大正の世から、現代へ――。 愛しい『あの子』に廻り会う為、何度でも生まれ変わる『僕』。九度目に、ようやく廻り会うことが出来たのだが――? どこか古風で切なくも、純愛の物語。
物語では破天荒なピアノを弾く人がもてはやされるけど、私はそんなもの認めない。あの、入山繭の演奏だけは。 ピアノのコンクール会場で繰り広げられる、ライバル百合の物語。
戦前、戦中の女衒の末裔が、亜細亜の開発途上国に資本の根を生やし、民主主義を建前にしながら、彼らがその経済と政権を握っている。 男に騙され借金を作って、日本のやくざと現代の女衒に売られ、ハードコンパニオンとしてR国の外国人居住区で働く現代のからゆきさん。それはもっとも悲惨なSMのコンパニオンであった。これを追って、国際世論に訴えるべく女性フリージャーナリストが、海外取材鎖国のR国に潜入したが、T市警察に射殺される。これに怒り仇を討つべく、仲間のジャーナリストと、親友の婦警が調査にR国に入ったが、違法な海外献金に潤う日本の国会議員に密告されてしまう。 女の尊厳のために闘うフリージャーナリストの滝沢沙緒里と、内山莉緒警部補は、娼国、R国の権力者に拷問を受け、女体を女の奥まで精神的尊厳を蹂躙される。