魔が差す

公務員の俺は昨年結婚。男児を授かり、家を買った。円満だった。職場に、彼女が異動して来るまでは。若く美しい彼女に忽ち劣情を煽られた。彼女は堅かった。それが更に拍車をかけた。何とか、ベッド上で彼女を見下ろすに至った。亀裂が広がり、壊れる寸前だったが、今の俺には大した問題ではなかった。

魔が差す

魔が差す

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-06-08

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