」自分の身体の反応に驚いたが否定する。
「治療中ですよ!正直に言って下さい!感じたのですか?」
「は、はい!」
「麻薬から造った薬を使われていますね!院長そうでしょう?」
「その様だね!陰部に注入されていますね!多分子宮にも流れ込んで居るでしょう、器具で洗浄が必要でしょうね!子宮の奧の奥まで搔き出さなければ回復しませんよ!」
「院長他の部分は?例えば直腸にも薬を入れられているとかは有りませんか?」
「師長、良い処に気が付いたね!直腸から入れられると、身体中に浸透するからな!調べてみよう!手術台を大きく上げて、肛門を調べて診よう!」
「はい!手術台を上昇させて下さい!」
手術台が上昇して、大きく綾子の足が宙に上がって行くと、宮崎院長の目の前に綾子の白くて柔らかそうな臀部が上がって止った。
手袋の指にクリームを浸けると、横から看護師の酒田が両手で臀裂を広げて、綾子の肛門を剥き出しにした。
呼吸をしている様に動く綾子の肛門が、宮崎院長の目に飛込む。
大迫が椅子に座って居られずに、立ち上がって一歩、二歩と近づく。
「力を抜いて下さいね!」綾子に伝える安住師長。
必死で目を閉じて耐えている綾子。
宮崎院長達は綾子のアナルが使えるのか?それを調べて今後の調教の段取りを決めるのだが、綾子はその様な事を知る筈も無い。
宮崎院長の指先が綾子の肛門の近くをマッサージする様に動く。
身体をびくっとさせて力が入る綾子に「力を抜いて下さいよ!力を入れると痛いですからね!」安住師長が優しく言うと、力を抜いた綾子だが「あっ、いた、いた」と叫び出す。
宮崎院長の指先が肛門に挿入されて、一気に第二関節まで中指を押し込んだのだ。
直ぐに慣れたのか、綾子は痛がる様子は無くなって、指を動かして「痛みは有りませんか?」と尋ねた。
「は、は、はいー」答える綾子の声に「ここも薬が注入されていますね!直腸の治療は明日しますが、取り敢えず中和薬を注入して止めましょう」
逆に身体中が敏感に成る麻薬から造った媚薬の注入を準備していた。
綾子はアナルも使えると宮崎院長は検査の結果を、安住師長に合図をした。
顔は美人、スタイルも抜群、膣の開発は比較的簡単だがアナルは元々資質が無ければ難しいので合格に成った事は大きい。
山上看護師が媚薬を準備して宮崎院長に手渡す。
綾子のアナルから指を抜き取って、プラスチックの注射器を持つと直ぐに緩んだ肛門に突き刺す。
「うぅ」肛門から液体が注入されて、苦しそうな表情に成る綾子。
直ぐに抜き取られて「これで多少は中和されるが、明日本格的に治療をしよう!」
それはアナル責めを初めて行うと云う意味だったが、大迫には明日と云う言葉が長い感じがした。
注入が終ると高く上がっていた足が降ろされて、元の位置に戻されて大股開きの状態が大迫の目に飛込む。
「クスコ!」宮崎院長が酒田看護師に伝えて、今まで着けていた手袋を脱いでいた。
二枚重ねで履いていた様で、今も手袋を履いている宮崎院長。
肛門を触ってから膣には指を入れる事は無い。
クスコを受け取ると「カチャ、カチャ」と音を鳴らして、綾子に聞かせる様にして「力を抜いて下さい」と言った。
益々暑く成って敏感な身体に変わっている綾子は、左手で陰毛を触れるだけで「あっ、あっ」と無意識で声を発している。
そのまま大陰唇を広げながら、小陰唇を指で広げる宮崎院長。
「あっ、あっ」目は閉じているが指の動きで無意識で声が出てしまう綾子。
クスコの先が膣口に挿入されると、愛液が流れ出て入るのでスムーズに挿入される。
「うぅ、うぅ」の声と同時に広げられるクスコ。
ライトの明かりにピンクの肉片が徐々に引き裂かれる様に、大きな窪みに成っている。
SEXの経験は少ない様で、婦人科の診察も経験が無いのでは?宮崎院長がその様に思いながら、どんどん広げられる膣口。
いつの間にか大迫が横に来て覗き込んでいる異様な光景だ。
剃毛
61-020
「篠田さん!相当強い薬を使われていますね!洗浄の為に器具をセットして、徹底的に奥の奧まで綺麗にしましょう」
「は、はい」
「腰に器具を装着して治療をするのですが、器具を素肌に密着させなければ駄目ですから、邪魔な物を剃らせて貰いますね!」
「邪魔な物、剃る?」
「篠田さんは陰毛が多いので、器具が密着出来ませんのでね!」
「は、はい!」ぼんやりとして思考力の無い綾子は流れで承諾をした。
身体が火照るが、今クスコを入れられている部分は一層暑くて、感度が上昇している。
宮崎院長がクスコの中に小型のローター入れて、振動を与え始めると「あっ、あっ、あっ、ああー、ああー」と無意識に反応が自然と出て、感度の良さを示している。
しばらくして逝かせる前にローターを抜き取りクスコのネジを緩めて、徐々に小さく成る膣口。
抜き取られても緩んだ様に小さな口を開いているが、愛液が流れ出てクスコの表面に白く付着している。。
「森田さん剃毛の準備をして下さい!」安住師長が言うが既に揃えられていて、湯を洗面器に入れて持って来るだけだ。
木の長方形の箱には、日本剃刀が二本とシャボンの入れ物、手動のバリカン、刷毛が並べられて、一本の剃刀は細い刃先の物だ。
タオルも数枚洗面器と一緒に運ばれて準備が整った。
「篠田さん!先生の診察では麻薬で造った薬を陰部に流し込まれて、膣から子宮まで汚染されている様ですね!今から治療の器具を付ける為にあそこの毛を綺麗に剃ってつるつるにしますからね!」看護師の森田がぼんやりと焦点の定まってない顔の近くで言った。
「は、はい宜しくお願いします」
ローターで刺激を受けて感じていた綾子は、既に薬の影響で身体中が火照って、特に陰部は敏感で燃えていた。
思考能力が落ちて、自分は麻薬密売組織に捕まって、レイプされたが身体を麻薬で侵されているのでぼんやりとしていると思っていた。
股間に安住師長が宮崎院長に代わって陣取った。
大迫の横に同じ様に座ると小声で「良い身体をしているでしょう?今からあの黒々とした毛を剃り落して、これを使って剥き出しにしますよ!」
金属のプッシークランチを見せる。
この器具は陰唇を挟み込み開口させるクランプで、クリトリスや膣口が丸見えになり観察や、その他のSMプレイに最適な道具だ。
両側のネジを締めることによって挟む力を調節できて、広げる幅も調整出来る優れ物だ。
「これを使うには、毛は邪魔ですね!」
「今から剃り落しますが、充分薬が効いていますから、女の身体には強烈な刺激が有りますよ!楽しみに見ていて下さい」
綾子の顔の処には安住師長に代わって、森田が綾子の顔の近くで見ている。
木の箱の中から手動のバリカンを持って「始めますよ!」左手で白い下腹部を押さえながらバリカンの刃先を陰毛の中に入れて「ギーギー」と動かし始める。
「な、なに?」下腹部に変な物が動いて驚く綾子。
「大丈夫よ!バリカンで長い毛を刈り取っているのですよ!」
「ギーギーギー」と音が静かな手術室に聞こえて、下腹部を這う様に動くバリカン。
刃先には僅かな毛が刈り取られて、白い肌に散って綾子の臍の付近まで飛んでいた。
しばらくバリカンを動かしたが、殆ど刈り取られていない。
「クリームを塗って貰えますか?」
既に側で泡立てていたシェービングカップに刷毛を入れて、すくい取る様にたっぷりと刷毛にクリームを浸ける山上看護師。
刷毛が綾子の下腹部に移動して、陰毛にクリームが落されると「あっ」小さく声が出る綾子。
少し温かいクリームが肌に伝わって、敏感に成っているので自然と出たのだ。
綾子自体SEXの経験も少なく、この様な婦人科の様な診察も受けた経験は無かったので、今行われている事が変だとは考えていない。
刷毛が大きく動かされて、刈り取られて多少短く成っている陰毛が白く盛り上がる程、クリームが塗りつけられた。
再び刷毛にクリームをたっぷり浸けて、今度は恥丘の下から大陰唇に向って刷毛を動かすと「あっ、あつ、あっ」声を出す綾子。
刷毛は再び下から上に動かされて「あっ、あっ、あっ」腰を動かして声を発する。
酒井看護師が洗面器にタオルを浸けて、軽く絞って準備をしているが、少し熱いのか手で持つのを左右に変えている。
白く盛り上がる程クリームが塗られて、酒井看護師がタオルを畳んで白いクリームで塗られた陰毛の上に置く。
「あ、あついー」急に驚いて目を見開く。
「熱かった?蒸らさないとね!」
酒井看護師がタオルを押さえて動くのを防ぐと、指を使って股間の切れ目を擦る様に指を動かし始めた。
「あっ、あっ、あっ」クリトリスに刺激が有るのか熱さを忘れて感じる。
「あっ、あっ、あっ」しばらく擦られて声が続くと、タオルを取り除く。
陰毛が岩海苔の様に白い肌に付着して、指で擦られた小陰唇がピンクの肉片を剝き出されて卑猥な絵を見せていた。
「おおー!」小さく声を出して覗き込む大迫。
再び刷毛にシェイビングクリームを浸けると、下腹部に落しては毛先を動かして白く塗り直ぐに安住師長が日本剃刀を持つと「ジョリ、ジョリ」と剃り始める。
剃り取られた陰毛は臍の横に摘まんで置く。
「ジョリ、ジョリ」と次々と剃り落して、白いクリームが消えて青白い地肌に変わる恥丘上部。
剃られている事は感じているが、それ程敏感な部分では無い為綾子は目を閉じている。
臍の近くには剃り落された陰毛が積み上げられて、異様な光景に成っている。
性器の廻りには一杯陰毛が残って居るので変な感じだが、これから剃毛プレーを教え込む作業に入る安住師長。
刷毛を浸けるシェービングカップに、薬を混入させて泡立て始める山上看護師。
不気味な笑みが溢れている宮崎院長。
綾子昇天
61-021
「今入れた薬は何ですか?」小声で聞く大迫。
「マンコが疼く様に成る薬ですよ!痒みが出るが自分では掻けないのでね!」
泡立てが終ると刷毛に一杯すくい取って、性器の周りに残った陰毛を撫でる様に塗り始めると「あっ、あっ、ひぃーー」と急に声が変わって目を見開いている綾子。
頭はぼんやりとして身体が火照って、いきなり陰部に刺激を加えられて声が変わった綾子。
「あっ、あっ、だめーだめー」
安住師長が大陰唇の肉を左右に開いて、小陰唇に刷毛で塗り込む様にすると「ひぃーーゆるしてーー」我に返る様に叫ぶ綾子。
「どうしましたか?麻薬の作用で化学反応を起こしたのかもしれませんね!」
白いクリームは溢れ出る綾子の愛液でかき消されてしまう。
周りの陰毛が白く成ると、細い日本剃刀を持って安住師長が剃ろうとするが、腰が小刻みに動いて「あっ、あっ、あぅ、うぅ!お願い早く終らせて下さい!我慢が出来ません!」
「どう我慢が出来ないの?」
「あぅ、うぅ、だめーーー痒い、、、、はやくーーーーたすけて」
腰を動かすので「じっとして!大事な処を怪我しますよ!」左手で青く成っている恥丘を押さえる。
同時に二人の看護師が腰と太股を左右から押さえると「ジョリ、ジョリ」と剃り始める。
「あっ、ああーだめーーかゆいーー助けてーー」
「直ぐ終りますから、我慢して下さい!」大きく顔を左右に振って、陰部の痒みと疼きを訴える綾子。
安住師長が左手で大陰唇を広げながら、指を小陰唇から膣口に挿入しながら皮膚を引っ張り「ジョリ、ジョリ」と微妙な部分を剃り始めると「あっ、あっ、あっ」と今度は気持ちが良い声に変わった。
それを見て山上看護師がバイブを持って、安住師長に手渡すとそのまま膣口に挿入する。
「ああーー、ああーー」少し挿入されただけで、感じてしまい痒みも疼きも解消された綾子。
「ああー、ああー」
「ジョリ、ジョリ」と引っ張って剃る安住師長。
バイブを横から持っているのは山上看護師で、流石に電動にして動かさない。
膣に挿入して上下に多少動かす、剃り難い時には手を移動させている程度だ。
だが結構動かすので綾子は刺激を感じて、疼きと痒みは治まって心地良いのか「あっ、あっ、ああー、ああー」と声を発して夢心地に変わっている様だ。
「ジョリ、ジョリ」と剃り進んで、ピンクの肉片をバイブで剥き出しにされて腰を動かす仕草も見受けられる。
しばらくして「綺麗に成ったわ!」嬉しそうに剃刀を木箱に戻して、タオルで陰部を拭き取るが、バイブは刺さった状態で動かすので「ああー、ああー、いいーいいー」と口走る綾子。
しかし寸止めをしてバイブを動かさないで抜き取る山上看護師。
「篠田さん!剃毛が終ったので器具を取り付けて、毒物の搔き出しを始めますが少し苦しいかも知れませんが我慢して下さいね!」
「は、はい!お願い早く終らせて下さい!」
終らせての意味がこの場の人達には逝かせて欲しいとの意味に聞こえた。
つるつるに成った陰部にプッシークランチを取り付ける準備に入った。
綾子の陰部に器具を置いて、陰核を摘まんで器具に挟み込める様に引っ張る。
「あっ、あっ」二人の看護師が左右同時に陰核を引っ張り、金属に挟み込む。
「あっ、あっ」陰核を引っ張られて感じているのか、声をだしている綾子。
安住師長が挟まれた肉片が外れない様に、ネジを締め始める。
陰核が引っ張られて金属に挟まれて、引っ張られるが綾子の場合ビラビラが小さいので挟むのに苦労している。
挟み込むと同時に広げて固定したが「うぅ、うぅ」と綾子が腰を動かすと、挟んでいた部分が取れて上手に広がらない。
「駄目ね!例の道具を持って来て!」安住師長が異なる道具を持って来る様に指示した。
酒井看護師が持って来た物は、クリップが三個付いた細い革のベルト。
一目見れば何に使うかが直ぐに判るが「これなら大丈夫よ!短い小陰唇も掴めるわ」
直ぐに看護師二人が綾子の太股の付け根に細い革のベルトを巻付ける。
本品は女性器のビラビラ(小陰唇)をクリップで挟みつつ、太ももに巻いたベルトで4方向におっぴろげる、卑猥極まりない仕様です。
4つのクリップはすべて、先端にラバーキャップが被せてあり、ネジによる狭圧調整も可能で、パッと見はけっこう痛そうですが、刺激レベルに融通が利く。
クリップで挟まれる際に多少の痛みを伴うため、ややSMテイストが強く、同時にヴァギナを広げて固定する、羞恥系アイテムとしての実力も相当なもの。
とくにそのままではビラビラやクリが奥に隠れがちな女性器に対し、ハンズフリーで性感帯を剥き出しにできちゃうのは大きなメリット。
電マやローターなどで一方的に女性を責め倒し、羞恥と実用性を兼ね備えている。
「あっ、いた」小陰唇をクリップで摘ままれて声を出す綾子。
二人の看護師が直ぐにクリップで摘まんでしまうと、大きく開かれてクリトリス、尿道口、膣口が無影灯に照らされて光る。
大迫に見せる為に股間を譲る安住師長。
「えっ、宜しいのですか?」小声で言うが既に椅子から立ち上がっている大迫。
太目でイボイボの付いたバイブを手渡されて、大迫は笑みを浮かべて股間に入る。
充分濡れているのがよく判る綾子の膣口。
「篠田さん!麻薬を搔き出す器具を挿入しますよ!少し刺激が強いですが辛抱して下さいね!」
顔の横で呼びかける森田看護師に「は、はい!おねがいします」微かな声で答える。
既に身体は麻薬と媚薬で侵されて思考回路は完全に壊れている。
愛液で光る膣口にバイブを挿入しようとしている大迫の手が震えている。
興奮しているのがよく判るが、グローブの様な手に持たれたバイブも小さく見えるが、実際は相当極太なのだ。
「うぅ、うぅ」と綾子が声を発して、先が膣口に挿入される。
「あぅ、うぅ、うぅ、、、だ、、、め、、、たす、、、け、、、、て、、、」押し込まれると横からスイッチを入れる様に指示をする安住師長。
「ああーーああーーああーーーだめーーーだめーーーこわ、、れ、、、る、、、、たすけてーーー」
その声を聞きながら、ガスを吸わせる為にマスクを近づける森田看護師。
綾子の顔を覆ったマスクからガスが出て、一気に吸込む綾子。
直ぐにカーテンを取除くと、宮崎院長が綾子の乳房にしゃぶりつく。
残酷な手術
61-022
「もう記憶には残りませんから、自由に遊んで下さい!」
一気にバイブを押し込む大迫。
「ああーああーーああーー駄目――駄目―感じちゃう!」
綾子の目は完全に焦点を失い、雌化してしまっている。
臍の近くに置かれて居た陰毛も紙で綺麗に包んで、綾子の頭の上に置いて居る。
「どうだ!」押し込んだバイブの振動を最強にして、反応を見ようとする大迫は完全に狂った目に変わっている。
「ああーああーーだめーいっちゃうーーーだめーー」大きく身体を動かして反応しているが、固定されて動けないのに乳房に吸い付いている宮崎院長が、重しに成って一層動けない。
「大迫さん入れてやって下さい!」宮崎院長が顔を上げて言う。
「私はこれで充分です!院長!代りましょうか?」
「いや、まだ手術が終ってないので、止めときます」
「じゃあ、逝かしてやりましょう!」大迫が再びバイブを持って遊び始めた。
「ああーああーーだめーーーいっちゃう、、、あぅー」悶え苦しむ綾子。
しばらくして極太のイボイボバイブを咥え込んだ陰部は、絶え間なく愛液を垂らして何度逝ったのか判らない程絶頂を迎えて、最後は力尽きて気絶するまで大迫は責め続けた。
大迫も額に大粒に汗を噴き出させていた。
「さあ、手術を行いましょうか?」思い出した様に安住師長が言って、宮崎院長が我に返って綾子の顔を見た。
「汗が随分出ているな?」
「大迫選手が責め続けましたから、何度仰け反ったか数えられませんでしたわ」
「そうか、乳房も中々美味しい味だったぞ!」笑みを浮かべる宮崎院長。
「院長!包茎手術も今からしますか?直ぐに判ってしまいますが?」
「明日アナル責めの後に持ち越すか?流石に明日の責めでは違和感で怒るだろう?」
「なら、今日してしまいましょう?クリトリスを剝かれたら感じ方が違いますからね!」
「手術って、クリトリスを剝くのですか?」急に大迫が口を挟んだ。
「それ以外に、避妊手術とGスポット肥大施術も行いますよ!」
「えー、その様な手術が必要なのですか?」
「もうこの女はSEXドールに成るしか生きる事は出来ないのですよ!M組織の客人はゴムを着けるのを極端に嫌いますから、妊娠の心配が無い様にしてしまうのです」
「えっ、この綺麗な肌にメスを入れるのですか?」
「いいえ、子宮から卵管を止めますので卵子が来ないから妊娠はしません!」
「Gスポット肥大は効果が有るのですか?」
「私達が金森えりに施術をしたので、SEXに狂って麻薬を乱用して逮捕されてしまいました」
「えっ、金森えりさんの事件の発端はここだったのですか?」
「あの様に狂った女性に成るとは思いもしませんでした!」
「今から手術を行いますがご覧に成りますか?」
「クリトリス包茎の手術は見たいですが、それ以外は遠慮して帰ります」
「院長!クリトリス包茎手術から始めましょうか?」
しばらくして綾子に麻酔薬が注入されて、身体を綺麗に拭き取られ手術が始まった。
大迫も一緒に覗き込む中、クリトリスの皮にメスが入って素早く、ピンクの小さな豆を剝き出す宮崎院長。
「可愛いくて綺麗ですね!全て剝き出して大丈夫ですか?」
「この様にしてしまえば、歩くだけで感じてしまいますから、SEXドールになり易いのです」安住師長が説明をする。
「この様な手術をしている子は居るのですか?」
「クラブ(ジュピター)に三人程度居ますよ!一人は亡く成りましたがね」
「あの事件の女性ですよね!」
話をしている間にクリトリス包茎手術は終って綺麗に縫合された。
その後大迫が帰ると、綾子に残酷な避妊手術が行われて二度と妊娠出来ない身体にされて、続けてGスポット肥大手術も行われてようやく手術台から解放された。
その頃、橘亮介は一美を捜し求めて美容室(黒い薔薇)に乗り込んで、一美の写真を見せて来店が無かったかを執拗に尋ねた。
誰も知って居ても喋らないので、半時間程粘ったが「営業妨害ですよ!この店は男性の客は遠慮をお願いしています」と追い返されてしまった。
一美が一人で乗り込んだのでは?としか考えられない。
携帯の位置情報も消えているので、捜す術は限られているのだ。
失踪三日目、橘亮介の訪問は吉永達に警戒の気持ちを持たせた。
翌日一美の携帯を持って、東京に向わせる策を講じたのだ。
亮介達の捜索を撹乱させるのが目的で、安藤捜査一課長も捜索願いの提出と同時に全国に捜索をお願いした。
一美失踪四日目、位置情報で一美の携帯が作動している事を知った亮介は、安藤捜査一課長に連絡をした。
少なくとも一美に関係している人間が持っていると説得して、捜査を依頼する亮介。
移動の早さから察して新幹線だと決めた安藤捜査一課長は、該当の新幹線を捜索する為鉄道警察官にも依頼した。
だが吉永に頼まれたクラブのホステスで北原久実は、携帯の電源をしばらくして切ってしまう。
静岡を過ぎた頃に再び電源を入れる予定で、警察を翻弄する役目を担っていた。
昼前に成って漸く目覚めた綾子は夢の様に昨日の事を思い出していた。
直ぐに陰部の異様な感覚に看護師を呼ぶ、尿道カテーテルが挿入されて起き上がれない状態に成っている。
直ぐに看護師の森田と上山が病室に来て「お目覚めですか?」
「少しあそこが変な感じなのですが?」と訴えた。
「尿道カテーテルが入っているから?」
「それ以外にも違和感が有るのですが?」
「午後先生の診察と、腸の洗浄が行われますからその時診て頂きましょう」
二人の看護師はおむつの確認をして、立ち去って行った。
身体を動かすと陰部が電気を発した様な感覚に成る綾子は、それがSEXをした時に感じる事に近いと思い始めた。
位置情報の謎
61-023
亮介も新幹線に乗り込み東京方面に移動しながら、携帯の電波の位置情報を掴む為に必死だった。
「沢山鉄道警察が乗り込んで来ました!」再び携帯の電源を入れる静岡を過ぎて連絡をする久実。
吉永は状況を聞いて横浜を通過してから電源を入れる様に指示をした。
同時に山脇代議士に状況を連絡して、邪魔をして貰う様にお願いする吉永。
山脇代議士は昨日葬儀が終って、ほっとして今度いつ関西に行ってあの一美と遊ぼうか?と考えていた矢先に警察が捜索をしている事に憤慨する。
山脇代議士は「誰か犠牲者を出して、逮捕させて捜査を打ち切らせろ!後は私が上手く処理をする」と伝えた。
直ぐに吉永は白兎会に連絡して、変質者に一美が襲われた事を偽装する工作に入った。
その後一美の持って居たバッグとか衣類を準備させる吉永。
当の一美は竜プロダクションに監禁されているが、ホテルの特別室の様な豪華な部屋で何事も無く捕らわれていた。
一美はクラブで自分が働くと言うまでこの部屋に監禁されるのだろうか?と考えていたが何も話が無いので時間を持て余している。
白兎会は過去に婦女暴行で逮捕された経緯の有る橋詰達也を僅かな時間で準備した。
偶々東京地区に居た事が、橋詰に白羽の矢を立てる事に成った。
夜まで久実に警察を翻弄させて、橋詰めにバトンならぬ携帯を手渡す事に成る。
鉄道警察隊が新幹線の中を何度も移動して怪しい人物を捜す。
一美の携帯の写真が提供されているので、誰かが持って居ないか?置いて居ないか?数本の新幹線を重点的に捜していた。
橋詰は警察を翻弄させて、結局は逮捕される事に成っている。
白兎会からお金を貰い服役するが、最終的には証拠不十分で釈放される段取りだ。
吉永達は橋詰の自供の裏付けを偽装する工作に入って、警察を欺く作戦を始めた。
山脇代議士の執念を見た吉永は、今後山脇代議士の弱みを握れば政治も自分がコントロール出来ると野望を持ち始めていた。
その頃、ミヤザキ美容整形の特別病棟では、昼食の中に睡眠薬を混入されて眠りに就いている綾子を手術室に運び込んでいた。
アナルが使えると判断した安住師長は、不意に気が付いて自分達に危害を加えられたら困るので慎重だ。
綾子に悟られたら仕方が無いが、怪我をするより安全な方法を選んだのだ。
昨日の手術台が変形して、俯せに綾子を固定して尻を大きく突き出す様に固定するのだ。
ストレッチャーに載せられて運ばれて来た綾子は、昨日の検査着の状態で下着は勿論着けて居ない。
おむつをされていて、尿道カテーテルのみ外された状態だ。
「師長全裸に致しますか?」
「下だけで良いでしょう、おむつを外して手術台に載せて!」
「まだ半時間以上は目覚めませんが、お尻から風邪ひきませんか?」そう言って笑う看護師達。
「大丈夫よ!温かいしタオルケットでも被せておけば充分だわ」
ストレッチャーの上でスカートに成った部分の布を直ぐに剥ぎ取る森田看護師。
横から二人が上半身を持ち上げて、森田看護師が足を持って手術台に運ぶと俯せに載せた。
俯せに手術台に載せると、両手を下のパイプを持たせて固定した。
白いお尻を突き出した様に固定すると、あむつを剥ぎ取る様にして取除く。
「昨日から全く便をして無いから、溜まっているわね」
起きると頭が大きく下に下がって、一層お尻を突き出す姿勢にされるが今はまだその様には成っていない。
白いお尻にタオルケットを被せて、控え室に向った。
テレビではワイドショーが放映されて、金森えりの事件を取り扱い、リポーターは来週判決が出るが上告は行わない予定と言った。
そして、複数のドラマとかCMの違約金の問題は新しく所属した竜プロとの交渉に成るのだろうと解説していた。
金額は約五億に成るが、どの様な決着に成るのか注目だと解説していた。
「あのえりさん竜プロに代ったのか?」
「ヘアーヌード写真集は決まりだわね!」
「でもその程度では金森えりでも一億程度でしょう?どうするのでしょうね?」
「売春しても一億は稼げないでしょう?」
「馬鹿ね!売春で一億稼いだら身体が壊れるわよ!今の捜査官の方が若くて綺麗わよ!」
三人がテレビを見ながら勝手な事を喋る。
自分達が行ったGスポット肥大施術の影響で事件が起った事は、もう忘れている三人。
コーヒーを飲んでお菓子を食べて時間を潰す。
同じテレビを見ていたのが吉永で、来週にも結審に成る事を聞いてえりのマネージャーを電話で呼び出し関西に来る様に伝えた。
同時に黛店長に「再来週に望月さんを呼ぶ段取りをしてくれ!」その様に指示をした。
その指示が終ると同時に鎌田秘書が「来週結審するので次の週に例の撮影を準備して欲しいとの先生の指示です」
タイミングを測った様な電話に苦笑いの吉永。
「見学が終ったら例の次子大生の味見をしたいと先生がおっしゃっていますが、大丈夫でしょうか?」
「はい、我社の貴賓室で大事に保管していますよ!」
「先生は絶対にゴムの使用はされませんが、妊娠等に成ると困りますので、その辺りはよく調べて下さいよ!今までにも何人も中絶手術をしていますので気に成ります」
「先生の絶倫は充分存じています。充分注意する様に係に伝えますのでご安心を!」
「今回はあくまでも味見ですから、その後はいつもの様にされると思いますので、宜しくお願いします」
「判りました!撮影の段取りと合わせて準備致します」
吉永は早速黛店長に連絡をして、世話係の女性と密に連絡して一美の事を頼んだ。
未だ経験が無いので、媚薬を食事混入させて気分を盛り上げる程度だが、この薬が誤算を与える事に成った。
糞射
61-024
クラブで吉永の仕事をしているホステスは、沙紀子、果穂、明子、久実、翔子の五人で亡く成った綿貫葉子を加えた六人が仕事をしていた。
沙紀子は横山社長の接待をしていたが、葉子が従わずに反抗した為に殺害されたのだ。
そして今、新しいSEXドールとして育てられ様としているのが篠田綾子だった。
既に昨日、クリトリス包茎手術、避妊手術、Gスポット肥大手術を施されて、今日はアナル開発の為の調教が行われ様としていた。
時間を見計らって、手術室に三人の看護師と安住師長がやって来た。
浣腸の道具が準備されて、横には肛門拡張器、アナル用バイブ、アナルパール等が準備されている。
トイレに行かせないので、大きなビニール袋が準備されている。
その様な事は全く知らずに眠る綾子、今更ながらの寝顔は美しい。
尻に被せて有ったタオルケットを取り払う。
無影灯が点灯されて、綾子の美しい白い尻を照らし始める。
「うぅ」綾子が無意識に言葉を発すると「目覚めるわ!」安住師長が三人の看護師の気を引き締めた。
「よく寝ていたわね!」
「えっ、ここは?」
「手術室よ!今から腸内に入った麻薬成分を取除きます!宜しいですね!」
「寝ていたのですか?」
「麻薬の影響で眠たく成ったのでしょう?今日の洗浄が終れば多少は回復すると思いますよ!」
「は、はい」
「それでは腸内洗浄を始めます、手術台が動きますのでパイプを強く握って下さい」
そう言われると同時に考える暇を与えず動き出す手術台。
頭が下に下がって長い髪が、垂れ下がって綾子の顔が隠れる程に成ると、尻が突き出されて肛門が安住師長の前に来て止った。
「浣腸をして、悪い薬を便と一緒に排泄しましょう」
「えっ、浣腸?」
安住師長は手袋の指先にクリームを塗り込んで既に準備は終っていた。
「大丈夫よ!マッサージをしてから行いますから、痛く無いですからね!」
「森田さん!篠田さんにガスを!」
森田がマスクを持って綾子の髪を横にして、横を向いた顔にマスクを押し当てる。
「うぅ、うぅう」の声と同時に綾子の顔を覆う。
麻薬系のガスが噴射されて、一気に吸込んでしまう綾子は直ぐにぼんやりと思考力が一気に減退した。
すると安住師長は直ぐに綾子の肛門を診る体制に入ると、看護師の上山看護師が臀列を左右に広げて肛門を剝き出した。
ガスを吸った綾子は頭を下にして、長い髪が綺麗な顔を覆って項垂れている。
安住師長の指が綾子の肛門の周りをゆっくりとマッサージを始める。
これがアナル調教の始まりに成っているのだが、綾子は全く知らずに身を委ねていた。
「うぅ、あぅーー」指がいきなり肛門に侵入して、綾子は顔を大きく動かして反応した。
肛門に入った指を動かし始めると慣れたのか、大人しく成って反応が無く成り息遣いが少し荒く成っていた。
「師長!少し反応が有ります!」森田が状況を報告する。
綾子は朦朧とした意識の中で自然と反応をしているのだ。
「浣腸をすれば殆ど意識は戻ってしまうけれど、溜まっているから準備して頂戴!」
アナルの調教には浣腸は絶対に必要なのだ。
特にこの様な美人の排泄姿はこの四人には面白いので、調子に乗ってしまう。
今日の宮崎院長は本職が忙しく、この場には来て居ない。
極太の浣腸器に薬の注入を始めた酒田看護師は、顔に笑みを浮かべていた。
この連中は完全にサド人間で、この様な美人が喘ぐ姿、苦しむ姿が大好きなのだ。
二本の浣腸器を準備しているが、安住師長が今日は無理だと手で仕草をした。
一杯注入が完了すると、場所を酒田看護師に譲って安住師長は綾子の顔の近くに行って様子を見る。
「うぅ!」その時急に顔を上げて驚いた様に成った綾子。
「今、浣腸をしているのよ!我慢しなさい!」
「うぅ、く、るしい、、、」髪を振り乱して大きく苦しみ始める。
初めての浣腸は異物が勢い良くお腹に入ってくるので、押し出そうとする力との葛藤でお腹に痛みが来る。
「うぅーーくるしいーーもうやめてーーー」押し込まれて膨満感が下腹部を押そう。
極太の浣腸器にはまだ半分近い液体が残って居る。
「うぅ、、、もう、、、だめーーーー」拒絶をしようとするが、容赦なく押し込まれる液体。
しばらくして綾子の額に玉の様な汗が噴き出して「もう、、だめーーー」声が大きく成って怒る様に言う。
「ほんとうに、、、、ちりょう、、、、なの??」急に我に返った様に怒り始めた綾子。
様子が変な事がようやく判ってきて「もう、やめてーーーー本当に病院なの?」
「何を言っているの?ここは病院よ!麻薬が身体に入って変に成ったの?」
「うぅうう、、、、、たすけてーーー」一層押し込められてお腹が痛く成って来た綾子。
「殆ど注入完了だけど、これを抜くと糞謝だわね」笑みを浮かべて言う酒井看護師。
「おね、、が、、い!トイレに、、、、あっ、痛い!あ、あ、い、、はや、、く」
お腹が鳴って排泄がしたい綾子は必死の状況に追い込まれていく。
すばやく浣腸器を抜くと同時に綾子の肛門にゴムのアナルキャップを押し込む。
痛みに「いたいーーーー」大声を発したが、これで簡単には抜ける事は無い。
だが、益々綾子はお腹が痛くて我慢の限界が近づく。
「おね、がい!トイレに、、、」大きく髪を振り乱して、首を振って懇願する。
「篠田さん!もう我慢が出来ないの?」
「できません!トイレ!お願い!」大きな声で叫び汗が額から飛び散る。
「じゃあ、ここで出しなさいよ!」
『いゃーーー、トイレに行かせて===』
目で合図をして、アナルキャップを緩める様に指示を送った。
大きなナイロン袋が準備されて、綾子の尻を多うとアナルキャップに手を持って行く酒田看護師。
「ああーーーーーーーだめーーーーーーー」と言った時、綾子の肛門から糞謝が始まった
初めてのアナル調教
61-025
一瞬の内にビニール袋が黄色く染まって、綾子は涙と屈辱で項垂れていた。
「トイレ間に合わなかったわね!まあ、それでもすっきりしたでしょう?」
「美人麻薬捜査官さんも惨めでしょう?」
「貴女達は何者なの?ここは病院では無い?」
「意味不明の事を言わないで、ここは病院よ!麻薬捜査官さんが捕まったから、この様な治療が必要なのですよ!」
「本当に治療なの?」と疑いの言葉を投げかけた時、汚れたお尻を冷たいタオルが拭き取る様に「きゃー、冷たい!」肛門から、性器に届く冷たいタオルに驚く綾子。
「これが治療で無かったら、何なの?頭の中に麻薬が廻ったの?」そう言いながら糞の付いた陰部を拭き取る。
「でも、、、、」
「うぅ、な、なに」再び肛門にプラスチックの注射器が突き刺さり、直腸に麻薬系の媚薬の注入が始まった。
素早く注入が終ると抜き取る安住師長。
「浣腸では無いので安心して下さい!腸内の異物を殺す薬よ!もう直ぐ暑く成ってバイ菌を殺しますよ!」嘘の話を言う安住師長。
既に半信半疑の疑いの目で見ている綾子。
話の通り直ぐに身体が暑く成ってきた綾子。
アナル拡張器にクリームを塗りつけて手渡す上山看護師。
「はい、力を抜いて下さい!」
「一度課長に電話をかけたいのですが?」不安が口に出る綾子。
「課長さんからは、連絡をしない様にと指示を受けていますよ!」
「課長の名前はご存じですか?」
「はい、畠課長さんでしょう?違いますか?」
吉永から情報を聞いているので、直ぐに口から出たので綾子は信用をしてしまった。
その油断が綾子をアナル責めの地獄へと導く事に成ってしまう。
「うぅ、いたー」肛門にアナル拡張器の先が挿入される。
「力を抜きなさい!痛いわよ!」徐々に命令に変わっていく安住師長の言葉。
知らず知らずにマゾに導かれているのだが綾子には判らない。
この娘はサド系だと黛店長からの連絡は聞いている。
もう一人の女子大生はマゾ系なので、調教はし易いと思うが本人をまだ見ていないので確実では無いと思う。
宮崎院長は元々産婦人科医をしていたが、いつの間にか美容整形の病院を立ち上げて有名に成っていた。
婦人科医の時、これでは儲からないと思い自分で独立するなら美容整形だと決めていた。
その為女性の性器、子宮等の治療は得意だ。
今日も或る有名女優の堕胎手術を頼まれて、極秘で行っているのだ。
美人でもないが有名に成って、夜遊びが過ぎて妊娠をしてしまったのだ。
過去には何度も美容整形の手術は行って、最近では多少見られる顔に成ったと満足をしていた。
人気と金は有るので男漁りが過ぎてしまうと、いきなり咥え込んでしまうので妊娠をする事も有る。
付き合う男は若い芸能界に入りたてのイケメンが多い。
売れてないので、有名タレントからお呼びがかかると我慢して抱く事が多いのだ。
この様な秘密の仕事で有名に成り、数々の有名人もミヤザキ美容整形を訪れるのだ。
或る日、芸能界の繋がりで吉永と知り合いに成り、引きずり込まれてしまった。
元来嫌いでは無い世界なので、今では吉永の手先として働いているのだ。
「あぅ、うぅ」肛門を大きく広げられて、息が荒く成っている綾子。
先程注入された薬の効果で身体が火照り、気分に変化が見られる様に成っていた。
「前は大丈夫かしら?昨日治療をしたけれど?」
酒田看護師にアナル拡張器を固定させながら、右手で無毛の小陰唇を弄る安住師長。
「あっ、あっ」いきなり指で擦りつけられて感じてしまう。
「濡れているわね!篠田さん!貴女感じているの?」
「いゃーそんな処を触られると、変に、、、、、」
薬が効果を表わして敏感に代っている事を確かめると、拡張器の中にアナルバイブをゆっくりと挿入する。
膣用のバイブも準備して、感じ始めると両方から責める予定だ。
多分今回の責めで治療では無いと判ってしまう可能性が高いが、徐々に変化をさせて慣らされる。
浣腸でガスの効果は半減したが、やや落ち着くと多少の効果は残って居る様だ。
スイッチを入れると、金属に当たって音を発して刺激が伝わる。
「あっ、あっ、あっ、これ、、は、、」
「腸内の異物をこれから吸い出すのですよ!我慢して下さい!膣の方からも絞り出す為に道具を挿入しますよ!」
それ程太く無いバイブだが、昨日Gスポット肥大施術をされているので、触れると飛び上がる程感じてしまうのでは?そう思いながら触れない様に挿入して行く。
アナル拡張器をゆっくり抜き取って、バイブだけにしなければ押すので、必ずGスポットに触れると思う安住師長。
「うぅ、うぅ」と綾子が膣に入ったバイブに感じ方が変わった。
二つのバイブが、薄い一枚の皮膚を隔てて擦り合いを始めると「ああーああーああーかんじちゃう!」と言い始める。
「今、治療が始まりましたよ!我慢して下さいね」
アナルが感じる綾子は徐々に腰を動かし始める。
その時「ああーーーーーーーだめーーーーーーー」急に大きな声が出て、大きく首を振って項垂れて気絶をしてしまった。
「師長!どうやらGスポットにバイブが触れてしまった様です!」
「まだ慣れて無いから、膣を使ったのは失敗だったわね!強烈に電気が走ってしまった様ね」
「昨日の今日ですから無理ですね!」
「少し太いアナルバイブを入れて、慣らして今日は終りなさい!」
細いアナルバイブを抜き取って、太目のバイブを挿入して肛門筋を慣らせる看護師達。
しばらくして気絶した状態の綾子に睡眠薬を注射して病室に戻した。
逮捕された男
61-026
夕方、久実は携帯の電源を数回入れては切って警察を翻弄して、品川駅で新幹線を下車した。
ひかりに途中で乗り換えて、警察を翻弄したのと橋詰が品川に到着する時間の調整だった。
中央改札前の時計前で会う事にしたのは、お互い顔を知らないのと警察が沢山来て居る可能性が有るからだ。
久実は派手な帽子を被っていたので橋詰には捜し易いと吉永に連絡をしていた。
四時丁度に時計の前で待つ久実に、何処から見ても変な親父が近づいて来た。
予め聞いていなければ絶対に逃げるだろうと思う風体だ。
無精髭で服装は薄汚れた薄手のジャンバー、ズボンもよれよれで品川のこの場所には似つかわしく無い。
「橋詰だ!」一言言うが、近くに居た人達は橋詰を見て、避ける様に距離を置いた。
それが久実には助かって、携帯を紙袋に入れて手渡した。
直ぐに久実は改札に消えて役目は終った。
これから橋詰は警察を引きつけながら、準備が整うのを待つのだ。
六時以降に橋詰が警察に逮捕される時間と決められている。
その為、六時迄警察を引きつけて逃げなければ成らない。
その品川駅に亮介も到着して居た。
一度東京まで行ってしまったが、品川駅の構内で電波を拾ったと安藤捜査一課長が連絡をしてきたので引き返していた。
携帯を一美が持って居るとは考えていないが、関係の有る人物が持って居るのは確実だと望を持っていた。
しばらくして橋詰が電源を入れて、タクシーで移動を始めたので警察は一斉に電波の方向に向う。
タクシーは品川から五反田方面に移動しているので、警察は移動が車で自家用車かタクシーの可能性が高いと断定した。
だがしばらくして電源を切る橋詰、亮介も安藤捜査一課長からの連絡でタクシーに乗り込み五反田方面に向った。
安藤捜査一課長が畠課長に、麻薬組織に関係が有るかも知れませんので、早急に長谷川さんの行方を捜して下さいと頼んだ事が大きく。
警視庁を動かす事に成っていた。
夕方から慌ただしく成って、携帯を持った人物が五反田の駅周辺を歩いている様な速度に変わったと警視庁の刑事達が集合。
勿論亮介もその中に紛れ込んでいた。
五時過ぎの町はまだ明るく、どの人を見ても亮介には一美と関係が有る様に見える。
吉永の処にも状況が報告されるが、六時まで頑張ってくれないと神戸の準備が整えられない。
六甲道の一美の自宅と大学の間に廃屋工場を見つけて、その場所に遺留品を放置して橋詰がその場所を自供する段取りを設定していた。
大学から自宅への帰り道、変質者の橋詰に拉致されて乱暴された。
その後は行方不明に成った事にして、一美の失踪をもみ消してしまう手法に成っていた。
時計を見ながら電源を入れては切る事を繰り返すので、徐々に範囲が狭まる。
元来パチンコ好きの橋詰は、パチンコ店の音に敏感に反応して入店をしてしまった。
まだ六時迄半時間、この様な短時間では儲けられないのに入ってしまう。
警察に逮捕されたら、当分出来ないと思うと尚更我慢が出来ない。
うっかり電源を入れた状態でパチンコ台に座ると、直ぐにいきなりフィバーしてしまった。
「これは、運が有るぞ!」満面の笑みでパチンコ台にかぶり付く、隣の客が「運が良いね!朝から全く出て無かったのに、、、、」残念そうに言う。
「そうなのか?俺今日はツキが有る様だ!」
この時仕事を完全に忘れてしまった橋詰。
しばらくして「五反田駅前のパチンコ屋に星は居る!」一斉に警官、刑事が向う。
パチンコに夢中の橋詰の身柄が拘束されたのは、それから僅か五分後の事だった。
パチンコ屋は騒然として、大勢の刑事警察官にパニック状態に成った。
亮介はその騒ぎに直ぐに現場が判ったが、予想通り一美の姿は何処にも見当たらない。
逮捕されたのは無職の橋詰達也四十八歳、過去には婦女暴行で実刑が有る事は直ぐに判った。
逮捕された橋詰は絶えず腕時計を気にして挙動が不審で「この携帯の本当の持ち主は何処だ!」の質問にも答えない。
六時に捕まって取り調べで自供するのが七時頃の予定に成っていたのに、段取りが随分早く成って戸惑っていた。
逮捕された橋詰の前科を聞いた亮介はその場に倒れ込んで、数分間動けない程のショックを受けていた。
状況から考えて一美は、この男に乱暴された確率が非常に高いと思ったからだ。
しばらくして橋詰の尿検査で覚醒剤の反応が出て、事態は大きく変わり畠課長は安藤捜査一課長の狙いと一致したと連絡をしてきた。
唯、携帯の入手経路等は全く喋らなかったが、覚醒剤の容疑に切り替わり橋詰は戸惑う。
「尿から覚醒剤の反応が出たのだよ!持ち物の中には無かったが、何処で手に入れた?お前今日関西から来たから薬は関西で手に入れたのだろう?」
「使って居ませんよ!何かの間違いでは?」少し前に使った覚醒剤が尿検査で出て驚く橋詰。
「携帯は何処で手に入れた?覚醒剤と関係有るのか?」
「無い!無い!」
「では何処で手に入れた?」
時計を見ながら頷いて「女!女だよ!可愛い女!」
「この子か?」一美の写真を見せる刑事。
「この子!この子だよ!可愛い子だったよ!」
「その子はどうしたのだ?」
「泣いていたが、金と携帯を盗んで逃げたよ!携帯を持っていると直ぐにサツに連絡されるだろう?」
下を向きながら言い放つ橋詰。
「女の子をどうしたのだ?強姦したのか?」頷く橋詰。
偽装工作
61-027
意外とすらすらと喋り始める橋詰に驚く刑事達。
担当刑事の一人若手の押尾は、時間を気にして要る事に疑問を持って上司に進言したが、却下されてしまった。
決め手は過去にも二度婦女暴行で逮捕されているので、この男なら充分可能性は有ると決めつけていた。
JR六甲道の駅から一美の自宅までの付近で、吉永が白兎会の連中に捜させたのが稼働してない工場跡地。
一美の自宅からは二キロ程離れていたが、条件に合うのはこの物件しか無かった。
午後から工場に一美の持ち物を持ち込んで、偽装を行って準備が整っていた。
「お前!覚醒剤はいつから使って居るのだ!」
「そんな恐い薬使って居ませんよ!何かの間違いでしょう?それより別嬪の行方を捜した方が良いのでは?自殺するかも知れませんよ!」
「何故だ?」
「俺に抱かれた事にショックを、、、受けてですよ!」
押尾刑事は上司に却下されたが執拗に「乳は大きかったか?あそこの毛は濃いのか?」と橋詰が好きそうな事を尋ねた。
「乳は小さいけれど感度は良かったぞ!あそこは薄くて丸見えでよー興奮してしまったぞ!兎に角美人だ!可愛い!黒髪がたまらないぞ!俺が突くと髪を振り乱して喜んでいたぞ!」
「中々の技を持っているのだな!」
その様な話をしている時、上司が入って来て取り調べが再開された。
「そろそろ、その場所を言って貰おうか?」
その言葉に躊躇いも無く工場の場所を話す橋詰。
上司は直ぐに連絡をする為に、取調室を出て行く。
益々押尾刑事は疑問が大きく成って「お前!住所を知っているのか?」
「前々から、使える場所だったので調べていたのだよ!何か変か?」
押尾刑事の質問に戸惑うが、再び上司と一緒に麻薬捜査官が入って来て今度は麻薬の取り調べが始まった。
そんな頃警察署に亮介が飛込んで来て、情報の入手に必死に成っていた。
管轄外の新聞社の記者に戸惑いを見せる刑事達。
押尾刑事がそんな記者発表には出席せずに、横をすり抜けたのを亮介は見逃さず「教えて下さい!犯人が一美、いえ行方不明に成っている長谷川さんに付いて何か言いましたか?」
必死に訴える亮介の言葉に目が止った押尾刑事。
「何処の記者さん!」
名刺を差し出す亮介に、名刺を見て再び亮介に「ちょっと来て!」と腕を持って引っ張った。
警視庁から兵庫県警に連絡が届き、直ぐさま六甲道近くの工場に向う兵庫県警。
工場跡地に県警が到着した頃、押尾刑事が亮介を捕まえて近くの居酒屋に連れて行った。
「今頃、酒を飲む気に成りませんが?」
「まあ、固い事を言うなよ!お前長谷川一美の彼氏だろう?」
「は、、、」自分と殆ど同い年の様な刑事にいきなり言われて、返事に困っていた。
「隠さなくても良い!俺はあの男は長谷川一美に会った事が無いと思う!」
「えー、それじゃ?」意外な言葉に驚く亮介。
「今判っている事を教えてやろう」
「橋詰は麻薬を使って居る、多分彼女の写真しか見ていないと思う!俺の質問に答えてくれ!」
「どの様な事ですか?」
「乳は無いか?」
「はあ?」いきなり変な事を聞かれて驚く亮介。
「あの男は長谷川さんを強姦したと話したが、話が曖昧なので聞いたのだよ!抱いた気分をな!」
「それで胸の大きさを?」
「そうだ!写真を見る限り細身の女性に見えるのでね」
「僕は彼女の胸はDカップは有ると思います!」
「まだ、無いのか?」関係の無い相手だった事に驚く押尾刑事。
「それじゃ、下の毛が濃いかは判らないな?」
「は、はい」
「あの男は写真を見て印象だけで喋ったと思う、六甲道の近くの工場跡地に連れ込んでレイプしたと言ったが、俺は誰かが仕組んだ事件だと思っている」
「今、メールが着ました!工場に刑事が向って一美の持ち物が発見された様です」
安藤捜査一課長からのメールの携帯を見ながら言う亮介。
「彼女は可愛いから、誰かに誘拐された様だな!それも相当力を持っている人物かも?」
「何故?そう思うのですか?」
「この捜査自体を早く解決する様に圧力が有る様な気がしている」
「他に何か不審な点は有るのですか?」
「あいつは時間を気にしていた!仲間と時間を決めてこの偽装をしていると俺は考えている!」
「仲間と偽装?何の為に?」
「お前さんの彼女が失踪して、何処かで自殺でもしていたら?事件は終るだろう?」
「じゃあ、押尾刑事は警察に圧力をかける程の男が、一美の誘拐に関わっているのですか?」
「何となくだが、その可能性が高いと思っている。彼女は多分無事だ!橋詰が麻薬を使っているので、その辺りに何か有るのかも知れない!」
「判りました!橋詰の後ろの人物を捜してみます!」
「俺はバックの大物を捜してみるよ!一応連絡先を交換して置くか!」
押尾刑事は亮介と携帯番号とメールを交換した。
廃屋の工場には大勢の警察関係者が向い、一美の両親も兵庫県警に呼ばれて、深夜に遺留品の確認に成った。
両親は一美の持ち物に間違い無いと証言。
その後の足取りが全く不明だったが、しばらくしてタクシーの運転手からの通報で、当日の深夜若い女性を工場の近所から乗せた事が判った。
その運転手の話では、海が見たいので神戸港に行って欲しいと言われて十時頃に埠頭で降ろしたと証言した。
翌朝、運転手の証言した場所を捜索すると、一美のハイヒールが発見された。
事実を知る
61-028
早朝の新幹線で帰阪の亮介に安藤捜査一課長は悲痛な声で、一美の事件の詳細を伝えた。
だが亮介は「偽装かも知れません!」と小さな声で言った。
安藤捜査一課長は亮介が一美を失った悲しみで、その様に話していると思って慰めた。
一美の事件のその後を知って押尾刑事がメールで、タクシーの運転手の身元も調べて下さいと連絡をしてきた。
亮介の今の気持ちはこの押尾刑事の勘を信じるしか術が無いと思っていた。
どうしても一美の死を受け入れられないのだ。
兵庫県警は神戸港の捜索を開始したが、そのテレビの映像を驚きの表情で見ていたのが当の一美だった。
「これ?私なの?」独り言を口走ってテレビを凝視している。
何故自分が神戸港で自殺するの?橋詰って誰?高級ホテルの様な部屋で毎日を過すが、食事を運ぶ人が掃除とかをするが、何を尋ねても自分は頼まれているだけで何も知らないと答える。
何度か同じ事が繰り返されて、昨日から一美は何も質問をしていなかった。
確かに美容室(黒い薔薇)に行ったが、その後地下室の牢屋から気が付けばこの部屋に変わっていたので、全く訳が判らない。
訳が判らないのは強制入院させられている綾子も同じだ。
変な病院なのが少し判ってきた様な気がするが、頭がぼんやりとして考えが纏められない状況が続く。
ここの看護師が言う事が正しければ、M組織に捕まって麻薬を使われてしまったので、頭がぼんやりとしている事に成る。
特に性器と腸から麻薬が注入されて、身体中が汚染されているのかも知れない。
「今日から、二日間治療は有りませんよ!点滴で改善を診る様です」
朝食が終ると、九時から二時館の点滴を受ける綾子。
睡眠薬の混入で自然と眠ってしまうのだが点滴で治るなら楽だと思う。
安住師長達は術後の安定を待っているのだが、綾子は全く異なる事を考えていた。
埠頭に残った一美のハイヒールは、自殺を仄めかしているが遺体は全く発見されずにその日の捜索を終った。
亮介は押尾刑事に、予想通り遺体は発見されませんでしたと連絡して、明日曙タクシーの今野運転手に明日会うのでもう少し詳しく聞きますと連絡をした。
昼間は一美の自宅に行ったが、悲しみに暮れる両親には遺体が発見されていないので、必ず何処かで生きていますと励ますだけだった。
吉永に呼び出された金森えりのマネージャーは、吉永からヘアーヌード写真集を来週撮影するといきなり伝えられた。
そしてその驚くべき内容も聞き、撮影が終ると三ヶ月間ハワイで過して、来年から写真集のCMの為の活動を始める様に指示を受けた。
嫌なら直ぐに五億円を支払う準備に入る様に、えりに伝える様に言った。
それは半ば強制で拒否が出来ない言い方で、マネージャーの迫田も身の危険を感じる程だった。
後数日にて結審で控訴は行わない事は既にマスコミに発表していた。
既に山脇代議士は金森えりの撮影見学と、その後一美と遊ぶ為に日程を決めていた。
えりの撮影は二日間に分けて一気に撮り終える予定にしている。
二日目の日に見学に来る予定で、その日の夕方から一美と遊んで翌日東京に帰る予定だ。
土曜日も日曜日も返上で走り廻る亮介は、夕方曙タクシーに行ったが非番で今野は帰ったと言われて自宅に向った。
既に日が暮れて薄汚いマンションに今野を訪ねた。
今野は一人暮らしで、ワンルームのマンションを出て近くのスーパー銭湯に行く処だった。
亮介は今野に名刺を差し出し、一美の事を尋ね様としたが「新聞記者は自宅まで来て、取材をするのか!」と怒りを露わにした。
「乗せた女性の事をもう少し詳しく聞かせて下さい!」
「報道された通りだよ!別嬪さんがいきなり乗って来て!神戸港の埠頭で降ろした!それだけだ!」
「その女性の特徴を覚えていますか?」
「細身で髪が長かったな!夜の十時頃何故埠頭に行ったのか不思議に思ったので警察に通報したのだよ!それ以外は知らないよ!」
「タクシー料金は幾らでしたか?」
「覚えて無いよ!」
「日誌に該当する記載が無かった様ですが?」嘘の話をした亮介。
「、、、、、五月蠅い!俺は風呂に行くのだ!帰れ!」
亮介は口から出任せで言ったが、今野は急に怒り出したので嘘の証言だと直ぐに判った。
この今野の事をもう少し詳しく調べれば、裏で指示をした人物が判るのでは?そう思って安藤捜査一課長に詳細を話した。
安藤捜査一課長は亮介が一美の事を諦め切れないので、この様な事を調べているのだと思い聞いたが直ぐには行動に移さなかった。
同じ内容を押尾刑事にも連絡をすると、押尾刑事は「益々俺の推理が近いな!」そう言ってこの事件の裏の人物を捜そうと思った。
夜に成って捜査一課長がこの事件の捜査は終了したので、麻薬捜査官に橋詰の身柄は引き渡すと発表したのだ。
翌日の日曜日も亮介は現場を見る為に工場と埠頭に行き、一美の足跡を捜した。
工場の近所では目撃者を捜す為に、近所の家を手当たり次第に聞いて歩いた。
埠頭でも普段この辺りで仕事をしている人に尋ねる。
どちらも見ていないと言い、特に埠頭のハイヒールに付いてはこの場所に有ればもう少し早く見ているだろうと証言した男も居た。
亮介は押尾刑事の疑問が的中している可能性が大きいと、この日の調査で改めて感じた。
では一美は一体何処に?少なくとも六日間生活出来る場所に居るが、今回の一連の事件は一美の存在を消したい人物が居る事に成る。
ではそれは何故?強姦するだけなら既に強姦して解放している筈だ。
特権階級の人間が一美に興味を持ったのか?亮介の推理は大きく広がっていた。
執念
61-029
月曜日の早朝裁判所の前には長蛇の列。
女優金森えりの判決を傍聴する為に集まった報道関係者とファン。
そのニュースを見ている一美も、自分のニュースが先週は流れていたが既に話題にも成らない現実を感じていた。
外への連絡の方法は全く無く、毎日掃除と食事を運んで来る叔母さんだけが会話の相手だ。
既に一週間以上が経過しているが、何も変化の無い毎日が続いていた。
綾子は点滴を受けて食事をするだけの日が続いている。
クリトリスが安定するまで一週間は必要なので、薬で身体を作る事に成っていた。
昼間の手術が立て込んで院長も看護師達も多忙に成っていた。
術後一週間は使えないので仕方が無いのだが、使える様に成ると一気に調教が進む予定だ。
勿論点滴でゆっくり麻薬中毒に進んでいるのだが、綾子はその意識は無いので恐い。
昼には金森えりの判決が執行猶予付きで結審した。
当初の予定通り上告はせずに、刑が確定して今後の復帰は未定で謹慎すると竜プロがいち早く発表した。
当のえりは報道陣にお詫びの挨拶を短くして迎えの車で消えて終った。
亮介はもう一度曙タクシーを訪れて、運転手の今野の様子を聞こうとした。
「今野さんの日報を見せて頂きたいのですが?」
「東日新聞の記者さんが、まだ今野に用事ですか?今日また無断欠勤で連絡しても応答無しですよ!」
事務の担当者が迷惑そうな顔をして言った。
「今野さんは失礼ですが、真面目な方では無いのですか?」
「人手が足りないので雇ったのですが、普通では雇いませんよ!タクシー業界は車を遊ばせない為に一台を二人で使うのです」
「いつから働いていらっしゃるのですか?」
「一年前からですね!同僚の間では薬をしているのでは?との噂も有るのですよ!」
文句を言いながら当日の日報を持って来る。
「ここに神戸港って記載が有るでしょう?だから行ったのでしょう?」事務の人間は今野の事を信用していない様な言い方をした。
「今、一台のタクシーを二人で使うとおっしゃいましたが、相方の人を教えて頂けませんか?」
「須藤さんですが、この人は逆に真面目を絵に描いた様な人ですよ!毎日洗車をして終るのですが、今野がして無い時は彼が洗車をしてから仕事に出ますね!」
亮介は須藤の住所を聞いたが、その日は行かなかった。
事務の男が今行っても寝ている時間ですから、明後日の夕方なら大丈夫ですと教えてくれたからだ。
だが翌日、今野が交通事故で亡く成ったので、状況は大きく変わった。
無断欠勤の日の夜、神戸市内で大型トラックにはねられたのだ。
運転手の話では急に飛び出して来たが、酔っていた様な動きの様で避けられなかったと証言した。
亮介は安藤捜査一課長に遺体の解剖を要求したが、交通事故は明らかなので捜査一課の出番は無いと断られた。
署長の決断だと安藤捜査一課長は亮介に説明をした。
押尾刑事に亮介が、自分が今野に接触した事が原因で消されたのでは?と事情を説明しながら話した。
兵庫県警の署長の判断で、今野の遺体解剖が行われなかった点が二人は大きな疑問を持つ事に成った。
「もしも、上からの圧力なら相当力の有る人物が居ますよ!」押尾刑事は益々疑問を持ったが、誰なのかは全く判らないと話した。
翌日何か疑問点は無いのか?亮介は手掛かりを求めて今野の相方、須藤の上がる時間に合わせて曙タクシーを訪れた。
見るからに真面目そうな須藤は丁度洗車の最中で、自分の彼女が行方不明に成っていると正直に話すと「新聞記者さんが熱心だと思って居たのですよ!」事情が飲み込めて安心顔に成った。
「今野さんの事で何か変な事は有りませんでしたか?」
「競馬で大穴を獲ったから、今度の休みに一度飲みに連れて行ってやると言われました」
「大穴を当てたのですか?」
「それが不思議で、今まで一度もその様な事が無かったのですよ!」
「競馬をしなかった?」
「違いますよ!ご馳走をして貰った事が一度も無かったのに、急に言われて驚きました」
「何か心辺りは有りましたか?」
「別に何も無かったと思いますが?」そう言って考え込む須藤。
「敢えて言うなら日報用紙かなぁ?」
「日報用紙?」
「日報用紙は連番に成っていて、書き損じは会社に報告しなければ成らないのですが、数日前今野さんが私に書き損じを代わって報告して欲しいと言われました」
「日報を?」
「はい、自分は何度も書き損じをしたので、これ以上言うと始末書を書かされるので今回は頼むと言われて代わって私が申告しました」
「それはいつの事ですか?」
「確かあの事件の二日程前でした!結局事故でご馳走の実現はしませんでした!」
亮介はこの話で一美は確実に生きていると思った。
そして何処かに監禁されているのだが、一体誰の仕業なのか?この事実を押尾刑事に連絡した。
同じ様に安藤捜査一課長に詳細に説明をして、今野が交通事故に遭った周辺の監視カメラを調べて不審な事が無いか確認して欲しいと頼んだ。
安藤捜査一課長は亮介に聞いて、一連の捜査を早く終らせ様と圧力が署長に有った事実を確認しようと思い始めていた。
亮介の執念に驚く安藤捜査一課長だった。
えりの撮影
61-030
綾子はぼんやりとしている頭が気に成って看護師の酒田に尋ねる。
しばらくして安住師長が病室に来て「変ね!麻薬が抜けて無いのだわ?他にも何処かから入れられた可能性が有るわね!明日にでも院長に診察して貰いましょう」
「そ、それから痒いのですが?」
「あっ、毛が生えて来たからね!それは我慢して下さい!明日の診察の時に綺麗にしますからね!」
「えっ、また剃るのですか?」
「仕方無いでしょう?まだ状況の改善が見られない様ですからね」
「は、はい」
確かに霧がかかった様な気分は毎日続いているので、思考力も散漫に成っている事実は綾子には辛い日々に成っている。
「昨日畠課長から連絡が有りまして、治療に専念して一日も早い復帰を願っていると言われました」
「えっ、課長から電話が、、、、任務の失敗で、、、」
「回復後は東京での仕事が待っているそうです!今の仕事は相手に知られて居るので、別の者が既に捜査に入ったので、心配するなとの伝言でした」
その話に涙する綾子は、自分の不甲斐ない状況にお詫びの気持ちで一杯だった。
「完治するまで一切の接触はするな!と付け加えられました」
「判りました!」連絡が着た事に喜ぶ綾子だが、安住師長には気持ちを既に読まれていた。
これで素直に治療を受けるので、次の見学者の受け入れの段取りは整った。
NMN電気の横山社長が、連絡を心待ちにしているが山脇代議士にも綾子を見せているので文句を言われると思っている吉永だ。
安藤捜査一課長は亮介に「不思議だが監視カメラの映像が残って居なかった」
「それって、撮って無い?それとも他に?」
「事故現場の近辺に三台のカメラが設置されているが、既に画像が細工された形跡が有った」
「えっ、それって事故そのものが造られた?殺人ですか?」
「可能性は大きいが、何も証拠は無い!」
「曙タクシーの須藤さんの証言で捜査が出来ませんか?」
「その程度の証言では難しいだろう?それともう一つ気に成る事が有る!」
「何ですか?」
「県警内部の情報が漏れている様な気がする!」
「えっ、スパイが?」
「そうだ!今も見られている様な気がする」そう言いながら署内を見廻す安藤捜査一課長。
「いつからその様に感じられているのですか?」
「一週間程前だ!」
「もしかして、一美の姿もここで見られた?」
「可能性が無いとは言えない!刑事か?事務方か?判らないが気を付け様」
安藤捜査一課長はようやくスパイの存在に気が付いて、慎重に成っていた。
金森えりの撮影が決まって極秘で週末竜プロに来阪した。
撮影場所は美容室(黒い薔薇)の三階に準備されていた。
まさかこの様な場所で撮影が行われているとは、誰も思わないが三階は撮影も行える設備が整って居た。
「えりさん!覚悟は出来て居るのでしょうね!」
「はい、社長さん!大変迷惑をかけてしまいました!この撮影が終ると当分仕事を休む事に成るらしいですが一年程ですか?」
「一応一年後に発売予定にしているので、発売されれば一躍話題を集めてカムバックの段取りに成るでしょう?」吉永が言い放つと「スターに戻れるなら今回の撮影位は我慢します!今後は汚れ役も出来る女優で大スターを目指しますわ!」
「えりさんなら大丈夫でしょう?実は山脇代議士が応援の為明日来られるのですよ!」
「民進党の大物代議士先生が私の後ろ盾に?」
「その通りですよ!明日の撮影の時来られます」
「流石竜プロの力ですね!拾って頂いてありがとうございます」
「ファンの度肝を抜く企画ですから、全てを曝け出して下さい!とは言っても撮影には限界が有りますからね!」
「当然ですね!性器は写せませんからね!撮影の方には自由に撮影して頂く覚悟です!」
意気込みを見せるえりは、山脇次期幹事長が後ろ盾と聞いて張り切っていた。
担当の女性が明日の段取りをえりに伝えて、宿泊のホテルに帰って行った。
その頃黛店長の元に、友人三人が打ち合わせに来ていた。
東京のSMクラブに勤めて居る前田寛子、戸田真矢、森繁子で黛店長の右腕の様な女性で、サド系の強い女達だ。
今夜遅く縄師の望月間一郎も到着するので、メンバーは揃う。
撮影スタッフは緊縛映画でカメラマンをした三上がビデオ撮影を担当して、カメラマンには有名な鬼頭を呼んでいた。
鬼頭は一般の撮影で有名なカメラマンで、過去にはヌードの撮影は数多く有る。
今回の様な緊縛写真は初めてで、三上に詳しく尋ねてアドバイスをして貰っていた。
吉永は三上に月曜日にもう一つの撮影を極秘で頼んでいた。
それは山脇代議士が女子大生長谷川一美を強姦する動画だった。
今後の自分と山脇代議士の立場を優位にする為に使う準備なのだ。
三上自身もこの様な撮影が好きなので、演技では無い撮影に興味を持っていた。
唯、あからさまに撮影出来ないので、地下室に機材を持ち込んで場所から照明の位置を決めて、準備を完璧に行っていた。
黛店長が立ち会い、山脇代議士の性癖を説明して自分がリードして場所も決めるので準備をさせた。
「どの様な性癖が有るのですか?」
「毛フェチ、髪フェチ、人に見せるのが好き、そしてサドですね」
「女の子は美髪?陰毛も多い?」
「美髪で長いですが、陰毛はまだ確認していません!」
「珍しいですね!黛店長がまだ確かめられてない?」
「実はまだ男を知らない生娘なのですよ!山脇先生に味見をさせる時、新鮮さが命でしょう?」その言葉に好色の眼差しで頷く三上は、大いに興味を持った様だ。
思惑
61-031
亮介は金曜日から時間が有れば、美容室(黒い薔薇)の監視をしていた。
必ずこの美容室かクラブ関係に一美の足取りが有ると信じていた。
一方綾子が入院しているミヤザキ美容外科では、綾子のクリトリスが落ち着き初めて再び調教を開始しようとした矢先、生理に成ってしまいもうしばらく先に成ってしまった。
尿道調教の予定が伸びてしまった。
尿道からも麻薬が挿入されていたと、昨日綾子に告げた安住師長だったが延期に成った。
毎日の点滴で、頭がぼんやりとしていて完治しないのは身体全体から薬を注入された様だと説明していた。
腸の洗浄、膣から子宮の洗浄で汚染を取り除けたと思って居たが、尿道から注入されたのを見落としていたと説明していた。
思考能力が普通なら直ぐに気が付くのだが、今の綾子にはその様な思考力は無く成っていた。
食欲だけは普通に有るので、体力の衰えは感じられない様だ。
亮介は土曜と日曜に美容室(黒い薔薇)の監視の為に近くのビジネスホテルに宿泊していた。
日曜日の早朝、その美容室の開店前に黒のワンボックスカーが横付けされた。
開店までしばらく時間が有るのに、そう思うとこの車の中に一美が乗っている様な気がして、身を乗り出して凝視していた。
「あっ、金森えりだ!」お目当ての一美では無く、えりを発見した亮介は、謹慎中の身で朝早く何を?疑問に思って近づく。
美容室は未だ開店前だと思っていたが、自働ドアが開いてえりは店の中に消えた。
謹慎中なのに早朝から美容室に来るのは確かに変だが、それ以上近づくと肝心の一美を発見出来ないと思い自重して耐えた。
「撮影の段取りは聞かれていますか?」黛店長が尋ねる。
「一応着物だと聞きましたが、どの様な着物ですか?」
「あの着物ですよ!」
「変わった着物ですね!」吊された着物を見て尋ねるえり。
「あれは遊郭で花魁が着る着物ですよ!」
「写真集は懺悔って聞いていますが?縄で縛られて坊主にされると聞いています」
「あの着物を着て頂いて、大正時代から昭和の初めの花魁が恋人と廓の抜けだしを計画して店主に捕まり折檻される写真集です。勿論DVDの撮影も同時に行います」
花魁は引手茶屋を通して「呼び出し」をしなければならなかった。
呼び出された花魁が禿や振袖新造を従えて遊女屋と揚屋・引手茶屋の間を行き来することを滑り道中(後に花魁道中)と呼んだ。
花魁には教養も必要とされ、花魁候補の女性は幼少の頃から禿として徹底的に古典や書道、茶道、和歌、箏、三味線、囲碁などの教養、芸事を仕込まれていた。
花魁を揚げるには莫大な資金が必要であり、一般庶民には手が出せないものであった(花魁の側も禿や新造を従え、自分の座敷を維持するために多額の費用を要した)。
人気の花魁は『遊女評判記』などの文学作品に登場、浮世絵に描かれることもあった。
浮世絵に描かれている花魁は、実際には付けるのが不可能なくらい多くのかんざしを付けて、とても豪華な姿で描かれている。
「相手役の人はいらっしゃるのですか?」
「居ませんよ!金森さんの一人芝居に成りますね!」
「今日の撮影はこの着物を着て、ヘアーヌード撮影なのですか?」
「はい、明日は折檻を受けて坊主にされる設定です。それでは着物の前に髪を途中まで作ります」
「宜しくお願いします」
「明日金森さんの後ろ盾に成られる国会議員の山脇先生が、お忍びでここに来られますよ!」
「えっ、撮影現場に来られるのですか?照れてしまいますね!明日なら坊主にされる撮影の時ですか?」
「多分それ位の時間だと思いますね」
えりは山脇先生が髪フェチで毛フェチだとは知らないが、まさか撮影現場に来られるとは考えていなかった。
恥ずかしい気分も有るが、現場まで来て貰える力の入れ様に感謝をしていた。
山脇代議士は絶倫以外に、性器にシリコンリングを埋め込んでいる事は一部の人達は知っていた。
五十歳前に強姦した金髪娘に「スモール!」と言われた事に立腹して埋め込んでいた。
その意味はペニスが小さいでは無くて、背が低い男に強姦された事に怒っていたが、勘違いでシリコンリングを埋め込んだのだ。
究極の効果を生み出すのがこのリング型で、亀頭直下に入れる事が多く、シリコンボールよりもより効果をもたす。
普通でも太くて長いと自慢だったのに、その手術を行ってから一層自信を持ち変態度合いも強く成っている。
勿論勃起薬も常用しているので、自分自身では最高の物を持っていると思っていた。
だが、この施術をしてから一度も処女の女性とのSEXは無かったので、今回の来阪はとても楽しみにしていた。
しばらくしてえりの髪のセットが始まる。
洗髪から長い髪だが人毛の高級付け毛で一層ロングの髪にする。
スタジオには三人のサド女、前田寛子、戸田真矢、森繁子が縄師の望月と綿密な打ち合わせをしている。
今日は一人芝居で撮影をするが、金森えりのヘアーヌード撮影に成る。
途中からは緊縛での撮影に成るが、過激には今日は成らない予定だ。
明日山脇先生が来られてから、過激なポーズでの撮影に成る。
勿論性器も丸出しで撮影を行い、使えるカット、修正して使う予定に成っている。
「三上さん、バイブを入れて感情を出した方が良いですね」
「勿論でしょう?例の薬を飲ませてしまえば、えりはその気に成ってしまう筈だ!」
えりは逮捕後薬もSEXも途切れているので、再び目覚めさせる予定なのだ。
本物の金森えりの緊縛SM写真集の撮影が始まろうとしていた。
次の段取り
61-032
しばらくして「演技では無い本物のSM緊縛写真集とDVDの撮影を始めます。二日間の突貫撮影ですが、明日には民進党次期幹事長の山脇先生も来られますので頑張って下さい」
三階に黛店長が来て挨拶をした。
「主役の出来映えは?」
「今着付けをしていますので、後半時間程でここに来るでしょう?」
時計を見ながら、金森えりが入店してから随分時間が経過していると思う亮介。
人目を避けて髪をセットに来たのでも長すぎるのでは?もう直ぐ一般の開店時間に成るので、金森えりが居たら騒動に成るのでは?亮介は煙草を吹かしながら時計と店の様子を見ていた。
しばらくして開店時間に近づいたのか、美容室関係者の人がやって来て掃除を始める
全く金森えりが居てるのに驚く様子も全く無い。
この三階建てのビルの何処かに、隠匿する部屋が在るのかも知れない。
でも何故金森えりがこの美容室(黒い薔薇)なのだろう?
