ある日の夜、ミズガルズに住む少年が一人の少女と出会う。その少女はアルフヘイムのエルフということと自分の名前以外は記憶が無い。そしてそこから少女をアルフヘイムに送り返す冒険が始まる―
大和共和国が、誰も知られないで南鳥島の南東に作られた。日本に協力を呼びかけるが、世界中の国が脅威を感じ圧力をかけていく。日本がどのように共和国に接するか、共和国がどのように世界と対応していくかをかつての安保闘争を戦った人たちが国作りを手掛けていく物語である。
鎌倉から室町時代にかけたちょっと古いお話。 現代風のタッチで描き、コメディー好きの著者が描く物語。 妖(アヤカシ)である「管狐」が登場するお話です。
「醜ければ醜いほど、それは輝きを増すのです。」 1人の死神とそのカゲの贈る、歪んでしまった罪と幻影の絆の物語。 2人は真実を求め旅にでます。
ここでいつまでも、待っていてね――その言葉を信じて、その花は男の子を待ち続けた。 一つの花の一生を通じて描くSFファンタジー短編。
香りに失われた時を求めて。 何かに向かっている瞬間は夢中だから幸せだよね。 眠ってるときこそ生きてるって・・・ 逆転発想の逃げ道、わからなくないよね。
久々の再開は、昔をなぞってはいけない。 今を見つめすぎることを意識しなければならない。 果たして、どうだか・・・? 前項を頑なに守っての、果たして、どうだか・・・?
ある日、空から少女の生首が降ってきた。 「可哀想な奴。あんたの中身はこんなもんよ」と生首は嗤う。 生首だらけの学園でのダークファンタジー。 ※所々にグロテスク表現がありますので、苦手な方は閲覧はご遠慮して下さい。
「……人間力って知ってる?」 「待て、言うな。予想できる……カレーが作れて、下駄箱に靴を入れられたら合格、とか言うんだろう」 「言葉、男になってる」 「君と話してると地金が出る。ゆーじょーの証」 「それだから、だれといても男同士みたいになっちゃうんだよ……」 「いまさら非難されたって、直しようがない。人生で一番苦しい時期を、闘志燃やしてくぐり抜けてきたんだから。気を遣わなかったワケじゃない。必要だったんだ。雄々しくあれと求められた結果だ。君のようにお姫様仕様にはできていない」
ちょっと不思議で不可思議不明な、よっつでひとつの物語です。鍛錬場にアップしたままのバージョンで、あえて掲載してみます。