常習犯

「ああ、俺、詐欺師だけど」耳を疑った。自分から自分の犯罪を証明する馬鹿がどこにいるものかと思ったが目の前にいた。「一緒に警察に行きますか」「いや、それは、まだなんで」大学生くらいだろうか。「これから詐欺を働くんですか」「そうです」「馬鹿ですね貴方」「はい、だから手伝って欲しくて」

常習犯

常習犯

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-06-09

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