確かに一階が美容室、二階にはネイルサロン、顔剃りが有り、三階の事は書いて無い。
この三階に生活をするスペースが在るのかも知れない。
今、えりは竜プロ所属の女優だが、この美容室と竜プロは関係が有るのだろうか?
その頃三階では花魁の衣装を着たえりが既にポーズをしてカメラに収まっていた。
三上のビデオカメラと鬼頭のカメラが次々と撮影をしている。
側ではサングラスをした望月が、今の撮影が終るのを待っている。
「衣装の撮影はこれ位で良いですか?」黛店長が二人のカメラマンに尋ねる。
「OKですよ!」
「じゃあ、前田さん!えりさんの着物の前を開いて、まだ乳首は見せないで下さい!」
「監督さん!私はどうすれば?」えりが尋ねた。
黛店長が監督に成っていた。
「三人の人に身を任せておけば大丈夫よ!オナニーのシーンまで進みますよ!」
「オナニーをするのですか?その様な事出来ませんが?」
「大丈夫よ!戸田さん昔の道具をえりさんに持たせて下さい!」
その話をしている最中に着物の胸を左右に広げて、えりの白い肌を露出させる。
「えりさん!ポーズ!」三上が言うと、ポーズを作るえり。
「駄目よ!これからオナニーをするのだから、もう少し悩ましい感じを出して右手で男性性器の張り型を持って下さい」
「こんな固い物を使っていたの?」木で作られた男性性器を右手に持つえりは戸惑う。
その様な事を言いながら張り型を持つが「駄目ね!気分が出て無いわ!アルコールを少し飲めばリラックス出来るわね!カクテルでも飲んでみて、森さんカクテル有る?」
「ビールでも良いですが?」
「駄目よ!トイレに行きたく成るから、少し飲んで効果の有るカクテルが一番よ!」
直ぐに森がカクテルを小さなコップに入れて持って来た。
「少し濃いから一気に飲んでね」
手渡されたカクテルは不気味で美しい紫色をしていたが、えりもこれからヌードの撮影なので勢いを付けなければと思い手に取ると一気に飲み干した。
「何か強い味ですね!」飲み干すと同時にえりは酔っぱらった様な気分に成った。
「どう?」
「何か似ていますね?MDMAの、、、凄く気分が、、」
「撮影を再開しましょう?」
えりの右手を持って、開かれた胸に木の張り型を入れる前田。
「あっ」乳房に木の張り型が触れると声を出すが、既に薬が効いて感じ易く成っているえり。
MDMAの作用と同時に強烈な媚薬が混入されているので、えりには効果的に効く。
この薬で男漁りをして麻薬所持で逮捕されたのだから、身体が覚えているのは当然だった。
当初からの計算通りの撮影に成っている。
シャッター音が沢山聞こえ、ビデオカメラもえりの胸元を中心にアップで撮影した。
「次、もっと広げて乳首を出して頂戴!着物の帯も外して下さい!」
三人の女が直ぐに黛の指示で動き、胸を大きく広げてえりの乳房を露出させた。
着物の帯を緩めて外すと、部屋の隅に放り投げる。
勿論下着は着けて無いので、着物の中は長襦袢に裾よけだが、まだそこまで露出させない。
乳房に木の張り型を押し付ける様にえりの手を持つ。
自分で刺激して、色っぽい顔に変わっているえり。
「良いですね!その顔最高ですよ!」鬼頭が煽てながら撮影をする。
えりは薬の影響で全く考えずに、普通の映画の撮影気分に成っている様だ。
同じ様に明日山脇先生に貢ぎ物として差し出す一美にも、昨日から媚薬が食事に混入されていた。
最初直ぐにと思っていたが、山脇先生に見初められて一時媚薬も止めていた。
媚薬が効きすぎると、処女の女でも充分オナニーをしてしまうので調整が必要なのだ。
麻薬系の薬を使うと、山脇先生が怒ると困るので成るべくシンプルで自然に強姦される様に調整をしている。
既に明日に迫っているので慎重に成っている黛店長だ。
山脇先生が強姦すれば、あの先生は必ず次の要求をしてくるのは確実なので、その後は感じ易い身体に改造する予定に成っている。
その山脇先生が思い出した様に「先日捕らえた美人捜査官はどの様に成っている?」
明日行くので準備は完璧か?の質問の後尋ねた。
「はい、報告では麻薬漬けは進んでいる様ですが、アナルも使える女なので色々調教を進めて完全なSEXドールに仕上げる予定です!麻薬捜査官では無く麻薬中毒のSEXドールです」
「クリトリスは剝き出したのか?避妊手術は?Gスポット肥大手術は?」
「全て終って馴染むのを待っていたのですが、生理に成りまして中断しています」
「次は何をするのだ!」
「尿道の調教から、電気調教に入ろうかと考えています」
「おお!身体中に低電流を流す責めだな!脳にも刺激を与えて条件反射の様な身体にするのか?」
「はい、その様に考えています」
「そうだな!相手は麻薬捜査官だ!洗脳が必要だ!それは是非見学に行きたい!時間を作るぞ!」嬉しそうに電話を切った。
恐い一日
61-033
潜入麻薬捜査官で美人の綾子は吉永達には敵なので、麻薬課に対する見せしめも手伝っている。
やがて綾子の哀れな姿を麻薬課に見せつけて、怯えさせる事も想定の中だ。
後ろ盾の山脇代議士が力を持っているので、吉永も肩で風を切る勢いだった。
「お前が儲けてくれたら、俺の総理も夢では無いな!」と先日語っていたのは、儲けさせるから資金の提供を頼むと言われた様なものだ。
その為にも山脇代議士の首根っこを押さえ込む必要が有る吉永だった。
素人の娘で有る長谷川一美を強姦して、SMプレーを楽しむ姿を隠し撮りすれば今後大いに役に立つ。
そして一番の利点はこの女の彼氏が東日新聞の記者だと云う事だ。
一気に叩くには最高の道具だと吉永は目論んでいる。
既に亮介の行動は吉永に監視されていたのだ。
明日一美を美容室に連れ込むのを見られると都合が悪いので、対策を考えている吉永だった。
「次は花魁がオナニーをしているシーンよ!着物の裾を捲り上げて入れてあげなさい!」
左手は自分の乳房を揉むのよ!」
戸田が横たわるえりの右手を持って、森が着物の裾を大きく開いて手が入る様にしている。
「えりさん!この手は胸に!」前田が左手を持って、えりの乳房を掴ませる。
森は股間に手を一気に裾よけの中にてを入れて、えりの陰毛まで指を伸ばすと「濡れているわ!」嬉しそうに言うと、えりが右手に持った張り型を取上げて、そのまま陰部に擦りつける。
「あっ、あっ」声を出すえりは完全に雌の表情に変わっている。
「良い感じだわ!そのまま挿入してから手で持たせて下さい!」
「うぅ、うぅ」固い張り型が膣口に挿入されて、仰け反るえり。
一斉にカメラがえりの上半身を写して、シャッターを切る。
簪が畳に転んでリアルな絵が撮影されている。
森はえりの右手を持って「さあ、自分で好きなだけ動かしなさい!」張り型を持たせる。
カメラのレンズには陰部は殆ど暗くて写らないが、えりの表情と仕草は完全な遊女のオナニーシーンに成っていた。
「良いわよ!えりさん最高の演技だわ!」黛店長は薬の効果でえりが本気のシーンを披露しているのを喜んでいた。
午前中の撮影が終っても、えりは陶酔の状態で股間に木型を入れて放心状態だ。
薬の怖さを痛感しているカメラマン達だ。
午後は花魁姿でヘアーヌードの撮影の予定で、最後は全裸のあらゆる角度から撮影をされて、えりの全てが映像に残った。
勿論尻の穴から、陰部の撮影まで残す処は無い程写されていたが、半分は放心状態で記憶にも残っていなかった。
男優を準備して本番シーンの撮影も考えたが、男優が喋ると問題に成る事も考えられるので敢えて中止に成っていた。
夕方に成って漸く薬が抜けて、長襦袢一枚を羽織って「お疲れ様でした!」とカメラマンの二人に言った時、思わず笑いそうに成っていた二人。
夕方遅く、朝えりを乗せてきたワンボックスカーが横付けされて、亮介は何事も無かった一日の終りに成って緊張が走った。
何故?金森えりが一日、この美容室に居たのだろう?の疑問は残っていた。
明日は一度出社してから、この場所で張り込む予定にしているが、今夜何かが掴めれば良いと思う。
予想通りえりが乗り込むと車は走り出して、亮介もタクシーを止めて尾行を頼んだ。
だが車は新大阪駅前のホテルに入って行き、亮介はフロントでえりが一人で宿泊している事を確かめただけだった。
翌日も同じ様に早朝美容室(黒い薔薇)にえりはやって来た。
でもその時間亮介は大阪支店に出社して、安藤捜査一課長と押尾刑事に昨日のえりの話を伝えていた。
丸一日、金森えりが何をしていたのか?三人は不思議な報告に頭を悩ましていた。
安藤捜査一課長は亮介に、逮捕されている橋詰がもしかして白兎会と関係が有る可能性を示唆した。
押尾刑事は覚醒剤の常用者の可能性が高いとの情報も伝えた。
亮介は二つの話を総合すると、白兎会、橋詰、覚醒剤、が繋がるので一美が白兎会の関係有る場所に監禁されていると考えていた。
月曜日が美容室は休業に成っているので、亮介も油断していた。
店に到着したのは十一時過ぎで、その時店を見ると玄関先に黒塗りの車が停車した。
二人の男が車から降りたが亮介は誰だろうと凝視した時、前を大きなトラックが通過して顔を確認出来なかった。
後から降りた男の横顔を見たが、前に入った男の付き人の様だと思った。
休みの美容室にどの様な用事なのだろう?その疑問が残ったが車は走り去り静まり返った。
不動産屋の様な気もしたが、一美ともえりとも結び付かないと思う亮介。
その頃竜プロの監禁部屋の一美に昼食が運ばれて、運んで来た女性に「いつまで、ここに閉じ込めて置くの?」と返事を期待しないで喋った一美。
「もう直ぐ解放されると聞きましたよ!私がお世話するのも後僅かだと言われました」急に答えた叔母さんの言葉に驚きながら「本当なの?帰れるの?私死んだ事に?行方不明に?みんな心配しているのよ!良かった!」急に嬉しく成る一美。
テーブルに並べられた料理が今日は急に美味しく感じて食べ始めた。
だがこの食事には媚薬と一緒に睡眠薬が混入されて、夕方迄眠る様に調整されていた。
「先生!ありがとうございます!態々来て頂きまして!」
「大阪に来る予定が有ったので、応援に来たのですよ!しばらく見学させて頂きます」
山脇代議士はそう言って、ソファに座ってコーヒーを飲み始めた。
「先生もいらっしゃったので、早速撮影をはじめましょうか?望月さんお願いします」
森が昨日も飲ませたカクテルを持ってえりに手渡す。
「昨日の酒ね!これを飲むと勇気が出て、恥ずかしい気持ちが消えるのよ!先生に見られるので飲んで頑張るわ!坊主まで、、、、」そう言うと、一気に飲み干すえり。
気分的にはMDMAを飲んだ時と同じ様な気分に成るので、とても良いと思っている。
M字開脚のスター
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直ぐに効果が表われてえりは虚ろな表情に変わっている。
望月が縄を手に畳の上に座るえりの乳房の上に縄を巻付ける。
えりには初めての緊縛なので、興味と不安が入り交じっているのだ。
高手小手縛りは後手胸縄縛りで最も一般的な縛り方の一つ。
後ろ手に組んだ腕の手首を肘より上に縛り、胸の上下に胸縄を巻く。
二本の縄を使って一本目は手首と胸の上側を縛り、二本目は胸の下側を縛る。
望月はえりに考える暇を与えずに縄を強く結び付けてしまう。
三本目の縄を天井から垂れ下がった縄に結び付けると、一気に引っ張る望月。
引っ張られて立ち上がるえり。
撮影が始まって、シャッター音が部屋に響き渡る。
今日は前田寛子が女郎屋のやり手婆の役所で着物に鬘で準備している。
後ろ手で縛られたえりが、望月の滑車操作で足が畳から離れて縄の痛みがえりの胸に伝わる。
「いた、いたいわー」急に真顔に成っているえり。
「猿轡を準備して!」黛店長の指示で浮き上がったえりの身体が畳の上に戻った。
「痛いわ!こんなの耐えられないわ!」怒るえり。
森が持参した木製の棒に布を巻付けた猿轡を望月に手渡す。
「おい!ぎゃあぎゃあ!言わずに口を開け!」
「偉そうに!」怒るえりの鼻を摘まむ望月。
「うぅ、うぅ」苦しく成って口を開いたえり。
ねじ込む様に咥えさせると、首の後ろに結び付けて強く縛る。
「うぅ、うぅう」首を振る仕草を見せると「パチパチ」と山脇先生が拍手をした。
再び滑車が廻り初めて、えりの身体が宙に浮いて今度は足が畳から三十センチ程離れた。
カメラがえりの姿を捕らえるが、苦痛に歪む顔が山脇先生には嬉しいのか、コーヒーを飲みながら手で次と仕草をした。
前田が畳の上にて砥石で日本剃刀を研ぐ姿をビデオカメラが捕らえる。
昭和の初めの雰囲気を、画面に出す為に小物のセットを準備しているのだ。
若い男と廓を抜け様としたえりが、捕まって折檻を受けるのがこの作品。
その頃一美は完全に熟睡状態に成って、車椅子に載せられて「寝顔が可愛いな!これなら先生は涎を溢すだろう?」吉永がビルから運ばれて行く一美の寝顔を見て言った。
「六時頃まで眠る様に調合されていますから、大丈夫でしょう?半時間程度で美容室に到着しますので、後は宜しくお願いします」食事を運んでいた叔母さんが吉永に頼んだ。
布を頭から被せてエレベーターに乗り込む。
ビルの駐車場にはワンボックスの介護用の車が停車して待っている。
「警察に電話をして、おまわりを呼べ!」吉永が美容室に電話をした。
女は直ぐに警察に不審な男が金曜日から毎日同じ場所にいるので、気持ち悪いので取り調べて下さいと連絡をしていた。
何も知らずに監視を続ける亮介の処に、大阪府警の警官が到着したのは僅か十分後だった。
名刺を見せて抵抗するが、近くの交番に連れて行かれる亮介。
結局半時間程度事情を聞かれて解放されたが、一美が元の地下室に運ばれた後だった。
三階の撮影場では、えりの左足に縄が結び付けられて同じ様に滑車から垂れている縄に結び付ける望月。
「うぅ、うぅ」宙に浮いて身体に縄が食い込んで初めての経験で苦しそうだ。
この様な撮影に成るとは考えて無かったえりは、薬の効果以上に身体に苦痛を感じている。
ヘアーヌード撮影を基本にして、縄で簡単に縛られるだけで最後は尼の様に頭を丸めて終了だと考えていたのに、ハードな撮影に戸惑い逃げる事も出来ずに吊されている。
右足の足首に縄、望月が着物の前を大きく広げて、長襦袢を広げ裾よけも横にして膝に縄を巻付ける。
目前の畳の上で剃刀の準備をしている前田の横に、シャボンの容器と洗面器が運ばれて来た。
えりが、これから何が行われるのか?と思った時、膝に巻付けられた縄が一気に滑車で巻き上げられた。
膝と同時に足首も引っ張られるので、一気に着物から右足が外にはみ出る。
黛店長が左足に絡みついた着物の裾を大きく捲り上げて、両足が着物からはみ出る様にする。
右足を有る程度引っ張ると固定して、今度は左足の膝に縄を結び着け始める望月。
えりにもこの後どの様な事に成るか?は充分想像が出来たので「うぅ、うぅ」大きく首を振る。
頭に沢山付いている簪が畳の上に飛んで行った。
その時左足が縄で引っ張られて、上に引っ張られる。
変形のM字開脚で吊り上げられる事が殆ど決まりに成る。
「ライトをお願い!」
戸田がライトを右下側から照らして、今まで薄暗く成っているえりの股間が明るく照らされる。
同時に大きく足が広がって、陰部が照らされて陰毛が見え始めた。
黛店長が着物を纏めて身体の後ろに持って行く。
着物でトイレに行った時の様に、全てが曝け出された。
「撮影して下さい!」左右からライトに照らされてえりの陰部に影が無く成り、シャッター音とカメラが撮影を開始した。
「うぅ、うぅ」その様な写真を撮影しても殆ど使えないと思うのに、執拗に撮影をする二人のカメラマン。
勿論裏作品として白兎会が販売する事に成っているのだが、えりには理解不能の撮影に成っている。
「男を作って逃げる花魁に罰を与えましょう!」急に台詞をしゃべり出す前田。
「この剃刀で、もう二度と客がとれない様にしてしまいましょう!」
剃刀を持って立ち上がる前田が、えりの顔の前で剃刀を振り回す様にした。
「お前の身体中の毛を剃り上げてあげるから、覚悟をするのね!」
「うぅ、うぅ」えりの顔が引きつる。
初めの話と少し異なる!ヘアーヌード撮影が何故剃毛に成るの?頭もこの様に吊された状態で剃り落されるの?「い、ぅぅ、うぅー」大きく再び頭を振ると、再び簪が畳の上に落ちていた。
えりの断髪
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安藤捜査一課長の口添えで解放された亮介は、元の場所には戻らずに少し場所を変えて再び監視を始めていた。
既に一美はビルの中へ、外からは絶対に判らない造りに成っているので、地下が存在する事を亮介が知る筈も無い。
地下に連れて行かれた一美は車椅子から降ろされて、マットの上に横たわって眠っている。
身体の上にはタオルケットが被せられて安眠状態に成っていた。
三階の撮影現場では、えりの陰毛が既に白く成って、前田の剃刀がその白く盛り上がった部分を剃り始めていた。
「ジョリ、ジョリ」有る程度整えられている陰毛を剃り始める。
剃り始めると薬の効果で有る程度、気分が良く成っているのか諦めたのか?目を閉じているえり。
しばらくして洗面器に剃り落した陰毛が浮かび、それ程多く無い陰毛はえりの股間から消えて無く成った。
剃っている時も絶えずカメラは廻り、えりの剃毛シーンは収録された。
「おお、中々の演技力だな!流石金森えりさんだ!」そう言って拍手をする山脇代議士。
「次は坊主のシーンの撮影を始めるよ!準備をして!」
滑車が緩められて、えりの身体が床に降ろされて「着物を全て脱がせて頂戴!」
「うぅ、うぅ」猿轡の中で何かを訴え様とするえりだが、全く無視して上半身の縄を緩める望月。
三人の女は直ぐに縄が緩められると、えりの着物を脱がし始める。
えりは抵抗しようとするが、足に縄が結ばれているので動く事が出来ない。
普通のヘアーヌード写真集の撮影では無いと思うが既に遅い。
「気持ちが良い事もしてあげるわよ」黛店長が電マを持って、無毛のえりの股間に近づけると電源を入れる。
「うぅ、うぅ」電マの刺激が無毛の陰部に刺激を与えて、えりは直ぐに気持ちが良く成る。
「少し濡れたら、これを下の口から飲ませてあげるわ」
カプセルを持って今度はえりの膣口に挿入する。
「これで、気分良く撮影が出来るわよ!」
麻薬から作った特性媚薬で、一気に陰部が燃える様に感じるカプセルだった。
「人気女優の断髪式だ!気持ちよくしてやれ!」山脇代議士は自分の一番好きな断髪に興奮している。
直ぐにカプセルの薬が陰部に充満して暑く敏感に成ると、再び電マで刺激を始める黛店長。
着物は三人が脱がせて、再び腕を後ろに廻されて縄が乳房の上下に巻付けられた。
既にえりは陰部が燃えて放心状態に変わって、MDMAの効果が再び身体を支配していた。
再び後ろ手に縛り上げられると、えりを椅子に座らせて今度は足首を滑車で引っ張り上げて大股開きにしてしまう望月。
低い位置の背もたれは斜めに成って、えりの身体が断髪をし易い角度で斜めに固定され、下半身は丸見えでライトに照らされている。
その股間に先程の木の張り型を持って、森が準備をしている。
断髪の最中木の張り型で何度もえりを逝かせる段取りの様だ。
この連中は簡単には終らない様で、山脇代議士は満足の様子で「もう連れて来たのか?」黛店長に尋ねる。
「はい、五月蠅い蠅も追っ払いましたので、先生にゆっくりと遊んで頂けます」
「この女と違って生娘だからな、ゆっくり楽しく遊びたい!だが感じて貰わなければ楽しみも半減だ!」
「先生の為に薬も準備していますわ、今使ったカプセルを下の口から飲ませれば、生娘でも燃える筈ですわ」
「そうか、それは楽しみだ!まだ誰も手を付けて無いのだな!」
「勿論です!裸も見ていません!先生の思う様に遊んで下さい!」
それを聞いて嬉しそうに笑みを見せる山脇代議士。
張り型を無毛の陰部に押し付ける森は衣装を着けて無いので、手先だけの出演の様でカメラの位置が少し異なる。
えりは刺激を受けて、全く抵抗を見せずに陶酔の表情に変わっている。
全裸で変形の椅子に縛られて、股間を責められても既に反抗の気力も無い様だ。
「気持ち良いでしょう?」黛店長が言うと、前田がえりの頭の簪を全て取り払って、髪飾りも抜き取る。
付け毛を付けた状態で盛り上がってもの凄く多い感じがする。
その姿が山脇代議士には堪らない程興奮する様だ。
ショートカットの髪には全く興味を示さない山脇代議士の変態。
普通なら犯罪だが、中学生の時は美容師に成るのが夢だと両親に話して、もの凄く叱られてから変な方向に進んでしまった山脇代議士の異常な性癖。
最初は長い髪を切るのに興味が有ったが、或る日美しい女優の尼僧姿を見て興味が湧いてしまった。
すると、今度は嫌がる女を無理矢理坊主にする事に、エスカレートしてしまった。
今の実力ならその様な事をする女性は少なからず居るが、それでは全く興味が無く一度世話をした社長を罵倒した事も有る。
時計を見ながら「始めろ!」と小さな声で手振りを交えて合図をした。
勿論大正から昭和の初めなので、電気バリカンは存在しないので、ハサミで切るか剃刀でいきなり剃ってしまうか?なのだが、手動のバリカンを持ってえりの額に刃先を入れる。
「ギーギーギー」の音と同時にバリカンは額の髪を刈り取り始めた。
「うぅ、うぅ」木の極太の張り型を咥えているので、目を白黒させならが恍惚に成っているえり。
カメラはその様子と刈り取られる姿を写し出している。
ビデオは陰部も写しながら、縄で飛び出した乳房からえりの表情、刈り取られる髪を順に舐める様に写している。
外で監視をしている亮介も何事も起らず、あの不動産屋の二人が既に帰ったのかも判らない。
その時押尾刑事から電話で、バックの人物だが政治家か財界の人間が関与している可能性が臭ってきたと連絡をしてきた。
だが、財界も広い、政治家はもっと多い!関西なのか?関東なのか?それも不明だと曖昧な連絡だが、亮介には大変有り難い味方だった。
満足の笑み
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しばらくするとえりの髪の中央に青白い筋が出来て、裸の乳房に髪が落ちて絡みついた。
撮影が上半身に成ると、再び電マでの責めが始まりえりは髪を刈り取られている事を完全に忘れていた。
しばらくしてバリカンは殆どの髪を刈り取り、畳の上には信じられない程の髪が散乱していた。
イガグリ頭のえりの姿は少年の様で、花魁の姿の面影も残って居ない。
そこまで見ると時計を見て「もう我慢が出来ない!後は任せた!行くぞ!」そう言って三階の部屋を出て行く山脇代議士。
黛店長と鎌田秘書が付いて慌てて部屋を出て行く。
直ぐに黛店長が戻って来て「戸田さんも来て!それから三上さん例の事は大丈夫?」と尋ねた。
三上は時計を確かめて「十分で自働で電源が入ります!」と笑顔で言った。
「じゃあ、大丈夫ね!」笑顔で部屋を出て行くと、戸田も「後宜しくお願いします!」そう言って軽く会釈をして出て行った。
今度は自分が撮影されるとは考えても居ない山脇代議士。
先日見た生娘の黒髪と可愛い姿を目に浮かべながら、エレベーターに乗り込む。
「長谷川一美だったな!」エレベーターの中で確かめる様に言う。
「はい!一美です」
「今は眠っているのか?」
「はい、もう直ぐ目を覚ます時間だと思います!
