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進学先は第一志望。信頼できる友人もいる。可愛らしい彼女もできた。不満は無く、凡そ絵に描いたような順風満帆な人生だった。感謝である。僕は今、今後の人生の設計図を、頭に思い浮かべたまま紙に書いている。僕は「僕」にこの計画書を渡すのだ。それは完璧なシナリオだった。唯一つ、僕を除いては。

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  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-06-08

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