悪魔と詐欺師

古本屋で得た本が実は魔導書で俺は厳密な手順に則り遂に悪魔を召喚した。契約には大金が必要だったが、肝心の金が無い。その事を隠さずに伝えると、あっという間に悪魔は消え失せてしまった。召喚の為に費やしたものが全て無駄になった。「駄目だ、最近の人間は金を持ってねえ」悪魔は契約主に囁いた。

悪魔と詐欺師

悪魔と詐欺師

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2020-06-08

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