「そうか、楽しみだ!今夜強姦しても妊娠はしないだろうな!」
「大丈夫だと思います!監視していましたので、生理もまだですから先生にお楽しみ頂けます」
「私はゴムが嫌いだからな!でも中出しが好きなのだ!」興奮気味にエレベーターの中で喋る。
亮介に再び電話がかかり、今度は安藤捜査一課長で「タクシー運転手の今野だが、白兎会のチンピラとの接点が見つかった」
「すると偽装の事故の可能性が高く成りましたね!」
「その様だ!白兎会の関連施設に彼女が居る可能性が有る!一応大阪府警の協力で白兎会に関連する施設の場所を送って貰う、兵庫の関連施設は今暴力団担当にチェックして貰っている!取りに来るか?」
「はい、一時間程で行きます!」亮介は急いで美容室前を去って兵庫県警に向った。
亮介の去った美容室の地下では、山脇代議士が背広を脱ぎ捨てて一美に近づく。
寝顔を見ながら顔にかかった黒髪を、一美の耳に引っ掛ける様に指で送った。
「おお、可愛い!それに綺麗な黒髪で艶が最高だな!」涎を溢しそうに成っている山脇代議士。
「私の逸物で気が狂うと大変だから、それが気懸かりだ!」
「先生!大丈夫です!あそこにガスを準備していますので、殆ど記憶には残らないでしょう?」
「それなら大丈夫だな!葉子の様に成ってはお互いに困るからな?横山社長も同じ趣味だとは知らなかったよ!」
「でも最初から記憶が無いと面白く無いのでしょう?先生は!」
「当たり前だ!生娘のマンコに私の物はデカ過ぎて危険だからだ!目一杯恥ずかしい思いをさせてから成仏させてやる!その後は例の段取りをしてからだ!」
「院長最近本職が忙しい様ですよ!」
「そうだ!忘れていた!鎌田!えりを成仏させるのはお前に任せるぞ!坊主に成るのを見計らって行け!」
「先生が、、、、違うのですか?」
「俺はこの子で充分だ!金森えりの坊主を強姦するのは鎌田!君だ!将来政界を目指すなら、どの様な環境でも女を犯せなければ成らん!」変な理屈を述べる山脇代議士。
「は、判りました!」鎌田秘書がえりのファンだと知っているので、今回の事を目論んでいた山脇代議士だった。
「先生!もう直ぐ目覚めますから準備を始めましょう」
「そうだな!そこに立たせて貰えるか?万歳をさせてな!足首に足枷を付けてくれ!」
鎌田秘書も手伝って三人で抱え上げると、天井から垂れ下がった縄の先の手枷を一美の手首に結び付ける。
半袖の花柄のブラウスに、紺のミモレ丈のフレアースカートを履いている。
部屋に居たのでパンストは履かせていないので、素肌にソックスだった。
監禁されたて居た部屋には、新品の下着と服が揃えられていて着る物には苦労は無かった。
万歳をさせると一美に近づき、いきなり胸を右手で掴むと「これならDカップは有るな!」そう言って嬉しそうだ。
今度はスカートの裾を捲り上げて、右手を入れて下着を弄る。
「パンツ一枚だけか?」不思議そうな顔をするので「部屋で食事をしていましたから、もう初夏ですよ!」答える。
「そうか?」と言って嬉しそうな顔をして「剛毛だ!」と言って手をスカートから抜き取る。
「先生起きる前にこれを注入しておきましょうか?」
カプセルを見せると「直ぐに効くなら、後で良いだろう?カプセルより注射器で奥までたっぷり流し込んで、存分に感じさせ様!楽しみが出来た!」
剛毛だと知って時間を充分要して陰毛の処理を楽しむ様な言葉だ。
「準備を頼むぞ!充分恥ずかしい気分にさせて、剃り上げてやろう!えりの毛と量も違うし初めてだからな!」嬉しさがこみ上げている。
「剃毛プレーの良さを教え込むのですね!」
「この子は多いから、直ぐに楽しめそうだ!この綺麗な黒髪を見て見ろ!髪とか毛が多い家系だろう?」
長い髪の毛を触って陶酔の表情の山脇代議士。
唯強姦してしまうなら簡単だが、SMプレーが好きに成る様にしなければ成らない。
一美がマゾ調教を受けてプレーが好きに成らなければ、意味が無いと思っている。
「先生それではこの注射器でたっぷりと奥まで注入してやりましょう?マンコが燃えてしまって大変な状態に成りますが?」
「息を吹きかけるだけでも感じてしまうのか?」頷く黛店長の手には大きな注射器が持たれていた。
ピンクのブラ
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「中々良い身体をしている様だ!胸がDカップで身体が細い!腰の括れも良い感じだ!上手く調教出来れば長く遊べる!」腰に手を廻して調べて言うと、今度は一美の顔を覗き込む様にして顎を持つと唇を奪った。
軽いキスだが「綺麗な歯をしているな!魅力的な口元だ!」
「うぅ」一美が小さな声を出して目覚める気配に成った。
「お嬢様のお目覚めですよ!」黛店長は一美が薄らと目を開いたので言った。
両手が動かないので大きく動かすと「な、何を?離しなさいよ!クラブで働かないから?」
「何を意味不明な事を言っているのだ!」山脇代議士が近づいて尋ねる。
「あっ、貴方は山脇代議士ね!何をする気なの?」
「君が教えてくれたので潜入捜査官が捕らえられて助かったよ!礼を言うよ!」
「えっ、麻薬捜査官が捕まったの?」
「美人の捜査官で殺すには勿体ないので、仕事をして貰う事にしたのよ!」
「黙ってクラブの仕事を続けているの?嘘でしょう?麻薬中毒にして?」
「まだ仕事はして無いわ!今訓練の途中なのよ!あの死んだ葉子さんと同じ仕事をして頂くのよ」
「坊主で殺された女の人ね!クラブの人では無いのね!」
「クラブの従業員だけれど裏の仕事もしていたのよ!」
「裏の仕事?麻薬、、、」考えて、閃く一美「もしかして、ば、いしゅん!」答えて顔を赤くする。
「流石大学生!頭良いわね!そうよ!売春それもVIP専用のね!」
「それでここにこの議員が、、、、、、、」急に怯えた顔に成る一美。
「先生は特別の中の特別な方なのよ!今夜は貴女の初見せに態々来られたのよ!」
「そうだぞ!態々味見に来たのだよ!」そう言いながら一美に背中の方に廻る山脇代議士。
「何をするの?」そう言いながら顔を後ろに向け様とするが、手も足も動かせないので振り返れない。
「綺麗な髪だ!」後ろから一美の艶やかな黒髪を触る。
「やめてーーすけべーーじじい!」
「きゃーーーー」背後から胸を両方鷲掴みにされて悲鳴を発した一美。
「中々良い触り心地だ!」
「や、め、てーーーーー」大声を発するが、既に山脇代議士の両方の手は薄着の一美のブラウスの上から乳房を揉んでいた。
大きく両手を揺さぶって「へんたいーーーやめてーーー」と騒ぐ。
「気持ち良く無いのか?揉んでやっているのに!」
「よ、く、ないーーーーーーーーへんたい!」
「そうか、店長!服の上からだから気持ち良く無いらしいぞ!脱がせてやるか?」
「先生!脱がせられませんよ!両手が邪魔ですから!」
「それならハサミを持って来い!」両手を胸から離すと大きく首を振って怒るが、一美の黒髪が山脇代議士の頬を撫でて興奮が倍増していた。
「先生!このハサミで宜しいでしょうか?」戸田が段取り通りに差し出す。
「これは?」
「美容室で使っているハサミです!」
「髪を切るハサミか?」手に持つと「カチャ、カチャ」と音を立てる。
「止めて下さい!国会議員でしょう?恥ずかしく無いのですか?」
「それより先に男だ!」変な理屈を言って、ハサミを一美の顔に近づける。
「やめて!」
すると長い髪の毛を左手で掴むと「髪を切って欲しいのか?」
「そうよね!最初は髪を切りに来たのよね!先生に切って貰いなさいよ!」
「俺が切って良いのか?これ位か?」
手で髪を持つと根元の近く迄指を持って行った。
「やめてーー髪は切らないわーー」
「じゃあ、これを切るか?」いきなりブラウスの一番上のボタンにハサミの先を持って行くと素早く切った。
小さなボタンが切れて床に飛んで転がって行った。
実際には二番目のボタンが切れて飛んで、一美の鎖骨がはっきりと見える程襟が開いた。
「良く切れるな!」
「変態!早く離しなさい!売春をクラブの女性に強要しているのね!麻薬を使って!」
「ご名答だわ!貴女に教えて貰った麻薬捜査官も訓練中なのよ!貴女にも頑張って貰うわ!」
「馬鹿な事を言わないで下さい!売春なんて汚らわしい事出来ません!直ぐに警察に通報します!」
「既に貴女はこの世に居ない事に成っているのよ!だから自由に出来るのよ!」
「あのニュースを作ったのね!」
「そうだよ!」横からハサミが三番目のボタンをちょん切り、転がって飛んだ。
「予想通り、良い胸が見えて来たぞ!」好色の眼差しでハサミの先でブラウスを左右に広げる。
「やめなさい!国会議員がする事ですか!」怒る一美。
だが山脇代議士はもう止らない!続けて四番目のボタンに刃先を引っ掛ける。
「あっ、やめー」と言った時、弾ける様にボタンが飛んでブラウスの中から薄いピンクのブラジャーが目に入った。
「おお!可愛いブラジャーだね!後でその中身も見てやろう!」
「いやーーーーーやめてーーー」
いたぶる様にボタンを切る山脇代議士は、猫が鼠を捕らえた様に遊んでいる様だ。
五番目のボタンに刃先が入った時、内線の電話が鳴った。
戸田が電話に出ると「今えりの坊主が出来上がりました!」と連絡が来た。
「完成したか?金森えりが坊主に成ったのだよ!」
そう言いながらハサミでボタンを切り離していた。
「坊主?金森さんが?」不思議な話に驚く一美は、一瞬自分の現状を忘れていた。
「お前もつるつるに成るか?この黒髪を剃り上げてしまうか?」そう言うと髪を触る。
「馬鹿な事を言わないで下さい!」
持たれた手を、首を振って振り払う一美だが、その勢いでブラウスの前が大きく開いてしまって、肌が露わに成ってしまった。
「先生!私一人が行けば宜しいですか?」
「好きなだけ抱いてやれ!えりも待っているだろう?」
軽く会釈をして地下室から出て行く嬉しそうな鎌田秘書。
羞恥責め
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「おお!綺麗な尼さんに成りましたね!」
畳の上に布団が敷かれてそこに横に成っているえりは、既に受け入れ体制に成っている。
MDMAの効果は完全に男を好きに成って、既にSEXを待っている。
鎌田秘書はその妖艶な瞳とえりの仕草に引き寄せられる様に、服を脱ぎ始める。
ズボンを降ろし始めると、急に起き上がって下半身に絡み始めるえり。
鎌田のパンツを自分で下げると、半分大きく成っているペニスを右手で握る。
すぐにしゃぶりつくえりは、抵抗も無くフェラを始める。
既にSEXがしたくて我慢の限界まで進んでいた気持ちは、鎌田秘書の登場で一気に盛り上がっていた。
仁王立ちの鎌田秘書のペニスをしゃぶる姿は、有名女優の姿では無く青白い頭が股間に動く異様な感じだ。
「お、お、上手だ!えりさん!」思わず口走ってしまう鎌田秘書は、いつの間にかえりの青白い頭を両手で持っている。
しばらくして「我慢が出来ない!」鎌田秘書がそう言うとえりがフェラを止めて、大きく仰向けに寝て足を開いて迎え入れる仕草をした。
鎌田秘書はパンツを脱ぎ捨てて、ワイシャツ姿の状態でえりの身体に覆い被さる。
服を脱ぐ間も惜しいのか既に我慢の限界なのか、勃起したペニスは直ぐにえりが持って自分の股間に誘う。
熟しきった膣口に自分で挿入すると、手を離して腰を動かし奧に押し込む様にするえり。
完全に淫乱状態に変わっているえりを、もう誰も止められない。
呆れて見ている三上と鬼頭、今シャッターを切ると鎌田秘書に叱られるので、唖然と見ているだけだ。
一応撮影は全て予定通り終ったので、荷物を片付けながら二人の様子を見ている。
前田は着替えの為に部屋を出て、森は二人の様子を横目で見ながら地下室に手伝いに向った。
「ああーああーいいわーーもっと!もっと!ついてーー」大きな声で求めるえりは完全に性獣に変わっている。
流石の鎌田秘書も我慢出来ずに、射精をしてしまったのはそれから直ぐだった。
終って小さく成った鎌田のペニスを残念そうに指で弾くえり。
その姿に怯える三上と鬼頭は、素早く部屋を退散してしまった。
薬の効果で完全に蘇ってしまったえりの性欲は、理性を失わせて性獣に変えていた。
一方、兵庫県警に着いた亮介は白兎会の関係が噂される施設、団体の名簿を見て「安藤課長!大阪府警の資料の中に竜プロが灰色で入っていますね!」
「それが何か?気に成る事でも有るのか?」
亮介は張り込みで金森えりが美容室(黒い薔薇)に日曜日に入って長時間出て来なかった事を話した。
「竜プロの吉永社長は過去に暴力団との交際が指摘された事も有る人物だ!近年は距離を置いているので関係無い様だが、今の話しなら何か有るかも知れないな!」
「クラブ(ジュピター)はリストに有りませんが?」
「不思議だが、白兎会とは関係が無い様だな!」
「一番怪しいのに、関係が無いのですか?」
「政界、財界の人間も上客としてクラブの会員だから、何か有るのかも知れないがな!」
「大阪府警の協力で一度美容室を調べられませんか?何か有ると思うのです!」
「警察が無理でも保健所なら可能かも知れないな!一度手を廻してみよう!」
「宜しくお願いします!一美の身が心配で!必ず生きていると信じていますので、この資料を詳しく調べたいので頂いて帰ります」
安藤捜査一課長は亮介の身体を心配していた。
毎日早朝から深夜までの張り込み、警察でも中々出来ない事を亮介がしている事で身体を壊さないか?気懸かりに成っていた。
鎌田秘書が三階に向った後、一美は三人の悪魔達に羞恥責めを受けていた。
ブラウスのボタンが既に一番下と一番上を残して全て切り取られて、床に転がり落ちて居た。
「もう止めて下さい!警察が恐く無いのですか?国会議員がこの様な事をして!」
「お嬢さん!私が国会議員だから、この様な事が出来るとは思いませんか?お嬢さんにもこれからクラブの仕事をして頂く為にも、色々と覚えて頂かなければいけませんな!」
「何を覚えるの?麻薬の味ですか!馬鹿な事には死んでも付き合いません!」
「先ずお嬢さんが覚えるのは男の味ですよ!」ハサミの先で、ブラジャーの下を撫でる様に移動させる。
「やめてーーそんな味は要りません!」
「私が教えてあげますよ!おい!スカートを緩めろ!」
「いゃーー触らないでーー」
「いつまでも、スカートを履いていたら、先生が遊べないでしょう?」
黛店長がスカートのベルトを持って、一気に緩めて抜き取る。
「やめて!本当に辞めて下さい!」叫ぶ様に言う一美。
「怖がらなくても大丈夫よ!先生はその道のプロなのよ!一美さんが気持ち良く成る様に丁寧にして下さるわ!」
「必要有りません!獣の様な山脇とSEXをする位なら死にます!」
「何を慌てているの?先生はSEXをするとは、言われていませんよ!」
「えっ!」と言った時、スカートのホックを外してしまい、床に一気に落ちてしまった。
慌てて足を絡め様とするが、足は絡められない様に足首に足枷で固定されている。
「揃いの下着だな!おおー何かはみ出しているぞ!」屈んで近づいて見る山脇代議士。
「いゃー見ないでーー」
「先生!この子女の子としての身だしなみが宜しくない様ですわ」
「まあ、男を知らないから仕方が無いのだろう?」
「先生!舐めにくいですよね!」
「だな!綺麗にする必要が有る様だな!」
何の話しをしているのか理解出来ない二人の会話だが、下着姿で見られている事が恥ずかしくて仕方が無い一美。
「散髪用の椅子を持って来い!この体勢では辛い!」
その言葉に少し変わった椅子を運んで来る戸田。
その時、森が三階から地下室に入って来て、写真を数枚黛店長に手渡した。
恥じらいと諦め
61-039
「これを見て見なさい!金森えりが尼僧の様な姿に成っているだろう?」
「あっ、これは!」一美が驚きながら写真を凝視した。
「綺麗な尼さんだろう?君もこの様にするか?似合うぞ!」
「いゃーーやめてーーー」既に恐怖の顔に成っている。
「これはどうだ?」今度はえりの全裸写真を見せる。
「、、、、、、」言葉を失う一美、その写真はえりが全裸で坊主、そして性器も曝け出し一本の毛も生えていない写真だった。
「これはね!彼女が覚醒剤で逮捕されたので、懺悔の為に身体中の毛を剃り落した写真集の一部なのだよ!」
「な、なぜ、、、、わ、わたしに、、みせ、るので、、すか?」
一美は自分も同じ様にされるのか?の恐怖から小刻みに震えていた。
「どうした?先程迄の勢いは?舌を噛んで死んでも世間に晒す事に成るが、それでも良いのか?君の様な綺麗な髪は切らないから安心しなさい!」
「さあ!この椅子に座りなさい!暴れると本当にえりの様に成るわよ!」
「ほ、ん、とう、に、えりさんの、ように、、しない、、、」
怖々尋ねる一美のショックは相当大きい。
「大人しくしていたら、坊主にする事は無い!安心しなさい!」
不安の一美の隙に片手を外すとブラウスを脱がせて、もう片方を外して脱がせる。
先程の写真を見せつけられて、恐怖の気持ちが先に成っている一美は逆らう事を忘れた様に、三人の女によってブラウスを脱がされてピンクの下着姿で立たされている。
「素直にしていたら、恐い事は無いわ!」黛店長が言うと、椅子が一美の背中の後ろに置かれて、床の金具と接続されて固定された。
椅子は完全に腰を突き出して座る為に特別に作られていて、両足は肘置きを改良して置く事が出来る。
剃毛用の特別な椅子で、背もたれの後ろに両手を固定出来る金具が付いている。
この椅子に座れば否応無しに、陰部が露出して閉じる事が出来ない造りに成っている。
「いつまでも立っていると疲れるでしょう?椅子を準備したから座ったら?」
腕が上に上がっているので、天井の縄を緩める黛店長は「足も緩めるわね!そのまま座るのよ!疲れたでしょう?」
丁度お尻の処に置かれた椅子に座る様に言われる。
足も手も緩んだので一美は油断していた。
腰を降ろすと「な、何をするの?」手首を持って直ぐに椅子の後ろで固定される。
変な椅子に座らされて、今度は左右から森と戸田が足を持ち上げて肘置きの処に作られた窪みに膝をすっぽりと入れてしまった。
「何をするの!やめてください!」叫ぶ様に言う一美。
大きく両足を開かれた状態で、背もたれが倒れると「きゃー」と声を出した一美の身体が百二十度の角度で倒れて、足を大きく開いて横に成った一美。
「た、助けてください!坊主にしないで!おねがい!」
「大丈夫よ、先生は貴女の黒髪は大好きなのよ!」
「は、はい!」
「でもいつまでもブラジャーを着けて居たら、先生は嬉しく無いそうですよ!」
「えっ、こ、こまり、、」
「じゃあ、坊主に成りますか?」
「い、いいえ!」
「そうか!それじゃあ綺麗な乳房を見せて頂こう!」
ハサミを持って近づく山脇代議士。
「いゃー」と小さく拒否をするが、坊主にされてえりの様に成ったら?そう考えると拒否出来ない。
勿論身体は既に動かせないのだが、ハサミは右肩の紐を直ぐに切った。
「あっ」と小さく口走るが、目を閉じて耐える一美。
でも身体は何故かこの様な事に興奮を覚えている事を感じていた。
マゾで媚薬を飲まされて感情が変わっている事を一美は知らなかったが、雌の本能が目覚めていたのだ。
直ぐに左の肩紐も切り裂く山脇代議士は不気味な笑みを漏らしている。
処女の女をいたぶる楽しみを満喫しているのだ。
「見せて貰うぞ!いいな!」
態と辱める為に尋ねる山脇代議士。
ピンクのブラジャーの中央に刃先が入ると「いゃー、ゆるしてーー」と小さく拒絶するが、無抵抗なのは判っている。
「ジョキ、ジョキ」とハサミが切り裂き始めると「あっ、いゃー、やめてー」と首を振るが目は閉じた状態の一美。
覚悟を決めている気持ちと、不安そして恥ずかしさが同時に訪れている。
切り裂かれてブラジャーが胸から滑り落ちる様に落ちると「あっ、み、ないでーー」の声がか細い。
「綺麗な乳房だな!理想的な大きさだ!乳首も小さい張りも充分だ!」
ハサミを横に置くと、直ぐに右手が一美の左の乳房を掴む。
「あっ、やめてーー」今度は少し大きな声だが、目は閉じた状態だ。
横では注射器の先にストローの様な物を付けた物を持って、黛店長が準備をしている。
麻薬成分の入った強烈な媚薬をたっぷりと、一美の膣口から注入する為に準備をしていた。
森がタオルを持って一美の顔を覆う準備をしている。
戸田はハサミを持ってパンティを切り裂く準備に入った。
乳房を揉まれて拒否をしながら感じ始めている一美の様子を見計らっている。
その時、タオルが一美の顔を覆い。
「うぅ、うぅううーー」
「さあ、これも要らないでしょう」刃先がパンティを切り左右の腰から一気に切る。
素早く二カ所を切ると、布切れを陰部に乗せた感じに成りそれを取り払う黛店長。
尻の下からピンクのパンティが、むしり取られる様に引き抜かれた。
剛毛の陰部が曝け出されると、暴れ様とする一美だが顔を押さえられて身体は動かせないので何も出来ない。
「うぅ、うぅううーー」陰部を触られて嫌がるが、陰毛を掻き分けて膣口に注射器の先が挿入された。
初めての感覚に驚きながらも「うぅ、うううー」と必死の抵抗の一美。
注射器の液体が吸い込まれる様に一美の膣に注入されて行く。
それは速効で一美の陰部が暑く変わって行くのが、一美自身が一番判っていた。
貞操危機
61-040
「もう良いわ!外してやりなさい!」黛店長が言うと、一美の顔を覆っていたタオルが取除かれた。
「な、なにを、、、いれたの?」
その時大きな手鏡が一美の前に置かれて「きゃー」と声発した。
「自分のあそこを見る事は少ないでしょう?良く見えるでしょう?先生が坊主にするのは許すが、一美さんのここの部分を綺麗にするとおっしゃるのよ!」
「いゃーーーーそんな事絶対に嫌です!」
「それじゃ、坊主に成るしかないわね」
「そんなの、もっといゃーーやめてーーー」恐怖の顔に成る一美。
そこに戸田が電気バリカンを持って来て、スイッチを入れて目の前から耳元に移動させて、一美の長い髪を左手で持った。
「いゃーーーたすけてーーー」必死で頭を動かしている。
「先生!この子、言う事を聞きませんが?坊主にしますか?」
「そうだなあ!」と言った時「何だ!」急に驚く山脇代議士。
身を乗り出した時に、一美が小便を発射して山脇代議士のワイシャツに飛んだ。
「おいおい!小便を漏らしたぞ!」
「えーーん」と泣き始める一美は、緊張と恐怖と長時間トイレに行ってなかったので漏れてしまったのだ。
「先生のワイシャツに小便を!これは許せませんね!直ぐにお仕置きで坊主にしてしまいなさい!」頭を持たれて電気バリカンが近付いた時「綺麗な髪が無く成ったら可哀想だよ!店長!ここの毛なら誰にも見られる事は無いから、この毛で許してやろうじゃあないか?」
「先生は優しすぎますわ!」そう言いながら微笑む黛店長。
汚れたワイシャツを脱ぎながら「色が変わってしまったな!」そう言って脱ぎ棄てた。
「どうするの?先生の言う通りにするの?」
「それで、、許して貰えるのですか?帰らせて貰えるの?」
「そうだな!それは考えてやっても良いぞ!」
「先生はお優しいですね!どうするの?お願いするの?」
怖々頷く一美に更なる恥ずかしさを味合わそうとする二人は、一美のマゾ気質を見抜き服従させていく。
一美は既に真っ赤な顔をして、恥ずかしさの頂点に成っているが陰部が暑くて異常な感覚に成っていた。
「お願いするなら、自分で先生に頼みなさい!」
大きく足を広げて、全裸にされている事も忘れて恐怖と恥ずかしさの中に居た一美。
その様子は隠しカメラ数台によって撮影が行われているが、山脇代議士は一美に熱中して気が付かない。
「お、ねがい?」
「何をお願いするの?坊主にしても良いの?はっきりと言わないと判らないでしょう?」
ランニングシャツ姿で、少し一美から距離を置いて眺めている山脇代議士。
「坊主は困ります!」
「何処をどの様にするのか、具体的にお願いしなければ先生も判らないでしょう?」
戸惑いながら「毛を綺麗にして下さい!お願いします!」
「おい!やっぱり髪の毛を坊主にして欲しいらしいぞ!金森えりの写真をもう一度見せてやれ!」笑顔で言う山脇代議士。
「この様にして貰うの?」
「違います!」首を大きく振った。
「じゃあ、詳しく言わなければ駄目よ!一美のマン毛を綺麗に剃り落して下さい!お願いしますと言うのよ!」
「、、、、、そんなこと、、、」益々顔を赤くする一美。
「言わないと、その写真に成っちゃうよ!」
「一美の、マ、、、ン、、、毛をき、、れ、、、いに、そ、、り、、おと、、し、て、、ください!」
「よし、よし、判ったぞ!店長!準備をしなさい!一美のマン毛は固くて多いからな!」
身を乗り出して指で触ろうとすると「いゃーみないでーー」目を閉じて横を向く一美。
「剃り難いから時間を要してゆっくりと剃らなければ、大事な処に傷が付いたら大変だぞ!」
「はい!先生ゆっくり蒸らして、柔らかくしてから先生にお願い致しますわ」
「それが良いぞ!」と言いながら「ふー」と顔を近づけて息を陰部に吹きかける山脇代議士。
「きゃーー」驚いて声を出す一美は、陰部に電気が走った様な感覚と恥ずかしさが倍増していた。
感度がどれ位上がっているかを確かめた山脇代議士は、目で黛店長に薬が効いていると合図をして喜んだ。
ワゴンに載せて洗面器にポット、タオル数枚、刷毛、日本剃刀、T字剃刀、シェービングカップ、手動のバリカン等が運ばれて来た。
「先生!この子は剛毛ですから、ハサミで切り揃えてから蒸らすのが宜しいかと思いますが?」
「これの方が良くないか?固いから一度刈り取ってから、蒸らして剃り上げるのが良いのでは?」バリカンをワゴンの上から持ち上げて言った。
目を閉じて待って、覚悟を決めている一美の前で二人が盛り上がる話をする。
「ぎー、ぎー、ぎー」と音をさせて動かすと、目を開く一美がそれを見て「いゃー、そんなの、、、、」
「ぐずぐず言わずに身を任せろ!」バリカンを持って近づくと白い下腹に押し付ける。
「あっ、いゃーゆるしてーー」身体を動かして逃げ様とするが、身体は全く動かない。
一美の乳房に左手を持って行くと鷲掴みにする。
「あっ、や、め、てー」と言うと同時に白い下腹にバリカンの刃先が入る。
「ギー、ギーギー」と動かすと陰毛が刃先に付いて刈り取られる。
いつの間にか乳房の手は、黛店長に代わり両方の乳房を揉み始めた。
「あっ、や、め、――」山脇代議士が左手で下腹部を持って、伸ばす用にしてバリカンを「ギーギーギー」と動かす。
目を閉じて抵抗を出来ない一美は、乳房を初めて揉まれて気持ちが良い。
飲まされた媚薬と膣に大量に注入された媚薬は、処女の一美の身体を抵抗の無い状態へと誘っている。
これがマゾ調教の始まりに成るのだが、知る筈も無い一美には身を任すしか術が無かった
遊ばれる剃毛
61-041
「あっ、あっ」思わず声が漏れて、黛店長と山脇代議士は目で感じ易い様だと言った。
殆ど刈れていないが、バリカンでの刈り取りを終えると「蒸らすわね!」
一美が「、、、、、」虚ろな目で二人を見ていた。
身体に麻薬成分が吸収されて、雌に近づいているのが判るが処女で経験が無いので、知識が付いて来ないと二人は分析していた。
生まれて初めて乳房を揉まれて陰部近くをバリカンで弄られ、身体は媚薬で既に毒され拒絶と恥じらいとそして拒否の狭間に居る。
「クリームを塗るわよ!」刷毛にたっぷりとシェービングクリームを浸けて、少し刈られた下腹部に落す。
生温かい刷毛とクリームの感触に「あっ、あっ」声が出るが、目は閉じていない一美。
乳房を揉まれた感触が良かったのか、それ程嫌がる素振りは無い。
白く盛り上がる様に刷毛で広げられ、一部液体が流れて恥丘から性器に流れると驚いて、身体を動かそうとした。
再びクリームを刷毛に一杯浸けると、今度は恥丘の下のクリトリスから大陰唇に塗り込む様だ。
「あっ、あっ、いゃーたすけてー」クリームが性器に流れ込み、刷毛がクリトリスを掻き混ぜる様に動くと、既に耐えられないのか腰を大きく動かす一美。
「だめーーー、変に成りそうーーたすけてーー」
「気持ちが良いのでしょう?」刷毛を動かしながら黛店長が尋ねると「わからないーーけど、もうゆるしてーー」
「少しビラビラが大きい様だな、陰毛がクリームで濡れて大陰唇が白く成ると、良く見える様に成って山脇代議士が覗き込んで言った。
「そうですね、使い込むと黒ずんで見難く成る感じですね!」
「追加だな!」とミヤザキ美容整形での手術に小陰唇切除を付け加える事を示唆した。
だが山崎代議士は一美の身体に異なる事を考えていた。
潜入麻薬捜査官の綾子には、クリトリス切除、Gスポット肥大施術、不妊手術が行われたが何も指示をしていなかった。
当然、一美にも同じ様な手術をする予定にしている吉永達だった。
財界にも政界にも変態の男は沢山居るので、美人でSEXドールの様な女性は好まれる。
特に一美は若いので喜ばれると思っている吉永達だ。
唯、今日まで身体の検査を行っていなかったので、手術を施す内容は今日から決めるのだ。
早速ひとつ手術の箇所が見つかったのだ。
黛店長は一美の裸体を見て、他に必要な手術は無い程乳房の形も色も良い。
乳首も吸われた事が無いので綺麗で小さく、乳房は適度な柔らかさと揉み具合が良いと判断した。
顔スタイル共に一級品で、綾子と甲乙付けがたいと思う黛店長。
既に綾子はアナルも使える事が実証されたが、山脇代議士はアナルプレーが好きでは無い。
自分のペニスが大きいので、アナルで対応出来る女性が居ないのと、臭いが好きに成れないと日頃から浣腸プレーも興味を示さない。
今日も一美の浣腸プレーは組まれていない。
白く盛り上がったシェービングクリームの上に、タオルを畳んで載せて「蒸らさないとね、多いし堅いからね!」陰部に置かれたタオルを上から押さえる。
中指で何気に中央の窪みを擦る様に動かして、タオルの上からでも一美の割れ目が判る。
「うぅ、うぅ」思わず声が出てしまう一美は目を閉じて感じている様だ。
「気持ちが良いだろう?」山脇代議士が尋ねる。
今度は自分がクリームを塗って楽しむ為に、刷毛でクリームを泡立てながら尋ねた。
「、、、、、、、もう、、ゆるして、、」か細い声で言うが、それは恥ずかしい気持ちの様だ。
「気持ち良いでしょう?」そう言いながら中指を割れ目に擦りつける黛店長。
「うぅ、うぅ」声を出さずに我慢しようとしている一美だが、自然と漏れてしまう程気持ちが良かった。
「感じるのね!」
「ちが、、い、、ま、す」目を閉じたり開いたり、気分を変えて我慢をしようとしているのがよく判る。
「そろそろ、蒸らしが出来たかしら!先生お願いします!」
タオルを取除くと、一美の陰毛が岩海苔の様に肌に縮れて付着して、先程の小陰唇のビラビラが大きく見えた。
ピンクの秘肉が垣間見られて、山脇代議士の性欲をそそる。
「自分でどの様に成るのか見て見ないのか?幼女の様に可愛いマンコにしてやるのだぞ!名残惜しくは無いか?」そう言う山脇代議士の言葉に合わせて、手鏡を一美の前に持って来る森。
「目を開けて見るのよ!」黛店長が命令の様に言う。
「、、、、、、、」
「これから言われた事をしないと、直ぐに金森えりにしてしまうわよ!」強く言われて目を少し開くと「きゃーー」驚いて顔を横に向ける。
「良く見るの!自分のマンコがどの様に変わるかを?」
「いゃーーもうみたくないーー」
「店長可哀想じゃ無いか、綺麗に成ってからゆっくりと見せてやろう!」
シェービングカップを持って、刷毛にたっぷりとクリームを浸けると、早速腹部に刷毛をおとした。
刷毛の先を右に左に動かして、下腹部を一瞬の内に白く盛り上がる様にする。
「動くと大事な処が傷付くわよ!先生お願いします!」
日本剃刀を持って下腹部に剃刀を置くと「ジョリ、ジョリ」と動かし始める。
目を閉じて小刻みに震えている一美の姿が、最高に興奮する山脇代議士。
「ジョリ、ジョリ」と大きな音が聞こえるのは、山脇代議士が手首に集音マイクを付けて、一美に聞かせて恥ずかしさを増強させる為だった。
それを知らない一美は、自分の股間を知らない男の手によって、剃り上げられている屈辱を味わっていた。
「ジョリ、ジョリ」大きな音が耳に聞こえて、恥ずかしいのに剃り落した陰毛を紙の上に盛り上げ始めた山脇代議士。
一美に見せて一層の恥ずかしさを味合わせる予定だ。
唯、目を閉じて耐えている一美、しばらくして下腹部が青白く成って剃り終える。
恥丘から大陰唇には異様な残り方で、長い陰毛が黒々としていた。
初めて逝った
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「麻薬捜査課長の畠さんが乗り気に成って、厚生労働省を動かしてくれる様だ!」
安藤捜査一課長は何か新しい情報が無いか、兵庫県警で待っていた。
「すると保健所の手伝いで警察も一緒に美容室に乗り込めるのですね!」
「そうだよ!それも明日開店前に保健所の職員と、麻薬捜査官の連中が抜き打ちで行く事に成ったよ!潜入捜査官の行方を捜していたので、亮介の情報に飛びついた様だ!」
「そうでしたね!潜入捜査官の行方も判らないのでしたね!」
亮介は美容室を調べれば何か手掛かりが掴めると期待していた。
黒塗りの車の二人も怪しい、金森えりが丸一日何をしていたのか?それも気に成る行動だった。
一美は屈辱の中で恥ずかしい思いと、身体の疼きを感じる様に変化が起っていた。
性器を見られて弄くられて興奮しているのだが、注入された薬が既に身体を支配して理性よりも快感に反応する様に変わっていた。
再び刷毛にたっぷりとクリームを浸けると、一美の一番感じる部分にクリームの刷毛が落ちた。
「あぅ、うぅ」閉じていた目が自然と開いて、強烈な刺激が脳天に届いてしまう。
クリトリスがこれ程感じるとは、今まで思った事が無かった。
指で触る事は有ったがこの様な刺激を感じた事が無い。
その刷毛を動かされて刺激を受けると「あっ、あっ、だ、だめーあぅ、うぅ」もう声が立て続けに出てしまう。
再びクリームをたっぷり浸けると、今度は大陰唇右側を上から肛門に向って動かされて「きゃーーーだめーーー」大きな声を発してしまう一美。
「どうしたの?大きな声を出して?」横から黛店長が長い黒髪を触りながら言った。
山脇代議士が剃り始めると、一気に一美を追い込む為に乳房を刺激しようと乳首に被せて吸引しながら刺激を与える道具を準備していた。
「恥ずかしいのね!アイマスクを着けて!」戸田が横から「これを着けたら恥ずかしく無いわ」
そう言うと一美の目に革製のアイマスクを近づける。
「いゃー」と小さな声で言うが、無視をして装着してしまう。
スピーカーの音を大きくして、一美の耳により大きく剃刀の音を聞かせて辱める様に操作をする。
山脇代議士は再びクリームを浸けると、今度は左側の大陰唇を肛門近くからクリトリスに向けて動かした。
「あぅ、うぅ、ああーーーだめーーーだめ、だめ」刷毛がクリトリスの近くで、クルクルと廻す様に動かした。
「もうーーだめーーーたすけてーーー」逝くと云う感覚が判らない一美。
多分SEXではまだ逝く事は絶対に無い。
痛みにのたうち回るだけで、山脇代議士の大きなペニスを咥えると失神するだけだろうと黛店長は思っている。
この剃毛プレーと今から装着する乳首の刺激で、逝く事を教えてこのプレーを好きにしなければ今後の山脇代議士とのプレーが進まない。
山脇代議士には多分一美は過去でも最高の相手に成ると思っていた。
それは黒髪ロングで美人、一番好きな剃毛プレー向きの剛毛だからだ。
多分今日の終りには、もう一度楽しみたいので段取りをする様にと指示が有る気がしていた。
次回遊ぶまでに全ての手術を完了して、準備をしなさいと指示すると考えている黛店長。
「あーあーーだめーだめー」一美の大きな声が地下室に響き渡った時、黛店長が一美の乳首に器具を取り付ける。
女性のおっぱいは感じ方が千差万別で、ソフトタッチを好むかと思えば、強く思いっきり噛まれるのが好きな方もいます。
左右の感じ方がぜんぜん違う女性もいますし、何をしても無反応の乳首もあります。
なかでも乳首をキツ~く吸われるのを好む女性は意外と多く、吸引後ビンビンに膨張した乳首は、いつも以上に敏感な性感帯へと変化するため、高刺激派女性にはマッチする可能性大だ。
そうじゃなくともソフト吸引から過激なバキュームまで幅広い好みに順応する器具で、振動も
増強ポンプ感覚で多彩な乳首責めができる。
既に一美の乳首は立っていて、器具を簡単に被せる事が出来る。
刷毛で遊ぶのを終えると、剃刀を持って左手でいきなり少し大きめの小陰唇を横に指で押しやり「ジョリ、ジョリ」と大陰唇の陰毛を剃り始めた。
「あっ、いゃーそんなばしょ、、、ああーああー」乳首の刺激が始まり急に声を大きく成った。
「恥ずかしいか?もう直ぐお前のマンコが丸見えに成るぞ!」
「あっ、あっ、だ、だめーあぅ、うぅ」もう声がうわずっている。
山脇代議士は、剃刀を動かしながら指で小陰唇を触るので、感じてしまい愛液が流れ始めている一美。
「おっ、クリームが流れてしまいますね!でもクリームが必要無いかも知れない!」黛店長がそう言うと山脇代議士は指で流れ出た愛液を小陰唇に擦りつける。
「ああーああーだめ、だめ、だめですーー」腰を大きく動かす一美。
「動くと怪我をするぞ!」太股を押さえつける。
「ジョリ、ジョリ」反対側の大陰唇の陰毛を一気に剃り上げてしまう。
左右の大陰唇が綺麗に剃り落されて、指で剃り残しが無いか調べると「二度剃りが必要の様だな!」呟く様に言う。
「ああーああー」乳首の刺激に反応が大きく成って、アイマスクの中で目を閉じて感じている一美。
既に自分では判らずに、何度か逝っているのかも知れない。
先程からつま先の指が時々、声と一緒に伸びきる様に変化が有る。
クリトリスの上部付近に密集して堅い陰毛が生えているのみだが、再びクリームを浸けて刷毛でクリトリスを中心に塗りつけると「ああーーーーーーーだめーーーーーーー」大きく仰け反ると長い髪が後ろに乱れた。
乳房への刺激も最高に成り、一気に逝ってしまった様な感じに成った一美。
「気持ちが良いの?」黛店長が尋ねるが「、、、、、、、」言葉が返って来ない。
初めての経験に身体が驚いたか?興奮が最高に成っていた一美。
青白い陰部
61-043
しばらくして、戻った様子を感じて最後の部分に剃刀を入れる山脇代議士。
「ジョリ、ジョリ」一層剃る音が大きく聞こえる一美。
「あっ、あっ」クリトリスを指で触られて皮膚を引っ張りながら剃られる気分は、卑猥そのもので山脇代議士には最高の辱めだった。
「ジョリ、ジョリ」小刻みに剃刀を動かして、密集した陰毛を根元から剃り落す。
「あっ、あっ!かんじ、、、る!だ、め!」後ろに固定されている手はいつの間にか椅子の縁を握り締めて汗ばんでいる。
「綺麗に成ったか?」手で陰部を触って「少し残っているな!クリームを全体に塗って仕上げだ!」
「ま、、、だ、、」小さく口走る一美はもっと続けて欲しいの意味か?もうやめての意味か?判らないとこの場の二人は顔を見合わせた。
クリームを刷毛で全体に塗り始める黛店長。
「あ、あっ、あっ」微妙な部分に刷毛が触れると直ぐに声が出る。
「もうあれは外して貰えるか?」乳首を刺激する器具を取り外す様に指示をする。
その時、望月が三階から地下室に入って来て、会釈をすると「お楽しみです!」と鎌田秘書の事を伝えた。
「もう直ぐ終わるから、縛る準備を頼む!」隣のマットを指さす山脇代議士。
白く塗られた陰部をT字カミソリが素早く動き始めて、残っている陰毛を剃り始める。
同じ部分を何度も剃刀が動いて、指で剃り跡を確かめる山脇代議士。
「あっ、あっ」微妙な部分に剃刀か指が触れると声が小刻みに出ている一美。
しばらくして「綺麗に成ったぞ!見せてやれ!」その言葉にアイマスクを外す黛店長。
目が急には焦点が合わないが「きゃーー」目の前に鏡が置かれて目を開くと同時に自分の無毛の陰部が目に入った。
顔を背けると「よく見るのよ!綺麗に成ったでしょう?今から先生がもっと綺麗にして下さるわ」
「もう、いいですーー帰して!」
山脇代議士がズボンを脱いで、ステテコ姿で近づくと「乳首も立っているじゃないか?気持ち良かったのだろう?」
「よく、ありま、、、うぅ」乳房を鷲掴みにすると、今度は揉み始める。
「中々触り心地の良いおっぱいだ!味はどうなのかな?」そう言いながら口を近づけると乳首を唇で咥える。
「や、め、てー」顔を横にして耐える一美は、生まれて初めて男性に乳房を吸われていた。
「うぅ、うぅ」右手で左の乳房を揉みながら右の乳首を咥えて遊ぶ山脇代議士。
「うぅ、うぅ、や、め、てー」
「素直に成れないのね!さっきはいい声を出していたのにね」
「素直に成らないのか?望月さん頼むよ!」一美の乳房から離れながらそう言った。
一美の後ろに望月が来ると「誰?」怯える様に上目で見ると、怖そうな顔の男が細い紐を持って一美の頭の処に居る。
「何するの?」急に怯える一美。
望月が一美の長い髪を掴むと、一層恐怖の顔に変わる。
一美の長い黒髪を持つと、紐で縛り始めるが弾力が有るので緩い縛りでは弾けてしまう事を望月は知っている。
強く一美の髪を束ねて紐で縛り付けると、天井から垂れ下がった縄に紐を結び付けた。
縛り終わると縄は大きく緩めて床に這っている。
「剃毛は終わったわ、椅子から起きて!」
椅子に固定されていた両手を外して、両足も二人の女が同時に外した。
一美は起き上がると直ぐに、右手で無毛の陰部を抑えて左腕と手で胸を隠した。
「お嬢さん!腕を後ろに廻して貰いましょうか?」
手に縄を左手で持って望月は一美の肩を右手で抑える様にする。
「いゃーー帰らせてーー」逃げようとするが、直ぐに黛店長が前を遮る。
「逃げられないわよ!」望月の手を振り払って出口の方に二歩進んだが、遮られて再び望月に肩を持たれると直ぐに右腕を後ろに折り曲げる様にして、縄が手首に巻き付けられる。
素早く左腕も背中で縄を巻き付けられた。
「もう、ゆるしてーー」
「大人しくしなければ、金森えりにされるわよ!もうしばらくすれば帰らせて貰えるわ!」
「ほんとうですか?」一美が緩んだ時、望月が乳房の上に縄を巻き付けてしまう。
「な、何をするのですか?」その言葉が終わる前に巻き付けて縄を強く縛られて、顔が歪む一美。
その表情を見ながら、マゾに育つ様だと黛店長に目で合図をする山脇代議士。
隠せなく成った陰部は剃り跡が青く光り、陰毛の濃さを残していた。
山脇代議士はこの様に変態癖が有り、四十歳を過ぎた辺りからエスカレートしていた。
妻とは結婚二年目で離婚、その二年後再婚したが同じく半年で離婚、その理由は当然変態プレーを強要した事だった。
勿論剃毛プレーは元より、それ以外の変態プレーがエスカレートして、最初の妻は逃げ出した。
二番目の妻も同じ様にプレーを強要したので、結婚初日に離婚が決まっていた。
特に二番目の妻は陰毛が薄かったのが、我慢出来なかった様だ。
後援会長の紹介で見合い結婚だったが、あっさり離婚に成っていた。
その後再婚は無く、話が有っても相手にする事は無く成っていた。
遊びに熱心で結婚を考える必要も無いと思っている。
「いゃーゆるしてーー」縛られた事が無いので恐怖で顔が引き攣る一美。
乳房の上に縄が巻き付けられて、続けて乳房の下にも縄が巻き付けられて、乳房が飛び出した様に成って望月の仕事が終わった。
身体から手を離すと直ぐに逃げ様とするが、今度は髪に縛られている紐を引っ張られて倒れこむ一美。
「ここへ来て先生に女にして貰うのよ!」
「いゃーーーたすけてーー」と起き上がって出口の方に行こうとするが、縄を引っ張られてマットの方に近付く。
戸田と森の二人が腕を持って両方から引っ張ってマットの上に戻す。
「いゃーーゆるしてーー」と叫ぶ一美。
マットの横には既に媚薬ガスのボンベとマスクが準備されて、山脇代議士が強姦する準備が整っていた。
破瓜
61-044
髪を引っ張られて「ここに寝るのよ!」四人で押し倒すようにマットに仰向けに押さえつける。
髪を縛った縄はマットの前の金具に結び付けてしまう望月。
仰向けに寝かされると、逃げる事が出来ない一美は不安に怯える。
山脇代議士がランニングシャツを脱いで、上半身裸に成って一美に近付く。
「いゃーーゆるしてーー」
「一層綺麗なおっぱいに成ったな!」
覆い被さる様に一美の二つの乳房を触って、いきなり顔を近づけて舌を出して舐める。
「いゃーーーたすけてーー」足を絡めて身を守る。
「足を持って広げて、マンコを見せてくれ!」
戸田と森が一美の足首を持って、無理やり大きく左右に開いてしまう。
一美は必至だが、二人に持たれると抵抗虚しく大きく広げられてしまった。
「あっ、やめてーゆるしてーー」
山脇代議士は股間に身体を入れると、顔を無毛の陰部に近付ける。
「おお、これは舐め易いぞ!」長い舌を出して、ぺろりと多少大きい小陰唇を舐めた。
「あぅ、いゃーやめてー」
両足を持たれているので閉じる事も出来ないが、山脇代議士の身体が股間に入っているので動けない。
両手で今度は大陰唇を持って大きく左右に広げる。
「いゃーーーーー」
顔が一美の性器に埋まってぺろぺろと長い舌を使って舐め始めた。
「ぺチャ、ペチャ」と音を立てて舐め始めると「いゃー、あっ、あっ、あっ」嗚咽が始まる一美。
乳房を黛店長が舐め始めると、一美は「ああーああーーだめーーゆるしてーー」と口走り始めて、目を閉じて嗚咽の連続に成ってしまった。
過去に自分の性器を舐められた経験が無いのと、媚薬の作用で完全に恥ずかしさを忘れてしまった。
愛液が流れ出し、山脇代議士に吸い取られる様に舐めとられて、徐々に腰が浮き始める一美。
「ああーああーだめーーいくーーーいっちゃうーーー」
処女の一美がこの様に口走り始めると、望月は髪の紐を解いて自由に頭を動かせる様にした。
「ああーああーーいくーーいっちゃうーーだめーー」大きく仰け反る頭。
しばらく一美の嗚咽が続いて、身体が小刻みに震えて足が伸び切る。
既に二人は足を持っていない。
山脇代議士は一美の様子を見て、ステテコと一緒にパンツを脱ぎ大きな長いペニスを自分で手に持つ。
戸田と森が麻薬で作った媚薬ガスを準備して、待ち構えている。
痛みでSEXが嫌いに成ると困るので、夢の中に痛みと一緒に送り込む作戦だ。
ペニスを一美の小陰唇をむき出しにした場所に擦り付ける。
「ああーああーーいくーーいっちゃうーーだめーー」再びペニスをクリトリスから、膣口に擦り付けられて興奮している一美。
黛店長が山脇代議士の様子を見ながら、二人に合図をした。
「うぅ、い、い、た」と言った一美の口と鼻にマスクが被せられて、山脇代議士のペニスがゆっくりと挿入を開始した。
「うぅ、い、いた、いた!」ガスを吸って朦朧と成ってしまっても、痛みは感じるので口走る。
多分股間に丸太が入る程の衝撃が今有る筈だが、ガスの作用で相当抑えられている。
「中々名器かも知れんぞ!」そう言いながら、ゆっくりと挿入して行く。
一美の両足を抱えると腰に力を入れて、一気に押し込むと「いたーーーーーいーー」と大きく仰け反って気を失ってしまった。
その時山脇代議士のペニスは膣の奥、子宮口まで届いていた。
気絶した一美の腰を持って、自分の腰をゆっくりと動かし始める山脇代議士。
無反応の女でも感じるのだろうか?そう思って見ている三人の女。
しばらく腰を動かすと「慣れてきたぞ!」そう言いながら少し動きを早くした。
そしてしばらくすると「おお!うぅ」そう呟き一美の腹に倒れこんで射精が終わった。
疲れた様子で背中と腹には汗が噴き出して、タオルを手渡す黛店長が「如何でしたか?」
「中々良い道具を持っている!これで例の手術をすれば最高の女に成る」そう言って一美の身体から離れると、ペニスには自分の精液と一美の愛液、そして処女の証が付着して変な色に成っている。
「麻酔をして、病院に送り込みなさい!」黛店長が二人に指示をした。
直ぐに一美の腕に麻酔薬の注射針が突き刺さる。
一美の股間も汚れているので、二人が麻酔の後抱きかかえて風呂場に運んで行った。
直ぐに目覚めると面倒な事に成るので、先に眠らせたのだ。
風呂場には山脇代議士も向かい、自分のペニスに付いた一美の物を洗い落としていた。
一美が犯されたマットにも一美の物が流れて付着していた。
黛店長はあのような太くて長い物を初めて咥えると、とても正気では耐えられないと思う。
何人か子供を産んだ女性なら大丈夫かも知れないが、処女の女性が咥え込んで大丈夫かと心配していた。
勿論風呂場では二人が丹念に一美の陰部を洗い落として、膣洗浄も行っていた。
その夜の内にミヤザキ美容整形外科に運ばれた。
明日朝から直ぐに手術の予定を組み込んでいるので、明日の間に一美はクリトリス包茎、小陰唇切除、不妊手術、Gスポット肥大手術を受ける事に成る予定だ。
鎌田秘書が山脇代議士と合流したのは、既に夜の十時過ぎに成っていた。
「先生!大変良かったです!ありがとうございました」
「そうか、私も久々に処女の女を抱いて気分が良かった!」
別々に新大阪のホテルに帰って夜のラウンジで会った。
「明日、私はあの女の手術に立ち会う事にしたぞ!」急に言い始める。
「先生!明日三時には官房長官と会議の予定ですが?」
「お前が行って、風邪だと言って代わりに話してくれ!もう私の考えは伝えて有るので、変更は聞くな!」急に予定を変更した山脇代議士を不思議に思ったが、一度言うと変更は出来ない事を知っている鎌田秘書だった。
監禁病棟へ
61-045
山脇代議士は早朝、吉永に電話をしてミヤザキ美容整形に一美の手術の見学に行くと連絡をした。
驚いたのは吉永で、その様な予定に成ってないので宮崎院長には、午前中に全ての手術をする様に伝えただけだった。
吉永は慌てて、黛店長に連絡をした。
だが美容室も保健所の緊急立ち入り検査だったが、殆どが刑事と麻薬捜査官で、保健所の職員は二人だった。
九時過ぎに来たので、昨日の三階の掃除がされていなかったのだ。
撮影の機材の一部も残り、一番残っているのはえりを散発した髪の毛等がそのままだった。
昨夜は一美を三人がミヤザキ美容整形に連れて行くので、時間が一杯で今朝から掃除の予定に成っていた。
えりと鎌田がSEXで燃えて、薬の効いたえりは二度も三度も求めたので、掃除が今朝に伸びたのだ。
地下室は登記が無いので、発見される事は無いと思うが三階の現場をどの様に切り抜けるか苦慮していた。
吉永は直ぐに亮介の事が浮かんだ!三日も張り込みをしていたら、誰か見られた者が居たのだと考えた。
山脇代議士か、金森えりか?多分二人のどちらかが入店の様子を見られたのだと思った。
そう考えれば保健所の抜き打ちはカムフラージュに違いない。
再び黛店長に電話をして、最悪追及されたら金森えりの復帰の為にヘアーヌード写真集の撮影を行ったと自供する様に伝えた。
唯、問題はここへも来る可能性が有るが、今は切り抜けるしか方策が無かった。
吉永は連絡をして来なかったスパイの刑事にご立腹に成っていた。
三階では一美の痕跡は無いので、安心をしていたが一応山脇代議士にも連絡をした方が良いと考えた。
昨日の山脇代議士の破廉恥な姿は克明に撮影されていたとの連絡は貰っていた。
だが山脇代議士は、今下手に動くと危険だと介入に消極的だった。
今回は自分が関係しているので、口出しして変な方向に話が進む事を懸念した。
十時からの手術時間を十一時に遅らせて、山脇代議士はミヤザキ美容整形に向かう事に成った。
九時過ぎに美容室の検査に来たのは、総勢八名で女性の麻薬捜査官も含まれていた。
安西里奈も綾子と同じ潜入捜査官で美人、綾子の行方を追って今日の捜査に加わり足跡を追っていたのだ。
男七人の中に紅一点の美人里奈は、自分が実験台に成るから一度髪をセットして頂戴と持ち掛けた。
それは従業員の誰かに綾子の事を聞く為に、店長の監視から離れたい意図が有った。
「ここは一階が美容室で、二階にネイルサロンと顔剃りサロンですが、三階は何も表示が有りませんが休憩室か何かですか?」
もう一人の麻薬捜査官が尋ねた。
黛店長は「三階は多目的に使っています、着付け、撮影、講習等ですね!昨日も撮影に使っていました」
「撮影?」
「はい、写真集とかの撮影をする時に、髪とか着付け化粧が直ぐに出来るので重宝されています」
「それでは、先に二階、三階を検査させて頂いて、従業員の方が来られてから実地検査をいたしましょう」
八人が二階に入って行って、綾子と一美の痕跡を探している。
勿論麻薬の存在も調べているのだ。
ネイルサロンと顔剃りサロンの調査を終わって、三階に入った里奈達は直ぐに固まって積まれた髪の毛の山に目が向かった。
「これは?髪の毛ですね!それも大量ですが?」
里奈はこの髪の毛が同じ人の物なら、殆ど坊主状態だと思うが二人以上の毛髪なら、ここで何が行われたの?と疑問に思った。
「検査の為に頂いて帰ります!」里奈が直ぐに黛店長に伝えるとビニールの袋に全ての髪の毛を入れた。
ゴミ箱に紙で丸めた陰毛も発見して「これは陰毛の様ですが?女性?それとも男性?」
「女性です!」そう答えると同じく持ち帰ると袋に入れた。
「どの様な撮影ですか?」
「ヘアーヌード写真集です!」
「有名人ですよね!」
「はい、でも今名前は申せません!意外性が無くなると売れないので、口外出来ません!」
「ヘアーヌードなのに、何故下の毛を剃る必要が有ったのですか?」
「保健所の方が何故?その様な質問を?」黛店長に言われて、咳ばらいをする捜査官。
時計を見ながら、里奈は一階に向かう。
撮影用のライト、天井に在る滑車を見て尋ねたが、黛店長は重い物を運ぶのに便利で、カメラ等にも使いますと答えた。
畳の上に残った物を採取して、しばらくして三階から出て行った。
里奈はシャンプーの途中で、他の男達は採取した物を分析の為急いで帰った。
里奈は一美と綾子の存在を尋ねる為に残って、若い女の子に写真を見せて尋ねていた。
「この人は良く来られていましたよ!クラブ(ジュピター)のホステスさんですよね!特別美人さんですよね!最近は来られませんよ!クラブを辞められたのでしょうね」里奈が聞き込みの最中、その綾子と一美はミヤザキ美容整形の特別室に監禁入院中だった。
「ようやく目覚めたのね!」安住師長が笑顔で話しかけた。
「ここは、病院ですか?」安住師長を見れば看護師に見えたので一美はその様に尋ねた。
「そうよ!昨夜救急車で運ばれたのよ!」
「えっ、救急車で?私美容室の地下で、、、、」思い出そうとしている。
「美容師さんが救急車を呼んでここに運ばれて、今まで眠っていたのよ!」
「助かったのですか?」
「美容師さんの話では、地下室から何人かが一緒に食事に出かけたので、救急車を呼んで救出した様です」
「別の美容師さんが、助けて下さったのですね!」安堵の表情に成る一美。
美女二人
61-046
「長谷川さん!身体の具合は如何ですか?股間に丸太が挟まった様な感じでは有りませんか?」
「は、はい」
「実は昨夜運び込まれた時は出血が多くて、緊急処置をしたのですが今日手術をする事に成っています」
「手術ですか?」不安な表情に成る一美。
「今、起き上がれないでしょう?」
そう言われて起き上がろうと試みるが、下半身に力が入らない一美は首を振った。
「膣から子宮に至る部分が相当太い物を入れられて、かき混ぜられていますね」
「あの男です!」
「もしかして美容師さんが話していた山脇代議士の事ですか?」
「そ、そうです!」
「その男に気を付ける様に話していましたよ!実家まで探しに行ったと聞きました」
「えっ、実家に連絡したかったのに、、、、、」
「長谷川さんは自殺された事に成っているから、まだ隠して置いた方が、迷惑が掛かりませんよ!」
「でも、無事を伝えたいわ!」
「判りました!私が連絡して置きましょう!番号教えて下さい!」
一美は携帯も持ち物は一切無い状態、自宅の番号を安住師長に伝えて連絡して欲しいと頼んだ。
簡単な食事を食べて手術の時間を待つ事に成った。
しばらくして、安住師長が両親に連絡すると驚かれて、喜ばれましたがしばらくは連絡を控えるとおっしゃいましたと伝えた。
気が動転している一美にはこの話が変だとは判らなかった。
両親が自分の無事を知ったとの安心感だけが心を支配していたのだ。
本当は亮介にも連絡をしたかったが、獣に身体を汚されてしまったので、もう諦める為に会えて連絡を頼まなかった。
昨夜の事を思い出すと顔が赤く成るが、剃毛されるのは気持ちが良くて初めての体験だったと思った。
今も股間には何か挟まっている様な感覚が残っているのが気がかりだった。
手術はどの様な事をするのだろう?股間に手を持って行くと、つるつるの陰部が昨日の事が夢で無かったと思い返させた。
十時過ぎに山脇代議士は眼鏡に付髭の簡単な変装をしてミヤザキ美容整形を訪れた。
事前に吉永が連絡をしていたので混乱は無かった。
綾子も一美も同じ特別室に入院をさせられているので、山脇代議士は綾子の様子を見る為に白衣を着て病室を安住師長と訪れた。
「今日は大学病院から、大内教授に特別に診察に来て頂きました!先生は麻薬に侵された患者さんで、特に脳にまで影響を及ぼした患者さんの診察では一番だと言われている方です!何でも聞きなさい!」
「症状は?」
「毎日ぼんやりとして、はっきりとしないのです!」
「成る程!食欲は?」
「食欲は普通だと思います!薄いカーテンが有る様に思うのです」
「それは良かった!来週予定の低電流治療は効果が有ると思いますよ!」
「本当ですか?」
「唯、女性には本当に気の毒な治療だ!」
「えっ、どうしてですか?」
「脳に低電流を与える為に、その綺麗な髪を剃らなければ成りませんからね!」
「えっ、坊主に成るのですか?」
「電磁バンドを頭に装着して、低電流を流すのです!それを数回続けるともう病みつきに、いえ!改善が見られて元の様に回復されるでしょう!」
「坊主に?」その言葉に放心状態に成る綾子。
自分の趣味を達成する為にどの様な手段も辞さない山脇代議士。
化粧をしていなくても美しい綾子を見ていると、昔見た女優の尼層を思い出して勃起してしまう山脇代議士だ。
「私が自ら坊主にしてさしあげましょう!」自分では親切の様に話したが、綾子は殆ど聞いていなかった。
病室を出ると「もう少し麻薬を増やして、必然性を持たせてくれ!」と安住師長に命じた。
綾子が諦める様にする為に一層の薬漬けにしてしまう。
坊主にされた後で騙された事を知るが、その時は体に覚えさせるSEX責めが始まる事に成る。
アナルも使える綾子は、最高のSEXドールに成ると信じている吉永達の希望は叶えられるだろう。
「あれだけ言えば覚悟をするだろう?」
「先生は医者よりも怖い方ですわ」病室を出ると二人は笑いながら手術室に向かった。
「今度は一美に見破られると全てが台無しだから、気を付けよう」
「先生は喋られると直ぐに判りますから、声を出されない様にして下さい」
笑顔の二人が手術室に向かう頃、一美は看護師三人が病室に来て「歩けますか?」
ベッドから立ち上がる事が出来ない。
薬を打たれて左足が思う様に動かない状態に成っていたと、同時に股間に痛みが残っていた。
股間が痛いのは山脇代議士の太いペニスで突かれた為だ。
「歩けない様ね!車椅子を持って来たから乗って下さい」
二人の看護師に抱えられて車椅子に乗り込む一美。
腰には検査着のスカートを巻き付けているだけで、下着は無くおむつを履かされていた。
上半身もマジックテープの半袖の上着で、直ぐに外せる物で監獄病棟専用だ。
綾子は常に点滴で体調を管理されて、いつも霞がかかった様に成っているので思考力が萎えている。
来週に成れば生理も完全に終わるので、横山社長と山脇代議士の餌食にして調教を進歩させる予定に成っている。
車椅子で悪魔の手術室に向かう一美は、これから行われる手術によってSEXドールへの道を綾子に続いて歩むのか?今は股間が痛くて、足が自由に動かない。
一美の手術①
61-047
その頃吉永は手元に渡った隠し撮りのビデオを見て「これは上手く撮影されているな!これなら直ぐにでも山脇代議士を留置所に放り込めるぞ!」届けた森に笑顔で話した。
「吉永さんの思惑通りですね!」
「山脇代議士は思った通り、あの一美に惚れた様だな!」
「何故ですか?」
「普通は一度遊べば次は坊主にしてお払い箱で、我々の自由に使え!」だったが今回は東京への帰りを一日遅らせて病院まで行くので、相当なお熱だと思った。
「改めて見れば山脇代議士の好みの見本の様な女だ!今日の手術も無事に終わるのか?」吉永は疑問に思う。
いきなり坊主にしたいとか言い始めると、始末に負えない山脇代議士。
とりあえずこのビデオが手に入ったので、吉永は今後山脇代議士に無理難題を迫られた時の切り札を手に入れたことに成る。
美容室(黒い薔薇)の捜索が佳境に入った頃、手術室に運び込まれた一美は車椅子の状態で、院長宮崎の問診が始まろうとしていた。
昨日の事をどの様に思っているのかを知りたいと山脇代議士が言ったからだ。
「昨日ここに運び込まれたのは覚えていますか?」
「いいえ、山脇代議士と云う悪党に強姦されて痛かったのは覚えていますが、その後の記憶は全く有りません!歩ける様に成りますか?」
「それは、今日の手術で元に戻ると思いますが、股間の違和感は時間が解決すると思います」
「そうですか?ありがとうございます」
「強姦の前に陰毛を剃られた様ですが?それはどの様な気分でしたか?」
「剃毛されたのは恥ずかしい気分でしたが、それ程苦痛には感じませんでした!どちらかと言うと苦にはならなかった様に思います」
「気持ちが良かったのですか?」宮崎院長は意外な一美の答えに驚いた。
横で聞いている山脇代議士はこの時、一美の事を気に入り今後も自分のSMプレーのパートナーに育て様と決めていた。
「手術は二時間程かかると思いますが、今度目覚めた時は歩ける様に成っていますよ!」
「二時間もかかるのですか?」
「全身麻酔は最後の子宮の手術、、、」間違えて話してしまい「菌が子宮に入っていた場合です」と言い直した院長。
「菌って?」一美は自分がバイ菌に侵されていると思った。
「そうですよ!変な道具を使用されて、バイ菌が侵入した可能性が有るのですよ!」安住師長が助け舟を出して誤魔化した。
「それでは、手術を始めましょうか?」
隣の手術台の部屋に看護師が車椅子を移動させると、山脇代議士が院長に「あの子の手術はクリトリス包茎と小陰唇切除だけにして貰えないか?」急に言い始めた。
「えっ、吉永さんからは、、、、、」その言葉を遮って「あの子は私が今後も使うので、Gスポット肥大も不妊手術も不要だ!」と言い切った。
「はぁ、判りました!」
「それから、手術の前に私に少し遊ばせて欲しい!ここは痛く無いか?とか私の遊びに合わせて質問をして貰えるか?」
意外な申し出に納得するしか術が無い院長。
横で聞いていた安住師長が「私も先生の動きに合わせてみます!」と申し出た。
実力者の機嫌を損ねたら何をされるか判らないので、いち早く従う姿勢を見せた。
今日の手術台は婦人科仕様にセットされているので、一美を恥ずかしい気分にさせるには最高だと考える山脇代議士。
二つの手術が無いので時間的には一時間弱で終わるので、多少遊んでも時間的には余裕がある。
「さあ、手術台に横に成りましょうか?」
「長い髪をネットでカバーして下さい」
森田看護師が長い一美の髪を小さく纏めてネットに入れる。
「立てないから、手伝って下さい!長谷川さんは看護師に任せて下さい」
三人の看護師では手が足りない様で、安住師長も加わって一美の身体を車椅子から持ち上げて手術台に乗せた。
手術台に乗せられた事の無い一美は不安で一杯だが、三人の看護師は素早い動きで両手を束縛して、足を持ち上げて金具に固定してしまう。
「体が動くと危険ですから固定しますよ!微妙な部分ですからね」
「は、はい」返事はするが頭上の無影灯が不気味に見える。
あのライトが自分の股間を照らすと思うと、急に興奮している一美。
自分の膣を見られる気分は大きな興奮を産む事を初めて知った。
誰かに明るい場所で見られる気分は、興奮と羞恥心が最高に成ると思い始めていた。
マゾの一美には病院での診察そのものが、スリルと羞恥心の極限に思えていた。
唯、今は普通に歩ける様に成るには手術しか無いと言われたので覚悟を決めていた。
胸の上がカーテンで遮られて、下半身も先生の顔も見えない状態に成った。
「手術台が動きますよ!」の師長の言葉と同時に上昇する手術台。
自然と両足が左右に開かれて、無影灯が点灯されて下半身を照らし始めた。
恥じらいで足を閉じ様としても、どうする事も出来ないと諦める一美。
大きく開かれて停止すると、手術着のスカートの部分が毟り取られる様に腰から引き抜かれた。
「おむつも外して下さい!」
顔の横には安住師長が陣取り、他の人は一美の視界には見えない。
ガスを吸わせて、悪戯をするのかと思っていたが、山脇代議士は昨日使った物を膣に注入する為準備させていた。
おしめが取り除かれると、昨日剃り上げた青白い恥丘、剃り跡が青い大陰唇が剥き出しに成って無影灯に照らされた。
(小陰唇が大きいな)自分が思っていた通り、無毛に成ったこの部分は大きいと今更ながらに思う。
「手術の前に膣の損傷部分を調べますね、指で調べますので痛くても我慢して下さい!」
宮崎院長が言う。
注射器に昨夜の媚薬を入れて注射器を手渡す酒田看護師。
山脇代議士は受け取ると、左手で一美の小陰唇を弄り広げて注射器の先を挿入した。
「あっ」小さく声を発して、注射器の先は膣口に挿入されて注入が始まった。
一美の手術②
61-048
注入されると直ぐに暑く成って来る一美は、昨日の事を思い出す。
この感じで陰毛を剃られた時を、自分は陰部を触られるとこの様に暑く成る?と思ったが直ぐに思考能力がゼロに成ってしまう。
小陰唇を指で大きく広げられて、何か異物が入って来たからだった。
「あっ、うぅ」山脇代議士が注射を終わると同時に、小陰唇を開いて中指を膣に入れ様としたのだ。
「膣内の傷を今から調べますが、先生の長年の勘だけが頼りですからね!同じ部分を何度も指で触れて微妙な傷を発見されますよ!我慢して下さい!」
「は、はい」小さく返事をする一美。
意味が良く判らないが一美は自分の膣内の傷を調べる為に先生が指を入れる事は判った。
山脇代議士は説明が終わると同時に、中指を直ぐに膣内に挿入して来た。
「うぅ」暑くなって来た陰部に指が入れられて、昨日とは異なる感覚に成っている一美。
昨日は山脇代議士の大きなカリのペニスを挿入されて、痛みが一瞬走りその後の記憶は殆ど無かった一美。
指が動き始めると「あっ、あっ」感じ始めて声が無意識に出てしまう一美。
「この辺りに傷が有る様ですね!」院長が山脇代議士の指の動きに合わせて喋る。
「あっ、あっ」
やがて山脇代議士の指が動きを速めて、膣内を動き始めると「ああーああーーいくーーいっちゃうーーだめーー」」
「どうしたのですか?我慢して下さい!」
「ああーああーーだめーーいっちゃうーーーーー」昨日から逝く事を覚えてしまった一美は、既に言葉に出さなければ耐えられない様に成っていた。
「傷が数か所有りますね、奥は指では届きませんので、道具を入れて調べて診ましょう」
「は、、、、、、、、」指で掻きまわされて既に逝ってしまった一美は、殆ど聞いていないまま返事をしていた。
今度はそれ程太くないバイブを手に持った山脇代議士は、笑みを溢してゆっくりと挿入していく。
「うぅ」
「昨日の様な痛みはもう無いでしょう?」
「うぅ、うぅうー」
バイブが膣の奥に滑り込んで、一美の性感を刺激する。
既に愛液を垂れ流して、昨日迄処女だった女とは思えない感じ方をしている。
媚薬の影響だと思うが、元々感じ易いと山脇代議士は思っていた。
スイッチを入れると、バイブは音を発して動き始める。
「ああーああーああー」声が先程の指より一層大きく成って、見ている方が変な気分に成る程だ。
一美が昨日まで処女でバイブの使用経験が無いので、見破られる事は無いと自信を持って使う山脇代議士。
「ああーああーーいくーーいっちゃうーーだめーー」
逝くと云う感覚を覚えてしまった一美は、バイブの動きで直ぐに仰け反り大きく口で息をする。
仰け反るとネットに入っていた黒髪が弾けた様に飛び出して、手術台から垂れ下がった。
「ああーああーーいくーーいっちゃうーーだめーーだめーーーーー」
しばらくして、身体が痙攣を起こす寸前まで仰け反り、足が伸び切り手は手術台を握りしめていた。
その様子に満足したのか、ようやく股間から出て横の椅子に腰かける山脇代議士。
手でサインの様に手術を始める指示をする。
「長谷川さん!悪い場所が判ったので今から手術を始めますね」
「は、は、、、、、、、、い」
「麻酔の注射をしますから、最初チクリとしますが大丈夫ですよ!」
クリトリス包茎と小陰唇切除の手術に成ったので、全身麻酔の必要が無くなったので、陰部に麻酔の注射をする。
放心状態の一美が急に「いた!いたーい!」と叫ぶ様に言った。
注射針がクリトリスの近くに突き刺さり、大陰唇にも次々と刺すが最初の二回程で、麻痺して痛みを感じなく成った。
一美の性器の周りにボードの様な物がはめ込まれ、無毛の大陰唇が隠れて小陰唇と中央の膣、尿道、クリトリスがボードの中に見える。
小陰唇を大きく引っ張ってボードにピンで突き刺して固定する。
無理やり一杯に広げられた小陰唇は不気味な蝶の羽の様だ。
右側が終わると左側を広げると同じ様にピンで突き刺して固定する。
その様子を横からのぞき込んで小さな声で「グロテスクだな!」と言う山脇代議士。
左右平均に切除しなければ、術後が不均等に成り不細工に成るので慎重に成る。
中央の膣口もやや広がりピンクの肉片が垣間見られる。
大きさを左右細かく計測して印を付けると、メスで切り取り始めた。
気持ちの良い光景では無いと、山脇代議士はその場面は目を背けた。
しばらくして、小陰唇は切り取られて一気に小さく成った。
縫合が終わると、今度はクリトリスの皮にメスが入り、小さなピンクの豆を剥き出して縫合する。
完全に豆を露出させるのが、吉永達のやり方なので一美もその様にされてしまった。
仮性包茎の様に勃起時に豆が露出する方法も有るが、よりSEXを感じ易くする為に剥き出した。
二つの手術が終わる頃には完全に一美は冷静に戻って、手術が行われている事を実感していた。
一美は自分がどの様な手術を受けたか判らずに、その後病室におむつをされて運ばれていった。
勿論点滴には睡眠薬が混入されて眠り、尿道カテーテルがセットされていた。
手術まで見学した山脇代議士は、来週綾子の治療を見に来るので楽しみだと言って東京に帰って行った。
明日から一美を病院に強制入院させて、次の調教に入る準備に成るが山脇代議士の許可が無ければ何も出来ない事に成る。
「あの髪の毛も陰毛もDNA鑑定の結果、長谷川さんでも篠田さんでも有りませんでした!」
兵庫県警に集まった関係者が報告を受けた。
「もしかして、女優の金森えりさんの物では?東日の記者、橘君が美容室の前で見て一日出て来なかったと証言しています」安藤捜査一課長が意見を言った。
騒然となる面々の表情。
乗り込んだが?
