その日、里中は合コンで知り合ったリカちゃんと近所の遊園地で初デートだった。先に着いて待っていると、リカちゃんから三十分ほど遅れそうだとのメールが来た。しかたなく何か時間をツブせるものはないかと周囲を見回すと、派手な色の看板が目に入った…
その天体を最初に見つけたのは、太陽系の外側を回っている自動観測機だった。「警告!警告!太陽系近傍ノ宇宙空間ニテ、正体不明ノ天体ヲ発見。地球ニ接近中…
朝目覚めるなり、中山はため息をついた。なんとか今日一日がんばれば明日は週に一度のお楽しみである、そう自分に言い聞かせ、のそのそとベッドから起き出した…
短編の思うままに書いたものです。 明日、世界が終わるとしたら何をしますか? この、質問に答えはありません。 自分が今まで生きてきた事、それは全て必然的なものではないと思います。 いろいろな偶然から生まれた私たち。 歩んできた道のりを振り返ってもらえたら幸いです。
どうもどうも、ご苦労様です。あ、はい、免許証ですか。これです。えっ、違う、こっちじゃない方の。ああ、警察は警察でも時間警察の方ですか。はい、タイムマシンも普通免許です…
「あのー、すみません、ちょっといいですか」「えっ、おれのこと」「そうです。あなた、ウーパーマンさんですよね」「そうだけど。あれっ、何これ。テレビなの…
「幸せ」ってなんだろう。 「生きる」ってなんだろう。 そんなことを考えるきっかけにしていただきたい短編小説です。 15分くらいで読める簡単な内容になっています。 ぜひご覧下さい。
二人の人間が後悔しているお話。 誰でも後悔することがあるけど、この二人はあまりにも大きな罪を背負ってしまった。 人は時に生きるのと同じくらい、死ぬことに勇気を必要とする。 死は尊いもの。 それを認めるのに時間がかかった二人のお話。
デジャヴ(既視感)というのは誰でも時々は体験するらしい。村井も以前経験したことがある。つまり、初めて見る景色のはずなのに、以前に確かに見た気がする、というやつだ。だが、今、村井が感じているのはまったく逆の感覚であった。 朝、いつものように...