「人を不幸にすること」それが、神様が悪魔に与えた使命である。 本来悪魔はその使命に罪悪感を覚えることはない。それが彼らの役割であるからだ。 しかし、ある一つの悪魔――哀しい悪魔は自分の使命に罪悪感を覚え、人を幸せにする天使に憧れを抱く。 そんなある日、哀しい悪魔は幸福の天使に出会い、幸福の天使は哀しい悪魔に出会う。 二つの混じることの無かった運命が交差し、二つの運命は変わっていく。
ボクはある人に思いを寄せている。だけど・・・-------- 俺はアイツを守ってやりたい。だが、俺にそんな資格は・・・-------
世界は幾多にも分岐している。 しかし、人よりも深い智を持つ聖人が、人よりも永い命を持つ人造の人間が造られても───結局、戦争がなくなることはなかった。 高度な智能を持って生まれた。 それが、戦争が起きる理由。 しがない従軍記者・ヴィルヘルムは、軍より徴兵命令を下されたことを切っ掛けに、雪が降り積もるアルタイの地にて蒼空色の眼を持つ一人の軍人と出逢った。 明確な善悪が存在しない戦場。青年はその中で、人の尊さと業を知り、大切な“モノ”を見つける。 これはその切っ掛けを描いた物語だ───。
今日はレンの誕生日。 そこでレンのお願いで京都に来たマスター&ボカロ一同。 そこで待ち受ける悲惨な結果とは・・・?