おばあさんからもらったキビ団子でイヌとサルを家来にした桃太郎は、これで充分鬼と戦えると考えた。そこで家来探しの旅を中断し、さっそく鬼ヶ島へ行く船の準備を始めた。 すると、そこへ一羽のキジが飛んで来た。「ちょっと、桃太郎の旦那…
田舎での法事の帰り、田岡が夕暮れの迫る山道を運転していると、今時珍しいことにヒッチハイカーに出会った。どうしようか迷ったが、特に急ぐ用事もないし、交通量も少ないので乗せることにした。 近づいてみると三十代ぐらいのやせた男で、顔が青白く…
この世界をひっくり返して、反対側から覗いた世界の一番大きな国、イキオオ国の超絶美男子な国王、シンダビには妃が十五人、おりました。 溺愛される妃、その座を奪い取ろうとする妃、嫉妬し相手を呪う妃。そんな愛憎渦巻く後宮の片隅で、お褥すべりを心から望む四人の妃が、ストレス発散と、どうやったらシンダビ国王が部屋に来ないようになるか(一人を除いて)、を研究するためのお茶会を定期的に開いています。それはそれはクソ真面目に。 そんな四人の妃の、のほほんとした、下品で、馬鹿馬鹿しいお茶会風景の話。 とっても下らなくて、コメディでギャグです。どっかで見たよ、な設定かもしれませんが、ご容赦を。
浩二が銭湯の帰りに公園の横の路地を歩いていると、いきなり誰かに声をかけられた。「お飲み物はいかがでしょうか?」 驚いて…
長期的な目標が立てられない。安定を求められない。夢や目的などそもそもない。脊髄反射のみで生きる。 常にゲームを展開している。ゲームをしないよりした方がおもしろいから。まだ生きている。 終わらせたい。 早く理由を見つけ、ゲームを終了させたい。 こじらせた青年は、吸血鬼の少女と出会った。
『子供はいつだってサインを出してるよ』─精神科医、大和救(やまとたすく)は今日も患者と向かい合う。様々な心の闇を抱える子供達を彼は救うことができるのか─ シリアスあり(?)笑いあり(?)のほのぼのゆるふわ物語。(目標)