61-049
捜査本部では、金森えりの物なら何か別の事件か?畠課長は組織が再び麻薬常習者の金森えりに何か仕掛けたのでは?と主張して実家もしくは都内の住まいに行きDNAの採取できる物を探す様に指示をした。
だがえりは関西に旅行中で行方が掴めない状況に、夕方強行突破で家宅捜査を行う畠課長。
綾子の行方不明に神経を尖らせているのが、傍目からでも良く判った。
夜遅くに成って「課長!髪の毛も陰毛も金森えりの物と一致しました!」と連絡が届いた。
明日竜プロダクションと美容室(黒い薔薇)に事情を聴きに行く事が決定した。
状況によっては篠田綾子も、長谷川一美も同じ様な事に成っているのでは?との疑念も浮上した。
だが、何の為に身体中の毛を剃ったのか?それが捜査員も判らない。
麻薬と何か関係が有るのか?兎に角明日二か所に行き事情を聴く事に成った。
亮介は一美の両親に、一美が生存している確率は極めて高いので希望を捨てない様にと自分が美容室に張り込んだ事を元に、安心させる様な話をしていた。
だが両親は口では亮介に合わせていたが、内心では一美は既に自殺していると諦めていた。
翌日大阪府警と麻薬捜査官が合同で、一斉に竜プロダクションと美容室(黒い薔薇)の事情聴取に入った。
黛店長は慌てる様子もなく自分の美容室でヘアーヌード撮影を行ったとすらすらと喋った。
それは竜プロダクションの依頼で、金森えりの復帰作でヘアーヌード写真集の撮影を行ったと言い、詳しい事は竜プロダクションに聞いて欲しいと答えた。
「あの髪の毛の量なら、殆ど金森さんは坊主だと思うのですが?それに陰毛も発見されている!ヘアーヌード写真集なら変なのでは?」
「それは竜プロダクションの依頼ですから、詳しい事は聞いて下さい!今の時代ヘアーヌードだけでは売れないと社長が奇抜なアイデアで撮影されたと思いますよ!」平然と答えられて捜査員は唖然としているだけだった。
竜プロダクションに向かった捜査員の中には、潜入捜査官の安西里奈も含まれていた。
この竜プロは白兎会とも過去に関係が有るので、同僚綾子の消息もこのプロダクションが関係しているのか?と期待を持って乗り込んだ。
「これは、これは府警の皆さんと、美人の麻薬捜査官がお揃いで、芸能関係で何か事件ですか?」
昨日金森えりさんの毛髪が大量に美容室(黒い薔薇)で発見された事を説明した。
ほほ笑みながら「金森えりさんの復帰作として、ヘアーヌード写真集とDVDの発売をする為に美容室を貸し切りで撮影したのですが?それが法に触れるのでしょうか?」
「ヘアーヌード写真集なのに、あれだけの毛髪が刈り取られたら坊主だと思うのですが?」
里奈が吉永に強い口調で言った。
「そうですよ!坊主に成って頂きましたよ!それは罪ですか?」悠然と話す吉永。
「ヘアーヌード写真集なのに、下の毛も剃った様ですね!押収物の中に有りました!これはどの様に説明されますか?」
「ははは」大きな笑いで吉永は「今の時代普通のヘアーヌード写真では売れませんよ!お嬢さんのヌードも金森えりのヌードも遜色無いでしょう?」
「失礼な!」怒る里奈が「坊主の金森えりさんの写真集を撮影したと言われるのですか?」
「そうですよ!下の毛も剃って全身つるつるの坊主ですよ!写真集の題名が懺悔ですからね!麻薬常習者で逮捕された金森えりが復帰するには最高の作品でしょう?綺麗に撮れていますよ!ご覧に成りますか?」
三枚の写真をテーブルの上に並べた。
一枚は普通の金森えりの花魁姿、もう一枚がヘアーヌード、もう一枚が坊主で下半身の陰毛も剃られているのが判る写真で、流石に性器は写された物は無い。
「これは!」絶句する里奈と府警関係者。
「芸能界は大変な処です!一度失敗をすると中々元には戻れません!金森えりもこの写真集で勝負をしているのですよ!唯この写真集が発売されるのは来年ですがね!」
「金森えりさんは今どちらに?」
「さあ、近日中に海外に行くでしょう?半年もすれば髪も伸びますから、発売と同時に会見を行う予定です!何か法に触れる事でも有りますか?」
「、、、、、、、、」全員言葉を失った。
すると「捜査官さんも美人さんだ!記念にヌードでも撮影されるなら特別価格で撮らせますよ!そう言って笑った。
捜査員と里奈は無念の思いで奥歯を噛んで竜プロを後にした。
外に出ると「あの吉永社長は只者では無いわ!綾子はおそらく、、、、」そう呟くと言葉を飲み込んでいた。
その後里奈は畠課長に吉永社長が非常に怪しいと思いますと経緯を説明していた。
そして里奈は吉永社長の身辺調査と監視を自分が勤めると言った。
しかし畠課長は、既に顔が知られているので近付く事が出来ないので、何か方法を考える事で決着した。
期待していた亮介には安藤捜査一課長が、吉永社長の話が伝えられた。
麻薬捜査官の安西里奈の勘だと断って、行方不明の篠田綾子は多分吉永社長の手で潜入捜査官を暴露されたのだろうと話した。
だが何処にも証拠は無いし、一美の消息は全く不明だった事、金森えりはヘアーヌードの撮影を美容室でしていた事実は亮介にはショックだった。
一美が美容室に囚われている事は無かったので、振出しに戻ってしまった。
その一美と綾子はミヤザキ美容整形の特別病室に監禁状態に成っていた。
一美には一応、山脇代議士が必死で探しているので、もうしばらく病院に隠れていた方が良いと伝えていた。
警察にも山脇代議士の手が回っているので大変危険だと説明していた。
一美が信用したのは、自分が自殺した事に成ったのは山脇代議士の仕業で、裏の世界にも精通して警察も自由に操れる人物だと言われたからだった。
確かにテレビで大々的に自分が神戸港で自殺した事が報道されたので、信じてしまうのも無理は無かった。
一方、綾子は毎日の点滴で薄いカーテンの中に居る様な気分に不安が募っていた。
綾子の調教①
61-050
結局里奈達が金森えり本人の携帯番号を調べて、真意を確かめると坊主のヌード写真集を合意で撮影した。
撮影場所は美容室(黒い薔薇)で間違い無いと証言したので捜査は打ち切りに成った。
だが麻薬捜査官、安西里奈は竜プロ、クラブ(ジュピター)美容室(黒い薔薇)には必ず裏の繋がりが有り茨木の事件も仕組まれた疑いを持っていた。
同期の綾子が麻薬の密売現場の茨木から失踪、その後の消息は不明だ。
クラブ(ジュピター)とは直接関係ない場所での失踪で、店には踏み込む理由が無いので捜査はされていない。
里奈はそれを逆手に畠課長にもう一度クラブ(ジュピター)に潜入捜査を願い出たのは、二日後だった。
畠課長は三か所が繋がっていたら、直ぐに見破られるが?と疑念を示したが、意外と安全かも知れないと、この窮地を打開する方法には面白いと考えを改めた。
里奈は課長が賛同した事に気を良くして、潜入の許可を貰ってしまった。
その里奈が探している綾子は生理も終わり、術後の経過も順調に成り明日MNM電機の横山社長と山脇代議士を迎えて、次の調教をスタートさせる事に成っていた。
横山社長は麻薬による障害の権威で、畠課長の依頼で東京から来た医師。
山内教授は大学病院の低電流治療の専門家に成っている。
付髭に眼鏡で変装をしているが、横山社長は眼鏡を付けているだけだ。
山脇代議士は顔も知られているが、横山社長はそれ程知られていないので安心をしていた。
「明日は東京から麻薬の障害で有名な先生も畠課長の依頼で治療に来られるそうですよ!」
病室で安住師長が綾子に伝えた。
「それは嬉しい話ですね!畠課長が態々依頼されたのですね!」涙ぐむ綾子。
「明日から始まる治療で完全に治ると良いですね!気分的に晴れ晴れとしたいでしょう?」
「はい、唯気に成って、、、、、」言い始めて止まった綾子の話。
安住師長は既に監視カメラで最近、綾子がオナニーを始めた事を知っていた。
薬の影響とクリトリスを剥き出された影響で、オナニーが感じる様に変わったのだ。
数日前までは痛みの方が強かったが、先週後半から快感に変わっていたのだ。
それは予定通りの行動で、綾子がSEXドールに成る為のスタートラインに就いた事を意味していた。
先日手術を行った一美も来週後半に成れば、快感に変わるし彼女の場合陰毛が濃いので、痒みで自然と陰部に手が行くだろうと考えている。
だが一美は山脇代議士の許可が無ければ勝手に調教は出来ない。
翌日、横山社長が予定の時間の一時間前にやって来た。
山脇代議士は時間よりも少し遅れて病院に入って来たが、既に変装をしていた。
一般診察が行われているので、顔を見られる事を警戒していたのだ。
「お話していた横山先生です!こちらの方は先日も来て頂いた山内先生」
車椅子に乗せられて手術室横の診察室に来た綾子に紹介する安住師長。
「今もぼんやりとしていますか?」山脇代議士が尋ねる。
「は、はい」
「麻薬は恐ろしいですね!捜査官さんが麻薬の恐ろしさをわが身で体験されるとは、お気の毒です!必ず元の身体に治して差し上げましょう!少し苦しい治療ですが耐えて下さい!」
「、、、、、、、」頷く綾子。
入院生活で茶色のセミロングの髪の根元は既に黒髪が伸びているのが判る。
化粧もしていないので、病人の様に見えるのは致し方無い様だ。
「今日は低電流治療を致します!薬では中々改善が見られないので、既に膣、肛門等から麻薬成分が脳にまで浸透している様です!治療が少し遅かったのと、尿道が盲点に成っていたようだ!」
「尿道?」
「そうです!麻薬成分の入った物を膣と肛門から注入された事は判ったのですが、尿道には気が付きませんでした」院長が謝る様に話した。
「、、、、、、、、」
「低電流治療の器具をお見せしましょう!」安住師長が指示をすると、看護師の森田が空洞のヘルメットにコードが付いた物を持って来た。
続けて上山看護師が「これが身体に付ける物です!」コードが一杯で一部突起物が有る。
「この器具を身体全体に装着して、低電流を流すのです!そうすれば麻薬の影響でぼんやりとしている脳の働きが元に戻るのです!」
「は、は、、い」
「今からこの器具を装着する為の準備に入ります!特に麻薬が侵入した経路と脳の関係が重要に成ります」宮崎院長が説明をする。
「は、はい」
「大変残念ですが、篠田さんが髪を全て剃り落として貰わないと、この器具が装着出来ませんので宜しいでしょうか?」安住師長が尋ねる様に言った。
セミロングの髪はパーマが少し伸びた様に成って、手入れがされていない。
二週間以上の入院で疲れた様子は否めない。
「、、、、、、、、」何も言わない綾子。
「今の状況が改善出来るのなら、仕方無いでしょう?」安住師長が説得する様に言うが、何も答えない綾子。
「低電流治療は後にして、先にその後の状態を診察して貰いましょうか?」
その言葉には軽く頷く綾子。
頭を剃るのには抵抗が有るので、中々納得していない様子だ。
この時、綾子は思考回路の不備の中、必死で思い出そうとしていた。
それはクラブ(ジュピター)と六甲山での女性の死体の事だった。
昨日から考えているのだが、点と線が結び付かない状況。
手術室には今日の低電流治療の為に多目的手術台はセットされている。
車椅子に乗せられて綾子が運び込まれて「病状の検査を先にしましょうか?抱え上げて篠田さんを乗せて下さい」
三人の看護師が車椅子から、綾子を手術台に運び上げる。
いつもの婦人科台よりはフラットに成っているが、背中の部分が背もたれに成って、丁度散髪用の椅子より少し斜めに成る様に成っているが、今は仰向けに寝る状態に成っているので綾子は安心している。
綾子の調教②
61-051
仰向けに手術台に乗せられると、素早く綾子の足を持って手術台の金具に乗せて革のベルトで固定する。
三人に安住師長が加わるので、直ぐに両足が固定されて動かす事が出来なく成った。
「あっ、横山さんってお会いしましたよね!」急に思い出した様に言い始めた綾子。
過去にMNM電機に潜入捜査をした事が有った。
だが何処の誰かが結び付かない綾子は、必死で思い出そうとして名前と顔がようやく結び付いた様だ。
「私はお会いした事は有りませんが?人違いでしょう?」
横山社長は綾子を全く覚えては居ない。
大勢の事務員の中の一人を美人でも覚える事が無い。
二年程前、MNM電機内に海外から帰って来た社員の麻薬所持事件が起こり、噂で社内に広がっているのでは?その実態をつかむ為綾子が潜入捜査を行った経緯が有った。
今の様な状態で無ければ、全てを思い出している綾子だが部分的に思い出していた。
その会話が終わる前に、カーテンが綾子の視線を遮ってしまった。
腰の検査着のスカートを毟り取る様に取り去ると、ハサミを持ってパンティを引っ張り切り取り綾子の尻から抜き取る看護師の酒田。
「篠田さん!台が動きますよ!」
横山社長はその後声を発しないで、この女に何処で会ったのだろう?眼鏡で変装しているのに見破られた事に不安を感じていた。
だが、目の前に綾子の白い肌に伸びかけた陰毛を見て、自分を取り戻して薬による幻覚で誰かと間違えたのだと思った。
横山社長は今日、綾子の剃髪と剃毛をさせて貰い、最後はSEXで気分よく終わりたいと思っていた。
上昇すると自動で大きく左右に綾子の足は開かれて、陰部は既にクリトリスが陰毛に見え隠れする。
「先生!お願いします」安住師長の言葉に院長が股間に入る。
毎日の様に点滴で麻薬系の媚薬を処方されているので、少し触られると「うぅ、うぅ」自然と声が発せられる。
「術後の経過は順調の様ですね!」院長が言いながらピンクの豆を陰毛から剥き出す様に触る。
「あっ、あっ」
声を発すると「篠田さん!どうかしましたか?」態と尋ねる。
しばらくして陰部に光る物を見て「低電流治療を始めても支障は無い様だ!準備に入ってくれ!」宮崎院長が言った。
「はい!準備を始めます!先ずは今生えて来た性器の周りの陰毛を剃らせてもらいますね!院長!薬の注入をお願いします!」
「そうだった!」媚薬の入った注射器を受け取る院長。
指で綾子の小陰唇を少し広げると、間髪を入れずに注射器の先を挿入した。
「あっ、あっ、あぅ、、、」綾子は注射器から注入される液体の動きに反応してしまう。
身体全体が媚薬漬け状態なので、反応は最高に良く成っていて、膣に注入されると前回の倍ほどの反応を示すだろうと思われた。
横ではシェービングカップを泡立てる上山看護師、その様子を見ながら剃刀を受け取る横山社長。
剃りあげられている美人の顔を見る事が出来ないのが難点だと思っている横山社長。
すると安住師長が「篠田さん!眩しいでしょう?誰かタオルを目に被せてあげなさい!」
横山社長の意図を汲んだ様に指示をした。
前田看護師がタオルを畳んで、綾子の目から額を覆った。
「ライト!お願いします!」
無影灯以外にスポットライトが、綾子の右足先から照らし始めた。
横山社長が失敗しない様に、陰部を明るくして影を無くしたのだ。
確かにここから照らされると、綾子には眩しいし卑猥な光景に成る。
カーテンが取り払われると、口元にライトの光が照らされている状態に成った。
綾子は光よりも陰部が暑く燃え始めて、少し触られるだけで声が出てしまい止まらない状態に成っていた。
上山看護師が刷毛でクリームを掬う様に浸けて、綾子の下腹部に落とした。
身体がビクッと動いて感じているのが良く判るが、この時点で綾子は治療の為に仕方がないと思っていた。
両手はいつの間にか固定されて動かす事が出来ない綾子。
鼻と口元しか見えないがどの様に感じているのかは見て取れる。
短く生え揃った陰毛に白いクリームが盛り上がる程塗られて、剃刀を持った横山社長は涎を流しそうな顔でクリームの山に剃刀を近づけた。
下腹部から恥丘部分が白く成っているが、性器の周りは短い陰毛がそのままだ。
「ジョリ、ジョリ」の音が大きく聞こえて、腹を左手で抑えながら剃り始めた。
一度剃られた経験が有るので、綾子は既に感じていた。
身体が覚えているので、横山社長が綾子の性器に光る物を見つけて指を差した。
その仕草に頷いて横で見ている山脇代議士。
「ジョリ、ジョリ」横山社長も剃刀の使い方に慣れているのか、素早い剃刀の動きだ。
下腹部の白いクリームは瞬く間に剃りあげられて、つるつるの青白い肌に成った。
上山看護師が交代で股間に入ると、残った陰毛にクリームを塗る為に刷毛に浸けてクリトリスを中心に落とすと「あっ、あっ」綺麗な口元を少し開いて声を発する綾子。
刷毛が大陰唇を上から肛門方向に動かすと「あ、つ、あっ。うぅ」続けて声を発する。
再びクリームを浸けると反対側を上から肛門方向に塗るので、「うぅ、うぅうー」声を発する。
肛門付近は流れ出る愛液でクリームが消えてしまう。
「あれ、クリームが塗れないわ」
そう言うと再びたっぷいクリームを浸けて、今度は刷毛を動かしてクリトリスを中心に動かして綾子に刺激を与える。
「あっ、あっ、か、ん、、、」口が度々開いて、鼻で大きく息をしながら声を出す。
面白そうに刷毛で刺激をして、ようやくクリームを塗り終わる上山看護師。
「ジョリ、ジョリ」と直ぐに剃り始めるが、指でピンクに剥き出されたクリトリスを刺激する横山社長。
指の動きに「あっ、ああーいゃ、いいーあっ、ああー」仰け反りそうに成り、慌ててタオルが落ちるのを持つ安住師長。
綾子の調教③
61-052
しばらくして綺麗に剃りあげられて、ピンクの可愛い豆も垣間見られる状態に成った。
満足そうに剃刀を台の上に戻して股間を退く横山社長。
「篠田さん!綺麗に剃れたので電磁パットを身体の色々なツボに貼るわね!」
「、、、、、、、」無言で反応が無い綾子。
電磁パットを三人の看護師が手分けをして貼り始める。
上着のマジックテープを外して、左右に大きく広げると白い乳房がライトに光る。
その乳房を包み込むような形のパットで乳首を中心に器具の中にセットする。
既に乳首は隆起して、感じているのが良く判るが何も言わない綾子。
太股の内側、恥丘の左右、脇腹、乳首に電磁パットが貼り付けられ、手術台の横にペニスの形をした金属の電磁棒が置かれている。
金属の棒には、上部にクリトリスに刺激を与える物が外付けされていて、挿入されると同時に電磁波がクリトリスに押し付けられる様に成っている。
身体全体に低電流が流れて、綾子の性感を刺激して逝き地獄を演出させるのだろう?脳に低電流を流して思考能力を完全に無くして、SEXドールに仕立て上げる様だ。
綾子の場合麻薬捜査官としての訓練を受けているので、普通の調教では中々SEXドールに成る事が困難な為だった。
一美の場合は処女で素人の娘なので、SEXをある程度強要して麻薬を使えば比較的従順なSEXドールに成ると考えていたが、山脇代議士がご執心に成っているので、今は手を出さずに自粛している。
「電磁パットの装着が終わった様ね!頭に装着の準備に入ります!準備して下さい!」
手術台の近くにワゴンが運ばれて来て、電気バリカン、手動のバリカン、ハサミ、剃刀が数本、タオル数枚、シェービングカップ、刷毛、洗面器、ポットが並べられている。
「篠田さん!タオルを外して手術台を起こしますよ!」
タオルが顔から取り除かれると、自分の身体に数本のコードが絡み合い手術台の横の大きな装置に繋がれている様だ。
「起こしますよ!」
「あっ、いゃー」小さく口走る綾子。
「今更辞めると、治りませんよ!髪は直ぐに生えて来ますから大丈夫ですよ!頭を切開する訳では有りませんよ!」
この手術台は四十五度位の角度まで、背中の部分が起き上がるベッドの様な構造に成っている。
起こされると頭の部分がベッドに収納されて、綾子の肩から上の部分が散髪屋の椅子の様に成る。
両手は最初から下に伸ばした状態で固定されているので、全くそのままで長い髪が後ろに垂れ下がった状態だ。
ある程度覚悟を決めていたが、現実に頭を剃られるのは綾子には苦痛だった。
「いゃーやめてー」とそれ程大きな声では無いが、怯える様子の綾子。
無毛の股間は大きく広げられた状態で、身体が起こされて今更ながらに凄い恰好だと二人は見とれていた。
「それでは、お願いします」安住師長が二人に言った。
山脇代議士と横山社長が楽しむ為に手術台に近付いて来ると「貴方はMAM電機の横山社長だわ!」急に大きな声で言った綾子。
その言葉に驚いて動きを止める横山社長。
「貴方方は何者なの?ここは病院では無いのね!」
「何故?急に、、、、、、」宮崎院長が絶句した。
この手術室の全員が唖然として動きを止めてしまった。
「六甲山の死体もここで?私も同じ様に、、早くこの変な装置を外して!」
「横山社長を知っていたのね!そうよ!麻薬捜査官、篠田綾子さんにはもう少しで露見せずに天国に送ってあげたのに!知ってしまったのなら仕方が無いわね!教えてあげるわ!これから綾子さんをSEX天国に送ってあげるのよ!覚悟しなさい!ここから逃げる事は出来ないのよ!」
「何を言っているの?監禁罪よ!警察が怖くないの?」
「今から我々の治療を受けて、素直にSEXドールに成りなさい!」
「馬鹿な事を!どの様な事に成っても貴方方には従いません!」
「まあ、どこまで頑張れるか?見届けるわ!」不気味な笑いを見せる安住師長。
「横山さん!とんだお知り合いがいらっしゃったのですね!」
「面目ない!」恐縮する横山社長だが綾子といつ会ったのかいつ会ったのか思い出さない。
「数年前噂でMNM電機社内にて麻薬が蔓延していたから、潜入捜査をしていたのでしょう?」安住師長が思い出した様に話した。
横山社長は社内で何故その様な噂が出たのか判らなかったが、自分も使っていたので気に成った事を思い出した。
既にその時社員として潜入していたのか?そう思うと麻薬捜査の情報は怖いと思った。
「どうせ逃げる事は出来ないわ!先生方予定通り始めましょう?」
「そうだな!患者がお待ちかねだ!」山脇代議士も開き直って綾子の後ろに来る。
「やめなさい!地位も財力も有る人がこの様な事をするなんて?」
「頭がすっきりしないのは、麻薬を毎日点滴されているからよ!今頃判ってももう逃げられないのよ!今から洗脳してSEXドールに仕立てあげるわ!」
「その様な事で私は屈しません!おまえ達を殺人犯と監禁罪で刑務所に送ってやるわ!」
「元気が凄いはね!自分の姿を見てごらん!大股開きで動けないのにね」
「お前たち!やめないか!」怒る様に言う綾子。
早速綾子の髪の毛を持つ山脇代議士。
既にハサミを手に持っている横山代議士は、先程の驚きの表情から一転して嬉しそうに笑みを浮かべている。
「やめろーーーー」大きな声で頭を振って山脇代議士の手を振り切ろうとする。
しかし、身体を動かす事がいつの間にか出来ない様に、腹にベルトが巻き付けられていた。
「諦めないと、怪我するわよ!薬を使って欲しいの?」
「それは面白くないぞ!逃げられる訳がないから自由にさせてやれ!」山脇代議士が言う。
その時綾子の頭が山脇代議士の眼鏡を飛ばして、横に転がって「おいおい、眼鏡が壊れたぞ!」拾うとレンズが割れていた。
「あっ、貴方は山脇代議士ね!」顔を見て驚いた様に言う綾子。
「流石に捜査官だ!よく顔を知っていたな!」そう言いながら付髭も外した。
「二人とも身分がばれてしまいましたな!」横山社長が笑い眼鏡を外した。
綾子の調教④
51-053
「やめてーー」の声と同時に綾子の髪を鷲掴みにして、後ろに強く引っ張る安住師長。
頭が動かせなく成ると、横から横山社長が横の髪を掴んでハサミを入れると「ジョキ、ジョキ」と切り裂いた。
「おお!切れたぞ!ほらこんな感じだ!」嬉しそうに切り取った綾子の髪を持って、見せるとそのまま綾子の胸の谷間に放り込む様に散らばらす。
「やめてーー」
今度は反対側を山脇代議士が少し掴むと、耳の近くで「ジョキ、ジョキ」と切り始めた。
同じ様に切った髪は綾子に見える様に腹の近くにまき散らした。
「やめないか!へんたい!」
安住師長に後ろに髪の毛を引っ張られて動か無いので、左右から二人の男が髪を少しずつ持って楽しむ様に切り始めた。
「ジョキ、ジョキ」「ジョキ、ジョキ」切り取られた髪は綾子の身体に散乱している。
短く大きく切る山脇代議士と切る髪の毛が短い横山社長では、大きくバランスが異なる。
後ろに引っ張られた部分だけが長い状態で、しばらくして二人の変態の楽しみは短く成った。
「おまえたち!ゆるさないわ!」
怒る綾子の目の前に手動のバリカンを持って山脇代議士が「ギーギー」と見せながら音を聞かせる。
「これで刈り取られたら、もう何も言えまい!」
「変態野郎!やめろ!お前は国会議員だろう!恥を知れ!」
「好きに言うが良い!君はもう人形に成る身だ!」
額に近付けるバリカン、頭を動かそうとすると後ろに引っ張られて動かせない。
その頭を左手で抑えると綾子の額にバリカンの刃先が入れられた。
「やめてーーーーーーー」同時に目を閉じて奥歯を噛む綾子。
「観念したか!」
そう言いながら「ギーギー」とバリカンを額の中央に入れて動かす。
短く成った髪が左右に滑り落ちて、中央に青白い筋が少しだけ付いて、髪が無くなった。
「もう諦めろ!」そう言うとバリカンを頭から離す。
目を開いて綾子の前に大きな鏡を森田看護師が持って見せる。
「ああー」その姿に驚きの表情に成る綾子。
すると今度は横山社長が電気バリカンを持って「さあ、さっぱりしてもらいなさい!」安住師長の声と同時に「ガーガーガー」と大きな音が耳元で聞こえる。
「や、め、てー」の言葉と同時に額にバリカンの刃が入る。
「ガー、ガーガー」今度は電気バリカンが大きく音を立てて、綾子の髪を刈り取り始めた。
次々と身体に落ちる長い髪の毛、白い肌に少し茶色の髪が付着して、胸のパットも脇腹のパットも髪の毛で隠れてしまった。
もう諦めたのか動かない綾子の頭、引っ張っていた手を放して刈り取られた部分を両手で抑える。
後頭部の長い髪も首筋から電気バリカンが走って、見る間に刈り取られてしまう。
「もう少しで終わりだわ!まあ沢山の髪の毛が散らばったわ」
その言葉と同時にイガグリ頭の綾子が出来上がった。
「お前たち!必ず刑務所に送ってやる!」鏡に写る姿を見て怖い顔に成っている。
「これで終わりじゃないわよ!これじゃ短い毛が邪魔をして電磁パットの帽子は被れないでしょう?」
「、、、、、、、」無言の綾子。
「さあ、その可愛い口を開いてこれを咥えて貰いましょうか?」
両端に革の紐が付いた猿轡の様な物を見せる安住師長。
「いゃーーーー」口を真一文字に結んで開こうとしない。
手術台の背もたれが上昇して、そこに結び付ける場所が有る様で口に咥えさせて、結び付けると頭が固定されて動かす事が出来なく成る様だ。
「駄々をこねて困るわね!」綾子の鼻を摘まむ上山看護師。
苦しく成って口を開くと、安住師長が猿轡を口にねじ込んで咥えさせる。
「うぅ、うぅーー」一気に強く咥えさせると手術台に結び付けて固定する。
「心配しなくても良いのよ!髪の毛を剃るから動くと危ないでしょう?」
直ぐにシェービングクリームを刷毛で浸けて、二人の男が塗り始める。
綾子の頭が真っ白に成ると、洗面器に入っているタオルを取り出して、頭を蒸らす為に巻き付けてターバンの様にした。
「うぅ、うぅーー」恐怖の表情に成っているが何も出来ない綾子。
「中々良い格好だわ!撮影して麻薬捜査官に送ってあげましょう!SEXドールに成る前の姿としてね」
サド気質が強烈に成って来た安住師長。
隠さなくても良い気楽な気分が本性を剥き出しにさせた様だ。
自分に比べて格段に綺麗な女性が落ちて行く姿を見ると興奮して、身震いをしている様だ。
その女が坊主にされてこれから脳に刺激を与えてられて、SEXドールに成るのだから興奮するのも仕方の無い状況だ。
「そろそろ、注射をして置くか?」院長が安住師長に尋ねると、時計を見て頷いた。
院長に注射器を手渡す酒田看護師。
ターバンの様に巻付けたタオルが取られて、再び二人の男がシェービングクリームを綾子の頭に塗り始めた。
院長が綾子の左腕に脱脂綿で消毒をすると「うぅ、うぅぅぅうーー」恐怖の目で左腕を見る綾子。
「心配しなくても良いぞ!性電流治療の効果が上がる薬だ!楽に成って受け入れられるからな!」そう言うと綾子の腕に注射針を突き刺した。
注入されて行く薬に顔を歪める綾子。
二人の男は刷毛で綾子の頭を白くすると、剃刀を持って左右から同時に剃り始める。
「ジョリ、ジョリ」「ジョリ、ジョリ」と大きな音が手術室に響いて、綾子の目が潤んでいるのが見てとれた。
「潜入麻薬捜査官も手も足も出ないだろう?惨めだな!だがもう直ぐ天国に送ってやるぞ!何回も何回も狂う程な!」
山脇代議士が剃りながら話しかける。
「先生!頭頂部はお任せしますので、宜しくお願いしますね!」
お互いが剃る場所を譲り合う変な光景だが「そうか、社長は着替えが有りましたな!」と微笑んだ。
綾子の調教⑤
61-054
「ジョリ、ジョリ」と素早く剃り上げる二人。
「綺麗に成りました!私は着替えて来ます」横山社長が右半分を綺麗に剃り上げると、笑顔で言った。
「社長!少し焦ってますな!」
「この様な美人の尼を強姦出来ると思うと既に漏れそうですな!」そう言いながら手術室を出て行った。
勃起薬を飲んで服を脱いで、準備をするのだと山脇代議士は想像して笑みを浮かべて「ジョリ、ジョリ」と剃刀を動かして、しばらくすると白い部分が無くなって青白い頭に成った。
「ローションを塗ってやろうな!剃刀負けするからな!横山社長が君を抱きたいらしいぞ!」
「うぅ、うぅーー」
頭が青く光る程ローションを塗られて、ようやく山脇代議士は横の椅子に座った。
「ヘッドメットを持って来て頂戴!」
「うぅ、うぅーー」
「そんなに怖がらなくても大丈夫よ!私達に任せていたら、楽しいお人形さんにしてあげるからね」
酒田看護師がコードの沢山付いたヘッドメットと呼ばれる物を持って来た。
「その前に綺麗に成った頭を撮影してあげて!」
上山看護師が撮影を丁度綾子の股間と、頭が撮影出来る手術台の後ろから撮影した。
「うぅ、うぅうーー」綾子は必死に訴える。
「電磁パットの調子を確かめときますか!森田さん!身体の方のスイッチを入れて貰えますか?」
森田看護師が弱の位置でスイッチを入れる。
乳房を除く身体に貼付けた電磁パットが動き初めて、腹が微妙に振動して髪の毛が綾子の身体から滑り落ちている。
気にしている時に酒田看護師が綾子の頭にヘッドメットを被らせている。
被せると手術台の傾きを元の様に下げ始めて、綾子の首がすっぽりと入る窪みが現われて、その中に収まってしまった。
「パーマを寝ながらして貰っている様な感じでしょう?」覗き込んで言う安住師長。
「うぅうぅー」恐怖と恐い顔で睨み付ける綾子。
「恐い顔だわね!少し脳に電流を流してあげましょうか?」
ヘッドメットに電流を流し始めると「あぅ、うぅ、うぅ、うぅ」
「ほら、何も考えられなく成って来たでしょう?」
身体全体に電磁パットの刺激が心地良く、今まで怒りに満ちていた気持ちが和む様に変わってくる綾子。
院長が股間に入って金属のペニス状の物を持って、綾子の股間に近づける。
その時白衣一枚を羽織って横山社長が入って来て、手術台の後ろで早速その様子を見ている。
「さあ、篠田さん!天国に行きなさい!」不気味な笑みを漏らして言う安住師長。
クリトリスを剝き出され、Gスポットの肥大施術を受けて初めて膣口に今日はペニスを挿入される綾子。
その前に膣内に金属で出来たペニス状の物を挿入されて、低電流の振動を身体全体で感じさせる。
この金属が奥まで挿入されると、剝き出されたピンクのクリトリスにも低電流が流れる突起物が直接あてられる事に成る。
指でクリトリスを刺激する院長に「あっ、あっーー」声が猿轡の中に聞こえて目を閉じている綾子。
それを見て、もう他の事は考えられない状態に成っていると、目で合図をする安住師長。
院長は左手の指で綾子の小陰唇を広げて、愛液が流れて来るのを待つ、数秒で綾子は反応をして大量の愛液が膣口に充満していた。
金属のペニスは溢れる愛液の中にスムーズに挿入されると「あぅ、うぅ」綾子は敏感に感じて直ぐに頭を仰け反らせて、すっぽりと窪みに首を落して目の焦点が虚ろと成った。
「もう何も考えられない様だわ!スイッチを入れて!院長奥まで突っ込んで下さい!」
「あゎゎゎーーーーー」仰け反った綾子の口から意味不明の連続嗚咽が始まった。
それは金属の棒の振動に合わせる様に続く「あゎゎゎーーーーーーーーー」
クリトリスへの刺激も始まると、綾子のつま先が伸び切って放心状態で逝き地獄の始まりを示していた。
「もう少し強くして、まだ善良な意識が残っているわ!」
「はい!」器具の目盛りを強くする森田看護師。
「あゎゎゎーーーーーーーーーーーーーあぅ、うぅ」白目を剝いて気絶した綾子。
「初めてでは、少し強かった様だわ!社長のペニスで目覚めさせて下さい!Gスポットが大きく成っているから、特別感じると思うわ!」
院長と交代で股間に入る横山社長は、白衣の前を広げて準備をしている。
上山看護師が綾子の右足の横に立って、小さなローターが付いている棒を持って準備している。
横山社長が挿入すると横からクリトリスを刺激する様だ。
横山社長が大きく勃起したペニスを左手で持って、右手で愛液に濡れて光る綾子の膣口を広げる様にする。
何の抵抗も無く滑り込む横山社長のペニス。
続けて腰に力を入れて一気に奥まで挿入すると「うぅ、あぅ」の声と同時に目覚める綾子。
安住師長が唾液でべたべたに成っている猿轡を外すと「ああーーーーーーーだめーーーーーーー」の大きな声と同時に大きく息をする綾子。
腰を動かし始める横山社長と同時にクリトリスにローターの振動、身体中に電磁パットの振動が伝わり、頭にも低電流が強く流れ始める。
既に何も考えられない綾子は完全に性獣状態に変化をしていた。
「ああーああーーああーーいいーいいわーーだめーーーーー」
「いくーーいくーーいくわーーーー」痙攣を起こすが直ぐに再び燃え上がり、終る事無く燃える。
「いいぞ!しまる!綾子!いいぞーー」横山社長はリズムを取って腰を動かして、再三仰け反る綾子に興奮している。
流石に年齢には勝てず、額に汗が噴き出して一気に早い腰の動きの後、綾子の無毛の腹に倒れ込む。
横山社長の顔には散らばった綾子の長い髪の毛が絡みついて、満足の顔をしていた。
里奈の潜入捜査
61-055
中出しに満足の横山社長はしばらく余韻を楽しんで、綾子の腹から離れた。
「篠田さん!満足出来たかしら?」
「、、、、、、、、、」無言に成って、放心状態で焦点を失っていた。
だが、安住師長の責めはその後も綾子が二度失神するまで続けられた。
「病室に運んで、明日はアナルの調教を始めるわ!」
もう完全に力も入らない身体に成っている綾子は、ストレッチャーに乗せられて監禁病棟に戻されて眠った。
「とても面白かったぞ!明日のアナル責めも見たいが東京に帰らねば成らない!今度来た時は一美と遊びたい!準備を頼むぞ!」
「何かする事は有りますか?」院長が尋ねた。
「そうだなあ、一美の頭もつるつるにするか?だが理由が無いな!」そう言って考え込む。
「例の吉永君がスパイで送り込んでいる刑事と一美を合わせて、安心させるのが先決だな!この病院を信用させなければ、何も出来ないだろう?」
「はい、その様に吉永さんに伝えます!」
その日の夜、山脇代議士は機嫌良くクラブ(ジュピター)に向った。
今夜は新大阪に泊って、明日朝東京に帰る予定にしている。
店に二人目の潜入麻薬捜査官、安西里奈が面接に来ると聞いたから見学に来たのだ。
昨日電話で里奈が就職の問い合わせをすると、今夜面接に来る様に言われたのだ。
既に美容室の黛店長から連絡が有り、ママの大野澄子は里奈の事を聞いていた。
まさか、美容室に捜査に入った捜査官が、クラブに潜入と云う大胆な行動に出るとは思わなかったが、昨夜電話で就職したいと連絡が来て驚いた。
吉永はクラブと美容室が繋がっている事を暴露して、篠田綾子の消息を掴もうとしていると理解した。
その話を聞きつけた山脇代議士が、早速興味を持って見に来たのだ。
予定の八時に黒いスーツ姿で里奈は面接に、綾子よりも少し長いロングの黒髪にしてやって来た。
理由は綾子と一美の両方に似せて、何者かがどちらかの女性に興味を持っていた可能性を捜す為の作戦だ。
午前中に美容院で黒髪に染めて、ストレートパーマをしていたのだ。
既に繋がっていたら自分の身分はこの店の人には暴露されているので、或る意味安心で入って来た里奈。
位置情報も絶えず畠課長が把握出来る状況に成っている。
八時の開店時に既に山脇代議士は店内のVIPルームで飲んでいた。
面接に来た里奈を一目見て、あの子に少し似ているわと咄嗟に思う澄子ママ。
長谷川一美と山脇代議士のプレーの隠し撮りを黛店長に少し見せて貰ったので直感で判った。
「今、店のVIPルームに有名な政治家先生が来られているのよ、月に一度関西に来られたら寄って下さるのよ!里奈さん!挨拶だけしてから帰りなさいよ!先生に気に要られたらこの店でナンバーワンに成れるかもよ!」
「どなたですか?政治家先生って?」
「次期民進党幹事長!将来の総裁候補!山脇先生よ!」
澄子は里奈が山脇代議士の好みのタイプだと確信した。
悪戯気分も手伝って、麻薬捜査官だと知っていても興味を示すか?そう思っていた。
初めから、山脇代議士は事件の捜査の為に無謀な潜入捜査を仕掛けてきたので、様子を見に来たのだ。
吉永からは美人の潜入捜査官だとは聞いていたが、自分の好みだとは聞いてはいない。
澄子ママに連れられてVIPルームに入った里奈。
「明日から店で働いて頂く里奈さんです!」紹介した。
「里奈と申します!テレビで見るより、お若く見えますね!山脇先生!」そう言ってお辞儀をすると長い黒髪が前に大きく垂れ下がった。
「ママ!良い子が入ったね!可愛いじゃないか?幾つだ?」
「はい、二十四歳です!」
「ビールでも一杯飲みなさい!」自分の横に座る様に言う。
横に座って居た沙紀子が席を譲って、里奈が横に座った。
ビールを注ぎながら、里奈の黒髪に見とれる山脇代議士。
だが近づいて髪を染めた薬剤の臭いに「黒髪に染めたのか?」少し不機嫌に成った。
「叔父様は黒髪がお好きだと聞いたので、染めましたが駄目ですか?」セミロングの髪を掻上げながら挑発した。
あの六甲山に全裸で破棄されていた綿貫葉子も、昔は黒髪の長い女性。
今、失踪している長谷川一美は今の自分よりも長いストレートの黒髪。
同僚の潜入捜査官篠田綾子もセミロングの黒系の茶髪と共通点が有ると、里奈は考えていた。
誰かが自分の仕掛けた罠に填まるのでは?もし美容室、金森えりの坊主ヌードも同じ変態男が関係しているのなら、必ず罠にかかると信じていた。
早速この山脇代議士が黒髪を染めたと意外に詳しい話をしたので、重要な容疑者では?と思った。
だが、その後は髪の事には一切触れず、里奈は半時間程で席を立った。
「明日から宜しくお願いします」とお辞儀をしてVIPルームを出て行くと「中々美人を揃えているな!潜入捜査官をさせるには勿体ないな!」山脇代議士が言う。
「先生の悪い癖ですわ!潜入捜査官ですよ!気を付けて下さい!」
「油断している時に捕まえて、綾子と同じ様にしてやるか?」
「ご冗談でしょう?」
「今日綾子の調教を見て来たが、凄いぞ!あの安住って婦長!相当なサドだ!」
「先生!今は師長さんですよ!」
「今日あの綾子の髪を全て剃り落して、低電流のヘッドメットとかを被せて横山社長とSEXをして逝き捲っていたぞ!もう二三回受ければもう捜査官では無くて、売春専門の雌豚に成るだろう」
「葉子ももう二度程、調教されたら従順に成ったのでしょうね?」
「ママが手加減を加えたので、反乱したのだよ!鍛えられた捜査官も何度か受ければ猫の様に成るのだよ!」
「そうなの?明日その調教を見学して来ようかしら?」
「ママが見学すると、欲しく成るぞ!吉永さんの物が!」
そう言って笑う山脇代議士は翌日直ぐに里奈を捕まえて、綾子の様にしてやりたいと吉永に話していた。
スパイ刑事活躍
61-056
翌日ミヤザキ美容整形の特別室で目覚めた綾子は、昨日の悪夢を思い出していたが、途中からは気持ちが良かった事が残っていた。
点滴で充分な栄養は補給されているが、食事を与えて反応を見る。
今までSEXでこれ程感じた経験が無く、腰が抜ける程逝かされて身体が好きを示していた。
簡単なパンと牛乳を食べる綾子を見て、昨日の責めに身体が変化をしたと判断している安住師長。
「午後から院長の診察をします!」食事が終ると告げた。
「もう、ゆるして!」言葉ではその様に言う理性が残っている。
だが身体はそれ程、今日は嫌がらないのでは?その様に見ている。
「先程お前の素晴らしい姿を捜査本部に送ってあげたわ!」
「えっ、そんな!」
「嘘よ!素直に調教を受けなければ昨日の写真を送り、世間の晒し者に成るのよ!大股開きでまんこにチンポコを入れられて喜ぶ姿も撮影してあげたからね!」
「やめてください!」
「まあ、今日からの調教を素直に受ければ、その様な惨めな事はしないから安心なさい!」
綾子の調教が終ると、特別会員にオークションで性奴隷、SEXドールとして入札で貸し与える予定に成っている。
クラブで仕事をさせるには既に無理に成ると思われるからだ。
綾子の売りは前も後ろも使える事だ!この綾子のオークションの告知は吉永が立ち上げているMサイトの中で紹介されている。
真っ先にこの綾子に目を付けたのは、元野球選手の大迫だった。
先日手術の現場で見学と遊んでいたが、大迫は体格には似つかずペニスが小さいことがコンプレックスに成っている。
その為アナルSEXを好むので、前回の見学時に勧められてもSEX行為を断ったのだ。
説明では綾子は通常のSEXでもGスポット肥大施術を施しているので、充分楽しめてアナルも使える様に訓練をしているので、一ヶ月後にはレンタル開始と書かれていた。
大迫は幾ら出しても手に入れたいと早速破格の金額を提示していた。
十一時過ぎ兵庫県警の刑事がミヤザキ美容整形に来て、一美に面会をしていた。
「板垣刑事さんが今後定期的に来られて、状況を伝達されます」
顔を見た一美は兵庫県警でいつも安藤捜査一課長の側に居る事を知っていたので、疑う余地は皆無に成った。
「大変な事に成りましたね!今後は私が安藤捜査一課長とご両親との連絡係として、時々寄らせて貰います」
「ありがとうございます」お辞儀をする一美。
「しかし、政界の大物山脇代議士がお嬢さんを強姦したとは、未だに信じられませんね」
「はい、悪党です!早く逮捕して下さい!」
「それが警察の上層部にもコネクションが有る様で、今も長谷川さんを極秘で捜している様です。自宅には暴力団風の男が監視をしている様ですよ!」
「大丈夫かな?」
「彼等の目的は長谷川さんを捕まえる事ですから、家族には害は無い様ですが、盗聴器等も仕掛けられていますので、電話等は危険だと思います。この病院で治療に専念される事が一番だと安藤捜査一課長とご両親の願いです」
「はい、家族に危害が、、、、暴力団が、、、」不安に成る一美。
「東日の橘さんが必死で貴女の事を捜されていますが?連絡をしましょうか?」
「いいえ、私の無事は内緒にして下さい!もう過去の人ですから、、、、」
諦めた様子の一美の姿を見て、安心する安住師長と板垣刑事。
治療が終れば安藤捜査一課長とご両親に会えますから、もう少しの辛抱ですと自分の携帯番号を伝えて何か連絡が有れば、病院から連絡する様にと安心させて帰って行った。
この板垣刑事が兵庫県警に吉永の手先として情報を流している。
板垣刑事の登場で、完璧に信用してしまった一美にこれから更なる苦難が訪れるのだ。
吉永は山脇代議士に再び無理難題を突き付けられて思案していた。
強烈な録画を持っているので山脇代議士を葬るのは簡単だが、今後幹事長に成れば益々利用価値が高いと思っている吉永。
MサイトでレンタルするSEXドールを今後増やして、麻薬とセットで販売すれば、財界、政界、芸能界、スポーツ界には特に変態が多いので富を得られる。
事実麻薬の常習者はねずみ算式に増加しているのは事実だ。
特にMDMAの売れ行きは、事件が報道される度に売上げが増加する。
身体に害が少なくて、異常に感じてしまう世界は男も女も求めているのは確実だ。
そこに変態趣味が加われば、尚更重宝されるのは確実だ。
Mサイトへの問い合わせは、毎日増加して綾子の写真掲載で一気に盛り上がった。
綾子で成功すれば第二第三のSEXドールを導入する計画。
今もクラブの数名の女性はこのサイトで依頼が届くと、派遣しているが全て一泊に成る。
綾子は一週間から一ヶ月契約を考えている吉永は、次の女を準備しても良いと考えている。
山脇代議士の希望する里奈も上手く料理出来れば、綾子に続くSEXドールに出来るのでは?と策謀を考えはじめた。
安藤捜査一課長は亮介に、県警内部に敵が潜んでいると必死で探っていると話して、候補者リストの作成に入っていた。
「私は刑事だと思う、だが数が多くて特定出来ないのだよ!誰かに相談するにも信頼出来る刑事は限られている!だから亮介に相談しているのだよ」
「有り難い事ですが、私も沢山の刑事の中から特定するのは難しいです」
「実は畠課長からの連絡で、民進党の次期幹事長の山脇代議士がクラブ(ジュピター)の常連客の様だが、今回の事件に関連は無いか調べて欲しいと連絡してきたのだ」
「例の全裸殺人事件ですか?」
「そうだ!あの事件の前後関西に来ていた様だ!」
「何故急に政界の大物に興味を持ったのでしょう?」
「潜入捜査をまた始めた様だ!クラブ(ジュピター)に送り込んだのだろう?」
「人使いが荒いですね!」
だが亮介は再度の潜入捜査で、一美の消息が掴める可能性が有ると期待していた。
アナル調教
61-057
「敵も今回は手を出し辛いと思いますので、逆に安全なのではと許可をしました。篠田綾子君の同僚で仲間意識の強い子ですからね、その子が民進党次期幹事長を調べて欲しいと早速言って来たのですが、我々は東京の組織ですから、もし山脇代議士に疑いを持てば直ぐに本人に知られてしまうので、兵庫県警さんにお願いしたいのです」
この様に電話を掛けて来た畠課長。
だが、安藤捜査一課長も敵のスパイが県警内部に居る不安を持っている。
その為、偶々県警に来た亮介に相談した。
午後に成って綾子は再び安住師長達に、調教を受ける段取りに成っていた。
拒否をすると昨日の自分の醜態が世間に晒されると脅迫されて、手術室に運ばれてしまった。
昨日の体験が有るので、大体の経緯は理解出来る綾子は自分さえ心を強く持てば耐えられると、我慢比べだと安易に考えていた。
手術室に入ると二人程女性が多い、男性の姿が今日は見えないと室内を見渡した。
手枷足枷をされているので、足が大きく上がらないし、手も自由に動かす事が出来ない綾子。
捜査官で武術の技を身につけている事は、全員が承知しているので油断が無い。
検査着は着ているが、下着はおむつのみで惨めな姿だった。
二人の女は澄子ママと黛店長で、見学したい澄子が黛店長を誘った様だ。
二人共サドの性格なので、美人がいたぶられるのは好きだった。
「今日はクラブのママさんと美容室の店長さんが見学に来られたのよ!」
「えっ」
「麻薬捜査官さん!哀れな姿ね!」
「でもつるつるで綺麗じゃないですか?」
「そう言われて見れば美人はどの様な姿でも綺麗だわ」
「さあ、始めましょうか?」
「いゃー!二人に見られるのは絶対に嫌!」
「昨日あれだけ逝き捲ったのに今更恥ずかしがる事は無いのよ!」
「そうなの、この子そんなに逝ったの?逝くってどんな感じ?」
「ママさん!気持ちが良いのに決まっているじゃ無い?」
「そんな気分に成った事無いわ、若いのね!早く見せて頂戴!折角見学に来たのだから」
「いやー」手術台を遠くに見て、反対側に行こうとする綾子。
「みなさん!見学の方がお待ちかねよ!綾子さんを手術室に運んで下さい」
「いやーー」逃げ様とするが三人の看護師に直ぐに捕まえられて、抱え上げられる様に手術室に運ばれてしまう。
「いゃーーやめてーーー」嫌がる綾子だが、手足を自由に動かす事が出来ないので、三人の看護師の自由だ。
「やめろー」騒ぐが俯せに寝かされて、両手を一緒に束縛されて手術台に固定された。
両足は膝を立てた状態で、脹ら脛を固定されて足も動かない様に成った。
「何するの?」綾子の周りに看護師が集まり身体を押さえていたが、拘束が終って今度は澄子と黛店長が近づいてきた。
「ほんとうに綺麗な頭だわ!」そう言いながら手で青白い頭を撫でる黛店長。
「これからどうするの?」澄子ママは白く持ち上げられた綾子の尻を触った。
「本当は浣腸をしてお腹の中の物を出すのですが、この子は昨日から食事を殆どしていませんのでこのまま始めます」安住師長が言う。
「何をするの?」不安な表情で横を向いて尋ねる綾子。
そこにヘッドメットを持って来て「これを被らないと駄目でしょう?」そう言いながら青白く光る頭に被せると顎に紐で結んで外れない様にした。
直ぐに注射針が綾子の腕に突き刺さり薬が注入された。
「何を注射したの?」澄子ママが興味深く尋ねた。
「これは気分良く受け入れる為の薬です!」
注射をされて綾子は落ち着いた様に成り、手術台の尻の部分が大きく上昇して、足が左右に別れて綾子のお尻と無毛の性器が無影灯に照らされた。
「大人しく成ったわね」
「薬が効いて来たのですよ!これで抵抗する気が無く成って受け入れるのです」
早速ヘッドメットのスイッチを入れるのと同時に乳房にも被せる。
「うぅ、うぅーーーー」いきなり乳房に刺激が伝わり声を出す綾子。
「もう感じているの?色情魔なの?」澄子ママが胸元を覗き込むと言った。
昨日使った金属のペニスよりも細くて、括れが数カ所付けて有る棒にクリームを塗りつける酒田看護師。
安住師長が白い綾子の尻を撫でる様に触って「この子アナルも好きなのですよ!」
「そうなの?麻薬捜査官さんは好き者なのね!」
覗き込みながら顔を見るが、焦点が既に定まっていない。
安住師長が金属の細い棒を受け取ると「この括れがアナルには刺激が強いのですよ!」今からアナルにこれを挿入して、この太い方をこの穴に入れてあげるのですよ!この細い方には磁石の作用が有るので、太い方に吸着しますから両方の穴に入った棒が薄い皮膚を擦り合って、気絶する程逝くと思いますよ!」
「面白そうね!早く始めて!」澄子ママは綾子の白いお尻に顔を近づけて言った。
「さあ、始めましょう!」
クリームの付いた棒を綾子の肛門に近づけると、綺麗な肛門が呼吸をする様に動く。
躊躇いも無くこじ開ける様に挿入を始める安住師長。
「あぅ、うぅ。。。うぅーーーあぅ」綾子が金属の棒の新入と同時にヘッドメットの頭を仰け反らせた。
括れがひとつ入る事に感じるのか「あぅ、うぅ」と声を出す。
「乳房の出力を上げて下さい!」低電流の出力を上げると、神経が乳房に向うのでその隙に一気に奥まで挿入を完了して、アナルにも低電流を流して狂わせるらしい。
「あっ、あっ、だ、だめーあぅ、うぅ」もう奥まで入れられて、まだ電流が流れていないのに感じている綾子。
「酒田さん!太いのをここに入れてあげて、初めてだから少しきついかも知れないけれど、Gスポットにも刺激が伝わるから狂うわ」
酒田看護師が金属の棒を横から、綾子の膣口に挿入を始める。
「あぅ、うぅ、ああーーい、いた」痛みが多少有るのか口走るが、安住師長はそのまま押し込めてしまいなさいと指示をした。
「ああーーーーーーーだめーーーーーーーこわ、、れるーー」の声を残して、両方の穴に金属の棒が突き刺さった。
里奈捕獲
61-058
電流が流れると「あゎゎゎーーーーーーーーーーーーーあぅ、うぅ」白目を剝いて気絶した綾子。
「早いわね!顔に水かけてお越しなさい!」恐い安住師長は直ぐに綾子を気絶から目覚めさせる。
気が付くと再び電流で責めると「ああーーああーいくーーいっちゃうーーーー」
「あゎゎぁゎーーーーーーーー」直ぐに白目を剝いて気絶するが「少し慣れた様ね!もう一度!」
再三繰り返されて、完全に疲れ切って漸く解放された綾子。
アナルが元々使えると思われたら、徹底的に使える様に調教をする安住師長。
夕方に成って、既に綾子は立ち上がる気力も失せて、ストレッチャーに乗せられて監禁病棟に戻された。
「中々面白くて、あの捜査官はSEXドールに間違い無い様ね」澄子ママが言う。
「もう一人の女子大生は?」黛店長が尋ねる。
「あの子はクリトリスを剝いて小陰唇を綺麗に整形しただけなのよ!山脇代議士がそれ以上をさせないのよ!」
「じゃあ、使えないでしょう?」
「妊娠するでしょう?」
「そうなのよ!あの様な娘の場合はクラブでも働けて、SEXドールに出来るのだけれどね!」
「山脇先生が遊ぶと沙紀子の様に坊主にされて鬘だわね」
「先生の変な趣味には困るわね!」
「まあ、綾子の様な子はあの器具を使わないと従順には成らないから、良いのだけれどね」
「次の捜査官も狙えって指示が出たらしいわ、でも今回は超危険よ!」
「確かに先生の好みだけれど!どの様に捕らえるか難しいわね!」
三人のサド女達は、面白可笑しく今後の作戦を話し合った。
その翌日からも綾子の調教は続き、院長が男性を演じて素直にフェラをする様に成ったのは翌週だった。
麻薬を欲しがる様に成ったのと、調教される事を待つ様に変わってきたのだ。
もうヘッドメットが必要無いと判断されたのは調教開始から十日後に成っていた。
髪は伸びても良いが、陰毛は調教の為に少し伸びると直ぐに処理されるが、最近は心待ちにしている。
綾子の調教が完全に軌道に乗った様だ。
里奈は潜入から十日立ったが何も変かは無く、山脇代議士以外に特に気に成る人物の来店が無かった。
一美も手術の跡が痒い状況に成って自然と指が陰部に向い、オナニーを始める様に成っている。
若い元気な女性が毎日テレビを見る事位しかする事が無く、病院では点滴を日に半時間受けるだけで暇そのものだ。
山脇代議士も国会での引き継ぎに多忙を極めて、すっかり一美の事も忘れていた。
安住師長が痺れを切らせて吉永に一美の処遇を相談する為と、今後の計画の確認に竜プロダクションに行った。
丁度吉永も山脇代議士に相談の電話をしていた。
「例の女子大生は沖縄の孤島に隔離する事に成った!」事務所でいきなり吉永が安住師長に伝えた。
「えっ、誰が同行するのですか?」
「山脇先生の知り合いの別荘の様な島らしい!クルーザーで三週間程度その島に停泊して楽しむ様だ!先生の知り合いの女性五人と七十歳の船長さん!今は引き継ぎで忙しくて遊ぶ時間が無いので、関西には来られない様だ!」
「じゃあ、あの刑事からあの女子大生に?」
「それが一番良い!夏だから良い時期だろう?」
「じゃあ、全く調教はしないのね!」
「だが、あの潜入捜査官は必ず捕まえろ!と強い口調で話したぞ!」
「捕まえたら、遊びに来るのでしょか?」
「Mサイトが活況だとご存じだった!その為にも第二、第三の人材が必要だと言われた」
「幹事長だから、勢いも凄いですね!」
「それであの女を捕らえる方法だが、今調教している綾子を使っておびき寄せるのはおうだろう?」
「彼女はもう私の事は素直に聞く様に成りましたから、それは良い方法かも知れませんね!」
「白兎会のライバル、銀波会の仕業に見せるのはどうだ!実は綾子は銀波会に捕らえられていた!そうすれば一石二鳥だろう?」
「麻薬捜査官と警察を翻弄させて、その最中にあの捜査官を捕らえるのですね!」
「麻薬中毒の患者とか精神障害の有る人が収容されている明石の病院が面白そうだ!銀波会の傘下で暴力団名西組を使う!」
「ラクトサナトリウム?」
「あそこを利用すれば確実だ!既に手筈は整えた綾子を連れて来週でも行って捕らえろ!」
「宇田医師は元々、吉永さんの子飼の医師でしたね!」
「銀波会の麻薬取引を把握するのが目的だったが、変な事で役に立つ事も有るな!」
「でも山脇代議士はあの女子大生に、惚れすぎていませんか?命取りに成らなければ良いのですが?」
「こちらには切り札が有るので大丈夫だが、幹事長になれば益々我々に儲けをもたらしてくれるだろう?」
翌日板垣刑事が病院を訪れて、三週間程度沖縄の離島で静養する話を一美にした。
銀座のクラブのホステスさんの夏休みに便乗して、客のクルーザーで三週間の船旅。
毎日退屈していた一美には最高のプレゼントに成る。
板垣刑事は、三週間の間に事件を解決方向に持っていくので安心して遊んでくる様にと伝えた。
一美は三週間後に両親と晴れて対面できると喜ぶ。
実際は二十日間以上の船旅に成るのだが、病院から離れられるのは最高の喜びだった。
仕掛けられた罠
61-059
翌日の深夜一美は板垣刑事と竜プロダクションの役者に連れられて、密かに病院を抜け出した。
竜プロの役者が兵庫県警の刑事に扮しているのだが、一美には判らない。
病院も深夜だから美容整形から脱出しているとは全く考えてもいなかった。
