星が好きな人

わたしは、人を見る目が無かった。惹かれた瞬間から思考に麻酔でもかけてるんだろうか。地上を見下ろす。あの人は狂っていた。わたしは、夢見ていた時間を後悔し、嫌悪した。どうしてかしら。
星は、自らの輝きに目が眩んでいることにまだ気付いていない。そして、愛される月に嫉妬するばかりだった。

星が好きな人

星が好きな人

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-06-08

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