この夏、彼は80年の時を超えてやってきた。 深夜に疾走する暴走族の瞬彌。 その日常は、ある晩の奇妙な出会いで一変する。 警察の追跡をかわす最中、瞬彌と仲間たちが遭遇したのは、見慣れない特攻服をまとい、路上に倒れていた少年だった。彼の名は嘉三郎。過去からタイムスリップしてきた軍人だったのだ。 敗戦の事実も、戦後の日本の繁栄も知らない嘉三郎。そして、戦争の重みを全く知らない瞬彌たち。戸惑い、反発しながらも、彼らは互いの価値観に触れ、やがて世代を超えた友情を育んでいく。 しかし、嘉三郎が現代に留まれる時間はわずかだった。 戦争に命を捧げようとした少年が知った未来の姿。 そして、その過去から託された想いが、現代を生きる若者たちの人生に大きな変化をもたらす。 これは、時代を隔てた二つの「特攻」が交差する感動の物語。 失われた夏とかけがえのない出会いが、彼らの未来照らし出す。
★直観探偵シリーズ・3巻★ 兄さんの彼女の鶫、鶫の従弟悠夜と何故か同居生活に。天使の女の子になっちゃった同級生の氷輪くんを助けるには? ※1話ずつでは完結しません ※作中にごく一部『マタイ受難曲』を引用しています *LINEスタンプ発売中(まえがきにリンク)
ヨアンは吸血鬼だ。人間を求め、学び、愛し、糧にし、守り、寄り添いながら、今宵も幽霊屋敷から人間達へと、想い更ける。 これは、長い年月を生きる種族が旅先で見つけた、出会いの物語だ。
ハロウィンと、モンスターと。 地縛霊の「幽霊」、放浪の「吸血鬼」、類まれな才能の「魔女」、そして、狂気の化身「博士」の物語。
大学の文芸部で副部長になった一花は、文芸部の危機に直面する。 不安定になった体制を支える根本的な施策がなく、立て直しにも先が見えない。 そこで一花は幼馴染の直美に助けを求め、旅に出ることにした。 独特な文化を守る南の島で、文芸部の未来を見つけるための探検が始まる。 *この作品は『文芸人のスぺレオロジー』の続編です
134枚。修正20240413。青春の中でつまずきながら、それでも必死で生きて行く青年、井上悟。ギターは彼に生きるエネルギーを与えた。
美しさを求めて日々を電車内で過ごすという奇妙な生活を送るようになった左記子。その生活が更に奇妙さを呼び、左記子は怪しげな私鉄で働くようになる──。
今年で三年目の文芸部。しかし新入生の勧誘は難航し、廃部の危機に直面していた。 そこに文芸を憎む一人の男が立ちはだかる。一方、彼の妹である佳乃は文芸部への入部を希望していた。 部長となった直美は、佳乃を受け入れる決意をする。 その日から、文芸に伴う多くの苦悩との戦いが始まった。 *この作品は『文芸人のフロンティア』の外伝作品です
温かいアオさんに目を奪われていつまでも側にあってほしいと望む わたし。 危うい存在に気をひかれてしまうアオさん。 アオさんとわたし、二人を繋ぐものは恋ではない。友情なのかも判らない。 血のつながりはもちろんないし、お互いの素性だってまだ詳しく知らない。 これから知っていくために共に暮らしたいと思った、現時点では他人同士。 夢か現か、そこにアオさんがいて、それをわたしが認識していた束の間の日常。 アオさん。見上げればいつだってそこに広がっている蒼穹(セカイ)に映える、うつくしいヒト。
………時刻は午後13時。抜けるような青空は雲一つなく、ここ数日で一番の快晴。私達は今日、戦争を始める。 メカアクション・ファンタジー。