二人の役者に板垣刑事が同行しているので、全員が兵庫県警の刑事だと思う。
南港まで送れば三人の任務は終る。
個人のクルーザーでも大型で、八十フィート以上の豪華クルーザーが横付けされていた。
洋上のホテルと云っても過言では無い造りだった。
バスタブもひとつ在り、シャワーとトイレは各五つも備えられている。
この時一美は何故亮介から連絡が無いのか?その事を全く考えていなかった。
自分の中では既に亮介は過去の男に成っていたからだ。
兎に角山脇代議士の追っ手から逃れて、兵庫県警が告発逮捕するのを待つのが良いとの板垣刑事の意見に沿った行動に成った。
一美を兎に角、吉永達の手から逃して自分一人で楽しみを後に取る山脇代議士。
いつの間にか調教を施されて、楽しみが消えてしまうのを避けたい一心だ。
吉永達が山脇代議士を警戒しているのと同様に、山脇代議士も考えていたのだ。
そんな中、山脇は幹事長のポストに就いて、いよいよ自由に党の金を使える立場に立った。
今後山脇幹事長、もしくは幹事長とこの物語では書くことに成る。
一緒に行った女達は山脇幹事長の手下の様なママで、店の改装工事をしてやるから一ヶ月程遊んで来いと持ちかけたのだった。
老朽化していた店内改装を考えていた聡子ママは、喜んで一美の面倒をみると引き受けた。
勿論一美に話を合わせる為に必要な事は教え込んでいた。
明石のラクトサナトリウムに仕掛けられた罠に、今度は兵庫県警と里奈が填まろうとしていた。
里奈の携帯番号を事前に聞いている安住師長は、綾子に自分がラクトサナトリウムに監禁されていると情報を流させる予定だ。
当然畠課長と兵庫県警がラクトサナトリウムに向う事に成ると計画を立てていた。
元々銀波会の系列名西組とラクトサナトリウムの院長は結び付いて、麻薬常習患者を裏取引で引き受ける。
二日後、ラクトサナトリウムに監禁されていると、里奈の携帯に綾子が連絡をした。
里奈は急に綾子から連絡が届き驚いて「本当に綾子なの?」
「本当よ!明日何処かに連れて行かれるかも知れないから、今夜中に助けて!」
「兵庫県警の協力で救出に向うわ!」
「大掛かりで来られると私は殺されるかも知れないから、気を付けてね」
「判ったわ、少人数で救出に向うわ」
「あっ、誰か来たわ!」で電話が切れた。
畠課長に連絡すると、本当に綾子からの電話なのか?と不審に思ったが、発信番号が綾子の携帯番号に成っていたので確信した。
早速ラクトサナトリウムを調査すると、患者には麻薬依存症の人が多数含まれている事が判った。
畠課長は直ぐに兵庫県警に協力を要請、里奈を含めて十人の精鋭部隊を救出に向わせる事にして、他の刑事達はラクトサナトリウムの近辺を押さえる事に成った。
畠課長も急遽神戸に向う事に成ったが、綾子の話では何処かに移送されるので、決行は急ぐ事にした。
綾子の顔を殆ど知らないので、里奈がサナトリウム内を捜索して捜す事に成る。
もしかして、長谷川一美もこのサナトリウムに監禁されている可能性が有ると、安藤捜査一課長は思い始めた。
「ラクトサナトリウムに潜入捜査官篠田綾子の救出と、長谷川一美さんも監禁されている可能性が有る。麻薬捜査課の調べでは広域暴力団明西組絡みの可能性が有る様だ!突入部隊は十名、他の刑事警官は近くで待機!」
車三台に別れて夕方のラクトサナトリウムに向った。
周りは畑が多くて、待機の部隊は少し離れた場所に待機するしか方法が無かった。
吉永は用意周到に、名西組に宇田医師が既に連絡して麻薬捜査が病院に入りそうですと伝えていた。
勿論院長にも警察の動きが変だと、名西組が来る様ですと伝えて二者に怪しまれない様にした。
お互いを上手に操って、病院で鉢合わせさせる作戦にしていた。
しばらくして兵庫県警と麻薬捜査官がラクトサナトリウムに乗り込んで「患者さんの中に麻薬常習者が多数居るとの密告が有りました!確認させて頂きます!」
そう言った時、名西組の連中がラクトサナトリウムに大勢入って来て乱闘に成った。
調べられると不正が暴露するので、完全に乱闘行為に発展した。
「公務執行妨害で検挙!」遠方待機の刑事と警官も呼ばれてラクトサナトリウムに急行した。
患者で常習者を逃がそうと職員達が数名の患者を逃走させる。
その時里奈の携帯にメールが届いて(里奈!私は今車に乗せられているわ、紺のワンボックス!助けて!女性の患者がもう一人と職員が二人!携帯の位置情報で探して!)メールが届いた。
院内を捜していた里奈は(判った!)と返信をすると、急いで車に戻る。
綾子の携帯の場所が車の器具で直ぐにキャッチ出来る。
一緒に来た男性の麻薬捜査官は、ラクトサナトリウム内で捜査をしているので、里奈は一人で綾子を追う事にした。
勿論他の捜査官には連絡済みで、場所が判明すれば応援を要請する手筈だ。
しばらくして兵庫県警に里奈から連絡が入るが、板垣刑事が情報を握りつぶして、他の僅かに残った刑事達には何も言わない。
安藤捜査一課長も畠課長と一緒に出かけて、板垣刑事が連絡係を買って出たので任せたのだ。
「綾子を乗せた車を発車させて下さい!」板垣刑事の連絡で、綾子を乗せたワンボックスは動き始めた。
里奈が追っ手いた信号が消えて、数分後に再び点滅したが場所が変わ
捕らわれた里菜
61-060
大乱闘の末大勢の暴力団員が逮捕され、ラクトサナトリウム内で麻薬患者が治療されずに、逆に常習者を作り出している証拠も見つかった。
この騒ぎで暴力団名西組は組織の壊滅的な打撃を受けてしまった。
丁度その時に、安藤捜査一課長と畠課長が現場に到着して「大きな捕り物に成った」と満足そうだ。
しばらくして「安西君は?篠田君は救出されたのか?」
「課長!篠田さんは一足早く連れ出されてしまった様です!安西さんが今追跡しています!」
「そうか、連絡をして応援に向え!」
「安西さんが県警には連絡を入れていると思うのですが?」
「一度連絡をして安西君の場所を確かめてくれ!」
捜査官が里奈の携帯に連絡したが呼び出し音だけが聞こえていた。
駐車された紺のワンボックスを覗き込むと、手足を拘束されて猿轡をされた綾子を発見した里奈。
周りを見渡すと車を捨てて逃げた様に思える。
助手席の扉には施錠がされていないので、直ぐに開くと「綾子!大丈夫?すぐ助けるからね!」そう言うと「うぅ、うぅう」頭には鬘を被っているが、違和感が有ると思った里奈。
その時室内にガスが一気に噴射されて「な、なにー」と叫ぶと同時にガスを吸込む里奈。
背後から別の男がワンボックスに押し込む様に背中を押すと、綾子に覆い被さる様に倒れ込む里奈。
既に綾子はガスを吸込んで意識が消えていた。
意識が遠くに消えて行く里奈の耳に「これで吉永さんが喜ぶわ!一石二鳥か三鳥担ったね!」安住師長の声が聞こえて意識が消えた。
「師長の指示に忠実ですね!」
「既に麻薬に侵されて、SEXと麻薬しか考えられない様に成っているからね」
両手両足を縛り上げられて、車はゆっくりと大阪に向って走り出した。
「玉津インターから高速に向いましょう?」
竜プロの職員二人と安住師長は、警戒網が高速の出入り口を封鎖する前に第二神明に入っていた。
「今頃気が付いて検問所が出来たでしょうね!」
「ガスを吸込むと何分程度眠るのですか?」
「綾子はたっぷり吸込んだから一時間程、この捜査官は半時間程で目覚めるでしょうね」
その頃、畠課長と安藤捜査一課長は、里奈と連絡が取れない事に危惧して非常線を大規模に張る事にしたが、既に安住師長達の車は阪神高速に入っていた。
このラクトサナトリウムへの捜査は麻薬捜査課と兵庫県警には一定の成果はあがった。
吉永の白兎会が仕掛けたとは思いもしなかったので、里奈の捕獲作戦によって銀波会も麻薬取引の自粛を強いられる事に成る。
この事件を境に白兎会の麻薬販売が伸びる事に進む。
高速道路の検問が大阪市内まで実施された時、既に車は高速を降りてミヤザキ美容整形に近づいていた。
銀波会の本部が広島だったので、下り方面を真っ先に取り締まったので逃げられてしまったのだ。
「うぅ」声が聞こえると「目覚めた様だわ!」後部を見ながら安住師長が言った。
「中々美人ですね!」後部座席に座るもう一人の男が目を開いた里奈を覗き込んで言う。
手足が動かない事を知った里奈は、隣で眠る綾子を見て「綾子!大丈夫!」と声をかける。
「大丈夫よ!後少し眠るわ」
「貴方達は何者なの?ラクトの人?」
安住師長が看護師に見えたので尋ねた。
「ラクト?今頃は沢山逮捕者が出ているわよ!綾子はラクトに行ったのよ!貴方を捕らえる為にね!」
「私を捕らえる為?」
「貴女の同僚の綾子は今では我々の仲間なのよ!貴女も仲間に成って貰う為に掠って来たのよ!」
「何訳の判らない事を言っているの?早く私達を解放しなさい!」
この問答の最中に車はミヤザキ美容整形の裏手の駐車場に止った。
夕方ラクトサナトリウムに安住師長が向かった時、吉永は山脇幹事長に今あの女の捕獲に向いました。
銀波会の壊滅と一石二鳥ですので、宜しくお願いしますと伝えていた。
事前に計画を話していたので決行の日取りだけだった。
待ちに待っていた山脇幹事長は、その日朝からそわそわして午後には仮病を使い国会を抜け出して自宅に戻っていた。
事件の一報が伝わると、銀波会系列の一斉捜索をする様に圧力をかけて、自分は新幹線に変装をして乗り込んでいた。
夜の八時過ぎには大阪に到着するので、丁度良い時間に成ると計算している。
久々に好みの女を抱けると思うと、新幹線の中から興奮気味の山脇幹事長。
大きなマスクに眼鏡に付け髭姿でミヤザキ美容整形に向っていた。
「捜査官さん!到着したわよ!大声を出すとここで死ぬ事に成るわよ!」拳銃を突き付けられる。
自分の拳銃を安住師長が持って、銃口を里奈のこめかみに突き付けていた。
男二人がスラックスに半袖のブラウス姿の里奈を抱え上げて車椅子に載せる。
看護師達三人が車椅子を二台準備して待っていたのだ。
意識の無い綾子も車椅子に載せられて、裏口から入るとエレベーターホールに向う。
「ここは病院?」臭いと雰囲気で判るので尋ねる里奈。
「正解よ!ここは捜査官さんが手術を受ける病院よ!」
「手術?何処も悪く無いわ」
「綾子も手術を受けて従順に成ったのよ!もう直ぐ目覚めるから聞けば良いわ」
綾子が従順の意味が理解出来ない里奈。
人一倍正義感が強い綾子が悪党の手助けを?従順?上司に逆らってでも捜査を強硬していた綾子からは想像も出来ない里奈。
里菜と綾子
61-061
エレベーターに乗せられた二人は特別病棟に着いた。
そのエレベーターを出た時、綾子が目覚めたので「綾子!どうしたの?」と声をかける里奈。
「あっ、里奈ごめんね!騙して、、、、」
「騙したのでは無いわ!綾子は里奈さんにも自分と同じ様な天国に連れて行きたいのよね!」
「ち、が、います!」拒否をするが「その様な事を言うとお仕置きで与えませんよ!」
「そ、それは、、、こ、まります」
手術室に運ばれた二つの車椅子。
いつの間にか綾子の手足も車椅子に手錠で動かない様にされていた。
もしも二人が反逆すると、このメンバーでは太刀打ち出来ないからだ。
「おおー別嬪さんのご来場だ!」院長が白衣を着て手術室に入って来て言った。
「もう直ぐ来客が来られるので、手術の準備を始めようか?」
「患者を手術台に載せて下さい!」
車椅子の里奈を手術台の近くに運ぶ三人の看護師。
「な、何をする気なの?本当に医者なの?」
「綾子!里奈に今の貴女を見せてあげなさい!」命令の様に安住師長が言った。
綾子の手錠を外すと車椅子から立ち上がる綾子が「里奈も私の様にして貰いなさいよ!気持ちが良いのよ!」
「何を言っているの?綾子?」
綾子がブラウスを脱ぎ始めて、驚きの表情に成る里奈。
半袖のブラウスを脱ぐと、薄いブルーのブラジャー姿で下は同じ薄いブルーのスカートを今度はストンと床に落とした。
同じ薄いブルーのパンティとブラジャー姿で立つと「全部脱いで!見せてあげなさい!」再び師長が命令をした。
唖然として見ている里奈の前で、ブラジャーを外して床に落とした。
「下もよ!」
「綾子!何をしているのよ?」
叫ぶ様に言う里奈の言葉を無視して、パンティを脱ぎ始める綾子。
直ぐに足首から抜き取ると床に落とす。
「足を開いて、よく見せてあげなさい!」
綾子は仁王立ちに成って、足を少し大きく開くと「な,無い!」股間に一本も陰毛が無いと口走る里奈。
「綾子は伸びると剃って貰うのが楽しみなのよ!」
「綾子!おかしくなったの?しっかりしてよ!」
「里奈も手術をして貰うと気持ち良くなるわよ!」
「何処を手術されたのよ!」
「小さくて見えないわね!綾子!そのまま里奈の目の前まで進みなさい」
里奈の車椅子の前に全裸の状態で進み出る綾子。
「さあ、見せてあげなさい!」安住師長が命じると、里奈の顔の前に行くと両手で陰部を押し広げてピンクの豆と膣口、尿道を里奈に恥ずかしげもなく見せる。
顔を背けて「やめてーーー綾子!狂ったの?」横を向いて見ない様にする里奈。
「綺麗でしょう?綾子鬘も外しなさい」
安住師長に言われると鬘を取り外して、少年の様な短い髪の姿を見せた。
「な、なに、、、、本当に狂っているのね」そう言って唖然とした。
「里奈も手術を受けて私の様に成れば良いのよ!気持ちが良いのよ!」
「馬鹿な事言わないで!」そう言った時、綾子手にバイブを持たせる安住師長。
バイブを持つと直ぐに股間に挿入を初めて、悶え始めると「やめてーー綾子!」と大きな声を出す里奈。
その時手術室に山脇幹事長が息を切らせて飛び込んできた。
「おお!綾子か?よくここまで短期間に成ったな?」
悶える綾子の姿に驚きながら、眼鏡を外して付髭をとる山脇幹事長。
「あっ、貴方は山脇幹事長?」その姿を見て絶句する里奈。
「麻薬捜査官の安西里奈さんだったね!同僚の篠田綾子さんの変わり様に驚いているが、君も同じ様にして貰いなさい!この安住師長は中々のその道の技術者だ!」
「馬鹿な事を言わないで下さい!貴方が悪のボスなの?」
「変な事を言わないで下さいよ!私は与党の幹事長ですよ!」
笑いながら安住師長の近くに行くと、何かを耳打ちをして笑顔に成る山脇幹事長。
「さあ、向こうの部屋に行きましょうか?綾子は病室で点滴を受けなさい!ご苦労さん!」
車椅子を押しながら「綾子さんは低電流治療を受けたのですよ!里奈さんも同じ治療が必要ですね」
「何を変な話をしているのよ!私は屈しないわ!」
横から酒田看護師がクロロホルムを染み込ませた布を安住師長に手渡す。
目の前には変わった診察台が設置されているのが里奈の目に飛び込む。
「さあ、あの上に上がって四つん這いに成るのよ!」
「その様な事はしません!」と言った時、クロロホルムの染み込んだ布が里奈の口と鼻を覆う。
「うぅ、うぅうー」と暴れるが、しばらくして意識を失う里奈。
「迂闊に台に乗せると暴れられて、こちらが怪我をするからね」
酒田看護師がクロロホルムのマスクを里奈の髪を掻き分けて、顔に着けて「これで大丈夫ですね」そう言って確かめた。
「服を脱がせて、台に乗せて!」
山脇幹事長は部屋の隅に置いてある白衣に着替え始めた。
着替えると云うより裸に成るが正しい。
全裸では多少気に成るのか?白衣を着ているだけで、それ以外はパンツも履かない。
手と足の縄を外すと車椅子から降ろされる里奈。
平台の上には足と両手を固定するベルトが付いている。
ワゴンに乗せられて、ハサミと電気バリカン、剃刀、刷毛、洗面器、ポット、シェービングカップ等が運ばれて来た。
山脇幹事長はそれを見るだけで興奮している様子だ。
宮崎院長がトレーに乗せて注射器と、媚薬を注入する二本のプラスチックのシリングを持って来た。
二本のシリングには強烈な媚薬が入れられて、肛門と膣の両方から注入される様だ。
一度もこの様な調教を受けてないので、簡単には燃えない身体だとここの全員が心得ている。
今夜の内に一気に谷底に突き落としてしまい、手術を行ってから数日間待って本格的な調教には進む予定だ。
里奈の調教①
61-062
「先生!この女はいつも通りの手術で良いのですね!」
「勿論だ!この黒髪は偽物だし、麻薬捜査官が素直にSEXドールには成らないだろう?」
「それでは一応、不妊手術、クリトリスも包茎ならその手術も、Gスポット肥大施術ですね!」
「この子少し胸が小さい様ですね!」ブラウスを脱がせてブラジャーを外しながら安住師長が言った。
「本当だな!詰め物が多いブラか?」
「感度は良さそうじゃないか?」山脇幹事長が白衣に着替えて横から、外された小ぶりの乳房を触った。
「豊胸をした方が喜ばれますよ!感度はそのままですから、良いと思いますね!」安住師長が助言をした。
スラックスを脱がせると、白のパンティ一枚にされる里奈。
「スタイルは良いわね!乳房がもう少し大きければ完璧な身体だわ!」
パンティ一枚で台の上に乗せられると、両腕を肘の部分をベルトで固定して両手は前方のパイプを握らせる。
両足は少し広げて、膝を折って脹脛をベルトで固定すると里奈は完全に四つん這い状態で動けない様に成った。
「院長!注射をお願いします!」
宮崎院長が里奈の二の腕を消毒して、直ぐに注射針で突き刺し薬を注入した。
「これで感じる様に成る!嫌でも濡れる身体に成る」自信を持った様に言うとその場を退く。
山脇幹事長が台の横に行くと下腹部をのぞき込んで「パンツからはみ出しているぞ!尻の処が、、、、、」嬉しそうに言って腰の辺りを右手で撫ぜた。
「段取り通り始めるか?麻薬捜査官の泣き喚く姿が楽しみだ」
酒田看護師が里奈のマスクを項垂れて、髪に隠れた口から外した。
「気に成っているのですが、先生はあの子をどの様になさるのですか?」急に尋ねる安住師長。
「来月二週間程国会が休みに成るので、その時徹底的にSM調教をしてやろうと考えている」
「あの子も坊主にするのですか?」
「勿論だ!ハードな調教をして清楚な娘を淫乱マゾ女に仕上げるのだ!私好みの調教だ!また手伝って貰うかも知れんが、器具は美容室の地下が揃っているからあそこの面白いだろう?」
里奈の気が付くまで夢を語る山脇幹事長。
しばらくして、項垂れていた顔が微妙に動き始めて里奈が目覚め始めた。
「何?離して?」動かない身体を大きく動かそうとするが、ベルトが巻き付けられて動かせない。
「お目覚めね!自分の姿を良く見る事ね!」安住師長が微笑みながら言った。
周りを見渡して血の気が引く里奈、目の前にハサミ、剃刀等が見えていた。
「綾子の様にしてあげるわ、先生がご要望なのでね!」
「いやーーこんな事をして無事で済むと思っているの?」
「思っているよ!私が付いているからね!」山脇幹事長が尻を触りながら言った。
「止めなさい!悪徳政治家!変態爺!」
「これから麻薬の良さを充分身体に叩き込んでやる!」
そこに看護師が低電流の装置と器具を運んで来た。
「あれが綾子を従順にした低電流装置なのよ!貴女も味合うと良いわ!」
「馬鹿な事を言わないで、綾子さんの様には成らないわ!」
「それじゃ、始めるわよ!耐えられるか楽しみだわ」
台の上に踏み台を使って上がる山脇幹事長。
「先生がこれを注入して下さるわ!」
肛門用のシリングを持って里奈に見せる安住師長。
「何、なんなの?」目でシリングを追う里奈。
「可愛いパンティを履いていたら、注入出来ないだろう?」
「やめろーーー」と振り返りながら訴える様に言う里奈。
後ろから覆い被さる様にして、右手で里奈の乳房を揉むと「やめろーーー変態!」怒るが「少し小さいが手の平サイズで良い感じだ!大きくして欲しいだろう?」
「ばかやろうーー必要無い!触るな!」暴言を吐く。
「お前の様な国会議員がいるから、日本にどんどん麻薬がはびこるのよ!」
「中々鋭いですね!麻薬捜査官さん!でももう直ぐ身体がその麻薬を欲しがる様に成るのだよ!女は所詮性獣なのだと自覚する!」
そう言いながら両手でパンティを一気に下に捲り、白い里奈の臀裂まで剥き出しにした。
「やめてーー」
「お嬢さん!いやらしいお毛毛がお尻からはみ出していますよ!」
「見るな!助平爺!」
右手でシリングを受け取る山脇幹事長。
看護師の酒田が踏み台に乗って、里奈の臀裂を両手で広げる。
里奈の肛門が剝き出されて、山脇幹事長の目に飛込む。
「やめてーーーーたすけてーーーー」大きな声を発する里奈。
大きな声で騒ぐと一層興奮するのか、嬉しそうな山脇幹事長だが、自分の股間が既に気に成るのか、時々触る。
左手の指で里奈の肛門をマッサージする様に触ると、ひくひくと肛門が喋っている様に動く。
「やめてーーーー」
そこにシリングの先が容赦なく突き刺さる。
「うぅ、や、め、てー」大きく頭を振る里奈の肛門から媚薬が注入される。
膣用は膣の近辺が燃える様に暑く成り、敏感に成る成分だが肛門用は身体全体に媚薬が急速に廻ってしまうのだ。
注入は直ぐに終ってシリングを引き抜く。
「浣腸をしたのか?」我に返って尋ねる里奈。
「お前は綾子と同じで、ここも使えそうだな!」
「何を変な事を言わないでーー」
「まあ、直ぐに身体が暑く成ってきて、欲しく成るぞ!」
ハサミで下げ降ろしたパンティを切り取る酒田看護師。
里奈は身体の火照りを感じ始めていたが、素振りにも見せまいと我慢をしていた。
里奈の調教②
61-063
「この低電流装置は貴女の脳に刺激を与えて、SEXの感覚を養う物なのよ!簡単に言えばSEXが好きに成るのよ!」
薬の効果が始まるまでの時間稼ぎをしている安住師長。
「馬鹿な!」
「でもこの装置を着けるには、その長い髪は邪魔なの!綾子もつるつるに剃ってこの装置であの様な素直な子に成ったのよ!貴女も今からその長い髪をつるつるにしてあげるわ!」
「そんな!絶対にいやーーーーー」
「嫌と言われても、そこの先生はその作業が大好きな変態なのよ!」
「色呆け!議員野郎!」
「私はここも好きなのだよ!」里奈の股間に手を持って行くと陰毛を一本摘まんで引っ張り抜いた。
「いたいー」
「捜査官さんは美人で毛深いのが共通だな!」そう言って抜いた陰毛を一吹きで飛ばした。
「でも喜びなさい!先生は陰毛の濃い女性が好きなのですよ!後で綺麗にして下さるわ!」
「必要無いわ!」と言っているが、身体は火照って変な気分に変わっている里奈。
「そろそろ、ご馳走が食べ頃だろう?見てやろう!」
里奈のお尻の方から左手を伸ばして、性器を指で弄る山脇幹事長。
「やめてー、触らないで!」精一杯首を動かして後ろを見ながら言う里奈。
指が大陰唇を左右に開くと右手も一緒に股間に、中指で小陰唇を擦る様に動かす。
「やめろーーーへんたいーー」
「少し濡れているぞ!」
「濡れていないわーーー感じない!」
「そうか?これは小便か?」
「先生これをお使いに成れば、もう少しはっきり判りますわ」
小振りのバイブを渡す安住師長。
「師長!おっぱいにも刺激が必要らしいぞ!」
「そうなの?」
「ひ、ひつような、ない、、、うぅ」山脇幹事長がバイブを挿入する為に、小陰唇を刺激した。
安住師長が下から手を廻して、里奈の乳房を両手で鷲掴みにして揉み始めた。
「や、やめろーーーあぅ、うぅ」バイブが挿入されて、スイッチが入れられて膣内で動き始める。
「どうだ?気持ち良いだろう?彼氏では味わえない気分にしてやるぞ!こんな細いバイブより、私の大きな物を咥えさせてやるからな!たっぷりと濡れなければ痛いからな!」
「うぅ、うぅうぅーーや、め、てーー」
「もう彼氏とエッチする事も出来ないだろうな?」
「先生!潤いましたか?」
「少しスムーズに成って来たぞ!師長!準備を始めて貰えるか?」
安住師長が看護師の酒田と交代して、自分はハサミで里奈の髪を切ってバリカンで坊主にする様だ。
山脇幹事長が髪を切らないのは珍しいのだが、嫌がる女が髪を切られて坊主にされる姿にも興奮するのだ。
「顔が隠れて見えないじゃないの?」顔に垂れ下がった長い髪を少し持って、ハサミを入れるといきなり「ジョキ、ジョキ」と切り裂いた。
美容室で使うハサミだから切れ味は良い。
「な、なにをーーあぅ、うぅーーー」切られた事に気づいて怒ると、山脇幹事長がバイブの動きを強くした。
「諦めなさいよ!坊主に成って逝き地獄に送ってあげるわ!」
「五月蠅い!悪党!」そう言った時、再び髪を少し引っ張って「ジョキ、ジョキ」と切って里奈の目の前に放り投げた。
「そろそろ潤ってきた様だ!師長!段取り通り頼むぞ!」
「はい!先生頑張って下さい!」
山脇幹事長は右手でバイブを持ち、左手で自分の大きく成ったペニスを白衣の隙間から出した。
「今からこれを咥えさせてやるからな!お前の彼氏の物とは比べものにならんぞ!」
「お前達!やめろーーー」再び長い髪を掴んで「ジョキ、ジョキ」と切られて怒る里奈。
「あぅ、うぅ、、こ、わ、れ、、、るうーーーーーーー」
バイブを抜き取ると床に棄てて、自分の大きなペニスを無理矢理膣に挿入を始める山脇幹事長。
踏み台に上がって安住師長が、里奈の長い髪を上に引っ張って、山脇幹事長に見える様に「ジョキ、ジョキ」と切り裂く。
「おお―いい感じだ!」何に対して言っているのか判らないが、ペニスは未だ完璧には挿入されていない様だ。
「ああーや、め、てーー」大きく顔を上に上げたり、振ったりしている里奈。
本当に彼氏のペニスと比較できない大きな鬼頭が、膣にぐいぐいと入って来て壊れてしまう様な気分と腰が浮く様な不思議な感覚に成り、薬の効果で一気に気持ちが持って行かれる里奈。
「やめてー、ゆるしてー」言葉が変わるが、安住師長は再び長い髪を持つと「ジョキ、ジョキ」と切り少し短い髪に成った部分が判る程度だ。
「うぅ、ああーああー」奧にペニスが一気に押し込まれて、我慢していた声が出てしまう。
「子宮まで届いた様だな」
山脇幹事長が両手で里奈の腰を持って、体勢を整えて腰に力を入れて一気に押し込んだ。
「ああーああー」大きな声と同時に顔を大きく上に上げる里奈。
その髪を持って「ジョキ、ジョキ」と山脇幹事長に見える様に大胆な量を切り裂く。
「おお、良い感じだ!興奮するぞ!一気にやれ!」
腰を小刻みに動かし始めると「ああーああーああー」リズムを刻む様に声が出る里奈。
「やめてーきら、ああーああー、ないでーーーゆるしてーー」
安住師長が髪を持って「ジョキ、ジョキ」と切ると、横から上山看護師もハサミを持って切り始める。
腰の動きと同じ程早く、次々と髪は短く切り取られて、床に散乱している。
「どうだ!気持ちが良いだろう!」
「ああー、ああーやめてーーゆるしてーーたすけてーーーー」
既に髪は根元近く迄ハサミが入り部分的には短い髪に成っている。
その時、森田看護師が電気バリカンを安住師長に手渡した。
里奈の調教③
61-064
山脇幹事長は腰をリズミカルに動かし「この体位は楽だから、長く持つぞ!捜査官の腰が抜けるまで突いてやるからな!」
「や、め、ああーああーああー」理性が遠のいて気持ちが良く成ってしまう里奈。
本当に腰が抜けるかも知れない程の刺激が子宮を突く。
既に髪は殆ど長い部分が消えて、電気バリカンを手に持つ安住師長が左手で里奈の額を掻上げる。
急に「やめてーー」我に返る里奈だったが、バリカンのスイッチが入って「ガーガーガー」額に刃先が入る。
動かそうとする頭を安住師長の左手と、上山看護師が頭を両手で押さえる。
山脇幹事長は腰の動きを早くして、里奈の気を散らす。
「ああーああーああーや、め、てーー」の声は手術室に響いて、額の中央から頭頂部に向って青白い筋が出来て左右に髪が落ちた。
「もう諦めて、身体を任せろ!ほら、ほら」そう言いながら腰の動きを早くする山脇幹事長。
「ああーああーだめー、い、、ああー、い、、」
「逝きそうなのか?」と尋ねると「いゃーーやめてーーー」とバリカンの動きが気に成り口走る。
バリカンは次々と髪を「ガーガーガー」と刈り取って床が髪の毛で一杯に成っている。
その様子に興奮する山脇幹事長は益々腰に力が入って動かす速度が速くなり、既に里奈は我を忘れて「ああーああーだめーーいくーーいっちゃうーーー」と声が連続して出る。
「ああーああーだめー、い、、ああー、い、、」の声を残して項垂れる。
バリカンが丁度少年の様に刈り終るのと同時だった。
「俺はまだ終ってない!起こせ!」山脇幹事長は怒る様に言う。
安住師長がバリカンを横に置いて、頭に消臭スプレーを吹きかけると「うぅ」目覚める里奈。
腰を勢いよく動かして、山脇幹事長は手を伸ばして少年の様な頭に手を伸ばす。
でも胸に手を持って行くと、Bカップの乳房を揉み始める。
「ああーああーいく、、いっちゃうーー」
「そうか、気持ちが良く成った様だな!さあ、一気にいけーー」
「ああーーーーーーーだめーーーーーーー」の声と同時に今度は山脇幹事長も背中に倒れ込んだ。
それは疲れで倒れ込んだ様で、射精までは無理だった様だ。
薬の効果で中々射精出来ないので勃起薬を使わずにSEXをしたいが、それも持続力に自信が薄れるので難しい。
一美の時は射精まで進んだので、今日は自分の好みの坊主にさせたが不発だった。
気絶した里奈の顔に再び新しいクロロホルムのマスクが着けられて、手術台のベルトが外される。
いつ暴れ始めるか判らないので、必ず眠らせる様にして油断する事が無い。
「頭を剃り上げて!」
車椅子に座らせると三人の看護師が直ぐに里奈の頭を剃り上げる。
その様子を横目に見ながら「師長!出せなかったのでもう一度手術の前にしてやろう!」
「お元気ですね!手術をすれば当分出来ませんからね!」
「俺は今日だけで良いぞ!後は綾子の様に調教して従順にしてくれ!」
「はい、判りました!お尻も使える様に鍛えます!」
「綾子は既に売れたのか?」
「はい、最初は大迫選手ですよ!」
「あの男、もしかして後ろでするのを希望か?」
「その様ですね!綾子の調教の時、SEXを断りましたからね!」
山脇幹事長は一度汗を流して来ると言って手術室を出た。
しばらくして項垂れる里奈の頭は綺麗に剃り上げられて、つるつるの綺麗な尼層の様に成って手術台に乗せられた。
「院長!この子の手術は不妊手術、クリトリス包茎手術、豊胸手術、Gスポット肥大施術の予定です」
「ヒアルロン酸注入だな!」
「はい、Gスポットと乳房に注入すれば大きくて自然な乳房に成ると思います」
「そうだな!傷も無いので直ぐに調教に入れるだろう?」
「100CC程度が良いと思いますね」
「大きすぎないか?」
「大丈夫でしょう!これからSEXドールに成りますから、少し大きくして置いた方が喜ばれます」
「判った!準備してくれ!」
多目的手術台が今日は婦人科仕様に設置されて、里奈を運び込み手術台に載せる看護師達。
「低電流装置も付けて下さい!一気に落してしまうには良いでしょう、この子は綾子より気が強いので必要だわ!」
「先生がもう一度SEXをされるのでしょう?」
「先生は剃毛がしたいのよ!でも出したい気分が有る様だから手術の前に剃毛、SEX、低電流責めと連続で逝かせてしまいましょう」
「それだけされると、逝き地獄に成るでしょうね」
「そうですよ!見ている私も腰が変に成りそうです」
手術台に寝かせると頭にヘッドメットを装着して、乳房にも同じ様に電磁パットを被せる。
二人の看護師が同時に両足を持ち上げてベルトで固定した。
「膣に媚薬を注入して!」
上山看護師がシリングを持って、股間に入って左手で陰毛を掻き分ける。
少し愛液が付いて固まった様に成っている陰毛、結構濃くて山脇幹事長が言った様にIラインからOラインに短い陰毛が多く生えている。
意外と生えている部分が恥丘の上のみで、下腹部は無毛状態だ。
「この子手入れして無いのは、正面から見える部分は比較的少なく見えるのよね、でも正面から見えるよりも多いわ!」
上山看護師がシリングの先を膣口に挿入すると一気に注入を始めた。
「お嬢ちゃん!地獄行きの始まりね!」そう言って下腹部を軽く叩いた。
「先生が戻られたら、直ぐに剃毛が始まるので、準備して下さい」
話をすると同時に山脇幹事長が半袖のバスローブを着て戻って来た。
「準備が出来た様だな!猿轡の準備も必要かも知れないぞ!」
「先生アイマスクも面白いかも知れませんね!」
「集中するか!」嬉しそうに言う山脇幹事長。
里奈の調教④
61-065
クロロホルムのマスクを外すと同時に革のアイマスクを装着される里奈。
「気が付いたら、少し手術台を上げて先生が剃り易くしてあげましょう」
シェービングクリームを泡立てて準備に入る看護師。
「うぅ、うぅ」と里奈が意識を取り戻して自分がどの様にされているのか?手と足を動かそうとした。
「お目覚めね!捜査官さん!」
「な、何をしているの?」
「大丈夫よ!これから先生が貴女のマン毛を綺麗にして下さるのよ!」
「ひつようないわ!はやく離してよ!」
「すっぽんぽんで恥ずかしい処を放り出して、何を言っているの?手術台を動かして!」
手術台が上昇を始めて、徐々に両足が広がり始める。
婦人科の経験が無いので、この様な姿にされる事は始めてだった。
「や、めてーーお願いーー」何も見えずに足が大きく開かれて止ると、今度は腰が少し上がって里奈の肛門が無影灯に照らされる様に成った。
「ほら、こんなに生えているわ、先生が舐め難いっておっしゃっているわ!」
「もう、ゆるして下さい!」
「何を言っているの?未だ始まった処よ!ここが暑く成っているでしょう?」
そう言うと陰部に息を吹きかける安住師長。
「きゃーー」思わず声を発する里奈。
「先生!充分潤った様ですから、始めて下さい!」
「な、何をするの?」
「何回も言わせないでよ!ここを綺麗に剃って貰って、クリトリスの皮を剝いてあげるのよ!もっと感じる様にね!」
「いゃーーやめてーーー」恐怖に成っているのだが、顔が殆ど隠れて見えない。
「素直に成れる様に、注射を一本打って低電流を流してあげましょう」
「いゃーーーたすけてーー」
その声も終らない間に腕に消毒綿の冷たい感触、そして突き刺さる注射針。
「うぅ」
刷毛にシェービングクリームを浸けて、いきなり感度の上がっているIラインに上から肛門に向ってクリームが塗られた。
「ひぃーーー」初めての感覚に驚きながら感じてしまう里奈。
「半分ずつ剃ってやろう」剃刀を持った山脇幹事長は股間に入って、いきなり里奈のクリトリスを押さえる様に指で広げる。
「あぅ、うぅ、、やめ、、てーー」
「ジョリ、ジョリ」剃刀は恥丘から大陰唇の左側を移動しながら「ジョリ、ジョリ」と音を立てて進む。
見えない里奈にスピーカーから聞こえる音は異常な興奮を感じてしまう。
一度も剃られた事は無かったが、今電気が走る様に感じているが必死で我慢をしている。
「うぅ」口を真一文字に閉じて耐える里奈の姿を、面白そうに見ている山脇幹事長。
「もうそろそろ、電源を入れて頂戴!弱くね!」
低電流装置のスイッチが入れられて、乳首と乳輪がぴくぴくと動くと「うぅ、うぅ」と里奈が小さく口走る。
「必死で我慢しているのね!次は脳に刺激が行くわよ!」
「あぅ、うぅ」それでも頑張る里奈。
頭の部分が落ち込む様に手術台が動き始める。
この後完全に仰け反り、頭がすっぽりと沈む事を想定している。
右側の大陰唇に刷毛でクリームを塗りながら、肛門付近で大きく刷毛を丸めて刺激すると「ああーーーーーーーだめーーーーーーー」今まで我慢していたのが一気に崩れて感じてしまう。
その後は山脇幹事長の剃刀と左手の指の動きに「あっ、あっ、だ、だめーあぅ、うぅ」もう声が止らない。
「ジョリ、ジョリ」の音にまで反応して、両手に力が入り声を出す。
既に麻薬捜査官の里奈は存在していない。
「ジョリ、ジョリ」と綺麗に剃り上げられて、臀裂を広げる為に横から二人の看護師が持つ。
広げられた肛門近辺に刷毛で山脇幹事長がクリームを塗る。
その塗り方は肛門を刺激する事に重点を置いているので、感じる里奈は声が止らない。
「ああーーああーそ、そんなとこ、、、、や、め、、てー」と口走りながら仰け反り、予定通り頭が落ちてしまった。
「電流を強くして!」
「ああーああーーだ、だめーー」
剃刀が肛門付近の細い毛を剃り始めて、山脇幹事長が肛門をマッサージする様に刺激すると完全に感じてつま先が伸びきる里奈。
しばらくして、綺麗な陰部に成るとタオルで拭き取る山脇幹事長。
拭き終わると、バスローブを脱ぎ捨てるのを見て手術台が一層上昇した。
普通は山脇幹事長が挿入する高さにするのだが、安住師長は山脇幹事長が綺麗にした部分を舐めると感じたのだ。
「おお、気が利くな」
そう言うと両手で大陰口を左右から引っ張り、大きく広げて膣口を剝き出す。
顔を近づけると「ペチャ、ペチャ」音を立てて舐め始める。
「ああーーああーーだめーーいっちゃうーーーたすけてーーー」
意味不明の言葉を連発しながら、身体を硬直させて感じてしまう里奈。
「ペチャ、ペチャ」やがて山脇幹事長の舌は肛門の方まで移動して舐める。
また元の方に舌が這うと、尿道、クリトリス膣口と舌が舐め回す老練の技。
初めての経験に完全に逝き始めて、痙攣を起こしながら何度と無く逝く里奈。
低電流の効果で脳は完全にSEXに支配されて、麻薬が入った身体は既にSEX人形に近い。
しばらく舐め続けられて、完全に人形と化した里奈。
手術台が下に動かされて山脇幹事長が挿入し易い高さに成った。
「さあ、天国に送ってやる!」
大きく成っているペニスを持って、躊躇無く里奈の膣口に挿入を始める。
「あぅ、うぅ、いいーーいいわーー」既に痛がる様子も無く簡単に受け入れるペニス。
身体が覚えているので、吸込む様に膣に挿入されて行った。
「おお、いいぞ!」
腰に力を入れて一気に押し込むと「ああーーいい、、いいわーー」
見えないから、完全に自分の世界に入り込んでいる里奈は、先程とは全く異なる感じ方に成っていた。
里奈の調教⑤
61-066
「おお!良い感じだ!」腰に力を入れて押し込まれた大きなペニス。
山脇幹事長は先程とは異なる反応に喜ぶ。
従順に成ってペニスの動きに「ああーああーああー」リズムよく声が出る里奈。
既に何も考えていない雌に変わっている様だ。
「ああーああーいいわーいいーー」
「そうか、そうか、もっと突いてやろう!」腰に力を入れて押し込みながら、小さなローターを無毛の陰部の隙間にゆっくりと落すと、自分の腹と里奈の腹の間に入れながらスイッチを入れた。
丁度クリトリスにローターがあたると、一層感じて「いくーーーいっちゃうーー」の言葉と同時に膣が締まり始めたのか「いいぞ!いいぞ!」喜ぶ山脇幹事長は腰の動きを早くして「ああーああーーいくーーーいくわーーーーああー」仰け反る里奈はそのまま逝ってしまう。
少し遅れて山脇幹事長も久々の射精をして疲れた様子で「今度は良かったぞ!」中出しに満足した様子で、しばらくして里奈の股間から離れた。
「洗浄!その後手術に入るわね!」
放心状態の里奈の口と鼻に麻酔ガスのマスクが押し当てられて、一気に意識を失い全身麻酔をした。
アイマスクを外し、顔を見ながら安住師長は聴診器で様子を見ながら、低電流装置も取り外す様に指示した。
既に洗浄が始まって、里奈の膣に残った山脇幹事長の精液を洗い流した。
その後大きなクスコを入れられて、大きく膣を広げられて出産経験の無い女性には麻酔が無ければ耐えられない痛さだろう。
無惨な卵管切除の不妊手術が行われて、里奈はSEXドールへの道に追いやられた。
続けてクリトリスの皮を切除されて、ピンクの小さな豆を剝きだした。
ヒアルロン酸100CCの注射器二本と、小さくて長い注射器にもヒアルロン酸が入れられて、Gスポットに注入される。
乳房に長い注射針が突き刺さり注入された。
「少し多かったかしら?」乳房の膨らみを見て安住師長が言った。
一連の手術が終る頃、山脇幹事長は東京までのタクシーで居眠りの最中だった。
安西里奈は完璧に罠に填まって、捕らえられて既に手術までされてしまった。
兵庫県警と麻薬捜査官の必死の捜索にも、里奈の行方は掴めず徹夜に成った。
「安西捜査官から、県警に連絡が無かったのですか?」
「留守を任せていた刑事にも何も連絡が入っていない様です!」畠課長は執拗に安藤捜査一課長に尋ねたが、誰も聞いてはいないと答えた。
翌日岡山県警、広島県警、兵庫県警が合同で銀波会の関係先に強硬捜査を実施して行方を追った。
だが下りの高速の監視カメラには里奈の車は発見されていない。
その日の夕方伊川谷のインター近くの雑木林で、里奈の車が発見されたので、捜査本部は篠田綾子と同じ様に消えたと断定した。
報道では銀波会と名西組の組織的な麻薬密売と、ラクトサナトリウムの悪事が大きく報道されていた。
潜入麻薬捜査官が行方不明に成っているとは、何処のも報道はされない。
闇の人間なので、あくまで存在を知られては成らないからだ。
畠課長は秘密裏に捜索をして、発見すれば今回の犯罪を解決出来ると、兵庫県警と本格的に捜査本部を立ち上げ合同捜査に成った。
綿貫葉子殺人と死体遺棄事件は麻薬捜査官の行方不明を引き起こして、四名の女性が死亡か?の不安が付きまとう事件に成った。
夕方亮介がやって来て、事件の概要を話すと「課長!例のスパイは関係していませんか?」と尋ねた。
「もし、警察内部のスパイが麻薬捜査官からの連絡を握りつぶしていたら?」そう言って考え込む安藤捜査一課長。
「何人の刑事が残っていたのですか?」
「五人程度だ!麻薬捜査官が電話して来るなら、捜査本部の直通電話だ!事前にその様に取り決めをしていたからな!」
「NTTに通話記録を調べて貰ったらどうですか?」
「秘密に調べて貰うか?当日の着信は少ないだろう?」
翌日畠課長に問い合わせた携帯番号が、捜査本部に着信に成っている事が判明した。
安藤捜査一課長は、残った刑事の中で一番怪しいと直感したのは板垣刑事だった。
比較的自分と近い場所に常に居る事が多いので、長谷川一美の事も知っていると思う。
亮介に教えると直ぐに本人に確かめるから、敢えて判らないと言う事にして残された五人の刑事、特に板垣刑事を注視する事にした。
だが、その日から板垣刑事を見ているが、何も変わった事は無い。
里奈は監禁病棟でも、厳重な警戒の有る部屋に閉じ込められていた。
綾子の場合は連続してSEX地獄に送り込んだが、里奈の場合はクリトリスの手術が安定するまで調教が出来ない。
「あのまま、放って置くと戻ってしまいますから、院長アナルの開発に低電流装置を使って行うのは如何でしょう?」
安住師長が提案した。
「明日から、それを実行しよう!」
その間も毎日の様に綾子の調教は続けられて、来週いよいよ大迫の処に行かせる予定に成っていた。
従順には成っているが、まだ油断は出来ないので貞操帯を着けて管理する予定に成っている。
室内では足に足枷をして、動きを束縛する事に成っている。
その貞操帯を着けて行動するテストを今日から行っていた。
「これを着けて自由に動けば、このリモート装置で電流が流れて立ち上がれなく成るのよ!」
「ああーーーーーーーだめーーーーーーーと、め、て」その場にしゃがみ込む綾子。
「腰が抜ける程の刺激が伝わったでしょう?これは一番弱いのよ!逃げだそうとしたら衝撃は数倍よ!」そう言われて頷く従順な綾子。
脱出
61-067
手術が終って三日後、アナルの調教を始める事に成って食事に睡眠薬を混入させて連れだそうとした。
監視カメラを見ていなかった上山看護師は、眠ったと思って酒田看護師と二人で病室に向った。
「薬が効いてよく眠っているわ」
車椅子に乗せて運びだそうとして、病室を出た時里奈が急に目を覚まして、二人を突き飛ばして逃走をした。
「あっ、薬が効いて無かった!」腰を摩りながら上山看護師は床から立ち上がった。
酒田看護師も車椅子と一緒に突き飛ばされて、壁に激突して倒れていた。
「里奈が逃走しました!」携帯で連絡をする上山看護師。
ようやく起き上がって「あの子、捕まえたら仕置きが必要だわ!」怒る酒田看護師。
通路の突き当たりのエレベーターに飛込む様に入った里奈。
「えっ、行き先のボタンが無い!」スイッチの開閉以外のボタンは鍵が無ければ動かす事が出来ない。
頭はつるつるで、半袖の検査着に短いスカート、中はおむつのみで駆け込んだが何処にも移動出来ない。
里奈はエレベーターを諦めて、非常階段を探す事にして反対側の通路に出る。
入院病室が並ぶ通路を走る里奈の目に飛込んだ部屋の灯り。
腕力には自信が有るので、捕まえて脱出の方法を尋ねるか人質にしてエレベーターを動かすか?思案をしながら部屋の中に入った。
それは今から自分が連れて行かれる予定の調教部屋?手術室だった。
診察室の向こうに人の声が聞こえる。
聞き覚えの有る安住師長の声だ。
院長の宮崎、看護師の森田の三名が、里奈が連れて来られるのを待ち構えていたのだ。
里奈は通路で叫ぶ二人の看護師の声に、慌てて診察室のロッカーの横に身を隠した。
「師長!大変です!あの子が逃げました!」上山看護師が息を切らせて飛込んで来た。
「何をしていたの?」
「睡眠薬を飲んでいなかった様です!」
「この階からは逃げ出せないわ!階段の鍵もエレベーターの鍵も閉まって居るから、何処かに隠れているわ!手分けして捜しなさい!」
「はい」
「綾子の部屋は鍵がして有るけれど、他の部屋二つの部屋には鍵がされてないから、気を付けるのよ!相手は捜査官だからね!」
「これが必要だろう」院長がスタンガンを引き出しから取り出して見せる。
「クロロホルムの準備も忘れずにね!傷を付けたら売り物に成らないので、気を付けて頂戴!」
院長がスタンガンを手渡そうとした時、ロッカーの後ろから飛び出して足でスタンガンを蹴り落して拾う里奈。
院長の身体を直ぐに盾にして「エレベーターの鍵を出しなさい!院長の身体が傷付くわよ!」
「こんな処に隠れていたの?逃げる事は出来ないわ!」
尼さんの様な綺麗な坊主頭で院長を盾に移動しながら「早く鍵を出さないと、院長を殺すわよ!」
そう言いながら手術室に入って行く里奈と院長。
「やめなさい!逃げる事は不可能だ!」
紐を見つけて「おい!看護師!師長の手首を巻いて動かない様にしなさい!」そう言いながら横に置いて在るメスを握り締めて、スタンガンを置いた。
「そこの看護師!このスタンガンで横の看護師を気絶させろ!」
森田看護師に指示をするが誰も動かない。
「わぁーーーいたいーー」メスが院長の白衣を切り裂いて、少し血が出た様だ。
「本気よ!今度は頸動脈を切るわ!」
「判ったわ!」両手を前に出して結ぶ様に酒田看護師に指示をした。
「鍵は何処?」
「私の白衣のポケットにエレベーターの鍵が入っているわ」
両手を紐で縛ると「白衣のポケットから鍵を取って渡しなさい」里奈に命じられた通りに白衣のポケットを捜して鍵を取り出す。
エレベーターの鍵は師長が持っていない事を知っているが、ポケットの中には異なる鍵が入っていた。
「おい!早くスタンガンで気絶させるのよ!」
急かされて上山看護師が森田看護師にスタンガンで気絶させられた。
「もう一人も気絶させるのよ!」
「誰も居なく成ったら、ここからどの様に出るの?」安住師長が言う。
森田看護師からスタンガンを受け取ると、院長を気絶させる里奈。
「わぁー」倒れ込む院長。
「どちらが同行する?師長?それとも貴女?その前にお前達に恩返しをしなくては駄目よね!」
再びメスを持つと安住師長に近づく里奈。
白いキャップを左手で奪い取る様に掴むと放り投げる。
「何をするの!」安住師長が言う間も無く、髪を掴むとメスで切り裂く。
後ろに纏めていた髪が切られて束に成って床に転がり、不細工なおかっぱ頭に成った。
「時間が有れば坊主にしてやるのに、残念だわ!」
床に倒れ込んで睨み付ける安住師長。
「おい、お前!足も縛れ!」
倒れた安住師長の足を縛る様に指示をした里奈。
「今度捕まえたら、泣きを見るよ!」安住師長は足を縛られながら言った。
「今度は牢屋の中よ!綾子は何処?一緒に連れて逃げるわ!案内しなさい!」
二人の看護師を先頭に、手術室から診察室を抜けて綾子の病室に案内させる里奈。
「ここよ!」
「開けて!」
「鍵は診察室の机の中です!」
里奈は森田看護師に取って来る様に指示をして戻る。
引き出しから数本の鍵の付いた束を取り出すと、再び二人を先に歩かせる。
綾子の病室の鍵を開くと一緒に二人と入るが、酒田看護師は入ると直ぐにスタンガンで気絶させてしまった。
「綾子!さあ逃げましょう?」同じ検査着姿で少年の様な頭の綾子は、直ぐには反応が無かった。
閉じ込める
61-068
「例の低電流責めで変に成ったのね!早く逃げましょう」
綾子の腕を引っ張って、ベッドから立ち上がらせる里奈。
「何処に?」ぽつりと喋る綾子。
貞操帯に検査着姿だが、里奈には自分と同じ様に見えていた。
「早く逃げて、警察に連絡しましょう!」
引っ張る様に部屋を出る三人。
エレベーターに向うが、森田看護師はエレベーターの鍵が違う事を知っている。
「綾子歩き難そうね!大丈夫?」
「、、、、、」何も言わずに里奈に引っ張られる様にエレベーターに向った。
「何!この鍵合わない!騙された!」
苛々しながら綾子を残して森田看護師を連れて手術室に戻る里奈。
安住師長に「騙したわね!」鍵を床にぶつける様に投げ捨てる。
「綾子はどうしたの?逃がしたの?」
「当然でしょう?それより鍵は何処なの?今度騙せば命が無いわよ!」
「隣の手術室の壁にぶら下がっているわ」
そう言われて森田看護師を残して手術室に入る里奈。
「何処の壁なの?」
「奧の右側の隅に在るでしょう?」
一番奥まで入った時、手術室の扉が閉まり始めて慌てて戻ろうとしたが、閉じ込められてしまった里奈。
「おい!何をする!開けろ!」大声で叫ぶ里奈。
森田看護師が安住師長の目で合図を送り閉じ込めたのだ。
続けて電源を切ってしまうと完全に密室状態で、暗く成った手術室。
森田看護師は直ぐに安住師長の手足の紐を解く。
「とんでもない油断をしたわね!綾子を連れて来てあの子を捕らえさせましょう!」
「大丈夫でしょうか?」
「貞操帯を着けているでしょう?逆らえないわ」
「はい」
「それより、鬘が必要だわ!とんでもない女ね!仕返しは恐いわよ!」
独り言を言いながら、落ちた自分の髪の束を悔しそうにゴミ箱に棄てた。
急に思い立った様に気絶している上山看護師の髪も同じ様にハサミで切って無惨な姿にした。
綾子を迎えに自らが向って、森田看護師の姿を見ると綾子の病室に隠れる安住師長。
そこに倒れている酒田看護師はポニーテールの髪型をしている。
その髪をハサミで切り裂いて、無造作に床に散乱させた。
自分だけが切られたと云う惨めさの払拭と、看護師達にも憎悪を持たせるのが目的だった。
診察室に戻ると綾子を連れて森田看護師が戻って来て「綾子!お前の仲間の里奈が我々に逆らってこの様な頭にされた!この手術室に閉じ込めた!捕まえて貰えないか?」
「、、、、、、、、里奈!逃げる!」意味不明の言葉。
「頭がぼんやりとしているだろう?そろそろ薬が必要な時間なのよ!」
「薬!早く下さい!」
「里奈を捕まえたら直ぐに与えるよ!」
「綾子!しっかりしなさい!麻薬に侵されているのよ!」手術室の中から里奈が叫ぶ様に言う。
「相手はスタンガンを持っているから、気を付けるのよ!」
「師長!麻酔用のガスを噴射するのは如何でしょう?」
「扉の隙間から噴射するの?」
「はい、密室ですから効果は有ると思いますが?」
「広すぎない?」
「相手は暗闇ですから、何も見えないので動けないでしょう?」
しばらくしてボンベを運んで来る森田看護師。
「丁度新品が届いて良かったですね!」
「これ一本では足りないわ、下の一般病棟から二本程運ばせなさい!」
内線で連絡して準備させると、森田看護師に取りに向わせる。
本当は自分が行きたいのだが、頭を見るととても行けないと思った。
一般の看護師にはこの病棟にはVIPの患者が秘密で入院していると思っているので、立ち入る事は皆無だ。
「綾子!しばらくしたら、この部屋に飛込んで里奈を取り押さえるのよ!判った?」
「、、、、、薬!」そう言って軽く頷く綾子。
「逆らうと貞操帯に電流が流れるよ!」
「は、はい!」急に怯える様に成る綾子。
化粧もしていないので、本当に少年の様に見える。
しばらくして台車に載せてボンベを二本運んで来た森田看護師。
ボンベにホースを繋いで、手術室の扉の前に運ぶと扉のゴム仕様の隙間に細いホースを差し込む。
「何を企んでいるの?」中から何かをしていると察知して言うが、答えない安住師長。
細い三本のビニールホースが差し込まれて、明かりが漏れて里奈が近づいた時、ガスの噴射が始まった。
「な、何!」慌てて部屋の奥に手探りで逃げる里奈。
一瞬ガスを吸ったので、ふらふらして部屋の奥まで辿り着いた。
麻酔に使うガスを噴射したと思うが、逃げる場所は無い。
部屋が結構広いので簡単にガスは充満する事は無いと、双方が思っていた。
三人は手術室から後ろに下がって、ガスを吸込まない様にしている。
しばらくしてガスは全て噴射されて、物音も聞こえない様に成った。
「師長もうガスは全て噴射されたと思いますよ!」
「私達も入れないでしょう?」
「大丈夫よ!しばらくして扉を開けばガスは拡散して消えるわ!」
時計を見ながら待ち続ける。
「もう良いかな?院長眠ったままね!もしかしてガスを吸ったかも?」
その時「わぁーー何!こんな頭にされた!」泣きながら廊下を歩いて来る酒田看護師。
無惨な頭と髪の毛を握り締めている。
診察室の二人は全く倒れた状態なので、ガスを吸ったと思われる。
「可哀想に!今あの捜査官は手術室に閉じ込めているのよ!」
「ちくしょーー仕返しをしてやる!」怒る酒田看護師。
無念の里奈
61-069
「開くわよ!捕まえて!」しばらくして扉を開く安住師長。
酒田看護師と綾子が手術室に入ると、電気が灯って中の様子が見えた。
安住師長と森田看護師は近づかないで、診察室の端から見ている。
部屋の奥からゆっくり二三歩歩いて「あ、やこ、、、」そう言いながら倒れ込む里奈。
「まだ、、、、が、、」酒田看護師も倒れ込む。
同じ様に綾子もその場に眠る様に倒れてしまった。
「もう少しこのままで換気をしましょう!」換気扇を一斉に動かして、二人は他の病室に逃げ込んだ。
この階には窓が全く無いので、換気扇以外に空気が逃げない。
「特別室の窓は開くから、三箇所とも全開にして!私は非常口も開放するわ!」
しばらくして、非常階段の扉も開かれて空気が突風の様に七階の通路を吹き抜けた。
「これで大丈夫よ!」あの捜査官を縛り上げて頂戴!」
森田看護師が戻ると死体が転がっている様に、床に里奈、綾子、上山看護師、酒田看護師、宮崎院長が眠っている。
「起きなさいよ!」頬を叩く安住師長。
森田看護師は里奈の手足を結束バンドで縛り上げる。
頬を叩かれて、酒田看護師は目覚めたが上山看護師と院長は起きる様子が無い。
「綾子と里奈は取り敢えず病室に監禁して!掃除と院長の手当を先にしましょう!」
酒田看護師は里奈の頭を叩いて「覚えて置くわよ!こんな頭にされた恨みは恐いわよ!」そう言いながら車椅子に載せると、二人で病室に運びベッドに転がした。
綾子は自分で目覚めて、安住師長の指示で病室に自分で戻って行った。
漸く逃亡騒動が収まると、師長は鬘を買い求める為に外出をした。
気分的に今日は何もしたくないのが本音だ。
外へ出て急に美容室(黒い薔薇)に行く事を考えて足は北新地に向った。
「災難だったわね!麻薬捜査官を甘く見るから痛い目に遭ったわね!」
鏡の前に座った安住師長の髪を見ながら黛店長が言った。
「揃えて貰わないと駄目でしょう?」
「鬘を外した時に困るから、綺麗に揃えて鬘を着けましょう」
「このビルの地下に連れて来れば責め具が色々有るけれど、看護師達が怒っているから病院で虐めてやるわ!」
「相当怒っているのね!向こうはつるつるの坊主にされて、もっと怒ったのでしょう?」
「笑い事では無いのよ!もしも私達が逮捕されたら芋づるで貴女達も捕まるのよ!女子大生拉致監禁、強姦でね」
「強姦したのはあの助平議員でしょう?あの親父が逮捕されたら私達はお終いよ!」
「力を持っているから、吉永さんも手放さないのよ!」
「その爺がね!女子大生をいよいよ本気で食べる様だわ!昨日電話で地下を使うので準備を頼むと言って来たわ」
「来月初め時間が出来ると聞いたわ」
「また坊主の子が一人増えるのね!あの子の髪は本当に綺麗だから仕方が無いけれど、丁度貴女の鬘に貰ったら?」
「冗談は止めてよ!むかむかしてくるわ」
短く切り揃えて、適当な鬘を着けてみるが不満の様で次々取替えて、半時間以上迷いに迷って着けて「あの女子大生の坊主!私も参加しようかな?」不意に言って笑った。
「あの子お尻は無理な様だから、徹底的に逝かされるわね!地下には色々な道具が揃っているから楽しみは多いわ!淑女から娼婦にしてあげるわ!」
安住師長は楽しみ半分、髪を切られた恨み半分で美容室を後にした。
黛店長は明日あの捜査官は殺される程責められるのでは?と思い最後に「商品を傷つけたら吉永さんに叱られるわよ!」と釘を刺した。
