回顧

何やってんだろうってたまに思う。歩いてきた道を振り返る。枝分かれしていた道の先は、今は見えない。背後からは闇が迫るばかりで、後戻りなんてできなかった。最良の道を選んでるのかしら。周りの言う正しさを求めすぎて、己に嘘をついていなかったか。今は進むしか出来ず、好きなものを忘れていた。

回顧

回顧

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-06-08

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