ああ、リナリア。 私の可愛い姫金魚草。 貴方も何時かは枯れる刻が訪れるのでしょう。 だったら今、私はこの身をかなぐり捨ててでも。 貴方を刻みましょう。私の胸にあなたを。姫金魚草の彫刻を。 愛おしい貴方が、私を取り巻く環の中から消えてしまっても大丈夫なように。
散文詩と言い切れる境界までにたどり着けませんでした……
貴方との恋は終わったはずだった