翌日、院長も傷は浅く仕事には支障が無い状態回復したが、全員と同じく里奈に対して憎悪を持っている。
里奈の病室に迎えに行った森田看護師と酒田看護師は「昨日は暴れてくれたわね!この頭の仕返しはさせて貰うわよ!」
「もう少し立ったのに!」悔しがっていて、酒田の頭の事は全く見ていない里奈。
「みんな怒っているから、今日は殺される程責められるわ!いい気味だわ!」
身体を動かして抵抗するが手足を縛られているので、身動きが出来ない里奈。
「まあ覚悟はする事ね!殺しはしないけれど、相当責められると思った方が良いわ!」
その頃手術室では「今日は責めると言っても、まだクリトリスは使えないからな」
院長が残念そうに言う。
「低電流でアナル調教をたっぷりとしてやりましょう?私の髪を切った恨みを教えてやるわ」
「師長!その鬘似合うよ!」
「院長!からかわないで下さい!来週には良い鬘を取り寄せて貰います!」
その様な話をしている時に車椅子に乗せて里奈が到着した。
いきなり「バシーー」安住師長が平手打ちを里奈の頬に炸裂させた。
「、、、、、、」睨み付ける里奈が「いい気味だわ!その鬘似合ってないね!」そう言うと再び「バシーー」と炸裂した平手打ち。
「今日はお前にアナル調教をしてやろう!前も後ろも使える麻薬捜査官二号にしてやるよ!」
「えっ、綾子は、、、、」
「綾子は既に前も後ろも使える我が組織の目玉商品に成ったのよ!」
「そんな、惨い!」
「もう低電流も必要無いので、髪が伸びてきたのよ!来週初仕事に行かせる事に成っているのよ!お前も両方使える様にじっくり仕込んであげるわ!もう二度と逃げないようにね!」
「みんなで抱えてその台に乗せて頂戴!」
「やめろーー」身体を動かして暴れるが、三人の看護師に抱え上げられて台に四つん這いで固定されるのに時間はかからなかった。
「お前達!警察が恐く無いの!やめろーーーー」
「少し五月蠅いわ!猿轡を持って来なさい」
同時にワゴンに載せて大きな浣腸器と牛乳のパック、洗面器が運ばれて来た。
鼻を摘ままれて猿轡を咥えさせられると、検査着を捲り上げておむつを外す森田看護師。
復讐の浣腸
61-070
無毛の陰部が剥き出しに成り、無影灯が照らされて既に肛門まで丸見え状態だ。
「お腹が減ったでしょう?ここから牛乳をたっぷり飲ませてあげるわ!始めての浣腸は容赦するのだけれど、お前には昨日の事が有るからね!」
そう言っていきなり呼吸をしている様に動く肛門を手袋の指先が刺激をした。
「クリーム頂戴!」
クリームの瓶から中指にクリームをすくい取ると、直ぐに里奈の肛門にそのまま持って行く。
「うぅーー」過去に浣腸の経験の無い部分に指が触れて身体を硬直させる里奈。
目の前に置いて在る二本の浣腸器、紙パックの牛乳を洗面器に入れている看護師達。
あの牛乳を浣腸器で肛門から注入されると思うと、鳥肌が立つ里奈だった。
「うぅーーー」顔を天井に向けて痛みを訴える里奈。
安住師長の手袋の中指が肛門にいきなり挿入されて痛みを感じたのだ。
「これは?便秘ね!大量の糞が溜まっているわ!浣腸の必要有りね!大腸の動きを良くする為に浣腸の後、この子の好きそうな真珠を持って来て!」
「師長!これを準備していますが?」
「酒田さん!馬鹿ね!この子はそんなに小さな真珠は喜びませんよ!」
「はい、すみません!取って来ます!」
酒田看護師が手術室を出て行くと「うぅ、うぅ」と里奈の顔が歪むと、肛門には今度はアナル拡張器が挿入されて、躊躇いも無く広げてしまう。
痛みで顔が歪む程勢いよく広げられ、長い注射器で薬が注入された。
麻薬成分の薬を肛門から注入されると、直ぐに吸収されて効果が表われるのだ。
そこへ嫌味の様に酒田看護師がアナルパールを持って戻って来て「師長!これが一番大きいのですが?これで良いですか?」と里奈の目に見える様に見せた。
「最高級品だわ、二十ミリ玉以上有るわね!」それが連なって十個並んでいるが、勿論偽物で動く様に造られている。
「うぅ、うう」
「ほら、喜んでいるわ!早く食べさせる準備をしましょう」
この連中が里奈を責めるのは憎悪も加わっているが、山脇幹事長が一美を責めるのは楽しみで、猫が鼠を捕らえて遊ぶ様な趣を持っている様だ。
「たっぷり牛乳を飲ませてやりなさい!恨みが有るからね!上山さんが一本目、酒田さんが二本目担当よ!」
嬉しそうに浣腸の太い注射器を持つ上山看護師。
先程アナル拡張器が外されて、漸く肛門が閉じたのに再び浣腸注射器の先が勢いよく突き立てられた。
「うぅ!」生まれて始めて浣腸器が肛門に突き立てられると、勢いよくポンプを押す上山看護師。
「美味しいでしょう?」
逆流する液体は里奈の直腸から大腸に流れ込んで、膨満感が直ぐに起ってきた。
「うぅ、うぅーー」初めての浣腸に、直ぐに汗が噴き出して青白い頭に大粒の汗が流れる。
一本目が吸込まれた肛門を布で押さえながら、浣腸器をゆっくり抜き取る上山看護師。
横で待ち構える酒田看護師が入れ替わりに後ろに陣取った。
安住師長が押さえている布を左手で持って、ゆっくりずらして肛門が見えると間髪を入れずに太い浣腸器の先を突き刺した。
「うぅ!」青い頭を天井に向けて苦痛を表情に現す里奈。
二本目は簡単には入って行かない。
本当は慣らす為に初めての浣腸は一本程度にするのだが、敢えて仕置きの為に二本を、時間を要して押し込む予定だ。
その間に里奈に強烈な腹痛が起り、気が狂う程の苦しみが訪れる事は確実だ。
恥ずかしさを与えて崩壊させる作戦。
低電流装置のヘッドメットが準備されて、浣腸が終ると同時にパール責めと同時に始める予定だ。
「師長!入りません!」酒田看護師が少し押し込んでから根を上げた。
「私が押し込んでやろう!私も切られて痛い!」院長が酒田看護師に代わった。
流石に男性だ!少しずつポンプが押されて牛乳が流れ込んで行く。
それと同時に里奈の苦痛はどんどん上昇して、膨満感同時に押し寄せる。
それは波の様に繰り返すので、身体中から汗が噴き出す。
「上着も脱がせて頂戴!ハサミで切り取って必要無い!」
森田看護師が「まあ、汗びっしょりね!」笑顔で半袖の検査着を袖から切り裂く。
豊胸手術で大きく成った形の良い乳房が見え隠れして、乳首の先から汗が落ちている。
「この子、牛乳を飲んで乳から水を出しているわ!」そう言って笑いながら、その乳首を触った。
「うぅぅぅーー」大きく頭を振って苦しむが、院長も必死で押し込もうと汗だくだ。
下腹が大きく膨れて苦しそうに成って、必死で耐える里奈。
全裸にされて以前に比べて、胸が大きく成り腰が細いのでスタイルが格段と良く成った。
今は下腹がはちきれる程垂れて、爆発するのではと思われる。
「うぅ、うぅーーーー」の声と同時に院長は殆どの牛乳を押し込み終っていた。
安住師長が横でアナルキャップを持って待ち構えている。
抜き取ると同時に横から間髪を入れずに押し込もうと突き刺す。
「あぅ、うぅーーーーーーー」大きな声をあげて、頭を仰け反らせる里奈。
大きなアナルキャップが肛門に押し込められた痛みが脳天まで届いた。
「痛かったか!でもこれでお前のお腹の痛みは終らない!」
「うぅ、うぅーー」
「トイレに行きたいか?」
「うぅ、うぅ」頷く里奈。
「誰がトイレに行かせるか?このままお腹を爆発させて死ねば良い!」
横からその大きな下腹を押さえる様に、左右から手が入って撫でる。
髪を切られたと思っている上山と酒田の両看護師が憎しみを込めていたぶる。
それを嬉しそうに見ている安住師長。
「うぅ、うぅーーー」もがき苦しむお腹の痛みは、波の様に里奈に苦痛を与える。
そしてその間隔は徐々に早く成っていった。
派遣要員
61-071
「うぅーうぅーー」
「お腹が痛くて苦しいだろう?私達に逆らって、この様な頭にしたから当然でしょう?もっと苦しむが良いわ!」
「うぅ、うぅうーー」
汗がぽたぽたと流れ落ちて、顔色が変わってくる。
苦しみがここの全員が判っているので楽しんでいる。
里奈の後ろでビニールのゴミ袋の準備を始める上山看護師。
今ならアナルキャップに手を触れるだけで、糞が飛んで来る事は間違い無い。
「うぅ、うぅーーー」苦しむ里奈に「大人しく調教を受けると誓うなら、出してやろう?」
「、、、、、、」頷く里奈は既に限界に成っていた。
「さあ外してやろう!ここで思い切り出すのね!」
「うぅ、うぅーーー」大きく首を振る里奈。
「馬鹿ね!トイレまで行ける筈が無いわ、酒田さんと上山さんお願いするわ!」
二人共ゴムの手袋にマスクを着けて準備をしている。
ビニール袋を里奈のお尻を覆う様に構える上山看護師。
酒田看護師が手を伸ばして、アナルキャップを触ると同時に「ビシャー」と音を立てて飛び出す糞。
同時にアナルキャップも飛んで、ビニール越しに構えていた上山看護師のおでこに当たった。
「いたいーー」大きな声を出したが、辛うじてビニール袋は離さなかった。
泣き崩れる里奈は、何度と無く襲うので排便を止める事は不可能で、最後の一滴まで絞り出して力尽きて放心状態に成った。
「臭い!早く始末しなさい!」安住師長が大袈裟に鼻を摘まんで指示をした。
上山看護師がビニール袋を閉じ手術室から出て行くのと同時に、消臭スプレーを噴射する森田看護師。
洗面器にタオルを浸けて運んで来る酒田看護師。
「美人の糞はいつも臭いわ!」
タオルを取りだして絞りながら「師長!まんこにも糞が付いていますよ!」そう言って笑う。
しばらくして綺麗に陰部を拭き取られて、里奈の泣き声も収まった。
「上山さん!おでこ真っ赤よ!」そう言って笑う。
「さあ、お前の好きな真珠の前に、ヘッドメットを取り付けてあげるよ!」
汗を拭き取られて青白い頭にヘッドメットが装着されると、今度は大きく成った乳房にも同じ様に電磁パットが被せられた。
「、、、、、、、」何も言わないで、放心状態の里奈にはまだ排便の恐怖と腹痛の後遺症が残っていた。
「治療がスムーズにされる様に注射も忘れずにして置こう!」
院長が忘れずに里奈の腕に注射をした。
まだ放心状態で、抵抗の意思は全く見せない里奈。
「ここは病院だから治療をする場所なのだけれど、貴女には仕置きをしたかったのよ!牛乳美味しかった?今度は真珠を食べさせてあげるわ!特大の真珠よ!」
安住師長が里奈の後ろに廻って、アナルの様子を診る。
アナルキャップの使用で、緩く成っている様に見えた。
クリームをアナルパールに塗り込むと、躊躇いもせずにいきなり里奈の肛門に押し付ける。
「うぅ」再びの侵入物に我に返る里奈だが、安住師長の合図で低電流装置から流れ始めた。
特に乳房への刺激が強い設定に成っているので、大きく成った乳房が振動で震える程だ。
「うぅ、うぅ」
「ほら、ひとつ入ったから、後は楽よ!」そう言いながら押し込んで行く。
「師長、簡単に入りましたね!」
スイッチを入れると、アナルパールは里奈の肛門から直腸で大きく振動を伝え始める。
頭は変な気分に変わり、乳房への刺激もやがて快感に変わって来る里奈。
「ほら、少し感じ始めた様だわ!目が薬の影響で焦点を失ってきたわ」
院長が「これを垂らしてやろう、俺の身体に傷を付けた罰だ!」
「院長!病院で蝋燭ですか?」
「構わん!背中が痛い!気持ちが良く成っただけでは面白く無い!」
「そうですわ!私もこの頭見て下さい!」
「来週美容院でパーマして、セミロングの髪型にする予定がショートカットですよ!許せません!蝋燭私も下さい!」
院長が三本の蝋燭を引き出しから出してきて、ライターで火を点ける。
早速上山看護師が里奈の白い尻に蝋を垂らし始める。
「あぅ、あっ」身体を大きく動かす里奈。
気持ちが良く成っていたのに、今度は熱さを感じて尻を動かす。
二人の看護師が左右の尻に交代で蝋を垂らすと、里奈は尻を右に左に振って「あっ、あっ」
と声を発した。
院長は自分が傷つけられた里奈の背中に蝋を落した。
尻に比べて熱さを感じるのか「あっ、い」と猿轡の中で口走る。
その間もアナルパールは動き続けて、安住師長は抜けない様に押さえている。
「蝋の上に落ちて、既に熱くないわよ!この鞭で叩く?」
森田看護師が小さなSM用の鞭を同じく引き出しから出してきて、上山看護師に手渡す。
「傷が残る程叩いたら駄目よ!」
蝋の一杯付いた尻を鞭が炸裂すると、蝋が散らばって飛んでいる。
「あっ、あっ」里奈はそれ程痛がる様子は無く、感じている様に見えた。
延々と続いたが、里奈は肛門のアナルパールに慣れて完全に感じ始めて陶酔の表情に変わると「もう辞め様!」看護師達が飽きてしまった。
「後三日すれば、安定するので本格的に調教を始めましょう」
「師長、この子も両方使える様に成りますね!」
「そうだな!需要は多いので何人居ても喜ばれる!明日からは多少素直に成るが、気を付けて運ぶ様に!」安住師長は看護師達に注意をした。
その後「明後日、綾子を連れて大迫の自宅に行くのは、森田さんと酒田さんにするわ」
「大迫さんは綾子とアナルSEX希望ですよね!」
「私達に浣腸させて遊ぶのですか?」
「グリセリン浣腸で良いと思うわ、浣腸されるのを見学したいみたい!」
「人は見かけとは全く違いますね!あの体格のスポーツマンがホモ?」
「それは違う、短小だから普通のSEXでは満足出来ないのでしょう?」
安住師長は勝手に決めつけて話した。
進む計画
61-072
里奈は翌日もアナル責めと低電流責めを受けて、戦意喪失状態で徐々に麻薬漬けの身体にされて行った。
綾子は二人の看護師に連れられて大迫の自宅に向った。
大迫は鬘を被った綾子が既に元の美しさに戻っているのに驚いた。
化粧をされて貞操帯を着けて、途中で逃げない様に監視されていた。
この様にして吉永の商売は潜入麻薬捜査官を武器に、新規開拓の客が増加していく。
安藤捜査一課長は絶えず板垣刑事に目を配っていたが、中々それらしき行動が無いので半ば諦めて他の刑事の中にいるのか?と疑心暗鬼に成っていた。
沖縄に行ったクルーザーの女性達は、泳ぐ事も無く日焼けは商売の敵だと水着に成る様な事は皆無だった。
一美も全く同じで無人島なので、水着も売ってないので同じ様に過していた。
これは山脇幹事長の指示も有るが、銀座の女性が日焼けすると具合が悪いのも事実だった。
安住師長は数日後から本格的な調教に入る為、吉永が送り込んだ男二人に里奈と本番行為をさせる事に成った。
綾子の場合と調教方法を変更していた。
順序が異なったので、低電流装置の効果が弱かった為だ。
二人の男はビデオで男優をしている加納と田辺の二人。
同じ様に低電流装置を頭に付けて、二人の男と同時にSEXをさせる。
持続力ペニスの加納と、ひ弱な感じの田辺のコンビは数々の作品に出演している。
田辺はアナル専門の男優なので、ホモの作品にも出演しているのだ。
毎日交代で田辺と加納に前と後ろを責められる様に成った里奈。
半月後には同時に責められる様に進むのだが、里奈は後ろも前も感じて既にSEXドールへ一直線だ。
綾子は大迫とアナルSEXをして喜ばれたので、安住師長は自信を持って次の客に向わせ、美人で前も後ろも使えるので人気に成っている。
二週間経過後「里奈も漸く使い物に成りそうだわ!」そう言って喜ぶ安住師長。
兵庫県警に逮捕されたラクトサナトリウムの取り調べで、一人の医師が消えている事が証言で判明した。
「宇田医師が消えたのか?」その情報を元に登録の住所を調査に行ったが、全くの出鱈目が判明して、院長は宇田医師に填められたのでは?の疑いを持ち捜査本部の刑事に訴えた。
その情報は直ぐに板垣刑事から、吉永に伝わり自分達の仕掛けた罠が兵庫県警に察知されたと思った。
銀波会と名西組に壊滅的な打撃をもたらしたのは、ライバルの白兎会に間違い無いと銀波会は主張したが証拠は皆無だ。
亮介はこの情報に「課長!潜入捜査官二名も美人、一美も美人ですから白兎会が女性を使った商売に使う為に誘拐したと思うのですが?」
「確かに噂ではその様な組織が有る事は聞いているが、実態が掴めない」
「売春組織を使って麻薬の密売を広げていると、銀波会のチンピラが話しました」
「確かに三人とも美人だから、売春婦としては最高の商品に成るだろうが、一美さんがその様な事に成っているのか?まだ信用出来ない!麻薬捜査官の二人も簡単に売春婦に成るとは思え無い!」
「麻薬中毒にされたら、、、、、」
「一美さんも既に麻薬中毒か?」
「可能性は有りますが、救出して両親の元に届けたいと考えています」
その後宇田医師の正体は判らないが、銀波会は白兎会の人間に間違い無いと証言した。
亮介は芸能界、スポーツ界に麻薬汚染が進んでいる事に目を付けて、一美の写真を持って情報を集めようとした。
芸能、スポーツ担当の記者にも写真を渡して情報を集める事にした。
銀波会の情報が正しければ、一美は麻薬中毒に成って有名人専用の売春婦の可能性が有るからだ。
その様な亮介の動きとは全く異なる沖縄の離島から、ようやく関西への帰途についていた。
すっかりリフレッシュした一美は、悪夢を忘れて帰れば自宅に戻れると思っていた。
だがテレビのニュースでは山脇幹事長が逮捕されたとは聞こえてこない。
板垣刑事の連絡では今月中にも逮捕されるので、安心して戻れば自宅まで送りますと聞かされていた。
その頃里奈の調教は二人の男にSEX漬けに成って今日は二人が同時に里奈の身体を使う予定だ。
マットに仰向けに寝る加納の上に乗って、ペニスを挿入するのを待って田辺が後ろから里奈のアナルに挿入する。
「あっ、うぅ」後ろから乗られてペニスをアナルに挿入されると、下の加納が腰を上に突き上げるので、里奈に両方から押されて今まで味わった事が無い快感を与えた。
これでSEXドールが完成すると、喜ぶ安住師長。
部屋の中には「ああーああーーいくーだめだめーーーーいっちゃう」の声が大きく響いて腰を自分から動かす様に変わっていた。
数日後、山脇幹事長は休暇に入り東京から姿を消す。
鎌田秘書は東京に残って雑用をする事に成っている。
事務所では休暇で幹事長は関西に小旅行だと話している。
美容室(黒い薔薇)には望月間一郎も呼ばれて、黛店長以外前田寛子、戸田真矢、森繁子の三人。
そして安住師長も参加する予定に成っている。
今まで大事に置いていたので、山脇幹事長にはこの休みが最高の時間に成ると信じていた。
二人の恐い女に縄師が加わって、薬と縄を使って自分の理想の女に作りあげるのだと張り切っていた。
「明後日の夜、西宮の港に到着しますので、計画通り運びます」
板垣刑事が吉永に連絡をしてきた。
「気をつけろ!銀波会が動いている!」急に連絡をしてきた板垣刑事に注意をした。
戻った一美
61-073
安藤捜査一課長は板垣刑事の動きを事務員数人に監視させていた。
「課長!少し前に変な電話を板垣刑事がしていました」
「どの様な電話だ?」
「明後日の夜、何処かに行く様です!」
「それ以外は?」
「相手は少し偉い人の様でした!携帯にお辞儀をしながら話していました」
「判った!これ以上近づくな!感づいて行動を止める可能性も有る」
ようやく尻尾を出したと思う安藤捜査一課長。
だがこの状況を調べているのは事務員が二人、外部では亮介だけなので自らも板垣刑事を調べる必要が有る。
亮介に明後日の夜の事を連絡すると、自分が板垣刑事を尾行しますと申し出た。
署内の誰が敵か判らないので、安藤捜査一課長は亮介に頼る以外術が無かった。
当日亮介は仕事を早めに切り上げて、兵庫県警の駐車場で板垣刑事の退署時間前に待ち構えて居た。
携帯で安藤捜査一課長から「板垣刑事はもう直ぐ帰る様だ!確かに今日はいつもより早い!絶えず連絡を頼む!畠課長が数名待機させているので危ない場合は直ぐに連絡をくれ!身内の刑事は頼めないので辛い!」苦肉の策を講じたと話した。
白の乗用車が板垣刑事の車で、ナンバーも教えて貰っていた。
駐車場に板垣刑事が来て車に乗り込むと、尾行を開始した亮介。
板垣刑事の自宅は須磨、車は須磨方面に走っていくので「自宅方面に向っています」と安藤捜査一課長に伝える。
「何も無いのか?」
「まだ判りませんよ!」
しばらくして「自宅に到着しました!横の駐車場に車を入れました」
「何も無い様だな!亮介君には無駄足だったな!」
「いえ、いえ、署内に敵に内通している者がいると大変ですから、お手伝いしますよ!またいつでも、、、、、、、」電話が途切れて安藤捜査一課長は慌てた。
「どうした!亮介君!」
「あっ、課長!自宅には入らず歩いて、近くにワンボックスの車が待っていました!乗り込みました!尾行します!」
「怪しいな!気を付けろ!相手はプロの刑事だ!」
「はい!ナンバーを見ます!」
「慌てるな!」
車は阪神高速の入り口に向う。
しばらくして「若宮のインターから東に向う様です!ナンバーはまだ読み取れません!間に一台はいっていますので!」
「事故を起こすなよ!」
「運転者は女性の様です」
その後近付く事は無く、慎重に車を走らせる亮介。
まだ板垣刑事が敵の刑事だと決まっていなかったが、亮介には一美を拉致した一味だとしか思え無い。
その為敵に感づかれたら困るので、絶えず車を一台挟んでの尾行に成っている。
「課長!大阪ナンバーですね!」
ちらちらと見える車のナンバーを読み取ろうと必死の亮介だった。
しばらく走ると京橋から高速を出る車に慌てて亮介も出口に向った。
続けて港湾幹線道路に入って行く「何処へ行くのでしょうか?海か港に用事が有るのでしょうか?」
「そのまま走ると関空まで続いているが、今の時間から行かないだろう?明日も休暇届けは出て無いからな!」
「板垣刑事が明日出勤なら、そう遠く無いですね!」
しばらく走ると阪神高速五号湾岸線に入る。
だが車は五キロ弱走ると西宮浜インターで出口に向った。
「課長!西宮浜で高速を出ました!今ナンバーが読み取れました」とワンボックスのナンバーを連絡した亮介。
「よし、早速紹介をかける!気を付けろ!」
インターを出ると車を止めて動かなく成った。
「課長!インターを出てしばらく走って停車して動きません!」
「近くには西宮港、ヨットハーバー、神戸マリーナ位しかないぞ!」
「その通りです!自分も横は海です!」
その頃板垣刑事と安住師長は車の中で、クルーザーの船長と連絡をしていた。
予定の時間よりやや遅れて西宮港に到着するとの電話だった。
「楽しかったです!また東京に行った時店に寄らせて貰います」一美が別れの話をしていた。
「一美さんの様な綺麗な女性が店に居たら、客が倍増しそうだわ」
「そうですよ!議員さん、、、、」と言いかけて口を閉ざすホステス。
「私の店古くから国会議員の先生もよくいらっしゃるのよ!」と誤魔化す聡子ママ。
すると一美が「山脇幹事長は来られるのですか?」気に成って尋ねた。
「私の店は野党議員が多いのよ!だから与党の議員は来られませんよ!」
慌てて話を作った聡子ママ。
船が接岸した衝撃音に「到着ね!それじゃ元気でまた会いましょうね」
「はい、お店が改装して繁盛します様にお祈りしています。長い間楽しい旅をさせて頂きました。ありがとうございました」
聡子ママとホステスに見送られてクルーザーを下船する準備をした一美。
その時、反対を向いて停車していた車がゆっくり動き初めて、方向転換して亮介の方向に走ってきた。
亮介は驚いて身を隠した。
だが直ぐに車を反転出来ないので、横を通り過ぎて曲がる方向をミラーで確かめて、急いで前方の角で曲がって追い掛けようとした。
しばらくして車を発見する亮介の前に大型のクルーザーが見えて、船上から手を振る女性が見えた。
車の窓から女性が手を振っているのが見えるが顔は確認出来ない。
「安藤課長!大型のクルーザーから降りた人を迎えに来た様です」
「クルーザーの特徴を伝えてくれ!調べて見る」亮介は暗闇にスマホを向けて撮影をした。
誤算
61-074
「暗くて遠いので、鮮明では有りませんが特徴は判ると思いますので送ります。車が動き始めましたので急いで尾行します」
運転が板垣刑事に交代して、助手席に一美を座らせていた。
一美の自宅に案内する為に前に座る様に指示をしていた。
「看護師長さんですよね!態々来て頂いてありがとうございます」
「板垣刑事さんに一美さんの身体の調子を尋ねて欲しいと頼まれたので、付いて来たのよ!自宅に着くまでに色々尋ねるから答えてね!」
「態々来て頂いたのですが、もの凄く元気に成りましたよ!泳げなかったのは残念だったけれどそれ以外は最高でした!船長さんの料理が美味しくて肥えたかも知れません」
「立ち入った事を尋ねますが、生理は?」
一美は板垣刑事の方を横目で見て、恥ずかしそうに「妊娠はしていませんよ!先週生理も終りました」と答えた。
「そうなのね!心配していたのですが、身体の調子は戻ったのですね!安心しました!」
亮介が「高速に乗らずに西宮大橋を渡る様です!」と連絡した。
「亮介!尾行に気を付けろ!板垣が運転しているのだろう?」
「はい!その様です!女性が二人乗っていますね!」
「近づくな!彼は用心深い性格だ!既に亮介の車はミラーに入っているぞ!」
「はい、判りました!車の持ち主が判れば助かるのですが?」
「今紹介しているから、直ぐに判明するだろう!」
車の中の板垣刑事は既に亮介の車に気づいて、不審に思って速度を落して走る。
「怪しい車が付いて来ます!」運転しながら板垣刑事が言った。
後ろを見様とした二人に「振り向かないで!」そう言うと今度は速度を上げる。
亮介は翻弄されながら尾行を続けるが「やはり変な車だ!一度西宮インターの方に走りましょう?山脇の手先かも知れない!」
「えっ、私が船に乗っていた事を知られていたのでしょうか?」一美は不安に成る。
「来週検察が捜査に入ると聞いています!国会開催中は逮捕出来ませんのでね!」
「じゃあ、捜査の情報は漏れてないのですね!」
「大丈夫だと思いますが、暴力団を使って必死に長谷川さんの行方を捜していましたから、突き止めたのでしょう?」
「恐いわ!私が自宅に帰ると両親も危険ですね!」
「そうだわね!自宅も見張っている可能性は有るわね!病院に隠れますか?」
「取り敢えずそれが良いかも知れませんね?尾行の車から逃げましょう!」
今度は加速して西宮インター方向に向った。
亮介は「尾行を感づかれた様です!加速して高速のインター方面に走りました」
「出来るだけ尾行をしてくれ!もう直ぐ車の持ち主が判明すると思う」
西宮インターに入ると今度は名神高速道路に向う車。
しばらく走ると「亮介!車の持ち主はミヤザキ美容整形病院だ!」
「あのテレビでも話題の?」
「そうだ!車は大阪の病院に向っているのか?」
「はい、確かにその方向に向っていますね!」
「豪華クルーザーの方も今持ち主を照合している!場合に寄っては海上保安庁に出動を依頼して停船させても良い!」
「でも船の女性は水商売風でしたから、誰か内緒で美容整形でも受けるのでしょうかね!」
「その様な事に刑事が行く筈は無いぞ!」
「有名人が頼めば?」
「そう考えても理屈に合わない!今ミヤザキに電話をしているが応答無しだ」
「クラブとミヤザキ美容整形に関係が有るのでしょうか?」
「大阪府警に調査を依頼した!何か判るだろう!」
「課長何か変ですよ!」
「どうした!」
亮介との電話が小刻みに切れる。
「挟まれました!」
「煽り運転の車が二台カーチェイスの様に来て、板垣刑事の車を見失いました」
「まあ、行き先は判っているから大丈夫だ!」
「しかし、急にトラックと乗用車がカーチェイスの様に走り去りました」
前方の車では「尾行の車は消えた様です!」バックミラーを見ながら板垣刑事が言う。
「良かったわ!」嬉しそうな表情に変わった一美。
その横をトラックと乗用車がウインカーで合図をしながら、走り去って行った。
予め準備をしていた白兎会の暴力団員が役に立った。
本来は家に帰らせない為に邪魔をする準備をしていたが、思わぬ車の登場で急遽変わった。
だが二人の頭には警察では無いが、一体何者が尾行したのだろう?と疑問に思っていた。
「亮介!クルーザーの持ち主は馬主でも有名な赤石氏だと判ったが、本人と連絡が取れない」
「船の旗で判ったのですね」
「今、病院に向っているのか?」
「はい、ミヤザキ美容整形に行けばあの車が有るので、理由が判るでしょう?」
「一応畠課長には連絡したのでミヤザキ美容整形に何名か向わせると聞いた」
「車に乗っていた女性の手なのですが、若い感じの手だったのです。もしかして一美かも知れません!」
「病院に着いたら連絡を頼む、一応海上保安庁には連絡をして、クルーザーの停船も考えている」
「はい、お願いします」
二人には板垣刑事の動きに不審を抱き、何故美容整形なのか?それが判らない。
電話が終わってしばらくして、安藤捜査一課長の元に大阪府警から連絡が入り、ミヤザキ美容整形には有名芸能人が内緒で美容整形に来るが、クラブ(ジュピター)との関連は無いと報告が届いた。
確かに有名人が沢山手術に行く様な気がするが、実態は判らない安藤捜査一課長。
車の中で後部座席の安住師長がバックからビニールのジッパー袋を取り出して、準備を始めていた。
板垣刑事はミラーで様子を見ながら一美に「来週には間違い無く家に帰ると思いますよ!悪党は週末には逮捕されますよ!」
「そうですか?ようやく終るのですね!」そう言った時「左に何か?」と安住師長が言うので窓の外を見る一美。
その時「うぅぅう」背後からクロロホルムの染み込んだ布が一美の顔を覆った。
シートベルトが邪魔をして簡単に眠らされてしまった。
再び地下へ
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意識が消えて行く一美。
直ぐにぐったりとシートに眠ると「マスクをすれば当分目覚めないわ!」袋から布を取り出しマスクの内側に付けると一美の口と鼻を被ってマスクを装着した。
「これで私の仕事は美容室まで送り届けて完了だ!」板垣刑事が安堵の表情で言った。
「ご苦労様でした!」車は北新地に入って行った。
既に照明が消えた美容室(黒い薔薇)が目の前に見えていた。
一方亮介はナビでミヤザキ美容整形病院の近くに到着した。
高速の出口から僅かの立地に在るので板垣刑事が到着するのと殆ど変わらない。
明かりの消えた病院の前に車を止めて、近くの駐車場を徒歩で捜す亮介。
「亮介!麻薬捜査官と合流したか?」
「いいえ、まだ会っていませんが、車も在りませんし病院に人の気配は有りません」
「院長の自宅の住所を送るので、病院からそちらに向って欲しい!二キロ程だから早いだろう!」
「車がここに無ければ院長の自宅かな?少なくとも車の用件は知っているでしょうね?」
しばらくして亮介は院長の自宅に向った。
時間は夜の九時過ぎに成っている。
大きな自宅前に車を着けてインターホンを押す亮介。
「どちら様でしょうか?」奥さんだろうか?女性の声が聞こえる。
院長に会いたいと申し出ると、夜分にどの様な用件だと尋ねるので、女性の誘拐監禁にお宅の病院の車が使われていると説明した。
その説明に驚いて院長自ら面会をする事に成った。
丁度その時、麻薬捜査課の三人の捜査官が合流して院長宅に来た。
院長はその車は病院の裏手の駐車場に駐車しているのだが、その様な事に使われたのは盗難に遭ったのですねと話して、明日直ぐに盗難届けを提出しますと言った。
板垣刑事の事を尋ねると、見た事も聞いた事も無い刑事さんですねと誤魔化した。
そしてクルーザーの客を乗せて何処に行ったのですか?と逆に質問をした。
結局、最後まで盗難に遭ったで押し通し、それ以上の追究も亮介には出来なかった。
院長宅を出ると、亮介は安藤捜査一課長に詳細を話して、これ以上院長には聞き出せないと伝えた。
安藤捜査一課長は亮介に、海上保安庁にクルーザーの停船を要請して、聞くしか術が無いと話して何か進展が有るまで待機する様に伝えた。
その頃美容室の地下に運び込まれた一美を残して、板垣刑事は車で帰途に就いていた。
院長から吉永に麻薬捜査官数名と新聞記者が自宅に来た事を連絡した。
吉永は直ぐに白兎会に連絡して善後策を講じた。
院長の証言で盗難車にして大阪府警、兵庫県警が緊急で捜索に乗り出したのは半時間後だった。
「おお!待っていたぞ!いつ見ても綺麗な髪だ」連れ込まれた一美近寄ると背中まで伸びっている黒髪を触る山脇幹事長。
吉永は敢えて尾行の話と、院長宅に捜査官の来た事は山脇幹事長には話さなかった。
今その様な事を伝えると、一気に気分を害されるのが間違い無いからだ。
今夜中に板垣刑事を始末して、証拠を消せば問題は無いと思っていた。
しかしクルーザーから降りた人間の事を知らない事は、院長の話から判ったので今なら板垣刑事を始末すれば大丈夫だと考えていた。
「早速この綺麗な髪を切ってみたい!」
いきなり坊主にするのか?呆れる安住師長と黛店長は顔を見合わせて含み笑いをしていた。
「望月さん!取り敢えず縛りあげて貰えるか?今夜と明日に分けて楽しみたいからな!」
横の檻のバブルベッドで一美とSEXを最後にする予定だが、それまでに自分の理想の女性にする為に色々調教をする事にしていた。
部屋の中央には調教用の寝台が準備されて、一美をその寝台に縛り付けて遊ぶ様だ。
寝台と云っても身体が辛うじて横に成れる程の小さな物で、両足は乗せる事は出来ない様だ。
その代わりパイプが付けられているので、足を自由に広げる事が出来る。
手も寝台に固定出来るので、乗せられるのは頭から腰までだ。
その調教用の寝台の横には四角いマットで作られた台が準備されている。
どの様な責めをするのか?奧には騎乗具が見えて中央にはペニス状の突起物が付いている。
女性が跨がるとペニス状の突起物が挿入されて、動く様に成っていた。
望月が早速一美の胸に縄を巻付ける。
「店長!ハサミとバリカン、剃刀を持って来て準備してくれ!」
「は、はい」
いきなり背中まで伸びた髪を切って坊主にするのか?と呆れていると「今夜はこの様な髪型にして楽しもう!坊主にするのは明日だ!」
イラストの紙を黛店長に見せる。
「大胆な髪型ですね!これは本人も驚きますね!」
「そうだろう?短く切られたと思うが一安心するだろう?それが良いのだよ!」
何が良いのかよく判らないが自分で言って自分で納得している。
海上保安庁の船が安藤捜査一課長の依頼で、クルーザーを捜し始めたのは直ぐだった。
予め子細を説明して待機していたので、大阪湾を航行している間に停船させる為に向う事に成った。
クルーザーの持ち主の赤石は山脇幹事長に頼まれて、貸していたので何に使うのかは全く知らない。
自分も一ヶ月程アメリカに行くので、快く貸していた。
船長も聡子ママも詳しい事は聞かされてはいない。
長谷川一美と云う女子大生を楽しませて欲しいと伝えていて、兵庫県警の刑事が案内する事と迎えに来ると伝えていた。
一美は後ろ手に縛られ、中央の天井からの二本の縄に結び付けられて立たされていた。
乳房の上下に縄が食い込み、ブラウスが弾けそうに成る。
切られた美髪
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二本の縄が一美の両脇辺りから天井に伸びて固定され、薄い水色のブラウスに同系色のスラックス姿で立たされている。
顔のマスクが無ければ気が付くのだが、全く意識が無く項垂れた状態。
髪を後ろに引っ張って天井の蛍光灯に向ける望月。
「先生!これで宜しいでしょうか?」
望月が縛り終えて山脇幹事長に言った。
「流石だ!これなら髪を切るのに邪魔に成らない!」嬉しそうに言う。
ワゴンに載せてハサミ、バリカン、剃刀等が運ばれて来ると嬉しそうな顔をして、ハサミを手に取る山脇幹事長。
「首が隠れる程度で切るから、店長後は頼むよ!」
「はい!判りました!業務用のハサミですから気を付けて下さいね」
黛店長は今更ながらにこの男が与党の幹事長なのか?目を疑いたく成る。
真夜中は別の顔とは良く云ったものだと思う。
変態趣味でお金と権力を持つと暴走するものだが、後数年で精力も減退してこの様な事をする事が無くなるのだろうか?
眠らせた状態で髪を切って剃り上げてしまうのが楽しいのだろうか?安住師長も似た様な事を考えていた。
自分なら泣き叫ぶ女を捕まえて、坊主にしてしまうのだが?イラストは店長が見てポケットにしまったので判らない。
山脇幹事長が一美の長い髪を鷲掴みにして引っ張る。
顔が天井を向く程引っ張ると「可愛い顔だ!楽しみだな!」そう口走って「師長!薬はもう注射した方が良いだろう?」振り返って思い出した様に言う。
媚薬の注射をする事を要求している。
安住師長は要求された通りケースから注射器と消毒綿を取り出して、一美の腕を消毒して注射を始めた。
この薬が無ければ気が狂うかも知れないので、良いのかも知れないと思いながら注射を終った。
すると山脇幹事長が一美の綺麗な黒髪を左手で少し握ると、ハサミを入れると躊躇いも無く「ジョキ、ジョキ」と切り裂く。
左手に主を失った髪が無造作に握られて、一美の背中に空洞が出来て縄目が目に飛込む。
「本当に綺麗な髪だ!」一握りの髪を持って不気味な笑みを見せる。
これが国を動かす人物なのか?その場の人間全員がその様に思っていた。
誰も口に出す人はいないが、不思議に思っていた事は事実だ。
黛店長は毎日の様に、女性の髪を切っているがその様な感覚に成る事は先ず無い。
山脇幹事長は切り取った三十センチ程の髪の毛を、横の台の上に置くと再び一美の髪を鷲掴みにして「ジョキ、ジョキ」と切り裂いた。
先程と殆ど変わらない場所を切って揃えていた。
首が隠れる程度の長さで切る事が、先程のイラストに描かれていたのだろう?
同じ様に並べると再び戻って同じ様に「ジョキ、ジョキ」と切り裂いて持って行く。
五~六回繰り返すと、背中まで伸びていた一美の髪は短く成って肩位に揃えられてハサミを置いた山脇幹事長。
切り取られた髪を束にして手に持つと「綺麗な髪だな!本当はもう少し長く切りたかったが、楽しみは後まで取っておこう!」そう言って微笑んだ。
「店長!後はプロに任せるぞ!上手に仕上げてくれ!」
黛店長が一美の処に行くと、自前の道具を乗せたワゴンを運ばせて櫛を持って早速一美の髪を梳いた。
ぎざぎざに成っていた毛先を綺麗に揃えながら、ハサミで切り始める。
その頃海上保安庁が大阪湾でクルーザーの停船を要求して、係官が数人クルーザーに移った。
「何事でしょう?」驚く初老の船長。
「兵庫県警からの要請なのですが、今夜西宮港で下船した女性の名前は判りますか?」
「ああ!あの可愛い子ですか?何か有ったのですか?名前は一美って、長谷川一美さんですね!」
「えっ、長谷川一美さん!」係官が直ぐに本船に連絡して、兵庫県警に指示を仰いだ。
電話を受けた安藤捜査一課長の顔色が一気に変わった。
「詳しい経緯と一緒に乗船している人の情報と関係を聞いて下さい!」
やはり自殺はしていなかった。
直ぐに亮介に連絡すると亮介は既に泣き声で「良かった!無事だったのですね!」声を詰まらせながら話して「それ以外の情報は?」と尋ねた時、安藤捜査一課長が「た、大変だ!今一報が入ったが、板垣刑事が交通事故で意識不明の重体だ!」
「えっ、一美は、一美はどうしたのですか?」
「同乗者はいない様だ!大型トラックに追突した様だ!」
「ふぅーーー」大きな溜息が電話口に聞こえる。
「何処かに一美さんは連れて行かれた様だな!もう一人の女性が誰なのか?手掛かりも無い!」
「でも無事だと云う事は判りましたので、ご両親に連絡します」
亮介は今まで無事だと元気付けてきたが、今日は正々堂々と無事を伝えられると思った。
亮介は一美の両親に、安藤捜査一課長は海上保安庁に長谷川一美と乗船客の関係を聞き取って欲しいと連絡をした。
しばらくして、安藤捜査一課長に意味不明の事情聴取の話が伝えられた。
乗船客は銀座のクラブ聡のママと従業員で、クルーザーの持ち主の御好意で沖縄の離島に船旅に行った。
約一ヶ月の船旅で、理由は店の改装工事の間を沖縄の離島で過した。
長谷川一美さんは、悪い奴から身を隠す為に一緒に連れて行く様に、兵庫県警の板垣刑事に頼まれて乗船させた。
依頼は赤石オーナーからで、それ以外の事は知らない様子でしたと連絡が届いた。
確かに暴力団関係の人から逃げる為に?だが赤石オーナーから事情を聞かなければそれ以上の事は不明だと思う安藤捜査一課長。
船の人達の口から最後まで山脇幹事長の名前を出さなかったのは、厄介な事に自分の名前を出したと叱られても困るからだった。
赤石さんと山脇幹事長が旧知の仲だと全員が知っていたからだった。
まさか山脇幹事長が一美を相手に変態プレーをしているとは考えもしていなかった。
変な髪形
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亮介が思い当たる場所は美容室(黒い薔薇)とクラブ(ジュピター)だが、安藤捜査一課長に一応クラブの方に捜査官を、美容室には自分が行って一美の行方を捜すと言った。
その二箇所以外に思い付くのは芸能事務所竜プロだと、安藤捜査一課長は閃いたが亮介には伝えなかった。
暴走すると困るので、大阪府警と麻薬捜査課に任せる事にした。
アメリカの赤石オーナーを捜して、経緯を尋ねる事にする安藤捜査一課長。
赤石オーナーと一美は全く接点が無いのと、銀座のクラブとも接点が無い。
板垣刑事は署内で間接的に会っただけで、誰か他にこの様な人達と一美を繋ぐ人物が居ると考える。
肝心の板垣刑事は意識不明の重体で、聞き取りもままならない。
潜入捜査官の二人の行方も今回のクルーザーには乗船して無い為不明だ。
別の組織なのか?安藤捜査一課長の頭に霞がかかった状態で、解決まで少しの様な気がしていた。
板垣刑事の事故の状況がもう少し詳しく判明すれば、何かが判るかも知れない。
亮介が向った美容室の地下では、黛店長が山脇幹事長に与えられたイラストの髪型を作り上げ様と切られた毛先を揃えてから、項垂れた後頭部の耳の上の部分から上の髪の毛を逆毛にして分け目を作りピンで留める黛店長。
髪の毛全体をその様にした時、山脇幹事長に「どうぞ!」と笑顔で振り向いた。
「私で出来るか?」そう言いながら黛店長と変って一美の後ろに進み出ると、黛店長が電気バリカンを手渡す。
「この部分なら先生でも簡単に出来ますよ!」
「そうなのか?」
バリカンを持つと黛店長が横からバリカンの位置を示した。
「ガーガーガー」と音が鳴り響くと一美の後頭部にバリカンの刃先が入って、長い髪がバリカンの刃先に乗って床に落ちていった。
「おおーー」昂奮して喜ぶ変態を全員が注目している。
これから始まる調教には興味は有るが、何故この様な事にこの議員は興奮するのか理解出来ない。
確かに髪フェチの人も居るのは居るが、坊主にする人は少ない。
一美の様に超ロングで美髪の美人は本当に少ないから、貴重で大事にしているのだろうと考えている。
でもこの後の責めは結構初めての女性に、騎乗責めまで今夜中にする様なので結構辛いと思われる。
「ガーガーガー」と音が響く度に長い髪が床に落ちて散乱した。
やがて一美の後頭部の長い髪は殆ど刈り取られて、青白い地肌が不気味に見えている。
「先生変りましょう?ここからは難しいでしょう?」
「そうだな!気分が良かった!」
その場所を黛店長に譲ると、バリカンが今度は襟足から「ガーガーガー」と後頭部に上昇して、刈り残りの髪を綺麗に刈り取って青白い地肌に変った。
続けて耳の上も同じ位置まで刈り始めるバリカン。
耳の横を滑り落ちる様に長い髪が床に落ちて散乱していく。
「明日は私が全て刈り取ってやるからな!」散乱した髪を見ながら嬉しそうに言う山脇幹事長。
しばらくして後頭部から耳の上までの髪が綺麗に刈り取られて、青白く成って「先生のイラスト通りに成りましたか?」
「流石に本職だ!綺麗に成ったな!じゃあ次頼むよ!」
今度はシェービングクリームを泡立て始める黛店長が「蒸しタオルをお願いします!」
手伝いに来た前田に頼んだ。
「この子マンコの毛も多くて濃いので、楽しみなのだよ!師長!例の薬も忘れずに準備してくれよ!」
「はい、たっぷり入れてやろうと思って準備していますよ!それも前回より濃度の濃い物を持って来ました」
「それは楽しみだな!この前も息を吹きかけても感じていたが、それ以上か?」
「はい、今夜の段取りですと、この子はお尻が使えないのでより強力に感じさせる必要があるのです。前回のプレーを思い出させる為にも必要だと思います」
「クリトリスを剝いただけでも充分以前より感じるだろう?」
「先生の大きなペニスを挿入すると、この子には気持ち良く無いでしょう?」
「だから、みんなにお願いして身体を順応させてから私のペニスで昇天させるのだよ」
「そうですね!先生の物が美味しく感じられる様に私達がこの子の身体をトロトロにしますわ」
安住師長と山脇幹事長の話の間に刈られた後頭部に刷毛が動き、真っ白に塗り広げられた。
「蒸しタオルを絞って頂けますか?」
「この子は髪も陰毛も濃いし堅い様だな」
後頭部に蒸しタオルがあてられて、形を整える様に蒸らし始めた。
しばらくして再び刷毛で塗り始めて、耳の上から「ジョリ、ジョリ」と剃り始めた。
短い毛が剃り取られてつるつるの地肌に変ると、剃られていない部分との違いがよく判る。
しばらくして、刈り取られた部分が全てつるつるに剃り上げられると、もう終りますからマスクを外しますね」黛店長がマスクを外して、止めていたピンを髪から外す。
弾力の有る髪は直ぐに青白い部分を隠す様に上から垂れ下がって来た。
黛店長が髪を櫛で㸿と地肌が見える程刈り取られて、剃られた事を忘れる様な髪型になった。
以前よりは随分短く切られているが、毛先は一美の肩を被う程まだ長い。
「直ぐに目覚めますよ!」安住師長が言うと、直ぐに一美の身体が少し動いた。
「うぅ」ゆっくり目を開くが、身体の拘束に気が付いて「な、なに?」
「ようこそ、美容室の地下に舞い戻りよ!」黛店長が目の前に立って言った。
「そうよ!一美さん!貴女は騙されていたのよ!」
「あっ、貴女は師長!」
「私が招待したのだよ!私の女に成って君の性器も私が指示して綺麗に整えたのだよ!気に要ったか?今夜は君と私の二度目の初夜だよ!あそこのベッドで楽しもうじゃないか?」
「貴方は山脇!あの病院も?もしかして刑事の板垣も仲間?」
「そうだよ!だが既に板垣はこの世に居ない!」
「えっ、殺したの?」顔色が変る一美。
「それより、頭が軽く感じない?下を見てご覧なさい!」
床に散乱した自分の髪を見て、首を大きく振る一美は自分の髪が切られた事が判った。
電マ責め
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「お前も坊主にしてやるからな!」
「国を動かす国会議員とは思え無い変態爺だわ!貴女達も一味なのね!」
「まあ、そんなにカリカリしないで、今から気持ち良くさせてあげるからね、お嬢さん!」
電マを持った三人の女が一美を取り囲んだ。
「マッサージは必要無いわ!変態爺の手伝いを止めて!」
「そうなの?マッサージはお嬢さんのここにするのよ!」いきなり縄で飛び出した様に成っている乳房にあてた前田。
「やめてー感じないわ」強がって見せる一美だが、三人の女が一斉に尻、脇腹に電マを押し付ける。
「やめてーー」
「気持ちが良く成ってきたか?」山脇幹事長が近づいて尋ねる。
「誰が!気持ち良く成りません!やめて下さい!」
「そうなの?ここはどう?」
腰を屈めて安住師長が電マをスラックスの太股に、黛店長が尻に五人の女全員が電マを押しあてる。
「いゃーーやめてーーー」
上半身を三人、下半身二人の電マ責めは一美には初めての経験で、意味さえ判らないが薬の効果も手伝って暑くなっていた。
「や、め、てー感じて無いわよーーー変態!」
山脇幹事長を睨み付けて言う一美だが、少し乳房に触れている程度で、感じる部分にはまだ電マはあてていなかった。
その頃麻薬捜査官と亮介が美容室の近くに来ていた。
「電気が全く点いていませんね!」
「人の気配を感じられませんね!」三人が車から降りて、美容室のビルのシャッターが降りて暗く成っている窓を見上げて言った。
シャッターは外から閉めると思えば、誰も中には居ないと考える。
電動シャッターで中から操作が出来るので、地下に入ってシャッターを閉じると外からは人の気配も何も判らない。
「私達はクラブに立ち入り捜査をしてきます」そう言って三人がクラブ(ジュピター)に向った。
三人がクラブに捜査に入った事で、澄子ママは驚いて竜プロの吉永に連絡をした。
「慌てるな!板垣が尾行されたのだ!可能性が有る場所に来ただけだ!」
「板垣は?」
「既に始末した!安心して応対して大丈夫だ!」
「えっ、殺したの?」
「そんな感じだ!だから何も知らないで押し通せ!」
吉永は板垣刑事が尾行された事で、危機を感じて殺害を急いだのだ。
麻薬捜査官達は執拗にクラブを調べて、二人の潜入捜査官の手掛かりを捜そうと必死だった。
畠課長も少々の手荒な事をしても、三人の行方を突き止めるとの指示を出していた。
今回長谷川一美が板垣刑事の手で、クルーザーから何処かに連れて行かれた事実は、二人の捜査官の行方と関係していると決めつけている。
以前の様な曖昧な捜査では無く、徹底的に調べる予定に成っていた。
その頃安藤捜査一課長の元に、板垣刑事が死亡したとの連絡が入っていた。
「何か彼は言い残しませんでしたか?」
「病院に運ぶ救急隊員が何か呟く様な言葉を聞いたらしいのですが、か細くて殆ど聞き取れなかったと聞きました」
「その救急隊員に連絡は出来ますか?」
「捜して安藤課長に連絡させますが、殆ど意識が無かったようですから期待は出来ませんね!」
「今は何でも良い!手掛かりが必要なのです!自殺した長谷川一美さんが生きていたのですから、救出しなければ成りません!敵の偽装工作に騙されていました!逮捕した橋詰ももう一度明日尋問をします」
「六甲山の全裸女性殺人事件と同じ犯人でしょうか?」
「おそらく同一人物だと思います!船の中では何事も無く、長谷川一美さんはロングの黒髪で切られた様子は無いようです」
大阪府警の課長と話す安藤捜査一課長は、今日明日が山場だと考えていた。
「うぅ」思わず声が出てしまった一美に「どうした?感じないのだろう?」
山脇幹事長が言うと再び睨み付けるが、その時両方の乳房に同時に電マを押し付けられた。
「うぅ、うぅ、、やめてーー」
「ここは?」安住師長がスラックスの上から、陰部に電マを移動させた。
「ひぃーや、め、てーー」
「ブラウスが苦しそうね!」前田が電マを置いてブラウスのボタンを上から外していく。
「本当ね!胸が苦しそうだわ」
上から四つのボタンを外すと、縄で縛られているブラウスの前を両手で持って左右に広げる。
白いブラジャーが見えて、乳房の谷間も盛り上がって見える。
そのブラジャーの上から、電マが押し付けられて「あっ、あっ」声が変った一美。
「薬が効いてもう耐えられないでしょう?ここが一番かな?」股間に電マを押し付ける安住師長。
「や、め、てーー」顔を歪めて必死に耐える一美。
黛店長が電マを置いて今度はハサミを持って「暑いのでしょう?汗が出ているわ」ブラウスを縄の間から引っ張りながら「ジョキ、ジョキ」と切り始める。
一美は半袖のブラウスとスラックス、下着は白の上下のパンティとブラジャーのみだった。
九月に成っても沖縄は暑いので、昨日までは半ズボンにTシャツだった。
縄の間から引っ張ってブラウスを切り裂くと、ぼろ切れの様にブラウスは姿を変えていた。
「このスラックスも暑い様だわ、脱がせてあげましょう」
スラックスのベルトを緩める安住師長に、足を絡ませて抵抗をしている一美。
力が抜けた
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しばらくして救急隊員が安藤捜査一課長に電話をかけて着た。
「どの様な些細な事でも良い!板垣刑事が搬送された時何か言い残さなかったか?」
救急隊員は事情を知らないので、部下を失った課長が気にしているのだと思った。
「殆ど即死に近かったのですが、車から切り出した時によしとか、よしめーと口走っていましたが殆ど言葉には成らずに、意識を失いました」
「よし?よしめーと言ったのですか?」
「はい、もう意識が無く成る前ですから、何が言いたかったのか判りません!ご愁傷様でした!お役に立ちませんでした!」恐縮しながら電話を終った救急隊員。
その直ぐ後に亮介が「今、クラブに麻薬捜査官が調べていますが、美容室はシャッターが降りて真っ暗ですね!何か情報入りましたか?」
「交通事故で亡く成った板垣刑事が、救急隊員に運ばれる時によしとかよしめーと口走ったそうだ!」
「板垣刑事の最後の言葉ですか?何でしょうね?」
「意識が無く成る前だから、不確かだとは思うが何かを言いたかったのだろう?」
「事故はどの様な感じなのですか?」
「大型トラックに板垣刑事の車が追突、後続の車も板垣刑事の車に激突した様だ」
「大型トラックの運転手は追突を避ける為に急ブレーキを?」
「その様に供述しているが、まだはっきり判らない」
「あっ、課長!もしかしてよしって、吉永社長の事では?」
「成る程、吉永?吉永めーも同じ様な意味か?」
「裏切られたか、殺されたと思ったのでしょう?」
「だが確たる証拠は無い!」
「課長!その話を作るのですよ!それなら竜プロに乗り込めます」
「だが、令状は無理だ!」
「警察は無理でも僕なら大丈夫です!麻薬捜査官と一緒に乗り込んで見ます」
「もう十時だぞ!閉まっているだろう?」
「いいえ、もし犯人なら帰れませんよ!板垣刑事の死亡の発表までは、気に成って動けません!」
「成る程!今竜プロに行って吉永が居たら、本星か?」
「そうです!捜査官はもう直ぐ出て来ますから、一緒に行きます!適当に芸能人の麻薬所持を作れば捜査には行けるでしょう?」
「亮介君!今夜は冴えているな!もし社長が在社なら、大阪府警に応援を頼んで私も乗り込む!」
張り切る安藤捜査一課長。
スラックスのベルトを外すと、直ぐに脱がせる為にホックを外した安住師長。
「やめてーー」
「暑いのに必要無いでしょう?電マも感じない様だからね?」
「師長!スラックスのここに染みが有りますよ!」黛店長が陰部の部分を指さした。
クリトリスを刺激されて、既に愛液が漏れてしまった一美だった。
口では必死で我慢しているが、身体は正直で剝き出されたクリトリスに電マの刺激は強烈に感じていたのだ。
今までこの様な刺激は感じていなかった一美。
剝き出された最初はパンティの動きでも感じたが、今は多少慣れて歩く程度では平気に成っていた。
スラックスが直ぐに床に落ちて、パンティ一枚にされてしまった。
上半身も次々ブラウスを切り取られて、引き抜かれたので殆ど残っていない。
「素敵な姿ね!もう一度電マをしてあげなさい!」
胸、尻、脇腹に一斉に電マが押し付けられる。
「あっ、あっ、やめてーーー」
息が荒く成って大きく頭を動かすと、髪の間に地肌が見える。
その情景に嬉しそうな笑みを漏らす山脇幹事長。
「はぁ、はぁ、もうゆるして」
「ここが良いのでしょう?」電マが陰部に押し付けられて「ああーーーーーーーだめーーーーーーー」大きく頭を動かして声を出す。
ブラジャーも少し下にずれて乳房が半分はみ出しているが、面白いので時間の間隔を開けて刺激を交代で続ける。
しばらくして「この子パンティが汚れてきた様だわ」
「そうか、そろそろ限界か?最後に一斉に押しあててやれ!」
「ああーーーーーーーだめーーーーーーーゆるしてーーー」息が荒く汗を噴き出して、項垂れる一美を見て満足する山脇幹事長。
「次はあの台に載せろ!綺麗にしてやる!」
ぐったりした一美の縄を解き始める望月と、膝にベルトを巻付ける前田と戸田。
足首にも足枷のベルトを巻付ける森。
ぐったりして、身を委ねている一美は電マ責めから回復していない。
その頃亮介は直ぐ近くに一美が居る事も知らずに、捜査官達と竜プロに向い始めていた。
段取り通り吉永社長が居るか?それが大きな問題なのだが、今はそれしか術は無かった。
安藤捜査一課長にも赤石オーナーと連絡が付いて、国際電話が届いていた。
赤石オーナーの話では、山脇幹事長が贔屓の銀座のクラブ聡が改装工事をするので、その期間沖縄までクルーザーで旅行をさせて欲しいと依頼を受けたので、心良く貸しましたと答えた。
兵庫県警の板垣刑事も面識は無いし、長谷川一美さんは始めて聞く名前で全く知らないと答えた。
話の途中で自殺した事に成っていた女子大生だと聞かされて、ニュースで見た事が有ると答えた。
安藤捜査一課長は、与党の幹事長の名前を聞いて驚いた。
確かに銀座のクラブのママが懇意にしていても全く不思議は無いが、何故?板垣刑事と長谷川一美が絡むのか?板垣刑事が何かの伝手で頼み込んだのだろうか?
