叫び続けた少年は、やがて再びの記憶、そして生を取り戻す。 焼け野原には草花が芽生え、ミヒャエルの豊穣は齎されたかのように思えた。 だが問題はそれだけではない。ルツィファーは、まだここにいる。 少年の救済はいかにして果たされるのか……。 その答えを握っているのは……。
その日の衝撃に、眼球まで痺れた。 1945年8月6日という世界に束縛された僕の物語。 僕を生に繋ぎ止めておくための足枷。 そして、僕があの世界で生きなければならない理由。 それでも、きっと僕は生きていく。 そう、 間もなく翼を無くした鳩の悲鳴がラルゴで――
約1年前から暇な時間を見つけて書いてきた東方の2次小説です。 妖夢がメインヒロイン(のはず)の、普通の主人公幻想入り小説です。 ちなみに、この小説を読むにあたって以下の事に注意してください。 ・原作、キャラ崩壊 ・軽くではあるが百合表現を含む ・幻想入り ・作者のへたくそさ ・誤字脱字 以上の事を踏まえて読んでいただけると光栄です。 ※この小説は東方の事が詳しくない人には少しわかりにくい所があるかもしれません、ご了承ください。
突然、喋れなくなった小説家の話し。彼は孤独だった。未来に光もなく希望もなかった。 ずっと一人で生きていくと思っていた・・・
王道童話の本家取りともいえる作品です。自己紹介も兼ねた作品なので、きつい表現はありません。 筋もシンプルに金色の鬣を持つライオンの彫像と小鳥の会話を描いたものです。 もともとは連作のうちの一つなので、作品内に説明不足の表現もありますが、そのまま載せることにしました。
私たちは未来に向かって歩いているけれど、この主人公は違う。 ――あのころに戻りたい。「私」は「君」を引き連れ、逆方向に進んでいく。 思い浮かんだ過去たちと遭遇する「私」。旅の終わりに「私」がたどり着いたのは、かつて「君」と出会った場所だった。
こいつはいつの間にかここにいた。 そしていつも何かを思い出しては悶えている。 はっきり言って、おかしい、不気味だ。 これは、あまりにもこいつが気持ち悪いから、心優しい俺様がこいつの思い出を少しのぞいてやっただけのことだ。 断じて興味本位ではない。 暇つぶしだ。