終末の色を求め777人の若い女性を殺した猟奇殺人鬼が最後に描いた絵Number777『ラカン・フリーズ』
「ねぇ、世界が終わるとしたら何がたべたい?」 神はそう言って、林檎を渡した。 神の瞳を見て悟る。 ああ、そうだったんだ……。 視界が涙で滲む。 この日のために、生まれてきたんだ! 私が林檎を平らげると、神は拳銃を渡してきた。 そうなんだね。 私は銃口を自身のこめかみに当て……。
バンド活動中の大学生、都麦と穂高のバンドメンバー、紺が謎の失踪を遂げる。 彼の部屋には、二人が怪しい男から手渡されたCDと同じものが残されていた。 CDに残された『RANGEA』の存在を辿り、紺の消息を求めて彼らはクラブ「レインフォール」を訪れる。 そこには圧倒的な人気を誇るDJランジアが居て……。