もしかして、竜プロが絡んでいるのか?気に成って再びクルーザーの聡子ママに尋ねる事にした。
だが、聡子ママから竜プロは全く知らないとの返事が届き、暗礁に乗り上げた。
銀座のママ聡子、赤石オーナー、山脇幹事長は繋がったが板垣刑事と長谷川一美が全くつながら無かった。
「あっ、いゃ」と声を残して、望月に抱え上げられて小さな寝台に載せられた一美。
性崩壊
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「あっ、やめてー」と抵抗を試みるが、素早く手首に前田が手枷を巻付ける。
そして腕を台の下に縄で結び着けられて動かせなく成った一美。
膝のベルトに天井から伸びた縄が結び着けられ、足枷にもフックで同じ様に天井から垂れ下がった縄に引っ掛けられる。
薬の効果が出て電マ責めで何度か逝かされて、完全に抵抗の力が抜けてしまった。
頭上の照明が点灯されて、一美の白い下着が光に輝く。
「もうひとつライトで照らしてくれ!怪我をさせたら大変だ!」
一美を辱める為にスポットライトを陰部に照らして一層恥じらいを与える予定だ。
「もうやめてー」
「私の嫁に成って貰うには通らなければ成らない道だ!」急に変な事を言い始めた山脇幹事長の言葉にその場の全員の手が止った。
「冗談だよ!」そう言って笑った山脇幹事長だが、安住師長はこの子の卵管を切らなかったのはそれが?まさかの本気なの?と思う。
一美をSEXドールに育てる事を拒否したのだから、本気なのでは?これからの段取りはとても嫁にするj女性にする事では無いとも思う。
スポットライトが設置されて位置を決めると点灯された。
目を細める一美を見て「眩しい様だ!タオルを被せてやれ!」
森が決められた様にタオルを二つに畳んで、一美の目の上に被せた。
「いゃー」と言葉を小さく出す一美の膝に巻付けたベルトの縄が少し引っ張られて、閉じていた太股が広げられる。
安住師長がシリングに入った強烈な媚薬を一美の膣に注入する為に、運ばれたワゴンの上から取上げた。
一層恥ずかしがらせる為に態と見せない様にした。
今一美の神経は陰部と胸に集中しているのは全員に判る。
この前に比べて少し大きめのパンティを履いている一美は、自分でも陰毛の多さを気にしている様だ。
以前ははみ出しているのも気にしていなかったが、今では少し気にしている様子が窺える。
しかし手入れはしていない様子が、パンティに写る黒い影で判る。
「あっ、やめてー」パンティを触られて急に驚いた様に言う一美。
パンティの横に指を差し入れて、横にずらす様に引っ張る黛店長。
陰毛が一気にはみ出して剝き出されると、シリングの先を膣口に押し入れる為に、陰毛を掻き分ける様にして指で大陰唇を広げる。
「あっ、いゃーだめーー」大きく顔を振ると、タオルが落ちそうに成るのを前田が押さえた。
「うぅ」シリングの先が膣に挿入されて、一気に注入される。
「うぅ、うぅうーーな、なにを?いゃー」液体が入るのが判った一美が不安を口走った。
注入が終るとシリングを抜き取り、パンティを元の状態に戻す。
ワゴンの上には既に剃毛用の道具が並べられて、山脇幹事長の趣味が揃えられている。
二人の女はバイブレーション手袋をはめて準備に入っている。
顔に被せていたタオルを取除くと、安住師長が電マを持ち、前田と戸田がバイブレーション手袋を装着して一美の髪を横にやって首筋を責め始めた。
「な、なに!あっ、やめてー」くすぐったい感覚に反応を始める。
電マが下腹部に押し付けられて、移動し始める。
先程徹底的に電マで責められたが、今度は異なるバイブレーション手袋の感触は不気味な音が耳に響いて変な気分に成る。
注入した薬が効果を表わして、陰部が燃えるのを待っているとも知らない一美。
黛店長が「もうこれも必要無いわね!」そう言ってブラジャーの中央を引っ張ってハサミで「ジョキ、ジョキ」と切り始める。
「や、め、てー」と言うが中央を切られたブラジャーから、形の良い乳房がはみ出した。
肩紐も続けて切ると布切れに成って、一美の身体から左右に離れて床に滑り落ちた。
「乳首が既に立っているわね!この手袋で揉んであげましょう」
「いゃーーやめてーーー」
直ぐに前田の手が乳房に被さると「うぅ、うぅ、あっ、あっ」反応が始まってしまう一美。
「ほら、気持ちが良いのだわ」
戸田も反対側の乳房を揉み始めて「あっ、あっ、うぅ」一美は声を止める事が出来ない。
「あーあーーああーーだ、だめーー」大きな声が出たのは、安住師長がパンティの上から、電マを陰部に押しあてられて一気に感じる一美。
もう先程の媚薬の効果で陰部は暑く敏感に変化していた。
ワゴンの上には剃毛道具の他にクスコ、手鏡、ローター等も準備されている。
先程の電マ責めで腰が抜けた様に成っていた一美は、再び乳房へのバイブレーション手袋責めと同時に行われている性器への電マ責めで、再び意識を失う程の刺激の連続は自分を忘れてしまう程だ。
三人の女達のテクニックは女性を知り尽くした柔らかさの中に、刺激を与えるので我慢が出来なく成っている。
泣き声なのか嗚咽なのか?息遣いが荒く時々「ああーああーーだ、だめーゆるしてーー」と叫ぶ様に口走る一美。
身体が蕩けてしまいそうに成っている一美。
「もう、このパンティも要らないでしょう?」横から引っ張る黛店長。
もう充分媚薬効果が出ているのか?一美は焦点がぼやけている様に見える。
「いゃーーゆるしてーー」急に我に返って言う。
「もう濡れているわよ!使えないわ」引っ張ると腰の辺りにハサミを入れて「ジョキ、ジョキ」と切り裂く黛店長。
切られたパンティは小さく引っ張られて左に寄る。
陰毛が大きくはみ出して白いパンティに絡みついた。
「こちらも、切りましょうね」
「いゃーーやめてーーー」小さく言うが、ハサミは一気に切り裂いて布切れが小さく成って陰部に辛うじて乗っている。
「さあ、さあ、こんな汚れたパンティは取除きましょう」
安住師長が一美の股に食い込んでいる布切れを引っ張って、お尻の下から抜き取ってしまった。
「立派な毛並みだわ」そう言いながら陰毛に息を吹きかけると「ひぃーーー」と感じて腰を動かした一美。
本当に沢山の陰毛が生え揃って、以前の時より多い気がする。
特に大陰唇の陰毛が長くて多い様に見えていた。
恐怖の寝台
61-081
山脇幹事長はワイシャツを脱ぎ捨てて、ランニングシャツ姿に成っていた。
一美が責められる姿に興奮して、汗が噴き出してきた様だ。
「望月さん!頼みます!」
そう言われて望月が縄を滑車で巻き取り始めると、一美の両足が徐々に左右に開き始めて、天井に引っ張られていく。
「あっ、いゃーーたすけてーー」その願いも虚しく、両足は天井に向けて伸び、同じ様に膝も引っ張られて上に上がった。
これ以上広げられない程広げられた足は、完全に股間を大きく露出して停止した。
「素晴らしい姿だわ!先生これなら上手に手入れが出来ますね」黛店長が笑顔で言う。
「ゆるしてーーー」か細い声で言う一美だが、身体は異常に火照って息遣いは荒く、陰部は火がついたように敏感に変っていたのだ。
「よし、スポットライトを点灯してくれ!」
右横から一美の黒々とした陰部にスポットライトが照らされると、一層暑さを感じる気がした一美。
その頃美容室から遠く無い竜プロのビルの前に到着した亮介達は「課長!ビルには明かりが点いています」と連絡をした。
「社長が居るかが問題だな!居たら直ぐに連絡を頼む!」
「はい、居たら本星の可能性が有りますね!」
「亮介君の言う通りだ!ビルの中に隠し部屋が在るかも知れない!そこに三人の女性が監禁されている可能性がある」
安藤捜査一課長の期待を胸に、四人はビルに入って行った。
一階に二人の社員らしい男が居て「どちら様?今頃何か用か?」話し方はチンピラの様な男が入り口に近づいてきた。
「吉永社長は在社でしょうか?東日新聞の者ですが?」
「社長は居るが、東日新聞の記者が夜分に何用だ!」
横に居た捜査官が「お宅のタレントさんに麻薬所持の疑いが有ります!」と切り出した。
その合間を縫って亮介は携帯で安藤捜査一課長に、社長在社を伝えた。
「ま、待っていろ!」男は慌てて内線を社長室に連絡した。
電話が終ると「社長が用件を聞くから、五階の社長室に来る様にって!」そう言って四人をエレベーターの方に案内した。
吉永は不意の麻薬捜査官と新聞記者が一緒に来た事に疑問を持って動揺していた。
社長室に入った四人に「この様な夜分に何用ですか?通常なら閉まっていますよ!」
名刺を差し出しながら「変な話を聞きまして、急遽来ました!すみません!」
「変な話し?」怪訝な顔に成った吉永に「数時間前に高速道路で交通事故がありまして、丁度新聞社を帰る時に一報が入り、偶然近くに居たので事故現場から救出した救急車の後を追い掛けたのですよ!」
眉間に皺をよせて聞く吉永の表情に亮介は的を得たと思った。
「その交通事故と私の会社に関係が?」
「はい、事故に遭われたのは板垣と云う兵庫県警の刑事さんなのです!」
「兵庫県警の刑事?全く存じませんが?」
「その刑事さんが、社長が麻薬の密売と云うか、芸能人に麻薬を拡散していると言ったのですよ!」麻薬捜査官が付け加えた。
顔色を変えて作り笑いで「冗談でしょう?板垣って刑事は全く面識が無いのに、何故その様な事を言うのですか?」
「板垣刑事は貴方に裏切られた!とも証言しています」亮介が詰め寄る。
「今から簡単に麻薬に関する資料の有無を調べさせて頂きます」
「令状は?」
「麻薬取引は現場での逮捕に成りますので、令状は必要有りません!」
「先ず!社長の机の点検を致しますので、動かないで下さい!」
「板垣とか云う刑事が何故?私の事を、、、、」口籠もるが明らかに動揺しているのが判る。
机の引き出しを捜し始めて「こ、これは何ですか?」重要と書いたCD―Rを発見した。
「そ、それは、お蔵入りに成った我社の女優の映像だ!君達が捜している物では無い!」
「それは少し気に成りますね!麻薬を使っている女優さんの画像かも知れませんね!」
吉永の狼狽は明らかに変だと全員が思った。
そのCD―Rには山脇幹事長が一美を強姦する様子が録画されていたので、吉永は既に次の事を考えていた。
それは山脇幹事長に全ての罪を被せて、自分達は逃げる準備に入る事だ。
だがそれは危険な賭で、共倒れの可能性も大きい。
「私がここに来る前に府警に連絡しましたので、もう直ぐ家宅捜査が始まると思います」
その言葉を聞いて吉永は板垣刑事の意識が残って、自分の事を救急隊員に喋ったのか?暗殺の失敗だったと思った。
護身用の銃は机の中には無いが、他の場所を捜索されると発見されると思っていた。
大阪府警は安藤捜査一課長からの連絡で、捜査員を派遣して家宅捜索に入る指示を出した。
安藤捜査一課長も同時に部下の刑事数人と竜プロに向って出発した。
一美は打たれた注射と膣に注入された薬の影響で、心と身体が崩壊していた。
「中々の毛並みに成りましたね」山脇幹事長が股間に入って大きく開かれた股間に息を吹きかける。
「ひぃーー」
「前回の時を思い出しましたか?」
「へんたい、、、、もうやめてー」
「この前とは少し気分も異なるだろう?」
「先生これを準備しています」洗濯ばさみの様な物を手渡すが、それには長い紐が付いている。
山脇幹事長は受け取ると「これは右側だな!」そう言って一美の大陰唇に生えている陰毛を摘まんだ。
「いゃーやめてー」
「おい、鏡を持って来い!」
もうひとつの洗濯ばさみを受け取ると今度は左側の陰毛を挟んで摘まんだ。
「おねがい、やめてーー」
陰部が引っ張られて重りが付いた様に成ったが、手鏡の大きな物を前田が一美の股間に置いて角度を調整する。
山脇幹事長が股間から頭の処に行って「さあ、自分の恥ずかしい部分がどの様に成っていくか良く見るのだ!」一美の頭を持ち上げて角度を合わせる。
「きゃーー」一美は自分の陰毛を挟んでいる洗濯ばさみが、左右に引っ張られるのを見てしまった。
気が遠く成るシャンプー
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「目を開けて見るのだ!」強い言葉で一美の頭を持ち上げて目を閉じる事を禁じる。
紐は左右に引っ張られて、一美の一番恥ずかしい部分が鏡に写し出され始める。
「綺麗な小陰唇に成っている!」確かめる様に言う山脇幹事長。
「いゃーゆるしてーー」
どんどん引っ張られて、一美はピンクの肉片を剝き出され膣口から尿道口まで見せつけられ、一層赤面して暑く成っていた。
「毛が多いので面白い嗜好だな!」一杯に開かれてしばらく見せられるが、流石に目を閉じて背けた一美。
「こんなに一杯生やしたので、遊べたな!今から綺麗にしてあげるよ!嬉しいか?」
「、、、、、、、」
頭を持ち上げると、全く髪の毛が無い部分に手が伸びて、後でゆっくりと見せられて驚くだろう?そう思って笑みを溢す。
「さて、散髪を始めるか?ここのな!」そう言って一美の洗濯ばさみを外す。
「もう、ゆるしてー」か細い声で言う一美。
「ここが燃えているのだろう?あついか?」
「、、、、、、、、」
「先生!女性は男性とは反対で、散髪の前にシャンプーをするのですよ!この子も散髪の前にシャンプーをした方が良いでしょう?地肌に垢とかがこびりついていますよ」
「成る程、流石は店長だ!早速洗ってやってくれ!中々SEXの少ない女は洗わないらしいからな!」
「判りました!シャンプー台を持って来ます!歩けないですからね!」
「えっ、そんな、、ひ、ひつようあり、ませ、ん」驚いて聞いていた一美が想像をして身体を動かそうとして言った。
森と戸田の二人が簡易のシャンプー台を運んで来る。
シャワーの設備も付いているので、本格的な物と変らないが形状は腰から陰部が丁度入るように作られている特注品だ。
事前に今夜の為に製作していた様だ。
「望月さん少し上げてシャンプー台を腰に入れて下さい」
「あっ、やめ、、、、」腰が浮いて口走る一美。
既に薬の影響で理性が不安定に成っていた。
望月が滑車で巻き取り、一美の腰を上に浮かせると素早くシャンプー台を押し込む。
「ぴったりだわ!」嬉しそうに言う黛店長。
「店長!準備が出来た様だな!頼むよ!綺麗に隅々まで洗ってやってくれ!」
「はい!先生!特性のシャンプーを準備していますので、き、れ、いに致しますわ」
不気味な笑みを漏らす黛店長。
段取り通りに進む一美の調教過程に笑みを浮かべて見入る山脇幹事長。
大阪府警から数十人の刑事が竜プロに向っているのを、知る筈も無い至福の時を迎えていた。
予め準備をしていた大阪府警の家宅捜査の刑事達が、竜プロに到着するまで僅か半時間程だった。
十数人の捜査員が令状を持ってやって来たのは、十時半過ぎで
吉永はこのビルの中で発見されたら困るのは、護身用の拳銃位で麻薬は何処にも存在していない。
例の隠し部屋は発見されても、スキャンダルに成った時タレントが隠れる為に準備した部屋で充分通用すると考えていた。
「まあ、好きな様に捜してくれ!麻薬とか言われる物騒な物はこのビルの何処を捜しても出て来ない!」
吉永は開き直って社長室のソファに腕組みをして座った。
兵庫県警の安藤捜査一課長達は、まだ到着していない。
亮介も一緒にビルの中を調べる事にして、一美の痕跡を発見出来れば良いと思っていた。
しばらくして捜査員が「社長さん!このビルには隠し部屋が在る様ですね!エレベーターの鍵を貸して貰えませんか?」
予め予想していたので、吉永は「そこの机の一番上の引き出しに有る」とぶっきらぼうに答えた。
鍵を持ってエレベーターに乗り込む捜査員と一緒に亮介も同行した。
もしかして隠し部屋に一美がいる様な気がしていた。
「この部屋ですね!」エレベーターから降りると、部屋の鍵を開くと中に飛込む亮介が「一美さん!」と大きな声で叫んだが、誰も部屋にはいなかった。
肩を落す亮介、捜査員は部屋の中に女性の長い髪の毛を見つけて採取していた。
他には女性の服が多数残っていたが、それが一美の物だとは気づかない亮介。
トイレに行く時に、鎌田秘書にメールで警察の家宅捜査が今入って居ると連絡をした。
だが鎌田秘書は山脇幹事長が不在の為、羽を伸ばして銀座で飲み女性とホテルに行き楽しみの最中だった。
その頃一美は恐怖のシャンプーを受けていた。
シャワーの湯を手で触って「大丈夫ね!良い温度だわ」黛店長は簡易のシャワーの温度を調べて一美の股間にかけた。
「あっ」いきなりクリトリス付近にシャワーの水滴が勢いよくあたると声が出る一美。
陰毛が濡れると特性シャンプーを手に取って、そのまま濡れた陰毛に擦りつける。
「あっ、いゃー」刺激を与える為に薄いハッカ液と媚薬が混入されたシャンプー液が陰部に刺激を与える。
黛店長の指が下腹部の陰毛を指で洗う様に動かす。
シャンプー液が流れて陰部に刺激を与えると「あっ、あっ、うぅ」一美は声を止める事が出来ない。
黛店長は再び手のひらに一杯シャンプー液を取ると、今度は一美の大陰唇を覆う様に塗りつける。
「あぅ、うぅ、いゃーあっ、だ、だ」指が大陰唇の陰毛を擦る様に動き、横から安住師長が同じ様にシャンプー液を手に浸けて、恥丘からクリトリスに向けて指と手の平で泡立てる。
「ああーーーーーーーだめーーーーーーーいゃーーやめてーー」
「どうしたの?綺麗にしなければバイ菌が繁殖するのよ!」
そう言いながら大陰唇を持って左右に広げる安住師長。
小陰唇を刺激しながら指を動かされると「ああーああーああーーーだめーーだめー」媚薬の効果とハッカ液の作用で、小陰唇が益々敏感でひりひりする刺激に変った。
「ああーーだめーーも、も、もうゆるしてーーー」
身体に汗が噴き出して、大きく頭を振るが二人は全くやめる事は無い。
その様子を近づいて乳房を揉みながら、微笑む山脇幹事長。
一美の剃毛
61-083
「ああーああーもう、やめてーー」
「何を言っているの?こんなに垢が有るじゃ無いの?」指で肉片を剥き出す様にしてシャンプーで擦りつける。
愛液とシャンプーが混じって、泡を消してしまう。
「何が言いたいのだ!綺麗にして貰って?」
一美の吐息の漏れる唇に自分の口を押し付けて、舌をねじ込もうとする山脇幹事長。
拒否する一美の姿を見て安住師長が、指でクリトリスを摘まむと「ああー」大きく口を開いた。
間髪を入れずに舌を滑り込まれて、舌を絡ませながら吸われる。
一度許してしまうともう閉じる事を許さない程の濃厚な舌の動きをする山脇幹事長。
乳房を揉みながら、一美の口に煙草の臭いのする舌が絡み合って一美も煙草を吸っている様な気分に成ったのか、意識が薄れる程に成っている。
煙草を吸わない一美には強い刺激に成っている。
二人の女にクリトリスから、大陰唇から肛門までを舐められている様な気分にされているのも大きな影響刺激に成って、陶酔の世界に誘われていた。
アナルは好きでは無いので、決して指を肛門に挿入はしないが付近をマッサージされて気持ちが良く成っていた。
三人に身体中を舐め回されている気分で、もう腰が浮いた様に成っている。
声は舌を絡められて出せないのだが既に嗚咽の連続だった。
しばらくして「綺麗に成ったわ!」シャワーの水滴が性器にあたるだけで感じている一美。
愛液とシャンプー液が洗い流されているが、アワビを塩もみしている様な絵柄に成っている。
「ふぅーーーー」山脇幹事長の口が離れて大きく息を吐く一美。
白い肌に岩海苔の様に付着した陰毛、今度はドライヤーで乾かすから驚きの情景に代わった。
「あっ、あつ、あついー」
一美が今度はドライヤーの熱で陰部を責められている。
簡単に乾くとシャンプー台を取除く為に、再び腰が浮かされて引き抜いて元の位置に降りた。
「さらさらに成ったな!」山脇は股間に入って陰毛を指で触って楽しむ。
「も、う、ゆるして、、、ください、、、」脱力感一杯な声で言う一美は、何度逝ったか判らない程の疲れを感じていた。
「ハサミを貸してくれ!」
手渡されたハサミを持つと、大陰唇の長い陰毛を指で摘まんでハサミを入れる。
「ジョキ、ジョキ」切り取った陰毛を持って「ほら、さらさらに成っているぞ!」そう言いながら一美の白い腹の上に置いた。
再び陰毛を摘まむと「ジョキ、ジョキ」と切って同じ様に置く。
横では黛店長がシェービングクリームを泡立てて準備をしている。
「店長!クリームを丁寧に塗ってやれ!」場所を変ると、黛店長が股間に入って刷毛にたっぷりとクリームを浸けて、恥丘を中心に落してそのまま刷毛で大きく広げる。
「あっ、あっ」直ぐに反応を示した一美。
既に先程のシャンプーで敏感に成っているので反応は早い。
二度三度と塗られて真っ白に成った下腹部。
「先生!お願いします」そう言って場所を譲る。
「店長!愛液でクリームが消えたら横から塗って貰えるか?」
一美を恥ずかしい気分にさせる為に言うが、既に言葉だけで愛液が流れ出る様に成っている。
日本剃刀を広げると、下腹部から剃刀を入れて「ジョリ、ジョリ」と大きな音を立てて剃り始める。
「先生が丁寧に、つるつるにして下さるわ」一美の顔の側に来て安住師長が言う。
「、、、、、、、」目を閉じて耐える一美は以前に剃られた時を思い出して、既に大陰唇とクリトリスを剃刀が這う時の感じを思い出してしまった。
「ジョリ、ジョリ」の音が遠くに聞こえる程、感じ始めているのだ。
次の次まで自分の想像で感じてしまうのだ。
「恥ずかしいの?目を閉じているけれど?」
「、、、、、、」
何も喋らないで、剃刀の移動だけを肌で感じていた。
「あっ、あっ、いゃー」小さく口走ったのは剃刀がいきなり大陰唇の陰毛を剃り始めたからだ。
左手で押さえて短く切られている陰毛を「ジョリ、ジョリ」と肛門の方向に剃り落とし始めた。
「あっ、あっ、だ、だめーあぅ、うぅ」指が皮膚を伸ばして、剃刀が動くともう愛液が流れ出て止らない。
「あっ、あっ、だ、だめーあぅ、ああー」
徐々に声も大きく止める事が出来ない感じ方に変っている一美。
「気持ちが良いのね!」
さり気なく乳房を揉み始めて、口を持って行く安住師長は乳首に舌を出して舐める。
「ああーーだめーーも、も、、、、、」
横から黛店長が刷毛にクリームを浸けて、反対側の大陰唇に塗り始める。
既に愛液でクリームは消えて無く成っていたからだ。
その皮膚を伸ばす為に指を入れて、一層一美の声が大きく「ああーああーーだめーーか、かんじちゃぅーー」
安住師長はその言葉に悪のりする様に、左の乳房を揉みながら右の乳首を口に含んで舌で転がす様に愛撫を始める。
「ああーああーーだめーーか、かんじちゃぅーー」
一美は剃毛に感じているのか、乳首を転がされて感じているのか判らないが、二人はお互いに自分の技で感じていると思って張り切る。
二日程でM女に仕上げる予定で、ここの人達は張り切っているのだ。
腰が抜けるまで責め続ける予定で、最後に山脇幹事長がSEXをして今夜の責めが終る予定だ。
明日は予定通り一美の頭を丸坊主にして、新たな調教に入る予定に成っている。
明日の夜には完璧な坊主姿の一美を、全員で昇天させる予定だ。
流石に山脇幹事長は明日はSEXは出来ないだろうと、全員が思っていた。
逝かされる
61-084
「ジョリ、ジョリ」の音と同時に一美の嗚咽が室内に響いて、三人は楽しそうだ。
後の三人はこれからの責めを楽しみにしている。
「ああーああーーだめーーか、かんじちゃぅーー」大きく頭を振って反応するのは、クリトリスの近くを剃刀が移動している時だった。
一番密集している部分の皮膚を引っ張り、クリトリスを指で触り、剃刀で刺激するので堪らず声を発する。
「ジョリ、ジョリ」細かく剃刀の刃先を何度も移動させて、陰毛を剃り落している。
相変わらず乳房への刺激を続けている安住師長。
「あっ、あっ、だ、だめーあぅ、うぅ」乳首を吸って軽く噛まれて、転がされる左右の乳房を交互に舐められて完全に逝ききる一美。
両手に力が入り天井に伸びたつま先にも力が入り「いくーーいっちゃうーーーだめーー」を繰り返し急に大人しく成った。
「綺麗に剃れたぞ!見せてやろう」
鏡を準備させて大陰唇を左右に広げて、ピンクの肉片が見えるまで広げられた。
「いゃー」小さく口走る一美の、頭を持ち上げているのは黛店長。
安住師長は既に次の責めの準備を始めている。
「綺麗でしょう?良く見るのよ!これからもっともっと良い事をしてあげるからね!先生の物は大きいので、貴女のマンコをもっと柔軟にしなければ痛いのよ!」
「も、う、ゆる、してー」口走るが自分の無毛の陰部を広げて見せられて、顔を背ける一美。
「持ちやすいわ!」つるつるの後頭部を持ち上げて言うが、一美には意味が判らない。
「さあ、貴女のマンコの中を調べてあげましょう」
安住師長が「カチャ、カチャ」とクスコを持って股間に入った。
「やめて、くだ、、さい」
「師長!これ位で宜しいですか?」容器にベージュの液体を混ぜて見せた。
「充分よ!クスコで開くからスプーンで掬って入れて頂戴!」
「へ、へんなものを、入れないで」
「大丈夫よ!マンコが疼く液体が入っているのよ!いれてーって腰を振る様に成るのよ」
「そんな、、、、、、」
無毛の大陰唇を指で左右に広げて、クスコの先を膣口に挿入し始める。
「うぅ、や、め、て」
「力を抜かないと痛いわよ!拒否は出来ないのよ!」
「うぅ、あぅう」滑り込むクスコは徐々に奧に沈み、膣口を容赦なく広げてしまう。
「さあ、注ぎ込んで頂戴!」
スプーンで液体を掬うとクスコに流し込んでいく。
「うぅ、や、め、、、、、て」腰を動かそうとするが、全く動かせないで次々流れ込む。
「もう良いわ!充分よ!貴女方の出番よ!充分楽しませて!」
既に山脇幹事長は椅子に座って休憩している。
まだまだ自分の出番は先だが、完全に敏感肌に変わってSEXが好きに成った頃に自分の物で逝かせる楽しみは格別だと思っている。
その頃、隠されていた拳銃が発見されて吉永は銃刀法違反の現行犯で逮捕された。
護身用で隠し持っていたとの言い訳だが、大阪府警に連行される事に成った。
丁度その時に安藤捜査一課長が部下の刑事二人とやって来た。
「亮介君!よくやってくれたな!突破口が見つかったよ!ありがとう!」
「課長!このCD-Rを大事そうに吉永社長は机の引き出しにしまっていました」
「重要な物だろう、後で署に帰って調べて見る事にしよう」
大阪府警が吉永社長を連行して、車に乗り込んだ後だったのですれ違いに成っていた。
「長谷川さんの痕跡は?」
「六階に隠し部屋が有りましたが、誰もいませんでしたが、、、、」
「何か?」
「これを一美のDNAと一致するか調べて下さい!」
ナイロン袋に入った長い髪を手渡す亮介。
「その隠し部屋に数本落ちていたので、一本頂きました!兵庫県警なら直ぐに一美の物か照合出来るでしょう?」
「他には何も無かったのか?」
「大阪府警が吉永社長から、色々聞き出すでしょう?」
「だが、女性達は何処に連れ去られたのだろう?」
「あの病院とここ、そして美容室、クラブ!それ以外にどこか有るのでしょうか?」
「亮介君は明日も仕事だろう?ゆっくり休んで!何か判れば直ぐに連絡をする!ご苦労さん!」
緊張していた亮介は安藤捜査一課長に会って一気に疲れが噴き出していた。
麻薬捜査官と安藤捜査一課長は、その後小一時間ビルの再捜査をおこなった。
「ああーああーーだめーーこ、こわれちゃう」
膣口にバイブを挿入されて三人の女が一美の胸から、身体中に電マを押し付けて逝かせる。
「ああーああーああーい、いくーーーいっちゃうーー」
何度も何度も寸止めされて、中々逝かせない三人の女。
それでも直ぐにバイブを動かして、一美の腰が浮きそうに成る程掻き混ぜる。
「ああーああーーいか、いかーーせーーー」
だが逝かせない三人、電マを押しあてては止めるので、気が狂いそうになる一美。
先程迄何度も逝かされているが、膣では一度も逝ってないのだ。
腰が浮きそうに成ると、止めてしまう三人の女。
一美の膣は液体の影響で、どろどろ状態で痒みが感じているのか訳が判らない。
「そろそろ、向こうの方に移動させるから、逝かせてあげなさい!」黛店長の言葉で「ああーああーーだめーーだめーーいくーーいっちゃう」
身体をがくがくとさせて、手に力が入って足先が伸びきり頭を大きく振って逝ってしまう一美。
殆ど力が抜けた身体を縄が緩められてゆっくりと足が降ろされる。
「飲み物を飲ませてあげなさい!まだまだ終らないのだからね」
完全に腰が抜けるまで掻き回される一美を待っているのが、山脇幹事長だった。
指で逝く
61-085
寝台から降ろされると横の檻に放り込まれて、飲み物を与えられた一美。
ぐったりとして飲み物を少し飲んだだけで、放心状態でベッドに倒れ込んでしまった。
過去に無い程の衝撃に言葉を失っていたのだ。
地下室の全員は夜食を食べながらビールを飲む人、お茶を飲む人と様々だ。
山脇幹事長はビールを一杯飲んで、簡単な食べ物を食べている。
その頃安藤捜査一課長はようやく竜プロの捜索を終って、兵庫県警に向って帰途に就いていた。
「この髪の毛が長谷川さん若しくは麻薬捜査官の物なら、吉永の容疑は監禁罪も充当される」
「今夜中には判定が出来ますね!」
「基本データが既に存在するので時間は殆ど要さないが、今何処に監禁されているのか?」
「でも課長!銃が発見されて良かったですね!もしも何も無ければ今頃証拠隠滅をされて闇の中でしたね」
この時、もしも鎌田秘書が携帯を見ていたら、対策を講じる為に山脇幹事長に連絡をしていただろうが、肝心の鎌田秘書は予てからのお気に入りで口説く機会を狙っていた銀座の女性とホテルで真っ最中だった。
しばらく休憩をした安住師長達が時計を見ながら「十一時を過ぎたわね!そろそろ始めましょうか?」
「そうね、あの台の上で私の指で逝かしてあげるわ!」黛店長が嬉しそうに言う。
「貴女の指で先程よりも刺激が有るのかしら?」
「大丈夫よ!三本の指が入る程のがぼがぼにしてやるわ」
「わあ、恐ろしい!先日まで処女の女だったのに、既に欠片も残ってないわね」
馬鹿な話をしながら、長方形の台の処に集まる女達。
望月が檻に入って横たわっている一美を起こすと、素早く両手を縄で結んで締まった。
「もう、ゆるして下さい」
「早く立つんだ!」手を引っ張って立たせようとするが、後に下がって抵抗を試みる。
「何をしているの?」前田達が檻の中に入って来て「さあさあ!早く出るのよ!」
一美の身体を押して檻から外に出した。
抱え上げて一気に長方形のマットの上に抱え上げる、
「はい、はい!これを着ければ恥ずかしく無いわ!」横から一美に革のアイマスクを着ける。
「いゃーやめてーー」
「恥ずかしいのでしょう?これなら大丈夫よ!集中出来るわ!」
「そうよ、私達はバイブレーション手袋を履いて応援してあげる」
仰向けに寝かされて、両手を頭の上で縛られて固定された一美。
同じ様に足首の足枷にも縄がフックで結ばれて、いつでも左右に開く様に準備がされた。
「さあ、始めましょうか?」
黛店長は電マを持ち、他の三人はバイブレーション手袋で一美の身体を触って性感の上昇をさせる様だ。
安住師長は横に在る乗馬の鞍の様な器具の調子を確認している。
中央には男性のペニスの形をした突起物が、上を向いて隆起している。
スイッチを入れると、上下に動いて今度はうねりを伴う様に動いている。
一美をこの上に乗せて責める様だが、器具の上にも縄が垂れ下がっているので一美を天井から吊すのだろうか?安住師長はこの道具を見るのは始めてで、話しに聞くと一美の膣の位置に合わせて作った特注品の様だ。
深く沈むとクリトリスを刺激する突起物も着けられているので、恐ろしい責め具だと思って見ていた。
一美がアイマスクをされて、横たわった横に三人の女と黛店長が陣取った。
「さあ、天国に送ってあげるわ!」
一斉に女達の手が一美の身体を触り始める。
「いゃーーやめてーーー」恐怖の声を発する。
電マを持った黛店長はいきなり、下腹部を電マで刺激を始める。
何も見えない一美には恐怖と、次に何処を触られるか判らないので、一層神経が身体中を研ぎ澄ませる。
「いゃーー」脇腹をバイブレーション手袋で触られて声が出る。
黛店長は電マを二台持って、下腹部と太股の付け根に押し付ける。
「うぅ」身体中を六つの手が這い回り、一美は身体をくねらせて感じ始める。
少し休んだとはいえ、先程の余韻の残る身体は直ぐに燃え始めて、息が荒く口が小さく開いて吐息を吐く。
「気分が乗ってきた様だわ」その言葉で同時に乳房を手袋が被い、一気に一美は感じ方が変り「ああーあっ、あっ」声が変る。
望月が一美の足を左右に引っ張りながら開いて行く。
「いゃーー」小さく抵抗の声を発するが、躊躇いもせずに一気に引っ張って、台の横に有る金具に縄を結び付けて動かない様にした。
右足はいつの間にか安住師長が縄を引っ張って、望月の動きに合わせて広げていた。
「まあ、綺麗なマンコだわ!」黛店長が開かれた一美の陰部を見て言う。
早速股間の部分の台が下に落ちて、黛店長がそこに入って早速下腹部を左手で押さえる。
右手で陰毛の消えた大陰唇を下から上に指で撫でながら、マッサージの様に動かし始める。
その間も三人の女が一美の身体をバイブレーション手袋で、マッサージの様に舐める様に隅々まで移動させる。
「あっ、あっ」声が少しづつ出て、視界が遮られているので集中を始めている。
黛店長が両手で一気に大陰唇を左右から広げると「ああーいゃー」と声が大きく出た。
「既に濡れているわね!少しずつ反応が良く成ってきたわ!お馬ちゃんに乗る為には充分解しておく必要が有るのよ!」
開かれた小陰唇を指でマッサージする様に広げると、愛液が滲み出て感じているのがよく判る。
直ぐに中指を擦りつける様にしながら挿入して行く黛店長。
「うぅ、うぅーーー」仰け反る様に頭を押して、顎が上がる一美。
「ああー、ああーーうぅーーあっ、だ、だめーー」指を動かされて声が止らない一美。
乗馬体験
61-086
兵庫県警に戻った安藤捜査一課長は亮介に預かったCD―Rが気に成って早速見る事にした。
既に署内には数人の刑事が残っているだけで、一緒に捜査に向った刑事も帰宅の準備に入っていた。
見始め得た画像に「エロ映画か?」と呟きながらコーヒーを飲みながら見ていると、思わず口からコーヒーが噴き出した。
「な、何だ!こ、これは長谷川さん?」独り言の様に呟くが次の瞬間「えーー」と大きな声を発した。
画面に大きく映し出された顔は、何度もテレビで見ている民進党の幹事長、山脇巧美氏だったからだ。
半袖の花柄のブラウスに、紺のミモレ丈のフレアースカートを履いている一美が写し出されている。
万歳をさせると一美に近づき、いきなり胸を右手で掴むと「これならDカップは有るな!」そう言って嬉しそうだ。
今度はスカートの裾を捲り上げて、右手を入れて下着を弄る。
「パンツ一枚だけか?」不思議そうな顔をするので「部屋で食事をしていましたから、もう初夏ですよ!」答える黛店長。
「そうか?」と言って嬉しそうな顔をして「剛毛だ!」と言って手をスカートから抜き取る。
「先生起きる前にこれを注入しておきましょうか?」
カプセルを見せると「直ぐに効くなら、後で良いだろう?カプセルより注射器で奥までたっぷり流し込んで、存分に感じさせ様!楽しみが出来た!」
剛毛だと知って時間を充分要して陰毛の処理を楽しむ様な言葉だ。
「準備を頼むぞ!充分恥ずかしい気分にさせて、剃り上げてやろう!えりの毛と量も違うし初めてだからな!」嬉しさがこみ上げている。
「剃毛プレーの良さを教え込むのですね!」
「この子は多いから、直ぐに楽しめそうだ!この綺麗な黒髪を見て見ろ!髪とか毛が多い家系だろう?」
長い髪の毛を触って陶酔の表情の山脇幹事長。
「この女は美容室の店長?」画面を見ながら口走るが、安藤捜査一課長は一気に早送りにして、山脇幹事長が長谷川一美を強姦している事実を確認した。
だが相手は大物だ!直ぐに警視庁に問い合わせをしても深夜で誰も対応は難しいと頭を抱えた。
すると、美容室の中にこの様な部屋が在る可能性が高いと考え始めた。
明日早朝、美容室(黒い薔薇)に刑事を送り込んで長谷川一美と、麻薬捜査官二人の救出をする段取りを計画した。
この画像で山脇幹事長を逮捕する事は出来るが、長谷川さんが世間の晒し者に成ってしまう!それと同時に与党の信任は地に落ちてしまうと、困った事に成ったと再び頭を抱える。
その頃一美は完全に黛店長の指で昇天させられて、既に指二本を軽々と咥えて嗚咽を発していた。
「流石に三本は難しい様ね!折角気持ちが良いのに痛く成ると気分が悪いでしょう?」
「ああーああーーー逝くーー逝っちゃう」は既に何度聞いただろう。
身体中に汗を噴き出して一美は脱力感でぐったりしていた。
「そろそろ、お馬に乗せてあげましょうか?」
ぐったりして動かない一美の足の縄を緩めるが、閉じる様子も無い程広げた状態だ。
望月が抱え上げて、足を二人の女が持って馬の鞍の様な物の近くに降ろす。
望月が汗に濡れた一美の髪を持って細い紐を結び付けた。
既に後頭部の地肌が少し見え隠れしている。
天井から垂れ下がっている縄に紐を結び付けると、もう一度身体を抱え上げて鞍の様な物に一美を持ち上げて二人の女が片足づつ持って鞍に跨がらせて、足枷に縄を結び付けて鞍から降りる事が出来ない様に調節した。
手首はそのまま天井から垂れ下がっている二本の縄に結び付けた。
山脇幹事長がリモコンを持って準備が整うのを待っている。
大きな姿見の鏡を移動させて、鞍の前に持って来て一美に自分の姿を見せる様だ。
「先生!準備が出来ました!」
「アイマスクを外して、猿轡を咥えさせろ!五月蠅すぎるだろう?」
「はい」踏み台に上がって一美の口を開かせる。
それ程の抵抗は既に失っている様に望月の持った猿轡を簡単に咥える一美。
後頭部の無毛の部分に巻付けて準備が終ると、アイマスクを外す望月。
アイマスクが外されて、目をゆっくりと開く一美はまだはっきりと自分の姿が見えていない。
しばらくして鏡に映る姿に驚きの表情に成って「うぅうぅうう」と頭を振った。
その時天井の縄が巻き上げられて、髪の毛が徐々に引っ張られて今まで気が付かなかった自分のヘアースタイルに驚きの表情に成った。
「どうだ!素晴らしいヘアースタイルだろう?だが今だけだ!明日には全て剃り落してつるつるにしてやるからな!」
「うぅうぅぅうう」何かを言っているが言葉には成らない。
「良い馬に乗っているのだよ!さあ味わうがよい!」
リモコンのスイッチを入れると、徐々に鞍の中からペニス状のバイブが上昇を開始していた。
しばらくすると一美の膣口を下からこじ広げる様に突き上がって来た。
「うぅ、うぅうーーー」
容赦なく突き上がるバイブは、徐々に一美の膣に挿入されていく。
腰を浮かそうとするが横から黛店長が太股を押さえている。
「うぅ、あぅーうぅーー」どんどん突き刺さるバイブを拒否する術は無く咥え込む。
「そろそろマンコに入っただろう?少し動かしてやろう?もっと咥え込めるぞ!」
「あーーあーー」大きな声が猿轡の間から聞こえて、一美の顔が歪んでいる。
「どうだ!自分の体重で突き刺さる感覚は?腰を浮かして逃げたいか?」
不気味な笑みを見せる黛店長と安住師長が、片足ずつ持って足を上に上げる。
すると一層腰が沈んで奥まで突き刺さるバイブに「あぅ、うぅーーうぅーーうぅーー」
首を振ると山脇幹事長に、側頭部の剃り上げが目に入って一層興奮をしていた。
恐怖の責め
61-087
安藤捜査一課長は録画を見るのを完全に止めて今後の事を考えていた。
世間の動揺、亮介の失意、一国の幹事長の大失態、少なくとも竜プロの吉永と山脇幹事長には繋がりが有る。
だが今大阪府警に状況を話すと、一気に広がり世間に公開されてしまう。
一睡も出来ずに安藤捜査一課長は考え込んでいた。
今、一美が山脇幹事長に性的な陵辱を受けている事を想定していなかった。
板垣刑事に何処かに連れて行かれて監禁されていると思っていたからだ。
先ず朝に美容室(黒い薔薇)に突入して、捜索を行う事。
秘密裏に山脇幹事長と接触して、警察が事実を掴んでいるので自首を進言か?と考えを纏め始めていた。
鞍に乗って嗚咽を吐きながら、目も虚ろで股間に突き刺さったバイブに陶酔の一美。
「ああーああーーーうぅーーあぅーーー」猿轡の隙間から絶えず聞こえる。
「多少は馴染んできた様だな!もう少し動きを激しくしてクリトリスに刺激を与えよう」
リモコンを操作してバイブの動きを強くすると、一美は一層大きな声を出して、身体をくねらせる。
全身から汗が噴き出して、既にSEXでの疲労困憊状態に成っている。
身体が時々痙攣しているのが女達にはよく判る様で、足を持って深く入れたり浅くしたり調整をされている。
その調整がクリトリスを一層刺激して一美を完全に性奴隷と変化させている。
しばらく続いて完全に一美は疲れ果ててぐったりとして鞍から降ろされた。
「これで終ると思うな!」山脇幹事長がリモコンを置きながら不気味に笑みを漏らす。
檻に入れられて山脇幹事長とSEXを楽しむと思っていた安住師長は思わず「まだ責めるのですか?」と尋ねた。
明日早朝から手術が入っているので、そろそろ帰りたいと考えていたのだ。
「師長!もう遅いから明日の仕事に支障が有るでしょう?」
黛店長が最初に時間を聞いていたので時計を見て言った。
安住師長が「もう私の出番は無いので、失礼させて頂きます!」と山脇幹事長に言った。
山脇幹事長はランニングシャツにズボン姿で、まだ一美とSEXを楽しむ服装には成ってない。
安住師長を見送る為に黛店長が一緒にエレベーターに乗り込む。
「次は何を使うの?既に疲れ切っているわよ!」
「先生はドリル責めをするって話していたわ」
「えっ、SM専門のポルノ女優でも果てるのに、まだSEXの初心者にドリルバイブを使うの?嫌いに成るかも知れないわ」
「先生は言い出したら止めないから、納得したのよ!」
「まあ、私は明日参加しないから良いけれど、明日は疲れて使い物に成らないわよ!」
「先生は坊主にしたらそれで良いのでしょう?変態の年寄りだから二日も連続でSEXは無理よ!」
二人は笑いながら一階に出ると、シャッターを開いて外に出た。
「タクシーで帰るわ!」
「お疲れさま!明日は十時開店なのよ!眠く成るわ」そう言って笑う黛店長。
その頃地下では望月が一美の太股に足を膝で折り、縄で縛り上げてM字開脚にしていた。
既にされるがままで全く抵抗を見せない一美。
そのまま長方形の台に載せられて、両手は足に結び付けられて大きく足を開いて仰向けに寝かされた。
「これが何か判るか?」ドリルバイブを持って一美に見せる。
一美はそれを見ても殆ど反応が無い。
山脇幹事長が目の前でスイッチを入れてドリルバイブを動かして見せた。
モーターの音と同時にバイブがピストン運動を始めて漸く判ったのか「うぅ、うぅーーー」首を振り恐怖の表情に成った一美。
動かしながら一美の下腹部に近づけると、性器の上で大きく動かして見せる。
「この動きがお前のここで始まるのだよ!」
そう言うと直ぐにドリルバイブの先を小陰唇に押し付ける。
その時スイッチを入れて動かし始めると、一美の小陰唇をこじ広げて先が膣口に入って来る。
「ああーーーーーーーだめーーーーーーー」の声に「猿轡を外してやれ苦しいだろう」命じると、
望月が猿轡を始める。
「いゃーーーやめてーー」の声と同時に再び動き始めたドリルバイブ。
「ああーーーこわれるーーーーーーたすけてーーーーあああーーーああーーだめーーー」
「だめーーだめーーーこわれるーーああーああーーああーーーやめてーーーー」
「たすけてーーーーいやーーやめてーーーこわれるーーーーだめーーーううぅうう」
ドリルが漸く停止して、ほっとする顔になる一美だが、黛店長が今度は電マを持ってドリルバイブに合わせてクリトリスを刺激する様だ。
再びスイッチが入って仰け反り「いやーーーもう。だめーーー」と口走ると同時に電マがクリトリスの刺激を始めた。
「あああーーーーだめーーーしんじゃうーーーーたすけてーーーー」
「もう、だめーーーーだめーーーいくーーーいっちゃうーーーたすけてーーー」
「いくーーーーーーだめーーーー」
「ああーああーああーーああーーはぁ、はぁ、、、、、」息遣いが荒く、疲れ果てている一美。
既に限界を超えているが、止める事をしない山脇幹事長。
しばらくしてぐったりした一美を見て、もう一台のドリルバイブに変更して手に持つ。
先が細くて長いバイブが装着されて、子宮まで掻き混ぜる様なドリルバイブだ。
「これでお前の子宮まで掻き混ぜてやろう」
そう言いながらぐったりした一美の緩んだ膣口に挿入を始める。
「ああーーああーーーたすけてーーーー」どんどん身体の奥に入ってくるバイブに腰を引こうとするが容赦ない。
「ああーーああーーーーたす、け、てーーー」
子宮を抉られる様な感覚に大きく仰け反りからだが伸びきってしまう一美。
「ああーーああーーーーああーーーーこわれるーーー」
地下室にはドリルの音と、一美の嗚咽だけが延々と続いていた。
順応の性
61-088
「もう、ゆるしてーー」ドリルが止まった時、息も荒く訴える一美。
身体が痙攣を起こし、陰部が自然とぴくぴくと動いている。
「良い身体に成って来た様だ!仕上げだ!」そう言って黛店長に電マでクリトリスを同時に責める様に目で指示をした。
再びスイッチが入れられて、一美の膣に長いバイブの先が挿入された。
「ああーーーーーーーだめーーーーーーー」
「ああーーああーーーーああーーーーこわれるーーー」
同時に黛店長の電マがクリトリスに押しあてられて「「あああーーーーだめーーーしんじゃうーーーーたすけてーーーー」
「もう、だめーーーーだめーーーいくーーーいっちゃうーーーたすけてーーー」
「いくーーーーーーだめーーーー」
「ああーああーああーーああーーはぁ、はぁ、、、、、」息遣いが荒く。
しばらく続くと大きく身体が痙攣をおこして仰け反る。
手足が伸びきって、やがて白目を剝いて動かなく成った一美。
「先生!気絶してしまいましたわ!」
「その様だな!望月さん!ベッドに運んでくれ!私がとどめを刺してやる!」
ドリルバイブを股間から抜き取ると横に置いて「シャワーを浴びて来る!準備を頼む!」
さっさとシャワールームに向って言った。
既に一時を過ぎているが、特別元気な山脇幹事長だ。
その頃漸く鎌田秘書が携帯を見て「家宅捜査?このメールは十時四十五分か?容疑は何だ?」独り言を呟くと、電話をするが呼び出し音だけで誰も電話に出ない。
もう解決したのだろう?その後電話がかかった形跡も無い。
鎌田はゆっくりとホテルのシャワーを浴びながら考える。
吉永社長がメールを送るだけで終るのは少し変だ!白兎会のM組織に情報を尋ねてみよう!鎌田秘書は取り急ぎ準備をして電話をする。
M組織の事務所は新大阪のマンションの一階に在り、上の階には女性が住んで居る。
その一室に仕事が無い時は、二人の元麻薬捜査官も別々に住んで居る。
今夜は二人共人気で綾子は大企業の重役と二泊三日のプレーに、里奈は歌舞伎役者と同じく二泊三日で派遣されていた。
M組織の事務所は二十四時間誰かが駐在して、お客からのクレーム等の応対、マンションの管理も行っている。
傍目からはセキュリティが完備されたマンションに見えるが、逆で中の住人を自由に外に出さない様に成っている。
白兎会の人間が数人はガードマンの様に常駐している。
鎌田秘書はこの事務所の番号を知っていた。
過去にもこの組織の女を使って議員に紹介をした事が有るからだ。
電話に出た男に、吉永さんの竜プロが大阪府警の家宅捜査を受けた事を調べる様に尋ねた。
初めは乗り気で無い男が、山脇幹事長の名前を出すと急に恐縮口調に変わり、直ぐに調査をして連絡すると言った。
竜プロのビルに居た吉永社長以外の社員も事情聴取の為に、大阪府警に連行されていたので誰も他所への連絡をする事が出来なかったのだ。
檻に放り込まれた全裸の一美は完全に疲れて、ベッドに俯せに成って眠ろうとしていた。
檻にバスタオルを腰に巻付けたスタイルで入って来た山脇幹事長。
「お嬢ちゃん!眠るのはまだ早いぞ!上手く俺の種を宿したら将来は総理夫人だ!」
そう言いながら長い髪の隙間に地肌を見て、手を差し出して髪を左右に分けた。
「やはり、中途半端だな!明日は綺麗に坊主にしてやるからな!」
「、、、、、、、」何も言わずに顔を俯せにしたまま動かない一美。
だが山脇幹事長は、一美の白い尻を右手で撫でて今度は腰を持ち上げて、腹に左手を廻すと右手でお尻の方から陰部を触った。
「いゃー」
「もう濡れているじゃないか?」
そう言うが余りの衝撃に一美は余韻の中で、濡れた状態に成っていたのだ。
「顔を見せてくれ!」身体をそのままひっくり返す様に仰向けに転がす。
大きなベッドに転がって仰向けにされた一美の足を素早く広げて、無毛の陰部に右手が触れる。
殆ど動かない一美は抵抗をする事が無い。
抵抗を出来ない程身体が疲れ切っていたが正しいのだ。
一美の陰部を左手の指で広げると、右手の人差し指と中指でクリトリスを摘まむ様にして擦り始めた。
「あっ、あっ、あっ」直ぐに声が出て来る一美。
「流石に敏感に成っているな、もう直ぐ俺の大きな物を咥えさせるからな!」
指はその間も動いて「あっ、あっ、だ、だめーあぅ、うぅ」もう声が大きく変ってくる一美。
左手が乳房に向い揉み始めると「良い揉み具合だな!」そう言って左右の手が忙しく動いた。
「ああーああーーだめーーか、かんじちゃぅーー」
「そうだろう?お前の身体は私好みに変ったのだよ!」
嬉しそうにしばらく続けると、今度は覆い被さる様に乳房に口を持って行くとしゃぶりつく様に反対側の乳首を吸いながら舐め、口で転がし舌を伸ばして刺激を与える。
「ああーああーーーああーいいーーいいわーー」
一美の嗚咽に興奮する山脇幹事長は、バスタオルを腰から払い取り投げ捨てた。
幹事長の口は乳房から下腹部に這って、無毛の性器に辿り着く。
大きく一美の足を開いて、両手で大陰唇を持って左右に広げると、ピンクの肉片まで見える様に膣口が開いた。
「ああーああーーだめーーか、かんじちゃぅーー」舌がクリトリスから尿道口、そして膣口を舐めている。
「ああーああーーだめーーだめーーぅーー」嗚咽に仰け反る一美は、山脇幹事長の舌技に愛液を出し続ける。
「チューチュースパ、ソパシュ」音を立てて吸われると、一層仰け反り一美の口から「い、れ、てー」の言葉が発せられた。
山脇幹事長はその言葉を待っていた様だ。
「俺の女に成った様だな!さあ咥え込め!」
舐めるのを止めると起き上がり、一美の腰を持って引き寄せる。
大きな鬼頭を一美の性器に擦りつけて刺激を繰り返し始めると「は、はやくーーいれてーー」
信じられない言葉が一美の口から発せられた。
満足で果てる
61-089
「欲しいのか?」嬉しそうに尋ねながら、ペニスを擦りつけて焦らせる。
「あっ、あっ、だ、だめーあぅ、うぅ、はやくーーー」
一美は陰部が疼いてもうペニスを挿入して貰わなければ、我慢が出来ない状況に成っている。
先日まで処女の女とは思え無い変わり様に、嬉しくなっている山脇幹事長。
ハードな調教の成果だと自負しながら、膣口に大きなペニスの先を挿入し始めた。
意外と痛がる様子も無く、充分に解された膣口はスムーズに受け入れる。
「うぅ、うぅーーー」頭を大きく仰け反らせて、山脇幹事長のペニスを受け入れる一美。
「どうだ!気持ち良いか?」
「あぅ、うぅーーうぅーーうぅーー」腰を動かして自分から挿入を催促している様にも感じる山脇幹事長。
「いいぞ!私の子種を受けて総理夫人に成れ!」腰に力を入れてぐいっと押し込む。
「うぅ、うぅ、いいーいいわーーもっと」
大きな鬼頭さえ挿入されれば、全く痛みは無く快感が身体中に巡る。
腰を動かし始めると「ああーああーーだめーーか、かんじちゃぅーー」
「いいわーいいわーもっと、もっと」
「よし!」動きを早くすると、一美は大きく両手を広げてシーツを掴み仰け反り感じている。
「ああーああーーだめーーいいーいいーーああーー」
渾身の腰に力を入れて押し込む山脇幹事長も汗が噴き出ている。
勿論一美も汗で身体中は既にぐたぐた状態で、嗚咽と絶叫に変っている。
「ああーああーーだめーーか、かんじちゃぅーーいいーいいわー」
その言葉で一層頑張る山脇幹事長も、ペニスの大きさには自信が有っても体力には限界が有った。
昔は体位を変えて責め立てた身体も、今では正常位ならそれだけ、バックならバックだけの様で今夜も正常位に近い体位で責めている。
しばらくピストン運動が続いて「ああーーああーーーいくーーいっちゃうーーー」
