未来人

驟雪

円盤みたいな雨雲が僕の家の屋根に引っかかって数日経った。家の周りは毎日雨だった。庭の紫陽花が咲き、蝸牛が鮮やかな葉の上を這った。ある日、家に帰ってくると知らない人がいた。紫陽花を譲って欲しいと言う。一株あげると雨雲は嘘みたいに消えてしまった。
「絶滅した植物の入手に成功しました」

未来人

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  • 小説
  • 掌編
  • SF
  • 全年齢対象
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