姫崎鈴音死す!? 凶人・吉ヶ谷翔麻に拉致された鈴音は、二階堂真樹乃の見守る地下室で殺害される。 然るに犯人である吉ヶ谷は、完全な密室のはずの地下室から忽然と姿を消した。 果たして神宮匠刑事はこの密室殺人の謎を解くことが出来るのか? なお、この作品は拙作「鬼娘」の続編である。
とある会社の上司の向田とその部下の寧々島、その二人の何気ないはずの日常が、あることをきっかけで変調する。 これはきっと会社勤めされた人ならば、もしかすると現実にあった出来事かもしれない。 どこにでもある日常の中にこそ、人の『きょうき』はある、そう思いませんか?