活動的な弟と消極的な僕。そしてその弟が連れてきた美しいタイ人。その状況をよくなく思う僕が取った行動とは―。新しい家族が加わる話にまつわる切なくも温かいショート・ストーリー。
卒業式の日から、何故か部屋を出ることが出来なくなってしまった藤井昭宏は、恩師に渡すはずの寄せ書きを渡せなかった事を後悔していた。ある日、寄せ書きを渡す為に部屋を出ることを決意する。だが外の世界は、まるで藤井の姿が見えていないかのようだった。やっと恩師に寄せ書きを渡す事が出来た瞬間、彼は意識を失ってしまう。次に気がついた時には病室のベッドの上で自分の卒業式が行われる所だった。 不思議な体験の裏に隠された謎に迫るミステリー。
篠崎祐輝は成績優秀な男子中学生。順風満帆な人生は母親が心臓に疾患を抱え倒れてしまい、あっさりと終わりを告げる。母親の看病に1年近くの時間を費やし、校内でも上位だった成績はみる影もなく、ひどいものになっていた。母親を失い、頼りにしていた成績も下がり、もう人生を投げ出しそうになっていた。それでも何とか、偏差値の低い高校ではあったが、滑り込みで入学を果たす。そこで、親友の近野や恋人の美桜に恵まれながらも、その幸せは長くは続かないものだった。なんども別れを繰り返しそれでも頑張っていく、祐輝。そしてそれを支えていく仲間たち。最後に彼が知るのは、失ったものの真実の姿。いつかまたどこかで会える日を想いながら……。
夏休みに二階堂さん家は全員集合していた。そんな中、学校の関係で一人遅れて来た、千歳。そんな千歳が連れてきたのは、…。こうして、二階堂さん家の大家族はこの夏、大きな嵐に巻き込まれるのでした。
クリスマス・イブの夜に出会った由香利と俊之は、付き合ってから5年の歳月が経過していた。彼らは毎年出会った記念として、イブの夜は二人で一緒に過ごしていた。 今年のイブも数日後に迫ったある日、由香利はイブ当日まで待てないので、イブのイブ。つまり23日の夜に彼の家に泊って、当日を迎えたいと俊之にわがままを言った。だが俊之は歯がゆい返事をする。気になった由香利は、俊之に内緒で23日の夜に彼の部屋を訪れる。だが由香利はそこで見たくない光景を目の当たりにしてしまう。すれ違ってしまった二人の心は再び元に戻るのだろうか?
戦国BASARA、鉄壁主従と桶狭間ーズ、時々東西アニキの入り乱れた、現パロとも戦国ともつかない極めて適当設定による、ほのぼのギャグ。
心を持たない、一人の機械がいました。 暖かい血が流れ年を重ねる毎に老いていく人間の体を持ちながら、彼は機械として扱われていたのです。 見たこともない獣がいました。 奴らは毒を撒き散らして世界を侵食していきました。 大勢の人が死にました。 人と獣との大きな戦いが始まりました。 機械は自分が仕えれる王様の為に戦います。 戦いは激しさを増していき、そんな中、機械は一人の少女と出会います。 その少女は戦いで傷いた機械に優しくしてくれました。 だけど、機械は優しくされる意味が分かりません。 やがて彼は変わっていきます。 その意味を知るために。 このお話は機械(マキナ)と呼ばれた少年の人生を綴ったものです。 あなたがページをめくれば始まります。
ピアニストのエリカは若手名ヴァイオリニストと恋におちる。二人は相思相愛の仲になった。しかし、別れがきた。まさかのエリカは彼を信じていたのに、恋をうしなう。悶々と悩む。死をのりこえて生に自己をたどりついた。ツヴァイクの死生観は方丈記をふと思い立たせる。そこにマリーアントワネットの女の運命のはかなさをうたう声がきこえた。