「だめーーだめーー」の一美の言葉に興奮して、山脇幹事長は中出しで簡単に果てた。
「良かったぞ!」一美の身体から離れると「汗びっしょりだ!シャワーをしてやれ!明日は夕方からだ!頼むぞ!」
檻の外にいた三人の女に命じる様に言って、自分もシャワールームに向って行った。
三人の女は明日の午後まで、一美の世話と監視の役目を請け負っている。
檻の中に在るシャワールームに三人の女に抱き抱えられる様に連れて行かれた。
「貴女が妊娠すると困るから、洗浄して置くわね!」
吉永に命じられていたのか、三人は真っ先に一美の膣内を洗浄して山脇幹事長の精子を洗い流していた。
その後山脇幹事長が檻に戻っては来なかった。
そのまま新大阪の高級ホテルに宿泊の為、タクシーで向った。
しばらくして一美はパジャマを着せられて漸く長い調教が終って、ぐったりとして眠りに就いた。
「可哀想にね!今シャンプーをして、変な髪型だったけれど、明日には坊主にされてしまうのよね!」前田が綺麗な一美の髪を見て言った。
「あの先生!本当に変態だわ!何故女性の坊主が好きなのよね!」
戸田が言うと森が「色々なフェチが有るからね!でも髪は三年しても元の長さには戻らないわ!一年で十二センチから十五センチだからね」
「でもこの子最後は良い声が出ていたわね!意外と好き者かもね」
「SMに填まったかも?」
「これから何度も求めるわよ!身体が覚えたのならね」
三人の会話の中で、一美は既に深い眠りに入っていた。
睡眠薬で眠らされたのだが、薬の必要は既になかったのかも知れない。
「先生!大変です!」その言葉に眠い目を擦りながら「何事だ!朝早くから!俺は先程眠ったばかりだぞ!」枕元の携帯を持って怒鳴る様に言った。
「驚かないで下さい!吉永社長が大阪府警に引っ張られました!」
「何!容疑は何だ!」
「銃刀法違反と婦女監禁罪です!」
「誰を監禁していたのだ?」
「長谷川一美さんです!」
「馬鹿か!俺が三時間程前まで遊んでいたんだぞ!」
「竜プロの隠し部屋から彼女の毛髪が複数発見されたのです!」
「何!他の容疑は無いのか?」
「今頃は長谷川一美さんを何処に?と追究を受けていると思います!」
「彼は簡単には吐かんが、不味い事に成ったな!俺の名前は出てないだろうな!」
「まだ出ていませんが、兵庫県警の捜査一課長が先生に面会を求めています」
「兵庫県警?知らんが誰だ?」
「安藤と云う男です!彼は先生が東京だと思っていましたので、関西にいらっしゃると伝えましたが如何致しましょう?」
「兵庫県警の課長が私にどの様な用事だ!何か話していたか?」
「自分の部下の刑事が昨夜事故で亡く成った件で、先生のお力を拝借したいと申していました」
「どう言う事だ?」
「吉永が使っていた警察のスパイ刑事では?」
「暴力団白兎会の事を私に頼みたいのか?成る程!それは面白い!私が白兎会と繋がっているとも知らずに私を頼って来たのか?十一時なら会ってやる!ホテルの喫茶室に呼びつけろ!」
「はい、判りました!その様に伝えます!朝早く失礼致しました」
電話が終わって再び眠ろうとした山脇幹事長は、吉永が自分を売る?それは無いと自分に言い聞かせて再び眠りに入った。
吉永社長は警察の取り調べで、全ての罪を山脇幹事長に押し付けて逃げるしか術は無いと考えていた。
あのCD-Rが警察の手に入った筈だから、今日の取り調べは自分と山脇幹事長の関係の一点に絞られると考えていた。
昨夜の時点では全く話しに出なかったが、一体誰の手に渡ったのだろう?か?新聞記者
慎重に取り調べを受けなければ、逃げられないと考える吉永だった。
救出
救出
61-090
安藤捜査一課長は一美も亮介も、そして民進党も国民も全ての人を助けるには、山脇幹事長が自首して決着を付ける方法が一番だと思うが、出来れば全ての事を一人で抱えて自殺して欲しいと思っていた。
関西に来ているのなら、今日一美を再び強姦するのだろう?何としてもそれだけは阻止しなければと思っていた。
秘書の鎌田が「先生は今日から関西に向いました!」そう答えたので今夜一美を強姦するのだと思ったのだ。
時間が安藤捜査一課長には今日で、鎌田秘書には昨日の事に成っていたのだ。
夜中の二時の会話は二人の時間の感覚を相違させていたのだ。
その後安藤捜査一課長は意を決して、重要な人物に電話で事件の全容を話した。
勿論一美の事は匿名にして、綿貫葉子の事件の主犯として話を纏めた。
朝から吉永の取り調べが始まったが、全く何も喋らない。
兵庫県警と麻薬捜査課、そして大阪府警が美容室(黒い薔薇)に捜査に入ったのは九時前だった。
安藤捜査一課長は先頭に立って指揮をしていた。
あの画像が頭を過ぎって、この美容室の地下に三人の女性が監禁されていると決めての断行だった。
早朝の北新地は異様な雰囲気に成って、出勤してきた美容室の店員が怯えて応対した。
「このビルの地下を見せて頂きたい!」
「えっ、地下?その様な所は在りませんが?」
全く知らない店員はその様に答えて、怪訝な表情に成っていた。
「店長さんは?」
「先程居たのですが?」店員は驚きながら見廻すが、今の時間二人しか出勤していなかった。
捜査令状を提示すると「地下への通路が有る筈だ!」の安藤捜査一課長の指示で一斉に捜し始めた。
「このエレベータースイッチを押すと、下から上がって来ました」と刑事が叫ぶと扉が開いて捜査員が乗り込み丁寧に調べる。
「キーボックスが隠れています!」
「壊せ!」早急に証拠を掴みたい安藤捜査一課長。
今朝、亮介に長谷川さんは今日救出出来ると思うと伝えていた。
CD-Rに何が写されていた?の質問に、監禁場所が判るヒントが隠されていたので、助かったと答えていた。
本当の事はとても言える筈も無かった。
「課長!鍵を壊して地下へのスイッチが有りました!」
「私が先に行く!二人付いて来て、救急車の手配も頼む!」
四人程が乗ると一杯に成りそうなエレベーターに、先陣で乗り込む安藤捜査一課長。
地下の扉が開くと「警察だ!動かない様に!」
「長谷川さんは何処だ?」と尋ねると指を指す前田と森。
「警察?」檻の中から黛店長が出て来て言った。
「全員現行犯逮捕だ!監禁容疑だ!」
檻の方に向う安藤捜査一課長は「長谷川さん!」と叫ぶが反応が無い。
檻から出ると「寝ているだけだよ!」黛店長が諦めた様に言った。
「起きないが?」
「睡眠薬で昼まで寝ているよ!」
「他の女達は何処だ!」
「誰も最初から居ませんよ!この子だけですよ!」
「ここは?」
「刑事さん!見れば判るでしょう?調教して遊ぶ場所ですよ!その子も夕方から調教する予定でした!」
色々な変な責め具を見れば直ぐに納得出来た。
「詳しい事は署で聞こう!全員連行しろ!」
続けて三人の刑事が降りてきて、異様な道具に呆れた様子で見ていた。
四人の女が手錠を填められて、順番に一階に連れて行かれて捜査員が部屋の中を調べ始めた。
「ゴミ箱に沢山の髪の毛が棄てられていますが、どうしますか?」
「必要無い様だ!この子の髪の様だ!」
安藤捜査一課長が一美の頭を見て判断をした。
しばらくして救急隊員が降りてきて、一美を車椅子に乗せて「何処の病院へ?」
「兵庫県の警察病院に頼んで有る!搬送を頼む!」
安藤捜査一課長にはこの地下で遊んだ男は民進党幹事長の山脇巧美だと判っていたが、敢えて口には出さない。
今からその本人に新大阪のホテルで会う事に成っている。
既に彼には逃げ場は無い、何故なら今自分が持参した携帯の中に、CD―Rの映像がコピーされているからだ。
今の長谷川さんの頭を見た感じでは昨夜既にここで遊んだ事が判る。
そして、その事実は六甲山に遺棄された綿貫葉子を強姦して、坊主にしたのも山脇幹事長だと結論付けた。
しばらくして、亮介に一美さんを救出したので安心する様に伝えて、一美さんの両親にも連絡をして欲しいと伝言した。
強姦と相手の名前は問われたが、判らないと答えていた。
それは余りにも惨い映像で、見るに耐えなかった。
時間が経過して本人が話す気になれば聞けるだろうが、自分が世間に喋る事は無いと思った。
その後安藤捜査一課長は新大阪のホテルに向った。
「お忙しいのに申し訳有りません!」開口一番一応礼儀で挨拶をした。
「兵庫県警の課長さんが私に頼み事とは珍しいな!」威張った口調で相手をする。
「先生!午後はお時間ございますか?」
「午後は忙しい!行く所が有るからな!そんなに時間がかかる事なのか?君の部下の刑事が事故死した事か?」
「はい!でも午後も用事は無く成ったと思いますが?」
「何を知っているのだ!私の私用まで君に判らんだろう!」急に怒り出す。
「北新地の美容室は今日から休業ですからね!」
その言葉に顔色が変った山脇幹事長。
忘れられない身体
61-091
「君は!何が言いたいのだ!」
「私が言いたいのは国を預かる民進党の幹事長の貴方が、した事が許せないのです!」
「何を馬鹿な事を言っているのだ!私が何をしたと言うのだ!北新地の美容室って何の話だ!」
「じゃあ、これをご覧頂ければご理解頂けると思いますが!」
携帯の画像を山脇幹事長に手渡すと、直ぐに画面に目を移して顔色が大きく変った。
「その画像を見た人は数人ですが、これが世間に出れば貴方は勿論、民進党も壊滅的な事態になると思い、内密に私がここに来ました。国の為、民進党の為、その娘さんの為にも自分で自分の始末を考えて下さい!逮捕は簡単ですが、それではみんなが不幸に成ってしまいます。後はご自分で決着を付けて下さい!話したい事はそれだけです!」
「、、、、、、、君は、、、、、」
「そうです!それがみんなを助ける道だと思います!」
「誰も知らないのか?」
「、、、、、、、、」黙って頷くと、テーブルに置かれた携帯を持って立ち上がる安藤捜査一課長。
放心状態で椅子に座った山脇幹事長の前に封筒が置かれていた。
翌朝、チェックアウトの時間に連絡しても、応答に無い部屋にホテルの従業員が向い。
山脇幹事長の青酸性の毒物での自殺が判明して、傍らにはワープロで書いた遺書が残されていた。
(政治は本当に疲れる!みなさん!誠に申し訳無い!)と簡単に書かれていた。
一美の病院に行く予定の亮介は事件の緊急取材で借り出されて、忙しく成っていた。
「大変な事件が発生しました!病院には行けません!課長!一美の両親の案内お願いします」
「判った!民進党の幹事長の自殺だ!大事件だな!」
「はい、事件が僕の地元で起って驚いています!」
張り切る亮介に犯人は私だとは言えない。
封筒の中には薬と民進党の官房長官の一文が添えられていたので、覚悟の自殺だったのだ。
本当の事を教えてやれば大スクープに成るのだが、世間がひっくり返る。
苦笑いの安藤捜査一課長は亮介に電話の後「許してくれ!」と呟いていた。
吉永は山脇幹事長の死を知ると、全ては幹事長に頼まれて行った。
長谷川さんを隠し部屋で監視して欲しいと頼まれただけで、ホテルの様な暮らしをさせて、その後クルーザーに板垣刑事が連れて行ったと証言した。
事実一週間後、一美の立ち会いで竜プロの隠し部屋を見て貰うと、ホテルに住んでいる様な扱いでしたと証言した。
板垣刑事と山脇幹事長が繋がっていた事実は一美の口から話される事は無かった。
病院を訪れた安藤捜査一課長が山脇幹事長の自殺を伝えて、一切二人の関係は誰にも喋っていないと伝えていたのだ。
一美も事の重大さを考えたのと、自分の立場が良く成るので口外しない事を約束したのだ。
吉永の罪は軽く成り、銃刀法違反程度罪に成った。
黛店長と三人の女は、綿貫葉子の殺人と死体遺棄の罪が課せられて逮捕に成った。
だがミヤザキ美容整形の人々には、捜査が及ばなかった。
事実綿貫葉子の殺害の時は参加していなかったのも事実だ。
四人の女は取り調べの最中でも、決して仲間を売る事は無く自分達の範疇で事件を食い止めた。
それは白兎会に睨まれると、刑務所の中まで暗殺者がやって来るからだ。
吉永はその後裁判で懲役三年、執行猶予五年の判決で現場に復帰する事に成る。
結局二人の潜入麻薬捜査官は発見される事は無く、事件は落ち着きを取り戻した。
一美は元の生活に戻ったが、亮介との付き合いは自然消滅と成ってしまった。
一美は自分が山脇幹事長に陵辱された事が、亮介との付き合いを敬遠する様に成った。
三ヶ月後、兵庫県警に来た亮介が安藤捜査一課長に「後味の悪い結末でしたね!彼女自分から去ってしまいました」
「そうなのか?あの四人の女に弄ばれて、もう少しで綿貫葉子さんの様にされる寸前だったからな!SMクラブの連中があの様にして女を作り上げていくとは思わなかったよ!」
「男の影が何処かに見えるのですが、それが誰か?全く判りません!」
「知らない方が良い場合も有る!また素敵な彼女が見つかるよ!」
「山脇幹事長の自殺も疑問点が多いのですよ!」
「政治家にはとかく疑問点は多いよ!」
二人の中に暗黙の理解が有った様だが、それをお互い口に出さなかった。
一方、一美は翌年の一月の中旬に成って、ミヤザキ美容整形の受付を訪れていた。
「すみません!安住師長さんをお願いしたいのですが?」
美人の一美を見た受付の女性が、昔の整形の患者と勘違いして「しばらくお待ち下さい!」と個別の受付に案内をした。
時々不具合を訴える為に患者が来る事が有るので、個室を準備して対応をするのだ。
しばらくして、個室の扉を開いた安住師長が一美の顔を見て驚いた。
警察に訴える為に来たか?強請り目的だと思った。
「な、何用なの?証拠は無いわよ!」怯えながら言う安住師長に「お願いが有って来ましたの!」と微笑む一美。
「何のお願いなの?自首はしませんよ!幹事長の命令だったのよ!」
「違うのです!私濃いので脱毛をお願いしたいのです!それも特別な病室に入院して特別にお願いしたいのです!準備もしてきました」
「えっ」
一瞬、安住師長は突然の申し出に驚いたが、あの地下で受けた責めが忘れられない身体に成っていると思った。
冷静に成ると「そうね、長谷川さんの陰毛は多いわね!美容整形で綺麗にする方が良いでしょう!でもお金は貰えないわね!」
「ありがとうございます!早速入院させて貰えますか?」
「判りました!手続きが終り次第!特別室に一泊二日で入院出来る様に手配しましょう」
しばらくして森田看護師が受付に来て、エレベーターに一美を案内した。
「忘れられないの?」森田が尋ねると「、、、、、、、」黙って頷く一美。
我慢の限界は?
61-092
麻薬系の媚薬は一美の身体に忘れられない快感を与えて、今その快感を求めて病院にやって来たのだ。
本当は美容室の地下に行きたい程だったが、既に美容室は無く調教した山脇幹事長はこの世に居ない。
理性で三ヶ月は頑張ったが、もう我慢の限界に達してしまいこの病院の事を思い出してしまった。
理屈を付けて一泊二日の快感を求めてやって来た一美。
安住師長は麻薬の怖さと、快感を知った若い女性が完全にMに目覚めてしまったと思った。
これから定期的にやって来るのは確実だが、M組織に伝えると逃れた危機にもう一度巻き込まれると院長には一美の事は伏せると伝えた。
兵庫県警に近い一美はその意味では、潜入捜査官の様な存在なのだ。
入院を断ると逆に警察に訴えて自分達の悪事も暴露されるので、板挟み状態だと院長を説得した。
性に目覚めてしまったM女一美を理解すれば、簡単な結論だったのかも知れない。
特別室に案内すると森田看護師が「殆ど必要無いと思うけれど、手術着を渡して置くわ!着替えて準備して下さい!」笑顔で言った。
「はい」清楚な顔と服装の一美。
三ヶ月以上前に受けた責めが忘れられない一美は、早く死んでしまった山脇幹事長達に受けた調教をもう一度受けたいが既に全員逮捕されていない。
そこで思い出したのがこの病院の事だった。
新聞にも師長達が逮捕された事は書かれていなかったので、もしかして頼み込めばもう一度あの快感を味わえると結論付けていた。
予想通りの成り行きに自分の考えが的中したと思う、今からあの責めを受けると思うと自然と身体が燃えて陰部が濡れていた。
自分は既に淫乱に成っているが、もう我慢は出来ない事も判っていた。
看護師の森田が出て行くと、着替え始める一美。
肩より少し長い綺麗な髪の毛だが、全く揃えられていない自然に伸びた様に成っている。
以前変な髪型にされたので、美容院にも行くのを躊躇った様で自然に伸ばしている様だ。
部屋に設置された隠しカメラの映像を見て、様子を確かめる安住師長。
まだ、自分達に罠を仕掛けて刑務所送りを考えて乗り込んで来たのか?の不安が多少は残っていたのだ。
「師長!安全の為に例の方法で飼い慣らしたらどうだろう?」院長は師長がモニターを見ている横に来て言った。
「私も実はそれを考えていたのです!あの麻薬捜査官も雌猫の様に成りましたので、効果は抜群ですが、一泊二日では無理ですし坊主が目立ち過ぎでしょう?あの様な美しい髪を剃り上げれば誰でも気が付きますからね」
「そうだな!一泊二日で帰さずに三泊四日にして強行するか?」
画面に一美の着替えの様子が映し出されて「しばらく見ない間に随分色っぽい身体に成っているわ、相当我慢しているから一気に燃えるわね」
「そうなのか?既に山脇先生はいないから、Gスポット肥大施術もしてやろうか?気が狂う程逝かせやれば何でも素直に成るぞ!」
「半年前まで処女の女とは思えませんわ」
「相変わらず、毛深い女だ!パンティに影が映っているな!」
モニターを見ながら院長と師長は色々な事を考えるが、一番心配な事はM組織に知られてしまうと、必ず連れ去られて売春M女にされる。
ミヤザキ院長は曰く付きの一美を売り飛ばす事は危険だと思っている。
「院長!考えましたが、ヘッドメット治療を強行しましょう!我々の安全の為です!」
「そうだな!四日有れば思惑通りに成るだろう?」
「着替えが終った様です!本人の申し出は脱毛希望ですから、その話を大きくしましょう!口には出しませんが、M女として責められたいのだと思いますよ!」
その時「師長!手術室の暖房も完了しました!」酒田看護師が報告に来た。
「ヘッドメットを使うから準備して頂戴!」
「えっ、大丈夫でしょうか?」
「何もしなければ、警察がいつ来るか判らないでしょう?従順なM女にして置けば安心よ!」
「はい、判りました!準備します」
「それから、全身脱毛の施術をしますから、その準備もして下さい!」
「身体中の毛を始末するのですね!」
「そうよ!産毛も完全にしてやるのよ!」
既にS女の顔に変っている安住師長。
しばらくして検査着の上にガウンを羽織って、一美が診察室に入って来ると「院長と検討したのですが、長谷川さんの場合、他の人に比べて毛深いので一日での処理は難しいのです」
「えっ、それでは日にちを開けて来院すれば良いのでしょうか?」
「いいえ、それでは元に戻ってしまいますので、入院の日にちを三泊四日に出来れば大丈夫ですが?」
「そう言う事なら大丈夫です!ここでの治療が終ったら旅行に行く予定でしたから、そちらをキャンセルします!三泊四日なら日曜日に成りますが、よろしいのですか?」
「はい、特別病棟の休みは患者さんに合わせます」
一美は病室に旅館の日にちを変更して来ると言って戻っていった。
「簡単でしたね!付き合っていた男とも別れた様で、もやもやしているのでしょう?」
「手垢の付いた女を中々相手にする男は少ないよ!暴力団関係に誘拐されていたから、性的に遊ばれていると世間では思われているからな!」
「助け出されて、剃毛されてクリトリスが剝かれていたら、どの様な責めを受けたか殆どの専門家は判るでしょうね」
「両親も医者から聞いているので、本人の意志を尊重するだろう?」
二人の会話の最中に意外と早く一美は診察室に戻って来た。
「日程を変更しましたので、月曜日から旅行に行く事にしました」
笑顔で言うと「そうですか、それなら大丈夫です!早速脱毛施術を始めましょう」
安住師長はこれで自由に遊べると笑みが溢れていた。
刷毛が舐めている?
61-093
「上山さん!準備出来ましたか?」
「師長!背中から始めますか?」
「そうね、背中から項、尻、Oラインを先に処理しましょう。前は多いから時間が必要でしょう?」
「それなら準備出来ています!」
「準備出来た様ですから、始めましょうか?」
「あの、Oラインって?」
「知らないの?肛門の近くの産毛の脱毛よ!長谷川さんは痔系の肛門ですから、アナル関係は触りませんよ!」
「は、はい!でも痔に成った事は有りませんが?」
「私達は専門家ですから、大体判るのですよ!身体を冷やしたりアナルSEXはしない方が良いですよ!」
「は、はい」急に痔の話をされて驚く一美。
以前には婦人科の様な仕様に成っていた多目的手術台は、平に設置されて顔が洗面台の様な処にすっぽり入る様に成っている。
俯せに成るとお腹の部分が上昇して、お尻が突き出される様に成っているのだが、一美には平たいレザーの寝台に見えた。
一美は脱毛処理を口実にM女の性癖の満足を求めて、過去この病院で受けた施術を思い出してやって来た。
「髪は少し伸びたの?変態の山脇先生に変な髪型にされたけれど?」
「はい、今は短い部分も六センチ位に伸びたので、髪が乱れても判りません!あの時は驚きましたがもう大丈夫です!」
「初めて見た時は驚いたでしょう?」
「意識が無い時にされたから、よく判りませんでしたが、意識が有れば耐えられない屈辱です!」
「そこの寝台の俯せに寝て貰えますか?丁度洗面台の部分に顎を置くと楽に成る様に作られています」
「検査着のままですか?」
「いいえ、背中から項、お尻の部分の脱毛をしますから、全裸でお願いします!その後、顔、腋、乳輪付近、陰部と徐々に足まで順に行います!」
「は、はい!」返事はしたが、一美は別に身体全体の脱毛は希望していない。
話の成り行きでその様に成ってしまったと思っていた。
陰部の脱毛を口実に逝かせて貰えればそれで充分目的は達成出来る。
「ガウンはそこに吊して置きましょう」ガウンを脱ぐと森田看護師が直ぐに持ってハンガーで引っ掛けた。
腰巻きの様な検査着のスカートのマジックテープを外す一美は、恥ずかしそうに脱衣籠に入れる。
白い肌に黒々とした陰毛が見えるが、直ぐに反対側を向いて上着のマジックテープも外して脱ぎ棄てて籠にいれる。
恥ずかしいけれど承知で来院しているので、覚悟は出来て居る様でそのまま手術台に胸を押さえながら俯せに滑り込む様に横に成った。
無影灯が点灯していないので、一美の若々しい白い肌も色あせて見える。
「顎をここに置いて下さい!両手はこのパイプを握って貰えますか?台が動きますのでしっかりと握って下さい!」
一美が顔の直ぐ横に在る左右のパイプを握ると、上からカバーで蓋がされて手を動かす事が出来なく成った。
同時に足首にも固定用のベルトが巻付けられて、手術台と一体に固定された。
「苦しくないですか?台が動きますよ!」看護師が言うと「はい!」と俯せの口から返事が出た。
手術台が上昇して、丁度看護師達の扱い易い高さまで上がって止まった。
「お腹の部分が少し上がりますよ!」その言葉と同時に今度は一美の腹の部分が上昇して、お尻を突き出した様な位置で止まった。
後ろから見ると両足が少し開いているので陰毛が見えている。
「もう一度確認ですが、全身脱毛処理で宜しいのですね!」
「は、はい!宜しくお願いします」
一美の髪の毛が前に垂れて、短い部分が全員に見えている。
「シャンプーの準備をして下さい!」
一美は陰毛のシャンプーを思い出して既に陰部が暑く成ってきた。
その時シャワーの湯が頭にかけられて、股間のシャンプーでは無い事が判った。
「綺麗な髪ね!項の脱毛は必要だわ!産毛が一杯よ!」湯を髪に流しながら、シャンプーを付けて泡立て始める森田看護師。
同時に臀裂を左右から広げられて、刷毛が肛門の付近にクリームを塗り始める。
「あっ、あっ」直ぐに感じ始めるのは、次の期待をしている証拠だと思う安住師長。
今度は腕に消毒綿のひんやりとした感触が有って、同時に注射針が突き刺さり「化膿止めを注射しましたからね!」安住師長が説明したが、強烈な媚薬が注射されて一美が一段と感じ易く成ってしまう。
長い髪がシャンプーで白く成って、地肌に指が力強く入って気持ちが良いシャンプーが続いている。
同時に臀裂を左右から広げられて、剃刀が肛門の付近を走り剃り始める。
既に身体が暑く成って一美の息遣いが荒く成り始めている。
今日の早い時間に剃り上げて、ヘッドメットを付けて低電流責めで意識の崩壊をしなければ、四日で従順な奴隷女に仕上げられない。
背中にも複数の刷毛が動き廻り一美の性感帯を擽る準備が進んでいる。
「敏感に成って来た様ね!背中も初めて頂戴!」
二人の看護師が両手に刷毛を持って、一美の背中を擽る様に動かし始める。
「あっ、いゃ、あっ、あっ」身体を小さく動かして刷毛の動きに反応しているが、強烈な媚薬の影響だとは思っていない一美。
「あっ、いゃ、あっ、か、かんじる!」そう口走る。
森田看護師が泡立てた髪をシャワーで洗い流して、再び項に刷毛を持ってクリームを塗り始める。
感じる一美は、身体中を刷毛が舐めている様な錯覚に成っていた。
切られた美髪
61-094
麻薬成分の入った特性媚薬は一美の性感を研ぎ澄ませて、どんどん鋭角に上昇している。
項が刷毛で白く塗られて、剃刀が「ジョリ、ジョリ」と剃り始める。
神経は身体中に分散して、刷毛の感触に酔いしれている一美。
後頭部の短い髪もいつの間にかクリームが浸けられて、剃刀の刃が六センチ程伸びた髪を剃り始める。
「ジョリ、ジョリ」少し大きな音に成っているが一美は全く気づいていない。
「あっ、あっ」尻から陰部の方に指が移動して思わず声が出る。
後頭部を剃り上げるのに、気を紛らわせる様に色々と刺激をする看護師達。
だが安住師長はそろそろ限界だろうと思い、クロロホルムをタオルに染み込ませる準備に入った。
「そろそろ、背中は終りますよ!」
「は、はい!何か変なのですが?」急に耳に聞こえる「ジョリ、ジョリ」の音を気に成っていた一美。
顔の横に六センチ程の髪が剃り落されて、落ちて来たので驚いていた。
「そうですか?大丈夫ですよ!」クロロホルムを染み込ませたタオルで一気に一美の顔を拭き取る様に覆う。
「な、なに、うぅ、うぅーー」頭を動かそうとするが、しばらくして意識が遠くに消えて大人しく成った。
「後頭部の残りを剃り上げて頂戴!」
意識を失った一美の短い部分を一気に剃り上げる森田看護師。
六センチ程の髪が次々と剃刀に寄って剃り上げられて、青白い地肌を晒し始めた。
「仰向けで剃り難い部分だけで良いわよ!マゾの性格をいたぶるのだからね!」
しばらくして後頭部の短い毛が剃り落されて、青々とした地肌に成った。
「さあ、これを咥えて頂戴!」タオル地で作られた猿轡を口に咥えさせると青白い後頭部に強く結び付けた。
「もう一度クロロホルムを吸込んで頂戴ね!」タオルで口と鼻を被う。
「急いで組み立てて!」
一美の身体を俯せの状態から起こして、ストレッチャーに乗せる。
黒々とした股間を曝け出して、無防備に股を広げた状態で乗せられて置かれる。
三人の看護師が急いで手術台を組み立て直して、婦人科用にセットが始まった。
頭の部分は首の部分がすっぽりと入って、洗面台に髪が流れ落ちる様に成っていた。
しばらくして組み立てが終ると、ストレッチャーから一美の身体を抱え上げて手術台に載せて両手を固定する。
膝を乗せて素早く革のベルトで固定してしまう。
「もう直ぐ目覚めるわよ!」
「もう殆ど終了です!」
「森田さんドライヤーで髪を乾かして?上山さん陰部に注射をして下さい!」
「はい!」「はい!」
濡れて纏まっている髪をドライヤーの温かい風が刺激した時、一美は一時の眠りから覚め始めた。
「うぅ、うぅ」
「少し痛いからね!我慢するのよ!」その言葉と同時に手術台が上昇して大きく足を広げて行った。
股間に入る上山看護師の手には注射器が持たれている。
「この注射は痛いのよ!我慢してね!その代わり凄く気持ち良く成るわよ!」
陰毛を左手で掻き分けて、いきなり注射針が突き刺さると「うぅううーーー」大きく首を振って痛いと訴える。
目から涙が出る程の痛みが一美の陰部に伝わる。
上山看護師は直ぐに異なる場所に注射器の針を突き刺し、少しずつ薬を注入して行く。
大陰唇の左右にも針が突き刺さって、一美は大きく頭を振って痛さを訴える。
長い針が陰部の敏感な部分数カ所に打たれて、膣を中心に痺れた様な感覚に成っている一美。
目から涙が流れて跡がはっきりと判る程だ。
「痛かったのね!」安住師長がハンカチで涙を拭き取る。
M女の基本は虐めてから優しく、虐めてから優しくを繰り返す事で従順に成ると心得ている師長だ。
この注射で一美の陰部は燃える様に敏感に変わり始めていた。
「頭のシャンプーは終ったから、一美さんの大好きなここのシャンプーをしてあげましょう」
そう言って右手で陰毛を撫でる師長。
身体がぞくぞくとする程の刺激を感じた一美は驚いていた。
その敏感な反応を安住師長は見逃してはいなかった。
「始め頂戴!シャンプーが終ったら剃毛作業に入るわね」
いつの間にか長い髪はさらさらに乾いて、艶やかな光沢を取り戻していた。
今山脇先生が見ていたら涎が飛ぶ程喜ぶのだろうと想像すると、思わず笑みが溢れた安住師長。
今度は酒田看護師が股間に入り、変った容器に入った液体をいきなり一美の陰毛に噴き付ける様にした。
「酒田さん!よく泡立ててシャンプーをしてあげなさい」
「はい!」
「森田さんはカットの準備に入って下さい!」
「うぅううーー」一美は酒田が泡立てると直ぐに感じている。
指が陰毛を掻き分けて侵入して、クリトリスを刺激すると一美は身体を硬直させて感じてしまう。
「うぅうううーー」
森田看護師はハサミをを右手に、左手で一美の長い髪を少し持ち上げてハサミを入れる。
「ジョキ、ジョキ」数十本の髪が切り裂かれて床に散らばって落ちた。
切られた事に全く気が付かない一美。
「うぅぅうううーーー」股間のシャンプーの刺激に「ジョキ、ジョキ」の音も聞いていない。
再び髪を持ち上げて「ジョキ、ジョキ」と切ると長い髪が床に徐々に広がっている。
「本当に綺麗な髪ですね!」そう言いながら再び髪を持って「ジョキ、ジョキ」と切り裂く。
一美の髪は沢山で長いので全く目立たない位の量だが、床は結構長い髪が散らばっている
同時進行
61-095
「うぅううーー」猿轡の中で感じている一美。
だが徐々に長い髪は少しずつ持たれて、切っていくので殆ど判らないのか神経が下半身に集中しているからなのか?目が虚ろで酒田の指に身体を任せている。
酒田の指は陰毛を泡立ててシャンプーしていると言うより、感じる様に二本の指でクリトリスを挟んで擦る様に動かしている方が多い。
「ジョキ、ジョキ」長い髪を遠くで切っている時は聞こえないが、耳の近くで「ジョキ、ジョキ」の音が聞こえて「うぅ、うぅーーー」首を動かそうとする一美の目に、切り取った髪を持った森田の手先を見てしまった。
「うぅ、うぅううーーー」大きく首を動かして訴える様にする。
「あら、森田さん気が付いた様だわ」安住師長が微笑みながら言った。
「すみません!」安住師長に謝る森田看護師。
「酒田さんもシャンプーはもう良いわ!先に剃髪の準備に入って!」
「うぅうぅうーーー」大きく首を振る一美は剃髪の言葉に恐怖を覚えた。
「鏡で見せてあげるわ!もう随分短く切られたのよ!」
そう言いながら床に散乱した長い髪が見える様に角度を合わせる。
「うぅ、うぅうーー」益々顔色が変る一美。
「森田さん!もう大胆に切っても良いわ!」
「はい!」そう言うと一美の髪を多めに持って「ジョキ、ジョキ」と大胆に切って「ほら、こんなに切れたわ」そう言って目の前に見せた。
「全身脱毛するのでしょう?一番多い髪の毛からするのよ!当然よ!」
「うぅ、うぅううーーー」
目の前にヘッドメットが持って来て見せる上山看護師。
「あのね、つるつるにすれば、ほらあの器具が頭に装着出来るのよ!最高のSEXを楽しめるヘッドメットって装置なのよ!貴女の身体の芯から喜びを感じられるのよ!勿論貴女の大好きな陰毛も剃ってあげるから安心してね」
「うぅううーーー」大きく頭を動かそうとする一美。
「続けなさい!」森田看護師に命ずる。
一美の側頭部の髪を鷲掴みにして「ジョキ、ジョキ」と切り裂く。
「うぅ、うぅうーー」
「諦めなさい!既にショートカット状態なのよ!」
「ジョキ、ジョキ」その間にもハサミが入って次々と長い髪を切って、一部は十センチ程の長さに成っている。
揃える必要が全く無いので、切り刻んで長い短いで雑草の様な頭に成ってしまった一美の美髪。
「うぅ、うぅうううー」猿轡の中で悲痛な声を発していると、今度は陰部にドライヤーの熱風が容赦なく吹き付けられて、熱さも感じる程で上下の髪?毛を痛めつける連中だ。
「あぅ、うう、ううぅうーーー」
「ジョキ、ジョキ」もう僅かしか残っていない長い髪を引っ張って切り取る、
床一面に長い黒髪が散乱して一美の頭は無惨な姿に変貌してしまった。
「代わって頂戴!」安住師長が森田看護師に言う。
既に右手には電気バリカンを持っている。
「往生際が悪いわね!綺麗な頭にしたら貴女の希望以上に逝かせてあげるから安心しなさい!鬘も準備するから大丈夫よ!」
「うぅぅぅううーー」
「さあ、始めるわよ!」電気バリカンのスイッチを入れると、左手で一美の額を押さえる。
横から森田看護師も一美の頭を押さえて動かない様にした。
「ガーガーガー」の音が頭に近づくと、刃先が額に食い込み髪を一気に刈り取って頭頂部までバリカンが移動する。
十センチ程の髪の毛が主を失って散乱して、床に散乱すると青白い筋が一美の頭の中央に出来上がった。
今まで抵抗をしていたが、一気に力が抜けて言葉を発する事が無くなり目を閉じた。
「観念したわね」そう言いながら、再びバリカンは額から頭頂部に「ガーガーガー」と音を発して移動する。
数回同じ様にバリカンが動くと、カッパのお皿の様に青白い頭が出来上がり、残りの髪を今度は森田に代わって安住師長はバリカンを置いた。
森田は一美の残りの髪を躊躇いも無く、次々と刈り取って床は一美の髪で足の踏み場も無い位散乱していた。
散髪が終ると一美の猿轡の両端に革の紐が巻付けられて、手術台の横に結び付ける。
後頭部がすっぽりと窪みに入っているので、口が動かせない様に紐で結ばれると頭も完全に固定される。
「うぅ、ううー」
「我慢しなさい!傷付いたら大変でしょう?今からつるつるに剃るのだからね!マンコも剃ってあげるから今度は気持ちも良く成るわよ!」
上山看護師が股間に入って刷毛にたっぷりとクリームを浸けると、下腹部の陰毛に刷毛を落した。
同時に頭にも酒田看護師が刷毛でクリームを落して、刷毛で一気に広げ始めた。
「素晴らしい光景だわ、頭とマンコが真っ白だよ!」
「うぅ、うぅうーあぅ、うぅ」
「気持ち良いのだね!上山さん全体を真っ白にしたら、蒸らして剃り易くするのよ!」
直ぐに頭も陰部も真っ白に盛り上がってしまった。
蒸しタオルを持って森田看護師が、上山看護師に渡す。
同時に酒田看護師にも手渡すと、広げて頭にターバンの様に巻付ける。
逆に上山看護師は四っに畳んで熱そうに、そのまま一美の白く盛り上がった陰部に押し付けた。
「あっ、ついい」と声が出ても完全に無視して押し付けて上から押さえる。
直ぐに暑さは消えて心地良い温度に変わったのか、一美は目を閉じている。
上山が指で一美の窪んだ陰部を擦る様に動かす。
感じ始める一美は「あっ、あっ」と声が出始めていた。
超敏感な陰部に変わっているので、少しの刺激で感じてしまうのが手に取る様に判る。
「私が剃り上げてあげるわ」
嬉しそうに剃刀を持って、上山看護師に代わって股間に入る安住師長。
しばらく蒸し終るのを待って、ターバンに成った頭はタオルが取除かれた。
全剃毛
61-096
再び坊主頭に刷毛でクリームが塗られると、早速「ジョリ、ジョリ」と剃り始める森田看護師。
「さあ、こちらも負けてられないわね!」
上山看護師から刷毛とシェービングカップを受け取ると、刷毛にたっぷりとクリームを浸けて下腹部の岩海苔の様な陰毛に落した。
刷毛を大きく動かして一面を白くさせた。
陰部に神経が向いているので、頭を剃り上げる森田は抵抗もなく「ジョリ、ジョリ」とどんどん剃り上げて行く。
口に剃刀を咥えて一美の下腹部をクリームで白く盛り上げると、直ぐに剃刀に持替えて「ジョリ、ジョリ」と剃り始める。
剃刀に白いクリームと黒い陰毛が乗って、剃り取られていくと青白い肌に変わる。
一美はこの感触を求めてここに来ているので、直ぐに陶酔の表情に変わった。
頭を剃られている事を忘れる程、この時を待っていたのだ。
この数ヶ月自分で剃ろうと思った事も有るが、自分で触って気持ちが良いのはクリトリスへの刺激で、自分での剃毛は少し恐い気持ちも有ってオナニーのみだった。
「ジョリ、ジョリ」頭と陰毛剃りで同時に音が聞こえると、一層燃えてしまう一美。
身体中に媚薬が浸透して、とくに陰部の注射の効果で剃られる感触が強烈に伝わる。
「気持ち良いの?」剃刀に乗った陰毛を左手の甲に乗せて、不気味に微笑む安住師長。
「これから、気持ちの良い処をゆっくり剃ってあげるわ!頭も涼しく成ったでしょう?」
森田の方が若干早く剃っているので、黒く短い髪が無く成って青々とした頭に変わっている。
手術台の横にヘッドメットと一緒に、低電流責めのパット類が置かれている。
勿論金属製ペニスの低電流発振バイブが不気味な色艶で並べられていた。
奥まで挿入されるとクリトリスに低電流が流れる様に突起物が出ている。
このペニスバイブと、乳房用の低電流パット、頭に被るヘッドメットの威力で何も考えられない雌豚洗脳調教が行われる。
再び刷毛にクリームをたっぷり浸けて、今度はクリトリスから大陰唇の皮膚に塗り始めた。
綺麗な性器に変わっているので、指で開かなければ膣口も小陰唇も見えない程小さい。
手術前は一美の唯一の欠点で、大きな小陰唇がはみ出してビラビラが見難い様相を呈していた。
「本当に淑女の様な性器だわ」
「うぅ、うぅ、うぅーー」猿轡の量隅から涎がたらたらと流れ落ちている。
だが紐で結ばれているので、顔は全く動かす事が出来ない。
ただ全体的に緩んでいるのか、涎が次々と嗚咽と同時に流れ落ちている。
刷毛が大陰唇を白く塗り上げ、左手の指で少し開いて刷毛が小陰唇を刺激すると一美の開かれた足が痙攣を起こした様に伸びきり口から涎が溢れて落ちる。
完全に感じて痺れているのがよく判る。
しばらく刷毛でいたぶられて「クリームが愛液で流れてしまうわ」
そう言うと慌てて剃刀に持替えて「ジョリ、ジョリ」とクリトリスの近くから右の大陰唇の陰毛を剃り落とし始めた。
剃刀の移動と同時に足を伸ばし、つま先が伸びきる一美。
「あぅ、うぅーーうぅーーうぅーー」の声と同時に大きく涎が口から流れ落ちる。
「ジョリ、ジョリ」「ジョリ、ジョリ」
頭も側頭部が綺麗に剃り上げられて、頭頂部を僅かに残すのみに成って、綺麗な尼さんが完成していた。
酒田看護師が安住師長の目の合図で、一美の乳房を被うパットを乳首に被せる。
右の乳首の先がすっぽりと包まれてコードが器具に差し込まれる。
同じ様に左の乳首にも被せられて、乳房に吸い付く吸盤の様に見える。
「ジョリ、ジョリ」今度は左側の大陰唇を剃り始めて、長い陰毛が白いクリームと一緒に剃り落されていく。
「あぅ、うぅーーうぅーーうぅーー」の声と一緒に涎が滴り落ちている。
頭頂部を剃り上げて、森田看護師が剃り終わった頭を蒸しタオルで綺麗に拭き取る。
上山看護師が髭剃り跡に剃刀負けを防ぐクリームを塗り始める。
無影灯に照らされて青光りする光沢の有る坊主頭が完成した時、同じ様に陰毛も全て剃り落されて青白い肌に小さな膣口、小陰唇が幼女の様に見えている。
「綺麗に成ったわね!ヘッドメットを取り付けて頂戴!」剃刀を折り畳んで横の台に置く。
酒田看護師が一美の頭にヘッドメットを被せて、上手にフィットする様にサイズを調整する。
頭を動かして外れてしまわない様に締めている。
勿論一美が両手で取り外せば抜けるのだが、両手は固定されているので触れない。
調整が終ると今度は青白く剃り上げられた下腹部に、二個のパットを貼付けて同じ様に貴部にコードを差し込む。
ヘッドメットのコードも同じ様に器具に差し込んで準備が整った。
潜入麻薬捜査官でもこのヘッドメットと麻薬で作られた媚薬の投与で、SEXドールに変化して逃げる事も忘れてSEXの虜に成って働いている。
素人の一美がこの器具と薬でSEXドールに成るのは確実だった。
太股のもパットが貼付けられて準備が進む。
「院長、Gスポット確定の為、器具を先に挿入しますか?」
Gスポットとは、女性の膣前壁にあるスポンジ状の尿道海綿体で、コイン大程度のエリア状に存在している性感帯です。より詳しく言うと、クリトリス、尿道、膣に囲まれた構造体のことをCUV構造体といい、ここがいわゆるGスポットと呼ばれる部分になります。
ここには男性の前立腺に当たる腺が存在し、また男性の精液に似た成分の分泌液が出ることで知られています。
個人差もありますが、3~5cc程度の量が分泌され、味は少し甘いのだとか?
Gスポットは女性の妊娠の痛みをコントロールする部位でもあります。
この機能は唐辛子を食べると低下するため、インドやメキシコなど唐辛子をよく食べる地域の女性は、他の地域の女性よりも出産により痛みを伴うことがわかっています。
そもそも、この魅惑の性感帯・Gスポットが人類史に登場したのはいったいいつごろなのでしょうか?
それは1881年生まれのドイツ人産婦人科医であった、エルンスト・グレーフェンベルク氏が、1950年に発表した論文で初めて指摘されたといいます。
それまでは女性の性器内は無感覚だととらえられていたため、この発見は常識を覆すものでした。
彼の発表から30年後、米国の性学者、A・ダラスらの研究によって女性器内部の性感帯の存在が確認されました。
そして、その場所は発見者の名前をとってグレーフェンベルクスポット、つまりGスポットと名づけられました。
始まった逝き地獄
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一美は身体中の毛を剃り取られて、眉毛以外一本の毛も残されていない。
これからGスポットを確定して、後程ヒアルロン酸を注入して大きくさせるのだ。
Gスポットは恥骨の裏側あたり、膣口から4~5cmほど入ったところの膣の前壁(お腹側)にあります。
触感はざらっとしており、性的な刺激を受けるとぷっくり膨らんできます。
ただしGスポットの位置には個人差があり、人によっては左右にずれていたり、より奥の方にあったりするので、根気よく探してみましょう。
気持ちいいところに当たったり、違和感を覚えたりすると、女性はびくっと体を痙攣させます。
女性の反応を見つつ、「ここが気持ちいの?」と声をかけながら探すのもよいでしょう。
女性を仰向けに寝かせたら、男性が手のひらを上にした状態で、人差し指と中指をまっすぐそろえた状態で挿入します。
そして根元まで挿入したら第二関節を恥骨方向に折り曲げ、指の腹を膣壁に押し当てます。そこで当たった部分がGスポットで指の長さには個人差もあるため、恥部の上部やヘアの生え際あたりを目安にしてもいいでしょう。
膣拡張の道具を挿入してGスポットの位置の確定を先に始める院長。
無毛の大陰唇を左右に両手で押し広げられて「うぅうぅうーーー」と声を出す一美。
「院長にGスポットの場所を確定して貰って、そこをピンポイントで責めてあげるのよ!最後の日には良い物をプレゼントするわね」
それはヒアルロン酸のGスポットへの注入だった。
広げられて膣口が見えると、横から安住師長が器具を挿入する。
膣が大きく広げられて、膣内が大きく広げられて院長がライトで照らしながら指を挿入していく。
「あぅ、うぅーーうぅーーうぅーー」一美は痛みが有るのか、顔を歪めている。
「この辺りの様だな!その器具を横から挿入出来るか?」
細い金属の棒が院長の指の横から挿入されると、その棒の根元には小さなスイッチが付いている。
指をゆっくりと抜きながら、棒の先をGスポットの場所に押しあてる院長。
「スイッチを入れてくれ!」
「ああーーうぅーーー」一気に一美の身体が硬直して意識を失ってしまった。
「間違い無い、この場所だ!金属のペニスに寸法を合わせて挿入すれば、逝き地獄に成るだろう」
細い棒は抜き取られて、ペニスバイブに細工を施す院長。
Gスポット肥大手術は麻酔をして注入するが、先程はそれに近い刺激を与えて気絶させたのだ。
しばらくして猿轡の紐が解かれて、頭を自由に動かせる様にされた。
「猿轡はこのままにしましょう!舌でも噛んだら大変だからね」
「全身毛が無いのも結構魅力的ですね」看護師の上山が気を失っている一美を見て言う。
膣口を広げられて足を大きく広げた無毛の身体はその場の全員に美しい裸体に見えていた。
綺麗なマネキン人形の様な姿に見えたのだ。
「少し電流を流して様子を見ましょうか?」
「師長何処に流しましょうか?」
「乳首に流して見て、反応を見ましょう」
スイッチを入れる酒田看護師は、目盛りを最低にセットしているのを確かめた。
「うぅ、うぅーーー」首を大きく振って反応を示す一美。
「中々感度が良い様だわ!麻薬ガスを吸わせて頂戴!」
酸素マスクの様な物を持って一美の顔を被う上山看護師。
猿轡をされているので、一気にガスを吸込む一美。
直ぐにマスクが取除かれて、目が精気を失っているのがよく判る。
「始めましょうか?」
「これから気持ちが良く成るからね、毎月ここに来て治療を受けるのが楽しくなるわよ!」
本当ならこのままSEXドールにするのだが、毎月治療に来る事だけを教え込むと、ヘッドメットに低電流を流し始めた。
「うぅ、うぅーーー」首大きく振る一美をみて、電流の目盛りを上昇させる酒田看護師。
全体のパットにも電流が流れ始めて、完全に一美は夢の中で気持ちが良い顔に成って来た。
「さあ、これを咥えさせてあげるわ」
金属のペニスバイブを持つと股間に近づく安住師長。
左手で大陰唇の肉を広げて、指を小陰唇に挿入して膣口を剥き出しにすると、容赦なく金属のペニスを挿入する。
「あぅ、うぅーーうぅーーうぅーー」の声が急に大きく聞こえた。
「美味しいでしょう?」そう言いながら躊躇無く奥まで挿入すると、突起物がクリトリスをしげきしてしまう。
「ああーーああーーーーーーーだーーーーーーめーーーー」猿轡の中で嗚咽が始まり言葉に成らない。
猿轡の端から流れ落ちる涎。
「苦しいの?外してあげなさい!」
既に役に立たない程濡れている猿轡を外し始める上山看護師。
「ああーーああーーーーだーめーーたすけてーーーいっちゃうーーーーー」
「ああーああーだめー、い、、ああー、い、、」
既に声にならずに大きく仰け反り、青白い頭が反り返り既に意識を失っていた。
足は伸びきり身体が痙攣を起こしている様だ。
「まだGスポットに刺激を与えるスイッチ入れてないのに、気絶しちゃった!」
「院長!どうしましょう?」
「水でもかけて起こして、連続で逝かせてやれ!逝き地獄を味わえばその内身体が慣れるだろう?」
コップに水を入れて森田看護師が持って来ると、直ぐに一美の顔にふりかけの様に注いだ。
「あぅ、うぅ」目覚める一美に「気分が良くて逝っちゃったの?」覗き込む様に顔を近づけて言う安住師長。
「もう、充分です!」疲れた様子で言ったその時、再びスイッチが入れられて「ああーーああーーーーーーーだーーーーーーめーーーー」仰け反る一美。
膣にはそのまま金属のペニスが挿入されていて、同時に動き始めたのだ。
その後~
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「ああーああーだめー、い、、ああー、い、、」
「いーーーくーーーーーだめーーーーーーーー」クリトリスとGスポットに低電流と振動が付加されて、痙攣を起こして再び逝ったのは三分後だった。
「師長!初めての刺激で身体がついて来ない様だな」
「本当はもう少し時間を要してゆっくりと責めるのですが、三日しか有りませんからね!通常の倍の早さで身体に叩き込みます」
「狂わないか?」
「SEXには狂うでしょうね?」
微笑む安住師長が、再び上山看護師に水を顔に掛ける様に指示をした。
「うぅ、うぅーふーう」目を覚ますと再び電流が脳を刺激して、乳首を吸い上げる様な強い電流が流される。
徐々にハードに成っているが一美は同じ様に感じている。
「ああーああーーだめーーか、かんじちゃぅーー」
「もう、、ゆるしてーーーーああーーーああーーーああーーいくーーーーだめーー」
「ああーああーだめーだめーー」
先程よりも長い時間嗚咽と仰け反りが続いて、慣れが感じられて自然と快楽を覚え始める一美の身体。
この繰り返しで徐々にSEXドールへの道を歩む様に成る。
明日からポルノ映画で男優をしている性豪と呼ばれる男が来る事に成っている。
低電流責めから、本番行為を味合わせて行くと自然と好き者に変化してくる。
本当は客を取らせて麻薬捜査官の様にするのだが、一美の場合はそのまま放す予定に成っていた。
何度逝かされたのか判らない程失神して、気絶状態で部屋に戻された一美。
翌日は昼近く迄眠って目覚めると、我に返って青白い頭を見て涙ぐんでいた。
その様子を監視カメラで監視を続ける看護師達。
「食事が終ったら始めましょう」安住師長が様子を見て、直ぐに決断した。
簡単な食事が終ると、三人の看護師が一美を連れに行く。
「さあ!今日もこれから治療だよ!」
「いゃーもう充分です!」そう言いながら後退りをする一美を、三人の看護師が無理矢理車椅子に載せる。
それでも暴れる一美の顔をクロロホルムのタオルが被い、直ぐに意識を失った。
しばらくして手術台に載せられて、昨日と同じ様にヘッドメットを装着されて、二日目の逝き地獄が始まった。
二時間近く逝かされ続けて、疲れ果てると同時に精力絶倫の男が手術台から抱え上げてマットの上に一美を運んだ。
既にヘッドメットもパットも外されているが、意識が無い状態で大きく両足を広げて眠っていた。
「可愛い顔して大胆な姿だわ」
その股間に顔を持って行く男。
無毛の陰部を大きく広げて、長い舌が小陰唇から舐め始めると「あっ、あっ」と反応が始まり。
直ぐに男のペニスを咥えさせて貰うと「ああーああーだめー、い、、ああー、い、、」と完璧に雌状態に変わった。
男はその道のプロだから、中々自分から果てる事が無い。
充分ヘッドメットで逝ききった一美の方が、既に何度も仰け反って体位の変化で何度も逝った。
三日目も全く同じ様なメニューで、ヘッドメットで逝く回数が減って、求める回数が増えていた。
男とのSEXで感じ易く成っているのか?自分から腰を動かしている。
「女は恐いわね、自分から求める様に変わったわ」
呆れる安住師長達。
四日目、ヘッドメットの調教中に「これからは月に一度治療を受けるのよ!他の事に気を向けると二度と治療はしません!一ヶ月我慢すれば喜びが大きく成ります!」
催眠術の様に教え込まれて、今では電流レベルも最高値で果てる様に調教されていた。
三時過ぎから、院長が一美のGスポットにヒアルロン酸の注入施術を始めた。
来月来院する時は、今回よりも一層感じ易い身体に変わっているだろうと、施術の後麻酔がさめた一美に教え込まれた。
四日目の夜ショートボブの鬘を着けて、着飾ると病院からタクシーで空港に向った一美。
自分でもすっきりした気分に成って、もやもやも消えて腰も軽く旅行先に向って行った。
完
2020.07.30
後書き
その後一美がどの様に変わってしまったのか?それは読者の想像にお任せする事に致しましょう。
麻薬と呼ばれる多数の薬は今も日本国内に蔓延して、一美の様な純粋無垢で清楚な女性にも魔の手が忍び寄っています。
M組織はその後も勢力を増して、政治家、芸能人、スポーツ選手、財界人と次々と汚染しています。
特に芸能界には美男美女が多く集まり。
憧れだけでのめり込む若い女性は、直ぐに麻薬の餌食となり落ちて行く事も多いのです。
この作品はその一端を参考に小説にしたものです。
人は金と権力を持つと自分の欲望を満たす為に、あらゆる手段を講じる。
女を自分の欲望の為に使った山脇代議士、権力の乱用で自滅をした様に書きました。
投稿サイトを変更して、一応書き綴りましたが読者の方々にはご迷惑をお掛けしました。
今後も色々と作品を投稿する予定です。
飽きずにお読み頂けます様宜しくお願いします。 作者より~~
汚染列島